| [ 試合終了 ] | ||
| 0 | 前半 | 0 |
| 1 | 後半 | 2 |
- 71分 宮澤 裕樹
- 50分 ディサロ 燦シルヴァーノ
- 58分 國分 伸太郎
メンバー
スターティングメンバー
| GK | 51 | 高木 駿 | |
|---|---|---|---|
| DF | 2 | 髙尾 瑠 | |
| DF | 4 | 中村 桐耶 | |
| DF | 50 | 浦上 仁騎 | |
| MF | 3 | パク ミンギュ |
69' |
| MF | 6 | 高嶺 朋樹 | |
| MF | 31 | 木戸 柊摩 |
55' |
| MF | 71 | 白井 陽斗 |
29' |
| FW | 7 | スパチョーク |
69' |
| FW | 11 | 青木 亮太 | |
| FW | 90 | マリオ セルジオ |
55' |
控えメンバー
| GK | 1 | 菅野 孝憲 | |
|---|---|---|---|
| DF | 15 | 家泉 怜依 | |
| DF | 25 | 大﨑 玲央 | |
| MF | 10 | 宮澤 裕樹 |
55' |
| MF | 14 | 田中 克幸 |
69' |
| MF | 27 | 荒野 拓馬 |
69' |
| MF | 30 | 田中 宏武 |
29' |
| MF | 35 | 原 康介 | |
| FW | 20 | アマドゥ バカヨコ |
55' |
監督
| 柴田 慎吾 |
スターティングメンバー
| GK | 45 | 渋谷 飛翔 | |
|---|---|---|---|
| DF | 4 | 西村 慧祐 | |
| DF | 13 | 野嶽 寛也 | |
| DF | 19 | 岡本 一真 | |
| DF | 22 | 城和 隼颯 | |
| MF | 17 | 寺山 翼 |
82' |
| MF | 71 | 中村 亮太朗 | |
| MF | 88 | 土居 聖真 |
69' |
| FW | 10 | 氣田 亮真 |
90+1' |
| FW | 25 | 國分 伸太郎 |
69' |
| FW | 90 | ディサロ 燦シルヴァーノ |
90+1' |
控えメンバー
| GK | 16 | 長谷川 洸 | |
|---|---|---|---|
| DF | 3 | 熊本 雄太 |
90+1' |
| DF | 15 | 川井 歩 | |
| DF | 49 | 坂本 稀吏也 | |
| MF | 14 | 坂本 亘基 |
69' |
| MF | 21 | 田中 渉 |
82' |
| MF | 27 | 榎本 啓吾 |
90+1' |
| FW | 9 | 高橋 潤哉 |
69' |
| FW | 55 | 堀金 峻明 |
監督
| 横内 昭展 |
スタッツ
| 90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 6 | 8 | 14 | FK | 13 | 5 | 8 |
| 1 | 0 | 1 | CK | 3 | 3 | 0 |
| 0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
| 11 | 4 | 15 | シュート | 14 | 9 | 5 |
| 3 | 1 | 4 | オフサイド | 1 | 1 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 屋内
-
- 気温
- 23.5℃
-
- 湿度
- 48%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 13,149人
-
- 主審
- 川俣 秀
-
- 副審
- 眞鍋 久大、宮原 一也
-
- 第四の審判
- 小林 健太朗
監督コメント
アウェイにも関わらず、700名近い、それ以上のサポーターに来ていただいて、我々を後押ししてくれたこと、本当に感謝しています。
ゲームは、前半から本当に選手がいい入りをしてくれたと思っています。我々が今週対札幌で準備してきたことを、選手たちが数多くピッチで表現してくれたと思っています。
得点を奪いたかったですけども、しっかり前半0で抑えながら戻ってきて、後半このままプランは変えずに行けるという判断のもと、選手を送り出しました。
そこから2点奪えましたが、1失点したのは我々に失点が多いというところで、まだまだ見直さなきゃいけないところだと思います。3点目を取るチャンスがあっただけに、そこを奪っていれば、もう少し楽な展開になれたかなと思っています。
まだそういうところの甘さはあると思うので、そこは今後トレーニングで改善していきたいなと思っています。
--今日は前半から相手にプレスをかけていって、蹴らせてセカンドボールを回収し、さらに前につなげるまでの一連の流れがスムーズだったと思いますが、チームとして意識したことがあれば聞かせてください。
札幌はビルドアップ能力に長けたチームで、こちらがセットしても違う手段でボールを動かしてくる難しい相手でしたけども、本来見なきゃいけない選手がいるところで形を変えてこられた時に、臨機応変に違う選手がその選手を見るなど、そういう対応がすごく上手くできたかなと思っています。
その奪ったボールをどう攻めるかというところも、狙いを持ってプレーしてくれたと思っています。なので、前半も少しチャンスがあっただけに得点を奪いたかったなと思っています。
--今日は山形移籍加入後初先発となった寺山翼選手は、監督も奪ってから前につけるようなところが課題だと話されていましたが、そこも含めた評価を聞かせてください。
そこは翼が今チャレンジしている部分で、元々球際の強さだったり、狩る能力が高い選手なので、そこプラス、その後どうプレーできるかというところ。トレーニングから僕もすごく彼に要求していますし、彼もそこに対して真摯に取り組んでくれています。
今日どれだけ出せたかというのはありますけども、いいプレーをしたなという評価でいます。
--攻撃の部分で前に差してから、フリックでもう1つ奥を狙ったり、落としてフリーの選手使ったりするなど、前に付ける意識がすごく高かったと思います。狙いとしていたところだと思いますが、どう評価されていますか?
自陣のところでは結構ハイプレスに来るというのは分かっていましたので、ボランチが我々のボランチを掴みに来ようとすると、その後ろが空いてくる。そこを上手く使いたいというところで、選手が意識して狙ってくれたと思います。
ただ、スタートの部分で言うと、少し我々はそこよりも相手のディフェンスラインの背後をしっかり狙っていこうとしていました。
相手のラインが下がれば、できたバイタルのスペースでボールを集めて前向きな選手を使ってさらに背後を狙っていこうというところは、選手がすごく整理してやってくれたなと思っています。
--最後は3バックにして、締めましたが3バックにした後に、ボールホルダーへの対応が遅れているのかなと思いましたがいかがでしょうか。
正直、トレーニングで3バックを試してはなくて、リーグ戦で1度やったことがありましたが、今日は本当に急増でした。ただ選手たちがそれをしっかり理解してやってくれました。
サイドのところでなかなかプレッシャーがかからなかったですが、最終的にはやらせなくて、サイドで持たれても中では跳ね返す、弾き返すというところを選手がやってくれたと思っています。
選手コメント

No.90 ディサロ 燦シルヴァーノ 選手
--先制ゴールのシーンについて。
(中村)亮太朗が見つけてくれたので、僕は信じて走るだけだったんですけど、本当にいいところに落としてくれたので、あとはミートだけ意識して、コースを狙うと言うよりは、ミートしてファーのほうに蹴るというイメージだったので、うまく枠に収められてよかったです。うまくミートはできたなと思います。
--今日はプレスをかけて奪ったボールをしっかり攻撃につなげていましたが、チームとしての手応えは?
相手はビルドアップしたいチームだったと思いますが、前から来られたのをうまく剥がせるというシーンはなかなか作り出せないということもわかっていたので、ピッチコンディションもありましたし、そういうところはうまく狙いにして、ショートカウンターを仕掛けていこうということでした。その先はうまくいくことが多かったので、チームとしてもその感触はあったと思うので、それは後半のラスト15分ぐらいまではできたかなと思います。
--チームの現状をどう感じていますか?
ホームでは強さを発揮でき始めている部分はあるので、課題はアウェイだったので、その鬼門のアウェイを今日しっかり勝ちきれたのは、また1個成長できたのかなと思います。
選手コメント

No.71 中村 亮太朗 選手
--ナイスアシストでしたが、ふり返ってください。
あれはタイミングが全部合ったという感じです。
--今日は相手のシュートがポストに当たったり、こちらのシュートが決めきれなかったりというシーンも多かったですが、試合全体ではどうでしたか?
際のところ、大事なところで寄せていましたし、失点のところは寄せきれなかったですけど、そのほかのところは球際だったりとか集中して戦っていたのかなと思います。
--最後の5バックは急造ということですが、どうでしたか?
大前提で、寄せる、球際強く行くというところは、フォーメーションが変わっても変わらないので、人任せにしないで、一人ひとりが責任を持って、短い時間でしたがプレーできたんじゃないかなと思います。
--連勝しました。
自分たち、連勝以外もうないと思うので、一つ一つ勝って、少しでも上を見られたらいいかなと思います。
戦評
前節、逆転勝利を収めて再び13位に浮上したモンテディオ山形は、大和ハウス プレミストドームに乗り込み、10位・北海道コンサドーレ札幌と対戦。2-1で勝利し、今季3度目の2連勝を飾った。
前節の試合で後半頭から出場し、山形に流れを引き寄せた土居聖真と寺山翼が先発入り。寺山は加入後初めて先発に起用された。また、出場停止処分が明けた城和隼颯が先発に復帰し、負傷した安部崇士と入れ替わる形で左CBに入った。
J1昇格プレーオフ圏内入りに向け、互いに勝利以外許されない状況で迎えた一戦は、立ち上がりから一進一退の攻防が繰り広げられた。5分、山形GK・渋谷飛翔のロングボールを國分伸太郎が上手く収めて縦パス。ディサロ燦シルヴァーノが受け、土居とのパス交換からシュートを放つも枠を捉えられず。その3分後、札幌に好機。ロングボールを白井陽斗が頭で落とし、スパチョークへ。受けたスパチョークがダイレクトで縦パスを送ると、マリオ セルジオがポストプレーから落としのパス。山形が奪いきれず木戸柊摩がシュートを放つが、西村慧祐のブロック。こぼれ球を白井が詰めるも、ここは枠を捉えられなかった。16分にも札幌。縦パスをスパチョークがライン間で受けて左へ展開し、青木亮太からパク ミンギュへと繋いでフィニッシュも枠内に飛ばなかった。
20分を経過すると、コンパクトなブロックとハイプレスを上手く使い分けた山形の守備が徐々に効き、山形優位の展開となる。21分、札幌GK・高木駿のショートパスを土居がカットしてシュート。ここは高木に防がれてCKとなる。そのCKでは、キッカー・國分のクロスに城和がヘディング。相手に当たってコースが変わったが、高木に片手一本で弾かれて先制点とはならなかった。
押し込まれる札幌は27分、白井が右足を痛めて座り込み、プレー続行不可能に。29分、田中宏武との交代を余儀なくされた。
前半からアクシデントに見舞われた札幌は33分、ペナルティエリア手前でFKを獲得。これを高嶺朋樹が直接狙ったが枠の上へと外れた。
その3分後、山形は再び相手のビルドアップミスからチャンスを迎え、氣田亮真がシュート。ブロックされてこぼれたボールに土居が反応し、ゴールを狙ったが高木に抑えられる。40分には城和の鋭い縦パスを、ライン間で氣田が受けて前進。國分とのパス交換から走り込んできた土居へ送ると、土居は左足でダイレクトシュート。枠を捉えたが、ここも高木の好セーブに阻まれた。
両チーム交代無しで臨んだ後半、序盤にスコアが動く。50分、前半とプランを変えずに臨んだ山形が中盤でパスを繋ぎ、中村亮が浮き球のパス。これをディサロが鋭い動き出しからボレーで合わせてネットを揺らし、今季10ゴール目を挙げた。
先手を取って勢いに乗る山形は57分、西村の縦パスをきっかけに左サイドでボールを動かし、國分がファウルを受けてFKを得る。58分、キッカーの國分がゴールに向かうクロスを送ると、ボールは誰にも触られずにゴールへ吸い込まれる形で追加点を奪った。
以降、山形が球際の攻防やセカンドボールの回収で相手を上回り、しばらくボールを保持する展開が続いた。劣勢の札幌は66分に田中宏が仕掛けからクロス、スパチョークがヘディングで合わせるもポストを直撃。直後、田中宏が再びクロスでチャンスメイクし、今度は途中出場の宮澤裕樹が合わせたが、ここは枠を捉えられなかった。
69分、山形は土居と國分を下げて高橋潤哉、坂本亘基をピッチに送り、更なる追加点を狙う。
しかし71分、札幌がスローインから細かくパスを繋ぎ、高嶺がクロス。これを宮澤がペナルティエリア手前の位置からダイレクトで合わせると、ゴール左隅に決まった。
一瞬の隙を突かれて点差を縮められた山形は、プレスのかからが悪くなり、札幌の攻勢を受ける。74分、田中克幸のシュートをアマドゥ バカヨコが触れてコースを変えられたが、枠外。77分には、田中宏が深い位置までボールを運び、マイナスの折り返し。受けた田中克に狙い澄ましたシュートを許したが、枠の左へと逸れた。その直後、我慢の時間帯が続いていた山形に決定機。相手のロングボールを西村が中盤の位置で跳ね返すと、氣田へ。しかし、氣田のスルーパスが高橋に繋がってフィニッシュするも、ネットを揺らせなかった。
82分、山形は寺山に代えて田中渉を投入する。その直後、高橋が相手のトラップミスを逃さず奪いシュートまで運んだが左に逸れ、ここも3点目とはならなかった。
終盤は互いに疲労からか、連携ミスが相次いでボールが落ち着かない展開となる中、86分に札幌がこの試合最初のCKを獲得。セカンドを拾った田中宏がミドルレンジから狙ったが、渋谷が抑えた。
アディショナルタイムに入り90分+1、山形は氣田に代えて移籍後リーグ戦初出場となる榎本啓吾、そしてディサロに代えて熊本雄太を投入し、交代枠を使い切った。
5バックを敷いて逃げ切りを図る終了間際、高嶺の強烈なミドルシュートが左ポストを叩く。しかし、ボールがそのままラインを割ったところで試合終了、リーグ戦では9年ぶりとなるドームでの試合を制した。
通算成績は12勝5分15敗、勝点は41となった山形。ここから中断期間に入り、次節は19日(日)、ホームでロアッソ熊本と対戦する。



















