HOME
徳島ヴォルティス
徳島ヴォルティス
1
[ 試合終了 ]
1 前半 0
0 後半 0
0
  • 27分 高木 友也
AWAY
モンテディオ山形
モンテディオ山形

メンバー

徳島ヴォルティス

スターティングメンバー

GK 1 田中 颯
DF 2 田向 泰輝

60'

DF 5 青木 駿人
DF 22 柳澤 亘
DF 33 井上 聖也
MF 7 児玉 駿斗
MF 10 杉本 太郎

79'

MF 28 鹿沼 直生
MF 42 高木 友也

79'

FW 16 渡 大生

71'

FW 55 重廣 卓也

60'

控えメンバー

GK 29 三井 大輝
DF 4 カイケ

60'

DF 97 モヨ マルコム強志
MF 13 西野 太陽
MF 24 髙田 颯也

79'

MF 25 山下 雄大
MF 40 永木 亮太

60'

FW 9 トニー アンデルソン

71'

FW 27 ローレンス デイビッド

79'

監督

増田 功作
モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 1 トーマス ヒュワード ベル
DF 5 安部 崇士
DF 13 野嶽 寛也
DF 15 川井 歩
DF 22 城和 隼颯
MF 21 田中 渉

64'

MF 71 中村 亮太朗
MF 88 土居 聖真

46*'

FW 10 氣田 亮真

88'

FW 14 坂本 亘基

64'

FW 90 ディサロ 燦シルヴァーノ

77'

控えメンバー

GK 45 渋谷 飛翔
DF 19 岡本 一真
MF 17 寺山 翼

64'

MF 18 南 秀仁
MF 20 吉尾 海夏

88'

MF 25 國分 伸太郎

64'

FW 9 高橋 潤哉

46*'

FW 23 大森 真吾
FW 55 堀金 峻明

77'

監督

横内 昭展

スタッツ

90 45 total   total 45 90
10 4 14 FK 13 5 8
1 2 3 CK 3 0 3
0 0 0 PK 0 0 0
4 6 10 シュート 9 4 5
1 0 1 オフサイド 0 0 0

試合環境

  • 天候
  • 気温
    29.7℃
  • 湿度
    67%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    5,959人
  • 主審
    須谷 雄三
  • 副審
    林 可人、山村 将弘
  • 第四の審判
    矢野 浩平

監督コメント

今日は、山形から250人を超えるサポーターが我々の応援に駆けつけてくださいました。勝てなかったことは、今日来たサポーター、山形で応援してくれたサポーターに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
我々は連勝を目指して強い気持ちで徳島戦を迎えましたけど、特に前半は我々がやりたいこと、やろうとしたことがほとんど出せず、今日は前半に尽きるかなという感じがしています。
後半、選手たちにスイッチを入れ直して、本来のフットボールを出してくれたと思っています。得点こそ奪えませんでしたけども、その姿勢は十分に出してくれたと思っています。
そこから、試合をひっくり返すところまで持っていきたかったですけど、まだ我々にはその力がないということ。痛い敗戦になりましたけども、次節しっかり立て直して、選手とスタッフで次に向かいたいと思っています。

 

 

--前半はどういう狙いができなかったのかと、後半は選手交代もありましたけれども、どういう選択肢を与えて入っていったのでしょうか。

 

まず前半は、我々が相手のビルドアップに対してどうプレッシャーをかけにいくか。
もちろんビルドアップが上手い徳島ですから簡単ではないと思いましたけれども。
ただ序盤に、我々がボールを持っているのにミスから相手に渡して、そこから相手に持たれる時間が長くなって、そこでうまくプレッシャーのかけ所、ボールの取り所が中途半端になってしまい、相手にリズムを作らせてしまったなと。そこから我々の足が少し止まったなというのはありました。まだ見直してないですけども、そこが一番だったかなと思っています。
失点シーンもほぼボールのところに寄せることができなくて失点したと思いますけど、それが全てを象徴しているなという前半でした。
後半はその部分も含め、選手にはしっかり、もっとボールのところに行かなきゃいけない。奪ったボールをもっと前に運ばなきゃいけないという話をして、その部分もしっかり選手はピッチで表現してくれたかなと思っています。

 

 

--徳島も苦しい台所事情なのは把握されていると思います。山形さんもメンバー表を見る限り苦しい状況のままシーズン終盤に向かって総力戦になっていると感じましたが、今どのような状況でシーズンが進んでいっているところですか。

 

夏のウィンドーでチームを離れた選手もいますし、新しく入ってきた選手もいます。人数だけでいうと出ていった選手の方が多い状態で、あとは怪我人もいます。
ですが、チーム自体が苦しいと取るのか、これまでチャンスがなかった選手にチャンスが出てくると思いますし、そういうところで、今いる選手にしっかり競争してもらって、チーム全体がもう一つアップできるように、日頃のトレーニングでしっかりやっていきたいなと思っています。

選手コメント

No.5 安部 崇士 選手

No.5 安部 崇士 選手

--試合をふり返ってどうでしたか?

 

サッカーという試合のうまさというのが明らかに足りなかったですし、何をしたらいいのかという分析ができてない選手が多かったので、自分としては即座に分析して伝えてたつもりなんですけど、うまく浸透しなかったなというのが前半でした。

 

 

--後半に何を整理しましたか?

 

整理したというより、本来の自分たちの形はこうだろう、というのを横内監督が整理して、最終ラインは僕がマンツーマンでも今シーズンはやられていないので、そこは最終ラインの選手に「最後は俺ひとりになってもいいので」というのは言って前にアタックさせてたので、そこは自分たちの強みが出たなと思います。

 

 

--決定機が3つぐらいはありましたが、3つ作れているということは収穫としていいのでは?

 

そうですね、攻撃陣に関しては申し分ないと思いますし、結果、どうやってそこまで持っていけてるのかというのをしっかり理解しなければ、また同じ過ちを繰り返すと思うので。特に最終ラインの選手は肝に銘じなければいけない部分かなと思います。

 

 

--徳島はアウェイとしては初めてでしたが、気持ちが入ったりしましたか?

 

気持ちは自ずと上がってきましたけど、意外と冷静にプレーしました。いつもより視界が広く見えて、やり慣れた、僕のキャリアのなかで一番プレーしているスタジアムなので、そういう部分では今シーズン、一番見えてる範囲が多かったかなと思います。

 

 

--残り11試合ですが、中断期間前の次の試合が重要だと思います。今日の試合を経て臨むとすれば、どこを一番重要視したいですか?

 

やっぱり、アグレッシブさというのは、横内監督が来てからの自分たちのストロングポイントになっているので、そこは持ちつつ、テンポを上げるというのが、いわき戦ではボールを持つというよりは弾き返して成功体験を得たかもしれないですけど、それが次の試合で通用するわけではないですし、勝ったあとがすごくもったいないなと思います。

戦評

前節、久しぶりの完封勝利を挙げた14位・モンテディオ山形は、今季ここまで連敗をしていない5位・徳島ヴォルティスとアウェイで対戦。前半に先制を許すと、徳島の堅守を最後まで打ち破ることが出来ず、0-1で敗れ、約5ヶ月ぶりの連勝とはならなかった。

古巣戦となる安部崇士が2試合ぶりに先発入りし、他の10人は前節から変更せずに臨んだ山形。立ち上がりから徳島にペースを握られ、2分、杉本太郎のクロスを跳ね返し、ルーズとなったボールを鹿沼直生に拾われてシュートを許すが城和隼颯がブロック。直後のCKでは、クロスを受けたフリーの渡大生にシュートを許したが、川井歩が身を呈して防いだ。

 

山形は徳島のハイプレスとリトリートを上手く使い分けた守備を前に攻撃の形を作れず、逆に徳島のサイドアタックを再三受けて劣勢となる。15分、杉本のクロスを右WBの田向泰輝に頭で合わせられたが枠外。19分には自陣深い位置でボールロストし、最後は高木友也に狙われたがここも枠外だった。その3分後、狭いスペースを突いた川井の斜めのパスがディサロ燦シルヴァーノへ渡り、右サイドを起点とした攻撃で徳島のブロックを崩そうとしたが、フィニッシュには繋げられなかった。

 

飲水タイムを経て、ここから流れを変えたいところだったが27分、山形の左サイドで徳島にパスをリズム良く繋がれ、3月30日以来の先発出場となった重廣卓也のスルーパスを渡が受けてクロス。これを高木に合わせられて先制を許した。

 

ビハインドとなった山形は前線からプレスをかけてショートカウンターを狙うも、サイドで優位性を作ってビルドアップを行う徳島に上手く回避され、後手を踏む状況が続いた。

 

苦しい時間が続く中で40分、田中渉からの鋭い縦パスを氣田亮真が受け、ようやく山形はファーストシュートを放った。このプレーを機に、以降は山形にシュートチャンスが複数訪れる。43分、田中渉のピンポイントクロスをディサロが頭で合わせるも僅かに枠の左。45分+1には、氣田亮真の鋭い斜めのパスが土居聖真へ渡り、反転からシュート。ブロックされてこぼれた所をディサロが拾ってシュートを狙ったが、枠を捉えられなかった。

 

後半開始前、山形は土居に代えて高橋潤哉を投入。すると中盤経由のサイドへの展開や、2トップを目掛けたロングボールを送ってそのこぼれを拾って前進という場面を度々作り、相手陣内深くまで攻め込むことが出来るようになる。しかし徳島の守備を崩すには至らず、シュートまでなかなか運ぶことが出来ない。その中で59分、この試合最初のCKを獲得すると、キッカー・田中渉のクロスが逆サイドへ流れたところを氣田が回収。遠い位置からゴールを狙ったが、徳島GK・田中颯のパンチングに阻まれた。

 

64分、山形は坂本と田中渉を下げて國分伸太郎、寺山翼をピッチへ送った。

 

66分、川井が高橋を目掛けて送ったロングボールはクリアされたが、こぼれ球を氣田が回収してシュート。ここは相手のブロックでCKとなり、チャンスを迎えたが、エリア内での競り合いでファウルを取られた。71分にはFKを獲得し、キッカーの國分が味方へ合わせに行く緩いボールを供給したが、田中颯に阻まれ、あと一歩のところでゴールを奪えない。

 

77分、ディサロに代えて堀金峻明を投入する。その2分後、高い位置で國分がパスカットし、ダイレクトで高橋へ。高橋のフライパスを堀金が受けて早速シュートチャンスに繋げたがオフサイドの判定に。86分には、中村亮太朗の縦パスを堀金が上手く収めて右へ展開。氣田が受けて低いクロスを送ったが、味方には通らなかった。

 

88分、山形は氣田に代えて吉尾海夏を投入し、交代枠を全て使い切った。

 

ゴールをもぎ取りたい山形だが、終盤になっても徳島の守備強度は落ちず、パスを効果的に繋ぐことが出来ない。また、髙田颯也やローレンス デイビッドといった徳島の俊足選手に自陣のファイナルサードまでボールを運ばれ、時計の針を進められる。その中で90分+7、安部の縦パスを機に堀金、國分と繋いで最後は高橋がミドルレンジから右足を振り抜いたが、田中颯の正面に飛んでキャッチされ、同点ゴールとはならなかった。直後に試合終了の笛が吹かれ、山形はリーグ戦4試合ぶりの完封負けを喫した。

 

次節は30日(土)、ホーム・NDスタに戻りサガン鳥栖と対戦する。