| [ 試合終了 ] | ||
| 0 | 前半 | 0 |
| 0 | 後半 | 0 |
メンバー
スターティングメンバー
| GK | 31 | 寺門 陸 | |
|---|---|---|---|
| DF | 4 | 西村 慧祐 | |
| DF | 5 | 安部 崇士 | |
| DF | 13 | 野嶽 寛也 | |
| DF | 19 | 岡本 一真 | |
| MF | 7 | 髙江 麗央 | |
| MF | 21 | 田中 渉 | |
| MF | 88 | 土居 聖真 |
80' |
| FW | 10 | 氣田 亮真 |
69' |
| FW | 25 | 國分 伸太郎 |
86' |
| FW | 55 | 堀金 峻明 |
69' |
控えメンバー
| GK | 16 | 長谷川 洸 | |
|---|---|---|---|
| DF | 3 | 熊本 雄太 | |
| DF | 6 | 山田 拓巳 | |
| MF | 17 | 加藤 千尋 | |
| MF | 20 | 吉尾 海夏 |
86' |
| MF | 42 | イサカ ゼイン |
69' |
| FW | 9 | 高橋 潤哉 |
80' |
| FW | 11 | 藤本 佳希 |
69' |
| FW | 99 | ベカ ミケルタゼ |
監督
| 渡邉 晋 |
スターティングメンバー
| GK | 1 | 田中 颯 | |
|---|---|---|---|
| DF | 3 | 山田 奈央 | |
| DF | 4 | カイケ | |
| DF | 15 | 山越 康平 | |
| DF | 18 | エウシーニョ |
86' |
| MF | 10 | 杉本 太郎 |
75' |
| MF | 28 | 鹿沼 直生 | |
| MF | 42 | 高木 友也 |
86' |
| MF | 55 | 重廣 卓也 | |
| FW | 11 | 杉森 考起 |
75' |
| FW | 99 | ルーカス バルセロス |
90+2' |
控えメンバー
| GK | 21 | 永井 堅梧 | |
|---|---|---|---|
| DF | 2 | 田向 泰輝 | |
| DF | 5 | 青木 駿人 | |
| DF | 13 | 西野 太陽 |
86' |
| MF | 7 | 児玉 駿斗 |
75' |
| MF | 14 | 玄 理吾 | |
| MF | 24 | 髙田 颯也 |
86' |
| FW | 16 | 渡 大生 |
75' |
| FW | 27 | ローレンス デイビッド |
90+2' |
監督
| 増田 功作 |
スタッツ
| 90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5 | 13 | 18 | FK | 15 | 7 | 8 |
| 3 | 2 | 5 | CK | 9 | 4 | 5 |
| 0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
| 3 | 3 | 6 | シュート | 7 | 4 | 3 |
| 1 | 0 | 1 | オフサイド | 1 | 1 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 晴
-
- 気温
- 14.3℃
-
- 湿度
- 33%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 9,704人
-
- 主審
- 岡部 拓人
-
- 副審
- 中野 卓、鶴岡 泰樹
-
- 第四の審判
- 榎本 一慶
監督コメント
9,000人を超えるサポーターにホームスタジアムへ集まっていただきました。ありがとうございます。それから、DAZNでもおそらく我々選手たちに声やパワーを届けてくれた方々がたくさんいらっしゃったと思います。本当にありがとうございました。
残念ながら、勝利という歓喜や、フットボールをやっていれば、ゴールを取る、点を取るというところが一番の目標になるので、そういった歓喜をひとつも届けることができず、非常に悔しく残念に思っています。
もちろん勝点3を取りたいですし、ましてやホームですから、しっかりと勝つ姿を皆さんにお見せしたい、お届けしたいという思いからすれば、この結果に満足は1mmもしていません。
ただ今シーズン、なかなかクリーンシートがない中でしたが、今日のゲームに関しては非常に、タフに、忠実に、しっかりとタイトな守備、約束事を守った整備された守備というものを90分通してお見せすることができたのではないかと思います。
この勝点1を意義のあるものにするために、次のルヴァンカップからすぐに我々としての準備を始めて、次の勝利につなげていけるように、また精進していきたいと思います。
--守備と今シーズン初のクリーンシートを達成しましたが、相手に作られた決定機の回数などを含めて、今日の守備の評価をお願いします。
何か意図的に困らされたものはほとんどなかったと思います。相手も前線に明確なターゲットになる選手を入れてくる中で、今日は風もありました。風をお互い利用し合う中で、相手に収められて出て行かれたり、我々のボールの失い方が悪くてカウンターを受けたり、あるいはその流れでセットプレーが続いたり、若干ヒヤッとさせられる場面はあったかもしれないですけど、それでも最後の部分ではしっかり身体を張るとか、そもそもポジションをしっかり取るだとか、我々の厳しさや緻密さをしっかり出せたと思います。
もちろん細かく見ればエラーはたくさん出てくると思うので、そういったところは見逃すことなく、次のゲームに向けて、もっともっと締まった守備を披露できるように、またトレーニングから頑張っていきたいと思います。
--今日は得点がゼロに終わりました。練習でやっていた攻撃の切り替えなどがどのように機能したのか、最後の精度の部分など、攻撃面の評価をお願いします。
まだスタッツを見ていないので正確には分かりませんが、おそらくシュートの本数は少なかったと思います。そこに至る過程で、自分たちがどれだけ効果的に前進できるかを考えると、これは徳島さんに聞いてみないと分かりませんがおそらくもっとプレスにいきたいと思っていたと思います。そういったコーチングの声も聞こえましたから。
でもそういったプレスに我々がはまることなく、あるいは困らされることがない時間を多く過ごせたのは、我々の良さがたくさん出たゲームだったと思います。
ただ、いつも言っているように、パスを100本回すことが目的ではないので、最後のアタックの仕上げの部分で、もう少し無駄走りになってもいいようなランニングの数を増やしていけたらと思いました。そこは熊本戦の反省もありましたし、もう少しやりたかったし、やれたかなと思っています。
あとは最後のクロスを合わせるところ。シュートの本数にはカウントされないですけど、クロスで相手が肝を冷やされたというものが3つはあったと思うので、そのどれか1つは点と点を合わせるとか、タイミングを合わせるとか、そこにクオリティを伴わせるとか、そういったものはもっともっと皆で研ぎ澄ませていかなければならないと感じました。
--今日の徳島の守備についてですが、左ウィングバックの高木選手が少し高い位置を取って、4-4-2に近い形だったと思います。それを見てチームとしてどういったイメージで狙っていこうと考え、実際にどういう手応えだったのかを聞かせてください。
前回対戦、昨年のホームでやったときも同じような形でした。あるいはここまでの5試合の徳島さんのプレスのかけ方を見ると、おそらく我々には今日のこの形で来るだろうという想定をして準備していたので、特に困ることはありませんでした。
ただ、そこで相手の左ウィングバックをどれくらい来させるかだとか、その背中をどれくらい使っていくかといった部分は、もう少し前半から出せたらよかったかなと思いました。ハーフタイムでその確認作業をしたところ、選手たちはもう気づいていました。それをわかっているのであれば、あとは実行するだけなので、探せないというとちょっと嫌なんですけど、間違いなくそのスペースを探せていて、「じゃあどのタイミングで誰が使おうか」といったところも選手はわかっていました。ハーフタイムでも少し伝えましたけれども、そういったものを利用して、後半の序盤に良い形で前進できたものがあったと思います。
ただ、その回数をもう少し増やしたりとか、その先でもう一つスピードアップしたりといった作業が足りなかったと感じています。そこはもっともっと研ぎ澄ませていきたいと思っています。
徳島の増田さんに聞いてみてください。どれくらい本当は来たかったのかは分からないですけど、もしそういうものがあるんだとしたら、その矢印は間違いなく外させていたので、そこで困らされることがなかったのは、選手たちの素晴らしい気づきがあったんだと感じています。
--今週は水曜日にルヴァンカップがあり、その後は今治との試合があり、アウェイで連戦が続きます。次の戦いに向けての意気込みを改めて教えてください。
まず、今週のトレーニングが始まる初日にスケジュールの話と、短い期間で長い移動を伴う連戦になるので、間違いなくフレッシュな選手を使っていくよという話はしました。
勝つために中2日で鹿児島まで行かなければいけないとなれば、間違いなくフレッシュな選手を投入する方が勝つ確率が高い。それは僕の判断、決断であるので、選手はその準備をしてくれていると思っています。
その中で「ルヴァンを獲りに行くぞ」ということも伝えているので、昨年の二の舞になってはいけないし、勝ち続けてファイナル、あるいはタイトルに挑戦したいし、そういった目線で今週の頭に選手全員に伝えています。
今日、残念ながら僕がピッチに立たせることができなかった選手たちは、その悔しい思いを健全なエネルギーに変えて、次の鹿児島戦に戦いに行く準備を進めてくれていると思います。
それを披露する場が水曜日にあるということで、そこに対して皆でまたいい準備をしていければと思います。
その次の今治さんとのゲームについては、鹿児島戦が終わったあとに考えますが、そこは中3日空きますので、また少しチョイスというものは変わってくる可能性はあります。
ただ、それは別に「リーグ戦だから」「ルヴァンだから」ではなくて、今は本当に充実したスカッドが我々のクラブにはありますから、なんとかその選手たちが躍動できるような状況・状態を作って、選手たちを鹿児島のピッチで大暴れさせたいなと思っています。
選手コメント

No.88 土居 聖真 選手
--試合の感想からお願いします。
結果は0-0でしたけど、だいぶ圧倒と言いますか、押し込む時間が長かったので、理想を言えば、得点を取りたかったです。ただ、ハーフタイムに僕は、このチームは成長しているなと、どんどんどんどん逞しく、強いチームになっているなと感じていました。僕らはずっと失点も続いていましたし、そこはチームとして、特に若いディフェンス陣は直接失点に関与するので、強い気持ちを持っていたと思うので、今日は危ないシーンが、僕はいまパッと憶えてないぐらい(少なかった)。チーム全体としての守備への意識と言いますか、前節の熊本戦から続いて、さらによりよいものになった試合だったなというのはあるので、悲観する引き分けじゃなくて、上向いている引き分けだなと個人的には思います。
--ハーフタイムにチームの成長を感じたというのは、守備の部分ですか?
全体的に一体感みたいなのを感じましたし、それは熊本戦とかその前もそうですけど、より一層、またみんなが上を向いているなというのを感じたので、勝てると思いました。しかし、自分のところを含めて無得点に終わってしまったので、今日は前の選手がもうちょっと頑張らなきゃいけない試合でした。
--失点数の少ない徳島に対して、どのような部分で崩したいと考えていましたか?
相手の3バックとウィングバックの間というのはズレが生まれるところだと思っていたので、(氣田)亮真のところだったり、自分含めて結構ラインブレークはできていましたが最後のところも徳島さんが堅かったというところはあります。それをこじ開けていかないと勝利には近づけないですし、優勝にも近づけないので、そういう部分をもっともっと、最後の質だったりというのはまだまだレベルアップしなきゃいけないと思います。
--ホームで負けなかったということは、上を向いていけることでもありますか?
それはあると思います。相手に「このスタジアムはいやだな」と思わせなくちゃいけないですし、ホームでは負けないというところは、今シーズンは強烈にインパクトを与えていきたいです。最低限の結果だったかなと思います。
--ここからルヴァンカップもあって連戦が続きますが、意気込みをお願いします。
大会も変わりますし、切り替えて、優勝するために、まず目の前の試合で全員が全力で取り組まなきゃいけないので、今日のことは1回切り替えて、次に向けて、チームスタッフ、サポーターの方のために勝てるように頑張りたいと思います。
選手コメント

No.55 堀金 峻明 選手
--試合の感想からお願いします。
前半はちょっと苦しい展開でしたが後半は最初のほうでいい流れが来て、そこで決め切れずに終わってしまった感じです。
--後半に向けての修正はどのように考えていましたか?
まず前半が終わってから、選手個々で話し合って、そこで監督から、ハイプレスがいい感じにハマっていたので、攻撃のところの修正をして入りました。
--後半は3バックとウイングバックの間のギャップを突いてクロスまでいっていましたが、そこは狙いどおりでしたか?
やっぱり亮真くん(氣田亮真)のところで、前半、特に質的優位だと思っていたので、そこの亮真くんと関わるというところは自分としても意識してやっていました。
--この試合で足りなかった部分は?
やっぱり、こういう試合で決められる選手にならないといけないなと思いました。
--今季初のスタメン出場でしたが、スタメンでプレーしてどうでしたか?
やっぱり、ちょっと緊張したり、あがっていた部分があって、前半、もっとチームを助けないといけないところで助けられなくて、課題がありました。決めるチャンスがあったので。
--後半は落ち着いてきましたか?
そうですね。チームとしてもうまくいっていたので、そこはうまく回ったかなと思います。
--今後に向けての意気込みをお願いします。
チームとして連勝は止まってしまいましたが、また一から連勝を積み重ねられるように頑張りたいと思います。
--どんなプレーでチームに貢献していきたいか、ご自身の意気込みをお願いします。
苦しい時間に、今節は助けられなかったですけど、助けられる選手になって、大事なチャンスで決め切って勝利に貢献できるような選手になりたいです。
戦評
2連勝中の10位・モンテディオ山形は、ホームで8位・徳島ヴォルティスと対戦。互いに集中した守備を見せて堅い試合展開となり、0-0のスコアレスドロー。山形は今季初めて無失点に抑えたが、3連勝とはならなかった。
スタメンは前節から1枚変更。開幕節から先発出場が続いていたディサロ燦シルヴァーノがメンバーから外れ、最前線には堀金峻明が初めて先発起用された。
また、ベンチには新戦力のベカ ミケルタゼが初めてメンバー入りした。
強風が吹く難しいコンディション下で行われた一戦。立ち上がりは、互いに連動したハイプレスから相手陣内でボールを奪い、ゴール前に迫るシーンを作るもシュートチャンスには至らない。
最初にチャンスを迎えたのは山形。15分、髙江麗央からの絶妙なスルーパスを氣田亮真が受けてクロス。堀金が飛び込んだが相手DFの厳しいマークに阻まれた。以降、山形はハイプレスが嵌ってショートカウンターの局面を再三作るが、相手の素早いプレスバックや堅い中央の守備に阻まれた。
山形の積極的な守備に苦しみ、シュートがなかった徳島は28分、出し所を探りながらパスを回して左で攻撃を作る。高木友也が縦に運んで入れたクロスは今季初スタメンのルーカス バルセロスがスラし、セカンドボールをエウシーニョが拾ってこの試合1本目のシュートを放った。
ファーストシュートを機に勢いづいた徳島は、リズム良いパスワークや出足の良い守備で流れを掴むようになり、山形は我慢の時間帯となる。36分、変化をつけたCKから高木がクロス、これをバルセロスに合わせられたが枠外。直後には、ピッチを幅広く使った攻撃を許し、最後は杉森考起にシュートを打たれたがGK・寺門陸の正面。更に43分、再び高木のピンポイントクロスをバルセロスに頭で合わせられたが、西村慧祐がブロックした。
形勢逆転を許すも耐えた山形は前半終了間際、田中渉のサイドチェンジを氣田が受けてクロス。堀金が下がりながらヘディングで合わせたが枠を捉えられず、直後に前半終了の笛が吹かれた。
後半の立ち上がりは山形が右を起点にチャンスを複数作り、48分、氣田が中盤の位置から斜めにドリブル突破し、左の國分伸太郎へ。左足で狙ったが徳島GK・田中颯に抑えられる。56分には、髙江の縦パスを堀金がフリックし、抜け出した氣田が受けてグラウンダーのクロス。土居聖真が待っていたが、手前でカットされた。
テンションの高い入りとなった後半だが、60分以降は互いにゴールを脅かすシーンが生まれず、膠着状態に。その中で69分、山形が先に交代に動く。堀金と氣田を下げて藤本佳希とイサカゼインを投入、停滞している流れを変えようと試みた。
この交代以降、守備時の最終ラインの枚数を4枚から5枚に増やして対策を打つ徳島に対し、74分、イサカのクロスボールが流れたところを野嶽寛也が拾って折り返し。これを右SBの岡本一真がゴール前に入って合わせたが、枠の上へ逸れる。その直後には、土居が個人技で左サイドを打開し、近くの國分へ。受けた國分はクロスを入れたが、得点に結び付けられない。
山形は80分、土居に代えて高橋潤哉、86分に國分に代えて吉尾海夏を送り込む。吉尾は右ウイングに入り、イサカは左ウイングにポジションを移す。
アディショナルタイムに入り、山形は髙江と田中渉の両ボランチが、ロングボールを左に送って崩しにかかるシーンを作るも、攻撃を完結させることが出来ない。試合終了間際には2度、CKのチャンスが訪れたが、開幕5試合で2失点と堅守を誇る徳島から最後までゴールを奪えず、試合終了となった。
今節の試合を終えた山形はここからアウェイ2連戦。まずは26日(水)に鹿児島ユナイテッドFCとのルヴァンカップ初戦、そして30日(日)にリーグ戦で昇格組のFC今治と対戦する。

















