| [ 試合終了 ] | ||
| 1 | 前半 | 0 |
| 0 | 後半 | 0 |
- 28分 津久井 匠海
メンバー
スターティングメンバー
| GK | 21 | 松原 修平 | |
|---|---|---|---|
| DF | 2 | 大森 渚生 | |
| DF | 4 | 牛澤 健 | |
| DF | 6 | 飯田 貴敬 | |
| DF | 36 | 板倉 健太 | |
| MF | 23 | 津久井 匠海 |
86' |
| MF | 24 | 山﨑 希一 |
64' |
| MF | 39 | 山本 隼大 |
76' |
| MF | 82 | 川上 航立 | |
| FW | 7 | 渡邉 新太 |
76' |
| FW | 11 | 草野 侑己 |
64' |
控えメンバー
| GK | 34 | 西川 幸之介 | |
|---|---|---|---|
| DF | 5 | 知念 哲矢 | |
| DF | 97 | 鷹啄 トラビス |
86' |
| MF | 15 | 長尾 優斗 |
64' |
| MF | 27 | 沖田 空 |
76' |
| MF | 44 | 奥田 晃也 |
76' |
| FW | 9 | 安藤 瑞季 | |
| FW | 22 | 久保 征一郎 |
64' |
| FW | 25 | 多田 圭佑 |
監督
| 森 直樹 |
スターティングメンバー
| GK | 16 | 長谷川 洸 | |
|---|---|---|---|
| DF | 4 | 西村 慧祐 | |
| DF | 5 | 安部 崇士 | |
| DF | 6 | 山田 拓巳 |
69' |
| DF | 13 | 野嶽 寛也 | |
| MF | 7 | 髙江 麗央 | |
| MF | 71 | 中村 亮太朗 | |
| MF | 88 | 土居 聖真 |
69' |
| FW | 25 | 國分 伸太郎 |
78' |
| FW | 42 | イサカ ゼイン |
78' |
| FW | 90 | ディサロ 燦シルヴァーノ |
69' |
控えメンバー
| GK | 31 | 寺門 陸 | |
|---|---|---|---|
| DF | 19 | 岡本 一真 |
69' |
| DF | 22 | 城和 隼颯 | |
| MF | 10 | 氣田 亮真 |
78' |
| MF | 14 | 坂本 亘基 |
78' |
| MF | 21 | 田中 渉 | |
| FW | 9 | 高橋 潤哉 |
69' |
| FW | 11 | 藤本 佳希 |
69' |
| FW | 55 | 堀金 峻明 |
監督
| 渡邉 晋 |
スタッツ
| 90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 7 | 3 | 10 | FK | 11 | 3 | 8 |
| 2 | 8 | 10 | CK | 4 | 0 | 4 |
| 0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
| 7 | 4 | 11 | シュート | 6 | 2 | 4 |
| 3 | 0 | 3 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 晴
-
- 気温
- 11.2℃
-
- 湿度
- 20%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 7,521人
-
- 主審
- 山下 良美
-
- 副審
- 眞鍋 久大、宇治原 拓也
-
- 第四の審判
- 小林 健太朗
監督コメント
アウェイの戦いが続く中で、この水戸のスタジアムに1,500人のサポーターに集まっていただいたと聞きました。本当にありがとうございます。
残念ながら開幕戦に続いて喜びや歓喜を届けることができず、本当に申し訳ないと思います。優勝を目指すチームの連敗は避けたいですし、2試合で勝点1すら取れないところにものすごく大きな損失があると思います。
リーグ戦が36試合続くというところに目を向ければ、失った勝点は36試合で取り戻すしかないと思うので、何としても次のゲームからしっかりと勝点3を重ねられるようにしっかり良い準備をして挑みたいと思います。
--今日はゴールキーパーを含め開幕戦から選手3名を入れ替えました。また、ウィングも左右を入れ替える変化もありましたが、どのような考えがあったのか聞かせてください。
アクシデントがあって、今日連れてこない選手がいたという事実はあります。加えて、ウイングの左右に関して言うと、これは今シーズンそういうものをやるよという準備をしている中で、水戸さんを考えた時に我々の攻撃時の配置や立ち位置をこうした方が得策だろうといった準備から、左右を変えたり、それに伴うサイドバックの人選がありました。
もちろん自分たちに矢印を向けたところもありますけど、今日のゲームに関して言うと、前節の反省と対水戸さんを考えた時に今日の形がベストだろうと決断しました。
--前半35分ぐらいまで相手に押し込まれる展開が続いて何度もコーナーを与える展開になりました。なかなか前進できなかったことについてどう考えていますか?
準備した立ち位置をなかなか選手が選ぼうとしなかったのは現象としてはあります。でもその理由としては、水戸さんのプレスをシンプルにひっくり返そうと考えた時に、多少長いボールでも自分たちが前向きで守備していきましょうといったところの各々のジャッジがあったと思いますけど、もう少し早い段階で準備したものをやれたらどうだったかなというところは、選手ともしっかり振り返りたいと思います。
逆に言うと、相手にボールを渡してしまってからの我々の守備がなかなかうまく対応できなかったです。前半に関して言うと、そこの方が問題はあったと思います。
ハーフタイムではそこを修正して、点差もありましたけど、少し我々が前から強く圧力をかけるようなシーンは増えたと思います。その攻守における両方が難しくしてしまった原因かなと感じています。
--開幕戦の大宮戦と比べて、コーナーキックの守り方をまた変えましたが、監督の考えを聞かせてください。
オープンプレーの中で自分たちの引き出しを増やして、相手がどういう形で来ても、それに対して対応して相手を困らせましょうというところは、挑戦しています。なので、先ほど申し上げたように、例えばウインガーが左右変わったりとか、それに伴ってサイドバックの人選が変わったりとか、そういうものはトライをしています。
ただ、セットプレーの守備に関して言うと、そんなトライなんて言っていられる悠長のものではなくて、失点をゼロにしなければいけないというところからのスタートでした。それをやるために、今シーズンは昨年とオーガナイズを変えて挑んでいたと言ったら違うんですけど、失点をゼロにするための選択として私が決断したものです。
残念ながら、キャンプ、プレシーズン、それから開幕節も含めて、良い結果が得られなかったので、時期尚早かもしれませんけれども、これ以上出血が出る前に、あるいは選手がより自信を持ってプレーできるために、昨年のような形に戻したという流れです。
これは先ほど申し上げたような挑戦でもなんでもなくて、エラーが起きたから変えたという私の判断でした。
--特に前半ですが、攻撃時の失い方が悪かったのか、守備への切り替えが悪かったのか、どちらの印象が強いですか?
もちろん、いわゆる即時奪回というんですか、我々はリゲインと呼んでいますけれども、それを1番発揮しやすいところは、我々が押し込む状況なんですよね。
我々がいい状態で押し込めれば、我々の距離感が良くなっていって、すなわち取られた瞬間からでも取り返すパワーが生まれる。ただ、今日のゲームに関して言うと、その前の段階で差したボールが引っかかったり、サイドから中に入れたボールが引っかかったりという数が多かったと思います。
これはもう、すぐリゲインしましょうというフェーズではないので、エネルギーを持ってと言う話ではないと思います。であれば失い方が悪くて、じゃあなぜ失い方が悪かったのかを考えると、自分たちが準備していた立ち位置を取らずにそうなってしまったら、もっと早く取っておけばよかったのにという思いもあるし、準備したものをやった先に取られてしまったのであれば、多分選んだものが悪かった。そういったところが反省のポイントになってくると思います。それは映像も含めてしっかりと振り返りたいと思います。
ただ、前半の終盤に差し掛かって、少し我々の前進が落ち着いたのは、こういう立ち位置を取れば、水戸さんも困るでしょというものがあったと思っています。僕の判断や感性に寄せていく必要はないんですけれども、そういうものはもっと勇気を持ってやらせてあげたかったというのが正直な感想です。
そこもハーフタイムに選手とたくさんコミュニケーションを取って、なるべく最適解を後半に向けて弾き出したつもりです。実際後半は、前半よりは安定したものを出せたと思います。
そういったところは90分のゲームをしっかり振り返って、また選手といいものを共有したいと思います。
選手コメント

No.88 土居 聖真 選手
--試合のふり返りからお願いします。
前半、難しい入りになりましたし、そこを耐えられなかったのはチームとしてまだまだだなというところはあります。後半、逆転できそうな迫力だったり攻撃はあったので、よく言えば底力見せましたけど、失点する前にパワーを出せてればなあというのはあります。
--入りがよくなかったのは、水戸の圧が要因ですか?
圧というか、僕らが準備していた、守備のところでのハマらなさはあったので、そこは入りの部分で悪くなってしまったところかなと思います。
--イメージとしては、もう少し前から行きたかったということですか?
やっぱり前で取りたかったですし、なかなか、いい守備からいい攻撃につなげることが前半できていなかったかなと思います。
--今日は攻撃のところで、ライン間で受ける回数が多くなかったと思いますが、どんな難しさがありましたか?
やはり、前からプレッシャーを受けているので、ボールを持っている選手もなかなか顔を上げるのが難しいですし、もうちょっと、人と人とのつながりみたいなのを増やしていかなきゃいけないなと思います。大宮戦もそれは感じたので、もっと修正と言いますかテコ入れは、ビルドアップの部分で必要かなと思います。
--キャプテン就任時のコメントで「険しい登山になると思う」「苦しみのない栄光はない」とおっしゃっていましたが、この苦しみは予測していましたか?
本当に言ったとおりになっていると思うし、どんなチームでも、どんなクラブでも、どの世界でも、やっぱり苦しい時期ってありますし、僕もたくさん経験してきました。いまもそんな状況で、でもこの状況のなかで、一人ひとりがどう行動するか、どう「よくしていこう」という意志みたいなのは絶対必要です。すでに気持ちが切り替わっている選手がたくさんいるというのは、頼もしいなと思います。まだまだ山形らしさというのは見せれてない2試合ですけど、見せるためにみんな試行錯誤しながらやっています。去年以上にいろんなところで注目されてると思うので、これから巻き返していくために、下向かずにやるだけかなと思います。
選手コメント

No.7 髙江 麗央 選手
--今日のプレーはどうでしたか?
できた時間もあったし、まだまだできなくて自分たちの力不足を感じる部分もありました。
--フォーメーションは昨年終盤の並びに近づきましたが、実際の試合はギアを上げるのにもう少し時間がかかりそうな印象ですが、どうですか?
自分たちはまだまだやらなきゃいけないと感じていますし、いまも勝つためにやっています。負けると思ってやってないので、ギアを上げるのにまだかかるとは思ってないです。次、本当にこれ以上負けられないですし、生まれ変わって、「次の試合から」じゃなくて、次のトレーニングからもっともっとやらないといけないなと思います。
--前半は随分コーナーキックを与えることになりましたが、要因は?
自分たちのミスもありましたし、うまく守備でハメれなくて押し込まれた時間もあったので。でも、しっかりそこは修正して次につなげたいと思います。
--失点したあとの話し合いは、誰が声をかけたとかありましたか?
(土居)聖真くんがそのときは前から下りてきてしゃべったんですけど、失点したときから他の選手ともしゃべっていました。聖真くんが下りてきて自然と集まって、いいコミュニケーションが取れたんじゃないかなと思います。
--話せる範囲で、そのときはどんな話でしたか?
守備の部分もそうですけど、攻撃の部分でもっとこうしたほうがいいんじゃないかと。もっと前線からのビルドアップの部分で、前から見ていて、たぶん思うことが聖真くんはあったのでそれを伝えてくれて、いいコミュニケーションが取れたんじゃないかなと思います。
戦評
開幕アウェイ3連戦の2戦目、モンテディオ山形は水戸ホーリーホックと対戦。互いに今季初勝利を目指した一戦は水戸が1-0で勝利、山形は連敗スタートとなった。
スタメンは開幕戦から3人を変更し、いずれも今季初出場。ゴールを守るのは長谷川洸、左SBにチーム最年長の山田拓巳、右のCBに西村慧祐が入った。また、両ウイングは昨季と同じく、左を國分伸太郎、右をイサカゼインが務めた。
対する水戸は、開幕戦と同じスタメンで今季のホーム初戦に臨んだ。
序盤から攻守の切り替えが素早い水戸に主導権を握られ、4分、サイドからのクロスをクリアしきれず、渡邉新太にシュートを許してCKを与える。そのCKでは、クロスを津久井匠海に完璧に頭で合わせられたが、國分がライン際でヘディングクリアをし、ピンチを救った。14分には、ビルドアップを自陣で出足良くカットされてショートカウンターを受け、最後は山本隼大にシュートを打たれたが、西村がブロックした。
序盤15分間で水戸に4本もCKを与え、ボールを多く持たれて押し込まれる展開となった山形は、前半の半ば以降も水戸のハイプレスに苦しみ、劣勢が続く。すると28分、山﨑希一からパスを受けた津久井が、飯田貴敬とワンツー。飯田のパスは短くなったが、山田がカットしきれず津久井に奪われると、そのまま中へ運ばれてシュート。これがゴール左隅に決まり、先制点を許した。
スコアが動いた後、水戸はやや引いて守備をするようになり、山形は相手陣内でパスを繋ぐ回数が増える。しかし、中央を締めた水戸の守備ブロックを崩せず、決定的なチャンスを作るまでには至らない。前半は水戸に上手く試合をコントロールされ、シュートはわずか2本に抑えられた。
後半、山形は早々に決定機を迎える。この試合初めてのCKを獲得すると、ショートコーナーから髙江麗央がクロス。これをファーサイドでフリーの山田が頭で合わせたが、枠の上へと外れた。その4分後、クリアボールを高い位置で水戸に拾われ、大森渚生のシュート性のクロスに草野侑己が反応、枠を捉えたがGK・長谷川が抑えた。
水戸の守備が前半よりもやや緩くなったこともあり、後半は中盤経由でのパスワークからゴール前に迫る回数が増える。しかし、ラストパスの精度を欠いてなかなかフィニッシュまで繋げることが出来ない。その中で67分、自陣でのパスミスからピンチを招き、山本のクロスを途中出場の久保征一郎にニアで合わせられたが、長谷川が防いで2失点目は許さない。
69分、山形は3枚替え。土居聖真、ディサロ燦シルヴァーノ、山田拓巳を下げて高橋潤哉、藤本佳希、岡本一真をピッチへ送り込む。
交代策を打った3分後、岡本のロングスローの流れから、イサカが突破を試みるとエリア内で相手と接触し倒れるもノーファール。こぼれ球を奪った安部崇士も相手との接触で倒れたがここもノーファールの判定に。
78分、山形は両ウイングの國分、イサカに代えて坂本亘基と氣田亮真を投入し、交代カードを使い切る。
最終盤に入り87分、山形は背後を取る攻撃からチャンスを演出。野嶽寛也のクロスをきっかけに中村亮太朗、高橋が立て続けにシュートを放ったが、相手の決死のブロックに阻まれてゴールを割ることが出来ない。その後、山形はロングボールやクロスを再三供給してパワープレーを仕掛けるが、水戸は最終ラインを1枚増やし、5バックで対応。この粘り強い守備を前に最後までゴールをこじ開けられなかった。
次節は3月1日(土)、アウェイ3連戦のラストとなる試合でジェフユナイテッド千葉と対戦する。

















