| [ 試合終了 ] | ||
| 0 | 前半 | 2 |
| 1 | 後半 | 0 |
- 90+6分 堀金 峻明
- 5分 渡邉 新太
- 20分 大崎 航詩
メンバー
スターティングメンバー
| GK | 1 | トーマス ヒュワード ベル | |
|---|---|---|---|
| DF | 5 | 安部 崇士 | |
| DF | 13 | 野嶽 寛也 | |
| DF | 15 | 川井 歩 | |
| DF | 22 | 城和 隼颯 | |
| MF | 21 | 田中 渉 |
85' |
| MF | 71 | 中村 亮太朗 |
73' |
| MF | 88 | 土居 聖真 |
81' |
| FW | 10 | 氣田 亮真 | |
| FW | 25 | 國分 伸太郎 |
46*' |
| FW | 90 | ディサロ 燦シルヴァーノ |
46*' |
控えメンバー
| GK | 45 | 渋谷 飛翔 | |
|---|---|---|---|
| DF | 2 | 吉田 泰授 |
85' |
| DF | 3 | 熊本 雄太 | |
| DF | 19 | 岡本 一真 | |
| MF | 14 | 坂本 亘基 |
46*' |
| MF | 17 | 寺山 翼 |
73' |
| MF | 27 | 榎本 啓吾 | |
| FW | 9 | 高橋 潤哉 |
46*' |
| FW | 55 | 堀金 峻明 |
81' |
監督
| 横内 昭展 |
スターティングメンバー
| GK | 34 | 西川 幸之介 | |
|---|---|---|---|
| DF | 2 | 大森 渚生 | |
| DF | 6 | 飯田 貴敬 | |
| DF | 36 | 板倉 健太 | |
| DF | 97 | 鷹啄 トラビス | |
| MF | 3 | 大崎 航詩 | |
| MF | 8 | 齋藤 俊輔 |
88' |
| MF | 15 | 長尾 優斗 |
46*' |
| MF | 99 | 加藤 千尋 |
46*' |
| FW | 7 | 渡邉 新太 |
73' |
| FW | 44 | 奥田 晃也 |
81' |
控えメンバー
| GK | 21 | 松原 修平 | |
|---|---|---|---|
| DF | 4 | 牛澤 健 | |
| DF | 5 | 知念 哲矢 |
88' |
| MF | 16 | 塚川 孝輝 |
46*' |
| MF | 39 | 山本 隼大 |
46*' |
| MF | 47 | 仙波 大志 | |
| MF | 70 | 新井 瑞希 |
81' |
| FW | 22 | 久保 征一郎 | |
| FW | 76 | 根本 凌 |
73' |
監督
| 森 直樹 |
スタッツ
| 90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 6 | 4 | 10 | FK | 10 | 5 | 5 |
| 7 | 2 | 9 | CK | 2 | 0 | 2 |
| 0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
| 5 | 7 | 12 | シュート | 8 | 4 | 4 |
| 1 | 0 | 1 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 雨
-
- 気温
- 26.3℃
-
- 湿度
- 77%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 16,161人
-
- 主審
- 今村 義朗
-
- 副審
- 馬場 規、柳岡 拓磨
-
- 第四の審判
- 宇治原 拓也
監督コメント
この雨の中、1万6000人を超えるファン・サポーターの方にお越しいただいて、本当にありがとうございました。だからこそ、このゲームは本当に勝ちたかった。選手も同じ思いでゲームに臨みましたけれども、それを届けることができなくて申し訳なく思っております。
ゲームは早い時間帯の入りで、相手のシンプルな攻撃に少し後手を踏んでしまったかなというところで、そこから相手がボールを動かした時に、プレッシャーが少し中途半端になったところを突かれて失点してしまいました。
攻撃に関しても少し臆病になりすぎていたところ。そしてボールに人数をかけられなかった。そういう動きの量だったり質だったりは、前半少なかったと思っています。
後半、選手もギアを上げて相手を押し込む時間を作り、もちろんカウンターを受けましたけれども、それを怖がらずに最後まで戦ってなんとか1点もぎ取ってくれましたけれども、同点、逆転までは行けずに残念に思っております。
--今の話でもありましたけれども、前半もう少し攻撃に勢いがなかったところから、後半に入るにあたって、ハーフタイムにどのような声がけをしましたか?
僕からは戦術的なことは少なかったと思います。とにかく入りの部分で1対1の局面や予測といった部分を、もっと相手より上回っていくこと。2点ビハインドで厳しい状況だけれども、我々には追いつける力もあるし、逆転できる力もある、そう信じて戦ってほしいという話をしました。
--後半の攻撃のところ、引いた相手をどう崩していくかという展開になりましたが、山形としてはボールを動かしながらシュートを狙う中で、相手にブロックされたものもありました。
シュートまで行けていたと取るのか、何かもう一工夫必要だったのかというところはいかがでしょうか。
まだ見返していないので正確なことは分かりませんけれども、チャンスがあった時に足を振っているのであれば、僕はそれをすごくポジティブに捉えています。
引いた相手に対して、なかなかチャンスを与えてくれない。時間とスペースがない中で、そのチャンスを逃さない。思い切って振るというのは、我々にとってはこれまでの課題の1つだったとは思うので、そこにトライしてくれたことはすごくいいことだと思っています。
--水戸も球際が強くて、山形も取り組んでいて良かったところもありましたが、水戸の方が上回った印象も受けました。監督はどうご覧になりましたか?
おっしゃる通りだと思います。ここにまだまだ我々の課題は残っているなと改めて感じました。例えば上手くいったゲームももちろんあるとは思いますけれども、それを続けることがこのチームにとって大事だと思うので。
前の試合はできて、今日の試合はできなかったではなくて、それを継続できるように取り組んでいきたいと思っています。
--前半からクロスが相手に1歩足を伸ばされて弾かれる場面も多かったと思います。山形としても理想とすべき姿にも映りましたがいかがでしょうか。
学ぶところはたくさんあると思います。やはり首位を走っているチームというところで見ると、やはり隙を逃さないですし、それで2得点奪って逃げ切るというところは我々もしっかり学んでいかなければいけない。
それができるのも、局面の強さや強度の高さというのがあって、それはJ2の中でもトップクラスだと思いますので、そういうところは我々も身に付けていかなければいけないなと思っています。
選手コメント

No.88 土居 聖真 選手
--試合の感想からお願いします。
この天候にも関わらず、あんなにもたくさんのファン・サポーターの方に見に来てもらったのに、結果としては残念な結果になったので、申し訳ない気持ちが大きいかなと思います。
--今日はチャンスメイクやシュートチャンスもありましたが、どのような攻撃を狙っていましたか?
「ここだけ」というよりかは、いろんなところに顔を出して、いろんなところで打開していかなきゃいけないなと。早々に2失点してしまったので、ちょっと強引にでも、ガムシャラに行かなきゃいけないなと思っていたので、決定機も何本か作れましたし、そこを決めきれないというか、チャンスはチーム全体とおしてありましたし、追いつけるチャンスも逆転できるチャンスもあったので、そこの差が首位の水戸さんとの差だったのかなと思います。
--後半は攻撃のギアが上がりましたが、前半は少し慎重に見えました。
攻撃面と言うより、守備で消極的だったと言いますか、前から行くのか、ブロックを敷くのか、なかなか前からハマらない状況が続いて、「どうするの、これ?」という状況で2失点してしまったので、後半少し修正して、前から守備でかかるようになりました。だいぶ相手陣内で押し込んでサッカーできましたけど、やっぱりあれを前半立ち上がりからやれない僕らの弱さだと思います。みんなやってないわけではないですし、やろうともしていましたし、やっているところももちろんあるんですけど、その小さな隙と言いますか、そこがやっぱり僕らにいま突きつけられている大きな差なのかなと思います。
--ここからまだ戦いは続きます。意気込みをお願いします。
本当に残念な試合しましたけど、おっしゃってもらったとおり、試合はまだまだ続きますし、あきらめた時点でもう何も残らないなと思いますし、この状況を変えられるのはピッチに立っているモンテディオ山形の選手だけだと思うので、「どんなときでも付いていくよ」とサポーターに言ってもらったので、その声援を背に、まだまだ突き進まなきゃいけないですし、歩みを止めることなく、本当に難しい状況なのは変わりないですけど、あまり悲観せずに、いいところはたくさんありますし、今シーズン、まったく歯が立たなかった相手が僕はいないと思っているので、本当に少しの差だと思いますので、その少しの差を全員で埋めれるように全員で這い上がっていきたいと思います。
--「どんなときでも付いていくよ」というのは、さっき言われたということですね?
そうですね。サポーターの方のひとりが「どんなときでも俺は付いていくから」と言ってくれた方もいたので、そういう人がいるのは本当に幸せですし、そういう人たちのために、もっとプレーで、結果で見せていかなきゃいけないと思うので、ここからも一緒に戦っていきたいと思わせてくれるひと言だったかなと思います。
選手コメント

No.55 堀金 峻明 選手
--試合の感想からお願いします。
いま首位を走っている水戸の強さがあって、後半、ああいうふうに押し込んで巻き返せるという感じがあって、全然背中は見えるという感じはしました。
--今日の試合で足りなかったところはどこだと感じますか?
相手のプレスだったり、勢いを剥がすところで押し込まれる感じが続いたので、そこをビビらずにやり続けるということが大事だと思います。
--ゴールシーンはどんなゴールでしたか?
クロスが連続で続いていた流れの中で、動き直しししているタイミングで(氣田)亮真くんが前向いて、あまりスペースはなかったですけど、そこを亮真くんがうまく出してくれて、自分がフリーだったので、冷静にニアに蹴りました。
--シュートコースはありましたか?
そうですね。フリーだったので、(右にも左にも)どっちも蹴れるという感じでした。
--また試合は続きます。意気込みをお願いします。
今日は負けちゃいましたけど、ここから巻き返せるように、チームとしても個人としても、どんどんよくしていかないといけないなと思っています。
戦評
中断明け3連戦のラスト、モンテディオ山形はリーグで首位を走る水戸ホーリーホックと対戦。天皇杯・浦和レッズ戦に続く、雨中でのホームゲームは1-2で敗れ、またしてもリーグ戦連勝とはならなかった。
前節と同じ先発メンバーを起用し、夏限定の黒と青のユニフォームを身にまとった山形は、いきなり水戸に決定機を連続で作られる。4分、パス2本でゴール前に迫られ、ペナルティーエリア内でボールを収めた渡邉新太にシュートを許したが、左ポストを直撃した。その直後、古巣対決となる加藤千尋のスルーパスが奥田晃也へ渡り、山形の左サイドを崩される。奥田はドリブルで運び、齋藤俊輔とのパス交換からクロス。これを渡邉に合わせられて先制を許した。渡邉はこれが今季リーグ戦11ゴール目となった。
早々にビハインドとなった山形は、左に流れた田中渉のアーリークロスをディサロ燦シルヴァーノがボレーで合わせるも、相手DFに当たって枠の上へ。CK、深い位置からのスローインを立て続けに得たが、すぐさま追いつくことは出来なかった。
4-4のコンパクトなブロックを敷いてコンパクトに構える水戸に対し、山形はブロックの外で回す状況が続き、決定的なチャンスを作るまでには至らない。
流れを掴めずにいると20分、攻撃参加した右SBの飯田貴敬からの横パスを大崎航詩が受けると、ミドルレンジから左足を一閃。豪快にネットを揺らされて水戸に追加点を許した。
その後、山形はサイドを起点に攻撃を仕掛けるが、クロスの精度を欠いてフィニッシュに繋げられず、もどかしい展開が続く。その中で36分、高い位置でボールを奪った流れから、中村亮太朗の鋭い縦パスを土居聖真が受けてシュート。枠を捉えたが、水戸GK・西川幸之介のビッグセーブに阻まれた。44分には、氣田亮真がペナルティーエリア手前でファウルを受け、FKを獲得。氣田自らがキッカーを務めて直接狙ったが、枠の上へと逸れた。
後半開始前、2点を追いかける山形は國分伸太郎とディサロを下げて坂本亘基、高橋潤哉を投入する。一方、リードする水戸も2枚替え。前半にイエローカードを受けた加藤と長尾優斗に代えて山本隼大、塚川孝輝を投入した。
後半の立ち上がり、山形はギアを上げる中でミスからピンチを2度招き、47分、自陣でボールロストした流れから、齋藤のクロスを受けた奥田にシュートを許したが枠の右。53分にはクリアボールを齋藤に奪われ、ミドルシュートまで運ばれたが山形GK・トーマス ヒュワード=ベルが防いだ。
ピンチを凌いだ山形はここから攻勢を強める。まずは56分、ロングカウンターの局面を作り、氣田の折り返しは相手に当たったが、これを坂本が回収。運んでシュートを放つも相手がブロック。60分には、CKの流れから氣田がカットインシュートを狙ったが、ここもブロックに遭う。更に63分、右サイドのポケットで土居がパスを受けてクロス。これを高橋が頭で合わせたが、西川のファインセーブに阻まれた。
守備の時間が長くなり、CBを2枚から3枚に変更した水戸は68分、激しいボールの奪い合いを制してカウンターを発動。ペナルティーエリア手前まで一気に運んだ奥田のパスを山本が受けてフィニッシュも枠を外れた。
73分、山形は中村に代えて寺山翼を投入。同時に水戸は先制点をマークした渡邉に代わって根本凌がピッチに入った。
水戸の高速カウンター以降、山形はパスミスが増え、それによってマイボールに出来る水戸がボールを回す展開が続いた。
81分、山形は土居に代えて堀金峻明を投入し、堀金は最前線に、高橋はトップ下に着いた。同時に水戸は奥田に代えて新井瑞希をピッチに送った。
その2分後、山形の田中が足を攣ってプレー続行不可能となり、85分に吉田泰授との交代を余儀なくされた。吉田は本職の左SBに、そして野嶽寛也がボランチのポジションに着いた。代わって入った吉田は89分、堀金のスルーパスに反応し、ダイレクトで鋭いクロスを供給したが味方には合わなかった。
アディショナルタイムに入り、山形は再三クロスを入れて得点を狙うが、最後の交代枠でCBの知念哲矢を投入し、守りを固める水戸に跳ね返され続ける。
それでも90分+6、野嶽のアーリークロスが跳ね返されたところを坂本が拾って氣田へ。氣田のスルーパスが裏に抜け出した堀金へ渡り、右足で狙うとゴール左隅に決まり、意地の1点を返した。しかし、その直後にタイムアップの笛。激しい雨が降る中、駆けつけた多くのサポーターに勝利を届けることが出来なかった。
山形の通算成績は7勝5分13敗、勝点は26で、順位は16位と前節から変動はなかった。次節は16日(土)、再びホームでいわきFCと対戦する。

















