| [ 試合終了 ] | ||
| 0 | 前半 | 0 |
| 1 | 後半 | 1 |
- 65分 ディサロ 燦シルヴァーノ
- 78分 豊田 歩
メンバー
スターティングメンバー
| GK | 45 | 渋谷 飛翔 | |
|---|---|---|---|
| DF | 3 | 熊本 雄太 | |
| DF | 13 | 野嶽 寛也 |
90+2' |
| DF | 19 | 岡本 一真 | |
| DF | 22 | 城和 隼颯 | |
| MF | 17 | 寺山 翼 | |
| MF | 71 | 中村 亮太朗 | |
| MF | 88 | 土居 聖真 |
70' |
| FW | 10 | 氣田 亮真 |
90+2' |
| FW | 25 | 國分 伸太郎 |
66' |
| FW | 90 | ディサロ 燦シルヴァーノ |
70' |
控えメンバー
| GK | 16 | 長谷川 洸 | |
|---|---|---|---|
| DF | 15 | 川井 歩 |
90+2' |
| DF | 49 | 坂本 稀吏也 | |
| MF | 14 | 坂本 亘基 |
66' |
| MF | 20 | 吉尾 海夏 | |
| MF | 21 | 田中 渉 | |
| MF | 27 | 榎本 啓吾 |
70' |
| FW | 23 | 大森 真吾 |
90+2' |
| FW | 55 | 堀金 峻明 |
70' |
監督
| 横内 昭展 |
スターティングメンバー
| GK | 1 | 佐藤 史騎 | |
|---|---|---|---|
| DF | 4 | 袴田 裕太郎 | |
| DF | 24 | 李 泰河 | |
| DF | 25 | 小林 慶太 | |
| MF | 6 | 岩下 航 | |
| MF | 8 | 上村 周平 | |
| MF | 9 | 大本 祐槻 | |
| MF | 17 | 藤井 皓也 |
90+2' |
| FW | 10 | 古長谷 千博 |
64' |
| FW | 11 | ベ ジョンミン |
64' |
| FW | 14 | 塩浜 遼 |
控えメンバー
| GK | 23 | 佐藤 優也 | |
|---|---|---|---|
| DF | 3 | 大西 遼太郎 | |
| DF | 5 | 阿部 海斗 | |
| MF | 7 | 竹本 雄飛 |
90+2' |
| MF | 15 | 三島 頌平 | |
| MF | 21 | 豊田 歩 |
64' |
| FW | 16 | 松岡 瑠夢 | |
| FW | 18 | 半代 将都 |
64' |
| FW | 20 | 大﨑 舜 |
監督
| 大木 武 |
スタッツ
| 90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 7 | 5 | 12 | FK | 9 | 5 | 4 |
| 4 | 4 | 8 | CK | 7 | 1 | 6 |
| 0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
| 6 | 2 | 8 | シュート | 14 | 4 | 10 |
| 1 | 0 | 1 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 曇時々晴
-
- 気温
- 16℃
-
- 湿度
- 53%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 9,622人
-
- 主審
- 松澤 慶和
-
- 副審
- 竹長 泰彦、清水 拓
-
- 第四の審判
- 阿部 将茂
監督コメント
今日もたくさんサポーターに来ていただいて、本当にありがとうございました。我々ホームで3連勝、連勝を1つ伸ばせるチャンスではあったのですが、引き分けで勝点1しか積めずに申し訳なく思っています。
試合に関しては、前半思っていた、我々が予想していた相手の形と少し違っていて、そこを修正するのに少し時間がかかったかなと。その中でも選手たちが臨機応変にプレッシャー回避や相手にプレッシャーをかけるということをよくやってくれたと思っています。
ハーフタイムに戻ってきてその確認をもう1回して、後半に送り出して、先制点を奪えたところまでは非常に良かったと思います。
失点のところは我々が相手を追い込んでボールを奪いかけたところで逃がされてから少し押し込まれて、最後はクロスが直接入ってしまいました。アンラッキーと言えばアンラッキーでしたけども、そこまでに関して、我々にもう少しできたことはあると思いますし、最後に上げられたところももう少し何とかできたんじゃないかなと。まだ見返していないのではっきりとしたことは言えませんけど、そこに少し緩さはあったのかなと思っています。
最後、我々も2点目を取りに行こうとしましたけども、相手にもチャンスがありましたし、我々にもセットプレーからチャンスはあったと思います。この勝点1はそういう意味では1つ積み上げられたということで僕はポジティブに捉えています。
--相手のフォーメーションが想定と少し異なっていたことについて、前半相手にハイプレスを受けていましたが、どんな影響があったのかと、どれくらいから選手が処理できていたのか、詳しく教えていただけますでしょうか。
相手のプレスで言うと、完全にはめてきていて、はめやすい形だったのかなというところで、少し長いボールも前半増えたと思います。それは選手自身が判断して何度か裏返しにしてチャンスも作ったと思います。ただ、そのボールや最初の意図が少し合わなくて、相手ボールになることがあったので、そこは我々の精度が少し足りなかったかなと。
ただ、徐々に自分たちで動かせる時間も増えてきて、ディフェンスラインの前でボールを入れて前向きな選手を使いながら背後を使うというシーンも少しずつ出てきました。
相手にプレッシャーをかけるというところでは、相手も形を変えてきましたけども、そこは選手がこれまでやってきた積み上げ、蓄積があるので、うまく判断しながらプレーしてくれたと思います。
--得点シーンはカウンターから生まれたと思いますが、逆にカウンターができそうな場面でも少し遅くなって相手の帰陣を許してしまうシーンも多かったと思います。監督の目にはどう映っていましたか?
熊本はボールを奪われた瞬間の切り替えがすごく早いチームですが、その攻撃の後はかなりバランスを崩しているので、我々もそこは狙っていこうという話はしていました。ただ、思ったようにそこのスピードや精度がなかなか上がらなかった事実はあるかなと思っています。
--相手の下げたパスなどにもかなり前に出ていけるようになったと思いますが、守備の評価をお願いします。
ミドルブロックで、ハイプレスも相手の状況によってはやっていきたいというところ。ただ、うまくボールを動かされた時にしっかりミドルブロックを作って、そこからまたハイプレスに持っていくという作業は選手もすごく意識しています。
下げたボールに対して必ず押し出していくというところはトレーニングでも選手が意識してやってくれていますので、それが少しずつゲームの中で出ているシーンもありますけど、全体的にやれているシーンをもっともっと増やしていきたい。
1人2人3人ではなくてキーパーを含めた11人で連動してできる回数をもう少し増やしたいなと思っています。
--シュートは打たれていますが、相手のシュートに対して出ていく出足やクロスを上げさせないところなど、就任当時から課題にしていたところもすごく変化があって、簡単に熊本にやらせなかった要因の一つだと見えましたが、いかがでしょうか?
ただ、今日は相手のクロスからヘディングシュートで際どいシーンがあって、シブ(渋谷飛翔選手)がなんとか防ぎましたが、あそこでクロスを上げられたシーンも、まだ詳しく映像を見ていないですけど、ひょっとしたらもう1歩半歩寄せられるところだったのかもしれないですし、それは試合を見直してしっかり確認してみたいなと思っています。
ただ、選手の意識は少しずつですけども上がってきていると思っています。
--残り5節になりました。その最終盤の5試合で、チームをどういう方向性で成長させていきたいか、目標などを教えてください。
目標は残り5試合どう戦うかもすごく重要だと思いますけども、僕らよりも順位が上のチーム、その背中を見て、チャレンジャーの気持ちで1試合1試合大事に戦っていく。それがチームとして成長できることだと思っています。
そんな簡単な5試合ではないと思っています。もちろん、今日終わったゲームも選手と共に見直しながら反省しますけども、次の大宮戦に向けて何ができるか。全部出し切ってどう戦っていくかということだけを考えて戦っていきたいと思っています。
それが成長につながると信じています。
選手コメント

No.90 ディサロ 燦シルヴァーノ 選手
--試合の感想からお願いします。
決定機が多くあった中で1点しか取れなかったのは、攻撃陣にも責任はありますし、1失点して引き分けになってしまったところは、シブくん(渋谷 飛翔)も1回ビッグセーブもしてくれましたけど、もう1点取られてもおかしくない状況の中で、逆に1点で抑えられたと考えたら、勝点1は積み重ねることができたのかなととらえることもできるかなとも思います。
--先制点の解説をお願いします。
相手のパスがズレて、ショートカウンター気味になったところで、(土居)聖真くんがスピードを殺さないところで・・・・・あとはコース取りだけ意識して、シュートはキーパーと駆け引きしてうまく、ファーに見せかけてニアに流し込めたかなと思います。
--そして、第一子誕生、おめでとうございます。生まれてからすぐのゴールでしたが、気持ちとしてはどうですか?
奥さんに「必ず取ってくる」と言っていたので、有言実行じゃないですけど、彼に捧げるゴールです。
--次節は開幕戦で負けた大宮です。意気込みをお願いします。
またホームでできるということで、今日は勝てはしなかったですけど、ホームで5試合無敗は継続できているし、次は勝ちで、今日の勝点1が意味ある勝点1だったと思えるようにやっていきたいと思います。
--今日はU-23マーケティング部がイベントをすべて考えて集客してくれましたが、そういった活動について選手たちはどう感じていますか?
ふだんとは違ったイベントをたくさんやっていたので、そういう方々が集客してくれたことで今日のゲームが成り立ったと思いますし、来てくれたお客さんが僕たちに力を与えてくれたと思うので、彼らに感謝したいと思います。
--ゆりかごダンスや赤ちゃんジェスチャーもやっていましたが、気分としてはあの瞬間はどんな気持ちでしたか?
決めたらやろうと思っていたので。思ったより、みんな帰陣が早かったので、「少ねえな」と思ったんですけど、やれてよかったかなと思います。
--土居聖真選手が前のめりでやっていましたが、どんな声がかかったのでしょうか?
「やろうよ」と言ってくれたので、周りを見たら全然いなかったので、ベンチの選手とか一緒にやってくれて、なんとかやれてよかったかなと思います。
--出産には立ち合えましたか?
立ち合えました。かわいいですね。世界一かわいいです。
--残り5節ですが、どんな意気込みで最終盤を戦いますか?
他力になる部分はありますけど、まだ可能性はゼロではないので、自分たちのやれるところを1試合1試合フォーカスして勝っていきたいと思っていますし、先は見据えずに、目の前の1試合1試合をていねいに戦っていきたいなと思います。
--リリースには「かっこいいパパになる」とありましたが、どんな姿を見せたいですか?
息子がいつか、僕の動画とか映像とかを観て、誇らしく思ってもらえたり、真似したいと思ってもらえる父親になりたいと思います。
選手コメント

No.45 渋谷 飛翔 選手
--1失点ありましたが、どうでしたか?
勝ちたかったですね。
--ビッグセーブもありましたし、熊本 雄太選手のカバーリングに助けられたところもありました。ゴールを脅かされた印象はありますが、それについては?
ピンチもありましたけどチャンスもあったと思うし、後ろはゼロで抑えないと勝てないと思うので、僕が出てから毎試合1失点していますけど、ゼロで抑える試合がないと勝てないので、もう少し何かできたらいいかなと思うので、次の大宮戦までちょっとずつ改善できるように頑張ります。
--失点シーン自体は、キーパー的には難しかったですか?
そうですね、難しい感じはしたんですけど、家に帰って観返して、何ができたかなと。今後のために勉強し直したいと思います。
--今日はお子さん2人と選手入場しました。熊本選手と2人で筋トレみたいな感じになっていましたが?
久しぶりに一緒に入ったので。下の子は初めて入ったので、最低限、負けなくてよかったです。
--この勝点1は次につなげられますか?
残り全部勝てるように、今日の悔しいのは反省して、次に切り替えていければなと思います。
--また来週もここ(ホーム)なので。
はい、みんなで頑張ります。
戦評
約2週間の中断期間が明け、ここからホーム2連戦を戦う13位・モンテディオ山形は、今季初の3連勝を懸けて16位・ロアッソ熊本と対戦。後半に先制に成功するもリードを守りきれず1-1のドローに終わり、またしても3連勝はお預けとなった。
試合前の気温が16℃と肌寒いコンディションで行われた一戦。熊本雄太が約2ヶ月ぶりに先発入りし、他10人は前節から入れ替えずに臨んだ山形だったが、序盤はボールを収めきれなかったり、相手のハイプレスに捕まったりして守勢の時間が続いた。
その中で8分、ワンタッチパスを繰り返してプレス回避し、土居聖真のスルーパスが裏を突いた氣田亮真に渡って決定機を迎えたが、シュートは熊本GK・佐藤史騎の正面だった。ここから押し込む時間帯を作りたい山形だったが15分、熊本がショートカウンターから決定機。クロスを収めた塩浜遼の落としを古長谷千博が受け、ループシュート。ここは熊本雄太がゴールライン際まで戻ってヘディングクリア、最後は山形GK・渋谷飛翔がキャッチして失点を免れた。
以降は互いに球際へ激しくアタックしたり、クロスボールを安定した守備で跳ね返したりしたことでチャンスらしいチャンスが生まれず、膠着した状況が続いた。
前半も残り少なくなる中、39分、山形が右サイドでCKを獲得すると、セカンドを氣田が拾い國分伸太郎へ。ダイレクトで送ったクロスに寺山翼が頭で合わせたが、枠を捉えられず。44分には、中村亮太朗の左サイドからのクロスにペナルティーエリア内まで上がった野嶽寛也が合わせに行ったが、相手DFに当たってCKを得る。しかしフィニッシュまで繋げることは出来なかった。前半はこのままスコアレスで終了し、後半へと突入する。
両チーム選手交代無しで迎えた後半、最初にチャンスを迎えたのは山形。47分、左サイドでCKを獲得し、國分がボールを送る。これにディサロが叩きつけるヘディングシュートで合わせたが、佐藤のファインセーブに阻まれた。
後半も互いにゴール前に人数をかけた守備で決定機を許さず、拮抗した展開で試合が進む中、65分に山形がロングカウンターから均衡を破る。相手のパスを岡本一真がカットし、縦パスを供給。受けた氣田が逆サイドへ展開すると、ディサロはスルーし土居に渡る。土居はワンタッチでスルーパスを送ると、ディサロへ繋がってGKと1対1に。落ち着いてゴール左隅に決めて2試合連続得点をマークした。先制直後、山形は國分を下げて坂本亘基をピッチに送った。
先制から3分後、小林慶太の前線への長いパスが塩浜に渡って山形はヒヤリとしたが、シュートは渋谷が抑えた。その直後、山形は先制点と同様に相手のパスをカットしてカウンターという局面を作り、氣田のクロスを坂本が合わせたが、ミートせず枠の左へと外れた。
70分、山形は先制ゴールをマークしたディサロに代えて堀金峻明、アシストした土居に代えて榎本啓吾を投入。榎本は右ウイングに入り、氣田はトップ下にポジションを移した。
73分、山形の右サイドで熊本が細かいパスワークから前進し、岩下航がクロス。ここは城和隼颯がクリアしてコーナーに逃れる。キッカー・藤井皓也のクロスを跳ね返しきれず、最後は岩下に押し込まれたが、熊本雄太がブロックに入り、再びCKとなる。2本目のCKではペナルティーエリア外まで跳ね返したが、セカンドを拾った上村周平にボレーで狙われる。ここは寺山が頭で触れて枠の上へと逸れた。3度CKを与えたが、競り合いの場面でファウルを受け、山形は立て続けのピンチを凌いだ。
しかし78分、途中出場の豊田歩が大外でフリーの大本祐槻へ。大本はトラップが乱れたこともあり、再び豊田に預けたが、そこからインスイングのクロスを送ると誰も触れることなくゴールへと吸い込まれ、山形は同点に追いつかれた。
80分を経過して間もなく、山形は再三のセットプレーのチャンスを迎えるも活かせず、流れは熊本へ。86分、上村からの鋭いクロスを塩浜にフリーで合わせられたが、渋谷がファインセーブでチームを救った。
目まぐるしく攻守が入れ替わり、オープンな展開でアディショナルタイムへ。90分+2、山形は野嶽に代えて川井歩、氣田に代えて大森真吾を投入し、勝ち越しを試みる。しかし大本にミドルを許したり、山形の左サイドを崩されて波状攻撃を受けたりと、終了間際は熊本に押し込まれた。逆転は許さなかったものの勝ち越すこともできず、試合は痛み分けに終わった。
これで山形の通算成績は12勝6分15敗、勝点は42となり、順位は1つ上がって12位となった。次節は26日(日)、RB大宮アルディージャと対戦する。


















