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【夢クラス】南陽市立沖郷小学校

レポート

2016年5月19日(木)この日の夢クラス、唯一の内陸地方での実施となった南陽市立沖郷小学校では、6年生69人の子供たち、モンテディオ山形から松岡亮輔選手、宇佐美宏和選手が参加しました。

 


選手たちの自己紹介のあと、選手たちと子供たちの心の距離をもっと近くするために「しっぽ取りゲーム」を行います。このしっぽ取りゲームも鬼ごっこのひとつですが、ズボンに布ひもを入れ、一定の枠内で走り回り、自分のしっぽを取られないようにしながら他の人の布ひもを取り、最後に一番多くひもを持っている人が勝ちとなるゲーム。

 


ボールこそ使いませんが、タグラグビーやタッチフットボールのような、スポーツの側面もあるゲーム。


選手たちはその敏捷性を生かし、子供たちを巧みにかわそうとしますが、大勢の子供たちに囲まれ多勢に無勢です・・・。

 

 



体を動かしながら、子供たちとふれあい、心の距離を縮めていき、ゲームが一通り終わった後には子供たちから夢の発表が始まります。


「僕の夢はプロサッカー選手になることです」
「僕の夢は漁師です」
「私の夢は作曲家になることです」
「夢はなでしこジャパンの選手になって活躍することです」
「僕の夢はカメラマンです」
「私の将来の夢は美容師になることです」



それぞれに様々な夢が語られます。そして、単なるあこがれではなく、夢の実現に向けての道のりを子供たちは明確に意識し、今、そしてこれから何をすべきか自分たちの言葉で語っている姿がとても印象的でした。

続いて、選手たちがリフティングを披露。

 


プロ選手のスゴさを魅せるだけではなく、プロサッカー選手を目指している子も選手の呼びかけで入ります。


最初はリフティングに失敗しますが、松岡選手がその子を励まし、リフティングが出来た瞬間歓声が湧きます。

 

 

リフティングでボールがずれても、そのカバーをする松岡選手自らのアクションに、「相手のことも考えて、相手を助ける。これがプロです」と子供たちに説きました。


そして、急遽サッカーをしている子供たちとの1vs1が始まりました。
立ちはだかる宇佐美選手、その体幹の強さに子供たちの歓声が湧きます。

 

 


松岡選手は子供たちに感想を聞き、子供たちは口々に「強かった」と答えます。そして、再び語りかけます。

 

 

「宇佐美選手は体の強さが特徴の選手。いろんなタイプの選手がプロには居る。この中にもいろいろな夢を持っている人がいる。それぞれのいい部分、自分の人に誇れるものをどんどん伸ばしていけば、夢を叶えやすくなる。」

 


ひとつひとつの交流の中には、夢にも繋がるヒントがある。遊びと思っていた中に秘められた夢へのヒント。


続けて宇佐美宏和選手が子供たちに思いを伝えます。

「夢にむかってチャレンジする事が本当に大事だと思う。チャレンジしないと、プロのどんなところが凄いかも全然分からない。これが出来なかったから、次はそれを一度やってみる。自分の夢に向かってこれが大事だなと思ったら、それを一回やってみる。ここにいる僕らも今も失敗している。監督に怒られたり、チームメイトから怒られたりする。でもチャレンジぜずに諦めてしまうと、その時点でこれが自分にとっての限界になってしまう。もう一歩壁を越えるのであれば、もっとチャレンジし、その壁を超えたら、次はこれ、次はこれと、どんどん夢に向かっていって欲しい。高い壁を乗り越えていかないと夢は叶わない。自分で挑戦していくことが大事。ひとつひとつ小さなこと、何でもいいです。サッカー選手になりたい人は、体を作るために今日のご飯をたくさん食べる。そういった小さいことを目標として細かく立て、達成することで充実感が生まれてきます。目標を自分で決めて挑戦していかないと夢は叶わない。何事にも挑戦して欲しいと思います。」


選手たちが話し終えた後、子供たちの質問が続いていきます。

子供たちの言葉のひとつひとつは自信に満ち、自らの未来に向けて力強く歩んでいることを強く感じさせます。

 

会場となった体育館にはこの日参加した児童69人のそれぞれの夢が掲示されていました。

 

 

 


小学校6年生のみなさんの夢は幅広く、そして憧れだけに留まらない具体的な夢。
徐々に大人の階段を登り始める中で、自分の未来も意識している姿がとても心に残りました。

 


時間が流れ、最後のあいさつの時、松岡選手が「一言いいですか?」と言い残していたことを再び語り始めます。

「一言いいですか、もっとチョット言いたいことがあって、夢を持っていない人もいると思う。親や先生、僕らみたいな大人が『絶対今のうちから、夢を持てよ!』と言うことは申し訳ないと思う。自分がやりたいことを見つける作業をするだけで良いと思うし、今のうちから無理やり夢を持つ必要はないと思う。夢を持つという前の段階にあるのは”好きなこと”だと思う。”好きなことは何かな?”ということをまず考えて下さい。その延長線上に夢があると思う。好きなことがあって、それを将来やりたいなという誰にも負けないほど”好き”というものが出来たら、自分を信じて下さい。自分がそれぐらい好きなんだから、他人からどうこう言われようが、自分を信じたら怖いものはないと思います。」


これから中学生、高校生、そして大人になっていく道のりの中で、様々な困難があるかもしれません。そして、夢を持てないことの劣等感を持つこともあるかもしれません。夢を持つことは素晴らしいことですが、「夢を見つけること」、そして「夢を実現する」挑戦の中で、自分が人として成長していくことが出来る。子供たちは耳を傾け心から聞き入っていました。

子供たちはふたりの選手を名残惜しく、最後まで見送ってくれました。

 

 

 

日常ではなかなか体験することの出来ない、特別な時間。
ぜひこの日の夢クラスを糧に、自分を信じる事のできる夢を見つけ、その夢を実現させる過程を大切にし、強い大人になってもらえればと思います。

 


自分を信じ、成長への挑戦を続ける選手たちの姿をこれからも追いかけて頂ければと思います。
自らの夢を叶え、プロ選手としてプレーするモンテディオ山形の選手たちは、次の夢へと毎日挑戦を続けています。現在進行形で夢にむかっている選手たちの姿には、みなさんの夢を実現させるヒントが沢山あります。
ぜひ、夢を実現するために挑戦を続ける選手たちとスタジアムで再会しましょう!

※南陽市立沖郷小学校の職員ブログでも夢クラスのレポートを掲載頂いております。ぜひ合わせて御覧ください。
http://okisyonanyo.sblo.jp/article/175355792.html

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