

ハードワークを続け、今節も勝利を!
前回のホーム・愛媛戦に続き、前節は琉球に2-0で勝利し2連勝。縦に速い攻撃やサイドからのクロス、そして集中力高い守備など、モンテディオ山形は新たな魅力を確かに放ち始めている。ハードワークはあらゆる場面で選手たちから感じられるが、大事なことは、それをやり続けること。「日々成長」への挑戦に終わりはない。
相模原は前節・愛媛戦に敗れ、5月に入ってから1分け4敗。順位は今季初めて最下位に沈んでいる。愛媛戦ではこれまでの3バックではなく、今季初の4バックでスタートしたが、15分に先制を許す展開となった。後半は梅鉢貴秀選手を投入するなどでペースを握ったものの、ゴールを得ることなく敗れている。
相模原は先週末に天皇杯1回戦を行った関係で、前節の試合を27日に行い、中2日で今節に臨む。日程的にはモンテディオに大きなアドバンテージがあるが、ここで何かを緩めるチームに成長はない。すべてやりきって手にする勝点3にこそ、意味がある。

北九州でプレーしていた昨季はボランチにコンバートされて開花した。モンテディオに加入した今季もスタートはボランチだったが、その後は両サイドハーフでもプレーし、必要とされ続けている。前節はCKのキッカーとして2得点をアシスト、勝利に貢献した。
今節出場すれば、Jリーグ通算100試合出場達成となるが、自身はそうした記録には関心がない代わりに、こう話していた。「僕の結果よりもチームとしての結果。勝点3に直結するゴールやアシストが大事だと思うので、そっちを取り上げてもらえたらと思います」。
