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公開日 2016.12.14

魅力あるスタジアム・アリーナを核としたまちづくりに関する計画策定等事業 採択のお知らせ

経済産業省の委託事業である平成28年度「観光資源等を活用した地域高度化計画の策定等支援事業(魅力あるスタジアム・アリーナを核としたまちづくりに関する計画策定等事業)」について、株式会社モンテディオ山形の経営パートナーであるアビームコンサルティング株式会社が本件の委託先として採択されましたので、お知らせします。

本事業の採択を受け、アビームコンサルティング株式会社は、モンテディオ山形等と連携しながら、スタジアムに係る事業計画やビジョン、ビジネスモデル、整備・運営手法の検討、関係するステークホルダーをメンバーとする委員会での計画案の取りまとめ、報告書の作成まで一連の事業を担当します。

株式会社モンテディオ山形は、既に新スタジアム推進室を中心として新スタジアムの推進に向け取り組んでおり、新スタジアム推進事業体設立に向けた委員会を立ち上げ検討を行っています。その上で今後立ち上げる新会社では「新スタジアム推進に係る基本計画」の策定を予定しており、本事業は基本計画の策定に係る前準備となるもので、新スタジアムの実現に向けた大きな歩みとなります。

新スタジアムは、スポーツ振興のほかにも、地域防災拠点としての機能や新たなまちづくりの中心として、地域活性化の基盤となれる可能性があります。そして、スタジアムを中心に人と人が交流し、自分の故郷のチームを応援するということは、郷土愛を育むだけでなく、山形県全体の「熱」をあげていくことに繋がり、国が進めるスポーツの産業化というビジネスモデルと相まって、サステナブル(持続的)な魅力ある地域の形成に寄与できると考えております。株式会社モンテディオ山形とアビームコンサルティング株式会社は、今後も地域経済・金融・メディア・スポーツ及び行政等各関係者との協議を重ねながら、新スタジアムの実現に向け取り組んでまいります。

事業の概要

GDP600兆円の強い経済実現のためには、GDPと雇用の7割を担うサービス産業の生産性向上に加え、新たなフロンティア創造、サービス産業の国際展開が不可欠です。スポーツ産業は、新たなフロンティアの一つとして、2025年の市場規模15兆円を目指すなど、成長産業化が期待されています。これを背景に、経済産業省とスポーツ庁では連携して、「スポーツ未来開拓会議」を開催しています。本年6月に公表した中間とりまとめでは、これまでコストセンターとされてきたスポーツ施設について、魅力ある観戦スタイルを可能とし、それをまちのにぎわいの核としてまちづくりを進める、「スタジアム・アリーナ改革」を課題の一つとして今後進めていくことが必要とされ、その後、9月には、スタジアム・アリーナ推進官民連携協議会を設置し、スタジアム・アリーナ推進のためのガイドライン策定等について議論が進められているところです。
本事業は、同ガイドラインの考え方に基づいて、魅力あるスタジアム・アリーナを核としたまちづくりを促進するため、ビジョン及び収益計画、資金調達モデルを含んだプラン策定を支援することを目的としています。(経済産業省公募資料より抜粋)

 

 

 

 

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