

シーズン後半戦スタート、スペースを共有しボールを前へ!
前節はアウェイで大宮に3-1で勝利して今季初の4連勝。ピーター クラモフスキー監督就任以降7勝1分け、J2通算300勝も達成して今節からの後期に入る。
大宮戦は立ち上がりに先制を許したが、中原輝選手、山田康太選手、加藤大樹選手のゴールで逆転勝利した。相手のプレッシングに怯まずボールを前に運び、攻められても全員が運動量を惜しまずに走り、最後には体を張っている。たくましさを感じさせる戦い方だった。これをさらに進化させながら、どこまでも続けなければならない。
松本は名波浩監督に代わって3試合目。初戦の琉球戦は0-4で敗れたが、前節は2-1で新体制初勝利をつかみ、東京Vの連勝を5で止めた。2トップとトップ下が前から強くプレッシャーをかけ、奪ったあとも2トップに収めながら押し上げるスタイルが琉球戦から大きく改善されている。
最大の分岐点はモンテディオのピルドアップvs松本のプレッシング。松本がどこにスペースを空けるかを共有しながら前にボールを進めたい。

常に厳しいマークを受け、痛みに耐えながら立ち上がりプレーに戻る姿が毎試合のように見られる。対戦するどのチームも、この選手がいかに攻撃のキーマンであるかを強く意識している証拠だ。開幕から全試合に先発。第10節以降は前線中央でプレーし、多くのチャンスを演出し、自らも決定機に関わってきた。現在は2試合連続ゴール中。今節も予想される厳しいマークといかに向き合い、戦い、突破していくのか。背負う大きな期待を、きっと力強く越えていくはずだ。
