| [ 試合終了 ] | ||
| 0 | 前半 | 1 |
| 2 | 後半 | 0 |
- 46分 岡本 一真
- 90分 土居 聖真
- 41分 野寄 和哉
メンバー
スターティングメンバー
| GK | 45 | 渋谷 飛翔 | |
|---|---|---|---|
| DF | 4 | 西村 慧祐 | |
| DF | 5 | 安部 崇士 |
27' |
| DF | 13 | 野嶽 寛也 | |
| DF | 19 | 岡本 一真 | |
| MF | 9 | 高橋 潤哉 |
46*' |
| MF | 21 | 田中 渉 |
46*' |
| MF | 71 | 中村 亮太朗 | |
| FW | 10 | 氣田 亮真 | |
| FW | 25 | 國分 伸太郎 |
87' |
| FW | 90 | ディサロ 燦シルヴァーノ |
90+2' |
控えメンバー
| GK | 16 | 長谷川 洸 | |
|---|---|---|---|
| DF | 15 | 川井 歩 | |
| DF | 49 | 坂本 稀吏也 |
27' |
| MF | 14 | 坂本 亘基 |
87' |
| MF | 17 | 寺山 翼 |
46*' |
| MF | 27 | 榎本 啓吾 | |
| MF | 88 | 土居 聖真 |
46*' |
| FW | 23 | 大森 真吾 |
90+2' |
| FW | 99 | ベカ ミケルタゼ |
監督
| 横内 昭展 |
スターティングメンバー
| GK | 21 | チェ ヒョンチャン | |
|---|---|---|---|
| DF | 4 | 松田 佳大 | |
| DF | 5 | 喜岡 佳太 | |
| DF | 76 | 磯谷 駿 | |
| MF | 8 | 野寄 和哉 |
87' |
| MF | 17 | 田邉 光平 | |
| MF | 27 | 小澤 亮太 | |
| MF | 40 | 成岡 輝瑠 |
87' |
| MF | 55 | 岡庭 愁人 |
76' |
| FW | 20 | 河野 孝汰 |
87' |
| FW | 45 | 山本 桜大 |
82' |
控えメンバー
| GK | 26 | 田口 潤人 | |
|---|---|---|---|
| DF | 6 | キム ボムヨン | |
| DF | 36 | 西堂 久俊 |
76' |
| DF | 49 | 峰田 祐哉 |
87' |
| MF | 7 | 三沢 直人 | |
| MF | 30 | 奥山 洋平 |
87' |
| MF | 38 | 末永 透瑛 | |
| FW | 13 | 宮吉 拓実 |
87' |
| FW | 34 | 古川 大悟 |
82' |
監督
| 中山 元気 |
スタッツ
| 90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 8 | 10 | 18 | FK | 11 | 7 | 4 |
| 7 | 1 | 8 | CK | 4 | 1 | 3 |
| 0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
| 10 | 1 | 11 | シュート | 12 | 6 | 6 |
| 0 | 2 | 2 | オフサイド | 1 | 0 | 1 |
試合環境
-
- 天候
- 晴
-
- 気温
- 21.1℃
-
- 湿度
- 60%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 8,870人
-
- 主審
- 岡部 拓人
-
- 副審
- 竹田 明弘、池田 一洋
-
- 第四の審判
- 國吉 真吾
監督コメント
最後の最後は本当にサポーターの声援の力でゴールをねじ込めたかなと感じています。最初から最後の笛が鳴るまで力強い応援ありがとうございました。
試合は前半、我々、相手の攻撃だったり守備だったというところを想定していて、想定内だったところもありましたけど、やはり我々のミスから相手ボールになり、押し込まれる時間が増えました。長いボールもあって対応はしてくれていましたけども、そこからうまく打開して相手のゴールに迫る回数というのは本当に少なかったかなと感じています。
失点も我々のロングキックを相手に跳ね返されたボールを拾われて、ゴール前でファウルをして、フリーキックを与えてしまったというところで、正直、なかなか乗り切れなかった前半だったなと。
後半は、ボールを奪うところや競り合うところは変わらずやっていこうと。ただその後のボールを自分たちが動かす時のポジショニングの話をして、選手がしっかり理解してくれて、後半は持てる時間が長くなったかなと思っています。
後半開始早々同点に追いついて、その後お互いカウンターの試合にはなりましたけども、そこをしっかり耐えて、最後逆転してくれた選手たちに本当に感謝します。
--安部崇士選手は前半の途中でベンチ前に自ら声をかけて交代しました。どういった状況だったのか教えてください。
本人から少し筋肉系のトラブルがあるというところで、少し様子を見ていましたが、やはり厳しいかなというところで交代に至りました。
--スタメンで高橋潤哉選手を起用して、後半開始から土居聖真選手を起用しましたが、その意図を教えてください。
潤哉に関しては途中出場が多いですけど、そこでしっかり結果も残していますし、いいプレーも日頃のトレーニングから見せてくれているので。かつ今日の相手のことを少し考えると、守備のスイッチだったり、マイボールになった時に確実にマイボールにしてくれる、そういうところを期待してスタートからプレーしてもらいました。
--仙台戦の前半になかなかうまくいかない中でのプレーという言葉も多く聞かれました。今日もそういった時間が多い中での逆転勝利できたという結果についてもお願いします。
思い通りにいかない時間帯がある中で、選手たちが我慢強くやれる時間が少しずつ長くなってきたかなというのはあります。ただ、実際に失点もしていますし、かなり今日はカウンターも受けてしまいましたので、そういうところはもう一回見直さないといけないかなと思っています。
--渋谷飛翔選手が山形加入後公式戦初出場となりました。その起用意図と今日の評価を教えてください。
渋谷に関しては前節、事情によってベンチに入れなかったのですが、今週またしっかり練習していました。これまでなかなか公式戦に出る機会がなかったですが、いいプレーをしていました。トレーニングマッチもあって、そこでも彼らしいプレーがあって、今日も何本もビルドアップのところやシュートストップで見せてくれて、今日はスタートでいけるなと思ってスタートから使いました。
--仙台戦でもゴールキーパーが途中交代したりトラブルがあった中で、存在感を見せていたと思います。今後の期待などを教えてください。
トミーとは違ったタイプのゴールキーパーで、しっかり周りを動かせるそういうストロングがある。もちろんシュートストップだったり、すごくいいキックを見せてくれました。
ゴールキーパーは今グループで4人いますけども、それぞれ違った個性がある中で、今シブが1番安定している選手かなと思っていますので、そういう自分のストロングを今後も発揮してほしいと思いますし、そういうのを要求していきたいなと思っています。
--安部崇士選手に代わって入った坂本稀吏也選手ですが、最近ベンチ入りもありながら、なかなか出場機会がなかった中で、今日スクランブルでピッチに立ちました。今日のプレーの評価を、最近の練習での様子も含めて聞かせてください。
稀吏也はレンタルバックで戻ってきましたが、ベンチに入りながらも公式戦になかなか出られない状況が続いていて。トレーニングではセンターバックだったりサイドバックだったり両方やりながら、どちらもいつでも出られる準備はしてくれていました。そのトレーニングの評価というと、本当に覚悟を持って彼も戻ってきていると思うので、そういうものを感じさせてくれるトレーニングを毎日してくれています。
今日アクシデントがあって急に出ましたけども、崇士が出ているときと遜色なくプレーできたというのは、彼もすごく自信になると思いますし、僕らとしても戦力になってくれるなと改めて確認できてよかったと思っています。
--今日は坂本亘基選手が投入されてすぐ2点目に絡むアシストをしました。今回交代の際にどういったことを期待して送り出したのか。かけた言葉などがあればお聞かせください。
亘基が出ていく時にひょっとしたら声をかけていないような。すみません、記憶が定かではなくて。
彼は本来もう少し早い時間に彼を使いたかったのですが、今日のゲームは事情があってなかなかカードを切れなかった。ただ、今日も入ってから彼らしいストロングを発揮してもらって、そこからゴールが生まれた。本当に素晴らしい仕事をしてくれたと評価しています。
選手コメント

No.19 岡本 一真 選手
--仙台とのダービーでの敗戦直後の試合でしたが、どんな気持ちで試合に入りましたか?
本当に連敗はしてはいけないという思いで、仙台戦からは全員が切り替えてこの試合に臨みましたし、先制点を取られましたけど逆転できてよかったという感じです。
--前半は結果的にシュートが1本だけでしたが、何が難しかったですか?
前線で収めるところと、前線でのプレーというのが相手にプレッシャーにハマってしまって、どんどん後ろに後ろにという形になってしまったところは、もう少し何かできたかなと思います。
--後半は何を変えましたか?
シンプルに前に預けて、サポートを早くして、というところをやりましたし、後半の開始から勢いを持って、ゲームチェンジャーの選手含めて、前に前にという意識でプレーできたのがよかったかなと思います。
--後半の同点ゴールのふり返りをお願いします。
開始早々だったと思うんですけど、逆サイドでボールをカットして、そこから勢いを持ってみんな上がってたので、絶対逆サイドまで来るだろうなと狙っていって、シンくん(國分 伸太郎)のクロスが相手のクリアに阻まれたんですけど、自分が狙ってたところにちょうどボールが来ました。最初、ニアを狙おうとしたんですけど、キーバーがニア寄りにいたのでファーに変えたという感じで、キーパーもあまり反応できてなかったのでよかったと思います。
--あの時間に追いつけたことも大きかったと思いますが、どう感じていますか?
そこの時間で1-1にできたというところは、少なからず、そのあとの2点目にもつながったと思いますし、後半の勢いづけというところではよかったと思います。
--サイドバックが4試合3ゴールです。好調の要因は何ですか?
試合に出られない時期があって、そこで腐らずやり続けたというか、自分ができることを、練習含め、日常生活から意識して継続してやってきたことがいまにつながっているのかなと思います。
--チームとしての今後の気込みと、自身もキャリアハイを超えられると思いますが、そちらも意気込みをください。
チームとしては次節、アウェイで札幌なので、難しい試合になると思うので、うまくいかないときも自分たちで耐えて、今日みたいに逆転したり、先制点取るのが一番ですけど、難しい状況になったときにどうできるかというところも意識してやっていきたいと思います。
個人としては、キャリアハイタイに並んだので、チャンスがあったら狙っていきたいと思いますし、味方ありきのゴールだと毎回思うので、味方に感謝しつつ、チャンスがあったら狙っていってチームを助ける得点やアシストをしていきたいと思います。
選手コメント

No.4 西村 慧祐 選手
--久しぶりの出場でしたが、どんな気持ちで試合に臨みましたか?
準備はできていたので、ゲーム勘というところでもう少しかなあという気持ちはありましたけど、やるしかないと思っていたので、少しゲームが空いたこともあってリフレッシュした気持ちで入ることができたと思います。
--前半は苦しみましたが、何がうまくいかなかったと感じていますか?
空いているスペースをうまく共有できなかったところと、自分たちで相手のプレスをハメやすいような立ち位置になってしまったかなあというのは、中でやっていて感じました。
--シュート数は前半1本、後半10本でした。何を変えましたか?
ゲーム展開的にもったところはやってはオープンな展開になったこともあって、スペースがたくさんあったので、そこをうまく使えたのと、早めに前線の選手にボールが入って、氣田 亮真選手とか國分 伸太郎選手のところにどんどんボールが入っていたので、後半に(土居)聖真くんも入ってボールの動きもよくなったし、それぞれのよさが出た展開だったかなと思います。
--安部崇士選手のアクシデントもあった中で、タフな相手に対して守りましたが、どんなことを意識しましたか?
難しいゲームになることは覚悟していたので、もちろんタフな展開になることも想像していましたし、そこは我慢強く耐えながら、相手フォワードに仕事をさせないところと、決定機を作らせないところは意識していましたが、前半、僕のファウルから失点してしまったので、そこは修正できたと思いますけど、そのあとはみんなで協力しながら守れてよかったなと思います。
--途中から坂本稀吏也選手とセンターバックのコンビを組むことになりましたが、どんな話をしていましたか?
復帰してから練習のサブ組みで稀吏也と組むことはあったので、そのときからコミュニケーションは取りながらやっていましたし、たぶん緊張もあったと思いますが、稀吏也のよさは出してくれたので僕もやりやすかったし、よかったですね。
--久しぶりのブルイズはどうでしたか?
いや、最高でしたね。上から見ていたのと、自分のプレーで勝利を味わうのはまったく別のものだと実感しましたし、今日も多くの方が来てくれたので、残りの試合もより多くの勝利を届けられるように頑張りたいです。
戦評
今季ラストのナイトゲームとなった今節、15位・モンテディオ山形はホームに、逆転残留を狙う18位・レノファ山口FCを迎えて対戦。前半に先制を許したが、後半開始早々と最終盤に得点を挙げて逆転勝利を収めた。
山形は前節の先発メンバーから3人を変更。GKに移籍後公式戦初先発となる渋谷飛翔、CBの一角には約2ヶ月半ぶりに先発復帰の西村慧祐、そしてトップ下にはリーグ戦13試合ぶりの先発となる高橋潤哉が入った。
最初にチャンスを迎えたのは山口。9分、山形のCKを跳ね返し、ルーズボールを収めてロングカウンターを発動。最後は野寄和哉がシュートを放ったが野嶽寛也がブロックする。直後に得たCKでは、山本桜大が変化をつけてストレート性のクロスを送ると、河野孝汰が収めてシュート。ここは枠を捉えられなかった。
以降は山口のハイプレスが嵌り、山形はビルドアップミスが度々発生。山口にショートカウンターを許してヒヤリとする場面が相次ぎ、劣勢の展開となった。
山形は21分にピッチの幅を使った攻撃から、ディサロ燦シルヴァーノがこの試合のファーストシュートを記録する。その直後、國分伸太郎のシュート性のクロスにディサロが飛び込んだが、僅かに合わなかった。
なかなか攻撃の形を作れない中、追い打ちをかけるかのようにアクシデントが発生。安部崇士が筋肉系のトラブルに見舞われて27分、坂本稀吏也との交代を余儀なくされた。
30分を経過してもなお、山形は山口の厳しい寄せや素早いパスコースの遮断でバックパスが多く、深い位置まで運んでフィニッシュという場面を作ることが出来ない。すると39分、GKのクリアボールを自陣で回収されて中央突破を許し、ペナルティーエリア手前で西村が河野をファウルで止めてFKを与える。このFKを野寄が直接狙うとボールはゴール右隅に吸い込まれ、41分、山口に先制を許した。
劣勢が続く上に先制点を奪われた山形は、終了間際にも相手にFKを与え、キッカー・野寄のクロスのセカンドを山本に回収されてシュートを許したが、右ポストをかすめてそれていった。その直後に前半終了、追加失点は免れたが多くの時間で主導権を握られたまま、試合を折り返す形となった。
後半開始前、山形は高橋に代えて土居聖真、田中渉に代えて寺山翼を投入し、悪い流れの払拭を狙う。すると開始早々、野嶽のスローインを土居がワンタッチで落とし、國分が受ける。國分のクロスはクリアされたが、こぼれ球に反応した岡本一真がダイレクトで狙ったシュートがゴール右隅に決まり、試合を振り出しに戻した。
追いついた山形は51分、相手のCKを凌いだ流れからロングカウンターのチャンス。岡本がクロスを送ったが、2シーズン前まで山形に所属していた喜岡佳太に頭でクリアされる。CKのチャンスではゴール前の混戦から西村が右足で狙うも、ブロックに阻まれた。
直後の53分、今度は山口がカウンター。ロングボールを山本が上手く収めて山形の左サイドを駆け上がり、2度の切り返しからシュートを放ったが、枠の左へと逸れた。
55分、坂本稀からの浮き球のパスを野嶽が収めて國分へ。國分のペナルティーエリア内へのパスをディサロが受け、反転からシュートを放つもブロックされてCKに。キッカー・國分のクロスを山口GK・チェ ヒョンチャンが弾くとこぼれたボールに氣田亮真が反応。ゴールを狙ったが、喜岡のブロックに遭った。
後半に投入された2人が上手くパスワークに絡み、前半から一転してゴール前に迫る回数が増えた山形。68分には右サイドでトライアングルを作ってパスを回し、中村亮太朗がスルーパス。ポケットを突いた土居が受け、クロスは阻まれたがCKを得る。そのCKでは、空中戦で高く浮いたボールを野嶽がダイレクトシュート。ここはチェ ヒョンチャンが触れて右ポストをヒットし、惜しくもゴールとはならなかった。
その直後、ロングボールを送ってカウンターを狙う相手を氣田がファウルで止めてFKを与えると、ここから再び耐える時間を迎えた。まずは71分、小澤亮太が松田佳大とのワンツーからクロス。ファーサイドの磯谷駿が頭で中へ折り返し、野寄が叩きつけるヘディングで合わせる。これを渋谷が抑えきれず、こぼれ球を小澤に詰められてヒヤリとしたが枠の右へ。76分には、タッチライン際での攻防を制した野寄が鋭い横パス。山本に通ってピンチとなったが、ここは中村が身体を入れて対応する。更に77分、途中出場・西堂久俊のスルーパスが田邉光平へ渡って山形の右サイドを崩されたが、クロスは西村がクリア。直後のCKではセカンドを拾われ、山本のクロスをファーの喜岡に頭で合わせられたが、渋谷がキャッチした。
相手の猛攻を凌いだ山形は81分、氣田が土居とのパス交換から中央にポジションを取る國分へ。國分がミドルレンジから狙ったシュートはチェ ヒョンチャンに防がれた。その後、中盤でのボール奪取からカウンターという局面を2度作ったが、サイドからのクロスが繋がらなかった。
87分、山口が残る3枚の交代枠を一気に使ったのと同時に、山形は國分に代えて坂本亘基を投入する。すると90分、ペナルティーエリア手前での激しいボールの奪い合いを山形が制し、その流れから氣田が左へ。ボールを受けた坂本亘の鋭いクロスを土居が右足で上手く合わせてネットを揺らし、遂に試合をひっくり返した。
逆転に成功した山形は90分+2、ディサロに代えて大森真吾を投入し交代枠を全て使い切る。試合終了間際は右サイドでボールキープを行って時計を上手く進め、タイムアップの笛を迎えた。
通算成績11勝5分15敗、勝点38とした山形は次節、10月4日(土)にアウェイで北海道コンサドーレ札幌と対戦する。





















