| [ 試合終了 ] | ||
| 1 | 前半 | 1 |
| 1 | 後半 | 0 |
- 44分 浅倉 廉
- 66分 杉田 真彦
- 35分 高橋 潤哉
メンバー
スターティングメンバー
| GK | 41 | 北村 海 チディ | |
|---|---|---|---|
| DF | 4 | 中川 創 | |
| DF | 5 | 楠本 卓海 | |
| DF | 22 | 久富 良輔 | |
| MF | 6 | 世瀬 啓人 |
62' |
| MF | 8 | 浅倉 廉 |
87' |
| MF | 17 | 岡澤 昂星 | |
| MF | 19 | シマブク カズヨシ | |
| MF | 33 | 川上 エドオジョン 智慧 | |
| FW | 7 | 松木 駿之介 |
79' |
| FW | 14 | 中川 風希 |
62' |
控えメンバー
| GK | 1 | 六反 勇治 | |
|---|---|---|---|
| DF | 3 | 鈴木 翔太 | |
| DF | 16 | 森 侑里 | |
| MF | 15 | 杉田 真彦 |
62' |
| MF | 23 | 梶川 諒太 |
79' |
| MF | 24 | 永田 貫太 | |
| MF | 26 | 河本 大雅 | |
| FW | 9 | 千葉 寛汰 |
62' |
| FW | 29 | ディアマンカ センゴール |
87' |
監督
| 須藤 大輔 |
スターティングメンバー
| GK | 1 | トーマス ヒュワード ベル | |
|---|---|---|---|
| DF | 4 | 西村 慧祐 | |
| DF | 15 | 川井 歩 | |
| DF | 22 | 城和 隼颯 |
81' |
| MF | 7 | 髙江 麗央 | |
| MF | 8 | 小西 雄大 | |
| MF | 71 | 中村 亮太朗 |
81' |
| FW | 9 | 高橋 潤哉 |
81' |
| FW | 10 | 氣田 亮真 |
70' |
| FW | 11 | 藤本 佳希 |
70' |
| FW | 14 | 坂本 亘基 |
控えメンバー
| GK | 31 | 寺門 陸 | |
|---|---|---|---|
| DF | 2 | 吉田 泰授 | |
| DF | 5 | 安部 崇士 |
81' |
| DF | 13 | 野嶽 寛也 | |
| MF | 21 | 田中 渉 | |
| MF | 25 | 國分 伸太郎 |
81' |
| MF | 42 | イサカ ゼイン |
70' |
| FW | 55 | 堀金 峻明 |
81' |
| FW | 90 | ディサロ 燦シルヴァーノ |
70' |
監督
| 渡邉 晋 |
スタッツ
| 90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3 | 5 | 8 | FK | 9 | 2 | 7 |
| 2 | 4 | 6 | CK | 8 | 3 | 5 |
| 0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
| 8 | 5 | 13 | シュート | 13 | 4 | 9 |
| 1 | 1 | 2 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 雨
-
- 気温
- 19.1℃
-
- 湿度
- 85%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 3,353人
-
- 主審
- 中川 愛斗
-
- 副審
- 阿部 将茂、堀 格郎
-
- 第四の審判
- 松本 康之
監督コメント
天気予報でも雨が降るということを事前に多くの人が知っている中でも、これぐらいたくさんのサポーターにこの藤枝のスタジアムへ集まっていただき、本当に励みになる選手の後押しになる声援を試合中ずっと、あるいは試合後も送っていただいたことに本当に心から感謝申し上げます。
中継の先でも、いつも我々の勝利を信じて、思いを届けてくれるサポーターの皆さん、本当にありがとうございます。
こういう言葉は、別に枕詞ではなく、いつも本当に心の底から思っている言葉を伝えているつもりですけれども、こういう場でそういう感謝を言ったところで、彼らの思いに応えるものは我々にとって結果でしかないので、何とか結果で彼らの気持ちに応えてみせたいと思っています。それがなかなかできずに悔しいですし苦しいです。
でも次こそはというような思いで、またしっかりと準備をして、次こそ彼らの思いに応えられるように精進していきたいと思います。
--前半藤枝にボールを握られた中でカウンターから上手く先制しましたが、あの展開は想定していたのでしょうか。
まず、ゲームの入りでババッと藤枝さんに我々のボックスの中まで入られてシュートを打たれましたよね。ああいうものは先に我々がアクションとして起こしたいものです。
ただ、藤枝さんも局面で外したり、コンビネーションで割って入ってくるのが非常に巧みなチームだと認識していますので、あそこまで入られるのは想定外でした。
じゃあどのあたりで我々が守備のオーガナイズを作るのか、あるいは前から引っ掛けに行くのかといったところは、準備していたものとさほど大きく変わりはなかったかなと思っています。
相手のスリーバックのうちの左右どちらかが出てくるというものに関して言うと、思っていたほど左右というものが極端に大きく変わるものがなく、それぞれが出てくるような久富選手であったり、中川選手であったりといったところは、これまでのゲームにはなかったような展開だったと思うので、それで押し込まれるものはありましたけれども、それで我々が何かヒヤッとするものがあったかというと、そんなことはなかったです。
もちろん序盤は少しバタバタしましたけれども、徐々にアジャストしてからは引っ掛けてカウンターを狙ったり、逆に我々がボールを握ってからはハーフウェイラインを越えてというようなところは時間帯として作れたものがありましたから、そういうものはしっかりとゲームを進めることができた45分だったのかなと。
ただ、終盤の我々のボールロストから1失点したというものが、それまでもいくつかボールロストはありましたが、実際失点してしまうと少しヘッドダウンしてしまうし。ハーフタイムには「顔を上げて切り替えよう」と送り出しましたが、もしかしたら後半の方がボールロストというものは数としては多かったかもしれないですよね。
実際、我々がピンチになっていないものでも、奪った後の藤枝さんのミスに助けられたものもあったし。そういうものはしっかりと検証して改善していかないと、我々の攻撃がいい方に転がらないという危機感は強く感じました。
--後半は交代でギアを上げるカードを残していたと思いますが、そのタイミングはどのように図っていましたか?
スコアを先に動かされたから、あそこで替えるというところではなくて、その前に少し我々から仕掛けるというものは、もしかしたらもう少し早いタイミングであっても良かったかもしれないです。
でも、今シーズンを振り返る中で、自分自身の采配や交代のタイミングといったところ。焦れて先にカードを切って流れがうまく掴めなかったりするものが数としては多いと自分自身の反省としてあったので、「今日は我慢するところは我慢しよう」といったところ。今日に限らないですけど、そういったところは考えてカードを切ったつもりです。
それが結果としてどっちに転ぶかは、もちろん結果論で済まされることではないですけれども、そこでなかなか良い方向に持っていくことができないここまでの18試合があるので、そこはしっかり私も反省しなければいけないと思っています。
選手コメント

No.9 高橋 潤哉 選手
--試合全体をふり返っていかがでしたか?
前半の内容もピッチの中で特段悪く感じなかったですし、ただ、自分たちのミスで追いつかれてしまって、そこからチームとしても切り替えて後半に挑みましたが、また前節に続いてセットプレーでやられてしまったというところは、強く反省しないといけないポイントかなと思います。
--前半はある程度、相手に主導権を握られたなかでも、そんなに慌ててはいなかったですか?
ある程度想定していた部分もありましたし、最後のところでやられなければチームとして問題ないと感じていたので、そこのところはチームとしてそこまでネガティブな感覚はなかったです。
--そこから一発で得点というのは思惑どおり?
そうですね、あのショートカウンターのところはチームとして狙っていたので、特に相手のゴールキックのところからハメていくところ、そこから相手のリスタートから奪ってショートカウンターでしたが、あれはチームとして狙っていた形だったので、そこがうまく出たかなと思います。
--あの場面では中村亮太朗選手と目が合いましたか?
そうですね。でも、練習から亮太朗に常に見てほしいということは伝えていましたし、亮太朗も見てくれている感覚はあったので、あそこは本当にいいパスをくれたなと思います。
--キーパーの股を抜きましたが、狙ったとおり?
いや、キーパーの股というよりは、もうちょっと寝る(体を倒す)かなと思ってファーに打とうかなと思いましたが、いいところにボールを置けたなかでのシュートだったので、キーパーとしても読みづらい部分はあったので、そこがうまくゴールにつながったと思います。
--自分としても気持ちのいいゴールでしたか?
でも、チームが勝つためのゴールを決めたいので、まだまだ最後の結果としては満足いく結果ではないので、よりチームが勝つためのゴールというのをもっともっと取っていけるようにしたいというのが一番の思いです。
--後半はかなりいい形を作れていましたが、そこはポジティブにとらえていますか?
やっぱり何度も何度もトライして、結果につながっていくまでやり続けられなければ、意味がないというか、ミスでやめるぐらいだったらサッカーやらないぐらいのほうがいいと思うので、何度も何度も続けて結果につながるまでやり抜いていかなければいけないので、そこの思いというのが一番あります。
戦評
5月最終日、連敗を止めたい暫定13位・モンテディオ山形は、今月ここまで未勝利と苦しむ暫定15位・藤枝MYFCとアウェイで対戦。3試合ぶりの得点で先制するも逆転負けを喫し、3連敗となった。
先発メンバーは前節から4人が入れ替わり。7試合ぶり先発の氣田亮真が左ウイング、5試合ぶり先発の中村亮太朗が、新たに採用された3ボランチの中央に入った。また、高橋潤哉と出場停止明けの西村慧祐が2試合ぶりに先発出場。さらに、野嶽寛也が約1ヶ月ぶりにベンチに入った。
雨が降りしきる中で行われたゲーム、序盤は藤枝のハイプレスに捕まって押し込まれ、坂本亘基と氣田の両サイドが最終ラインの位置まで下がって守備を行う我慢の時間が続いた。8分、山形の左サイドを突破され、川上 エドオジョン 智慧の落としを受けた浅倉廉にシュートを許したが、山形GK・トーマス ヒュワード=ベルが防ぐ。直後のCKでは、セカンドを拾われた流れから2本の縦パスを通されてピンチとなったが、久富良輔のクロスは西村がスライディングブロック。更に17分、世頼啓人のクロスがフリーの松木駿之介へ繋がり、決定機を許したが松木は体勢を崩してシュートを打てなかった。
山形はアーリークロスや一気のスルーパスで相手のハイラインの裏を突こうと試みるも通らず、好機が少なかったが、26分、右サイドでのロングスローの流れからこの試合最初のCKを獲得し、キッカー・髙江麗央のクロスを西村が頭で合わせてシュート。32分には、小西雄大のロングフィードを高橋が上手く収めてフィニッシュまで運んだ。徐々に攻撃の形を作れるようになると35分、前線から圧力をかけて中盤でボールを奪うと、中村が絶妙なスルーパス。裏に抜け出した高橋がGKとの1対1を制して先制に成功した。
その後、山形は素早い攻守の切り替えから高い位置でボールを奪う回数が増え、序盤からは一転して山形がペースを握る展開となる。しかし44分、自陣でFKからリスタートしたビルドアップでミスから浅倉に奪われると、切り返しからのシュートをゴール左隅に決められた。これで試合を振り出しに戻され、1-1で前半を終える。
後半も立ち上がりは藤枝のペースとなり、47分、シマブク カズヨシの鋭いクロスをファーサイドの川上が頭で中央へ。これに松木が飛び込むも西村が対応して凌ぐ。直後には川上のクロスに再び松木が合わせたが、枠を外れた。押し込まれていた山形は49分、坂本の左足でのクロスがフリーの藤本佳希に送られたが、トラップしきれずにゴールラインを割った。
以降はカウンターの応酬となり51分、藤枝が右サイドの深い位置でボールを奪い、クロスを岡澤昂星が合わせるが、ヒュワード=ベルが好セーブ。57分には、中盤でボールを奪い、鋭い縦パスを受けた浅倉がドリブルで運んでシュートを放つも再びヒュワード=ベルが防いだ。その3分後、今度は山形がカウンター。藤枝のハイプレスを外し、藤本からのスルーパスを左サイドで受けた高橋がフリーの坂本を目掛けてクロス。ここはパスが少しズレたことでシュートを狙えなかったが、坂本は外を追い越した川井歩へラストパス。川井はダイレクトシュートを放ったが、藤枝GK・北村 海 チディがセーブし、CKとなった。64分には、ライン間でボールを受けた氣田がドリブルで中央突破を図り、ペナルティーエリア内の藤本の足元にパスを付ける。藤本はゴールを狙うもブロックされ、ここもCK獲得にとどまった。
前半以上に互いのアグレッシブさが増す展開となる中、66分、藤枝が左サイドでCKを獲得。キッカーの川上が変化をつけてグラウンダークロスを入れると、岡澤がスルーし、中央でボールを受けたのは途中出場の杉田真彦。ミドルレンジからダイレクトで放ったシュートはゴール右隅に吸い込まれた。このプレーの途中で、小西が相手に倒され、山形サイドはファウルをアピールしたがゴールは認められた。
逆転を許した山形は70分、藤本に代えてディサロ燦シルヴァーノ、氣田に代えてイサカゼインを投入する。この交代で坂本は左サイドにポジションを移した。その5分後、坂本が深い位置までドリブルで切り込み、低いクロスを供給。決定機を演出したが、エリア内まで上がった中村のダイレクトシュートは北村のファインセーブに阻まれた。
81分、山形は左サイドで獲得したCKを行う前に3枚替え。城和隼颯、中村、高橋を下げて安部崇士、國分伸太郎、堀金峻明を送り込み、交代枠を一気に使い切った。交代が完了して迎えたCK、キッカー・髙江のアウトスイングのクロスをディサロが頭で合わせたが、枠の上へ外れた。その2分後には、小西の枠を捉えたミドルシュートで、今度は左サイドでCKを獲得。髙江のインスイングクロスにイサカが合わせたが、ここも枠には飛ばなかった。
最終盤に入ってもリスクを恐れずハイラインとハイプレスを維持する藤枝に対して山形は90分+3、川井のアーリークロスを堀金が胸トラップで収めてボレーシュートを放つも枠の上。直後には、西村のロングフィードをイサカが頭で落とし、受けた堀金は中に切り込んでシュートを放つも枠を捉えられなかった。終了間際に左サイドで得たFKもゴールに繋げられず、タイムアップの笛。トンネルから抜け出すことは出来なかった。
次節は2週間後。6月11日(水)、鹿児島ユナイテッドFCとの天皇杯2回戦をはさみ、15日(日)、リーグ戦折り返しとなる第19節に、ベガルタ仙台との『みちのくダービー』をホームで戦う。

















