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モンテディオ山形
モンテディオ山形
1
[ 試合終了 ]
0 前半 0
1 後半 0
0
  • 49分 南 秀仁
AWAY
V・ファーレン長崎
V・ファーレン長崎

メンバー

モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 21 櫛引 政敏
DF 4 三鬼 海
DF 5 野田 裕喜
DF 23 熊本 雄太
MF 7 岡﨑 建哉
MF 17 中村 駿 18'
MF 19 松本 怜大
MF 25 末吉 塁 46*'
FW 9 ヴィニシウス アラウージョ 74'
FW 11 山岸 祐也 86'
FW 18 南 秀仁 86'

控えメンバー

GK 30 佐藤 昭大
DF 6 山田 拓巳 86'
DF 31 半田 陸
MF 10 中村 充孝 74'
MF 14 本田 拓也 18'
MF 20 加藤 大樹 46*'
FW 13 大槻 周平 86'

監督

石丸 清隆
V・ファーレン長崎

スターティングメンバー

GK 21 高木和 徹
DF 4 フレイレ
DF 16 毎熊 晟矢 79'
DF 22 徳永 悠平
DF 23 米田 隼也
MF 17 秋野 央樹
MF 18 氣田 亮真 60'
MF 19 澤田 崇 79'
MF 40 カイオ セザール
FW 9 富樫 敬真 42'
FW 32 ビクトル イバルボ 60'

控えメンバー

GK 1 富澤 雅也
DF 3 亀川 諒史 79'
DF 5 鹿山 拓真
MF 7 吉岡 雅和 60'
MF 8 磯村 亮太 79'
MF 10 ルアン 60'
FW 29 畑 潤基 42'

監督

手倉森 誠

スタッツ

90 45 total   total 45 90
0 0 7 FK 6 0 0
0 0 8 CK 2 0 0
0 0 0 PK 0 0 0
0 0 10 シュート 8 0 0
0 0 0 オフサイド 0 0 0

試合環境

  • 天候
  • 気温
    29.7℃
  • 湿度
    59%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    3,725人
  • 主審
    鶴岡 将樹
  • 副審
    蒲澤 淳一、坂本 晋悟
  • 第四の審判
    篠藤 巧

監督コメント

<ハーフタイム>
・あと45分 走り切ろう 運動量緩めない。
・相手のボールケアをしっかり。

<試合後監督会見>
ホームでなかなか勝利を届けることが出来なかったのですが、久々に、そして首位相手に勝ち点を取ることが出来て、本当に嬉しく思います。
選手がハードワークしてくれたという印象です。

ゲームの方は、大味というか、攻守が分離したような形のゲームになってしまったのが残念です。

ボールを持てば回せる部分と、守備になれば外されてプレッシャーに行けないという状況が続いたことが、残念です。

しかし、ボール持てばゴールに向かうシーンをある程度作れていました。

その中の切り替えという部分と、相手に個人の能力があるところで、ラインが下がる部分は、まだまだこれからやらなければいけないと思います。

今で言うと、チームとしては勝利が大きい部分ですので、最後も逃げ切りのような形で5バックにしました。
こうやって勝点を積み上げながら、自分たちのスタイルの確立も、勝ちながら修正できるのは大きいと思っています。
すぐまた中二日でゲームがありますが、しっかり整えて次に向かいたいと思います。


(Q.末吉選手から加藤選手への交代の意図を)

(末吉選手は)攻撃には絡んでいましたが、相手が(末吉)塁のことをうまく研究していたと思ったので、彼の良さが今日は出てないということ。

(中村)駿を前半に替えなければいけない状況の中で、交代の回数の部分も含めて思い切ってハーフタイムに替えたほうが、次の手が出来るので、サイドを一回変えようかと思ったのですが、それよりフレッシュな、タイプの違う相手を置いてみるのは手だと思い替えました。


(Q.今季初の連勝で大きな自信になると思いますが?)

勝ちはやはり大きいと思います。
自分たちのやりたいことを積み上げなくてはいけないのですが、(現在連戦で、)練習自体が出来ないので、今、こうやって勝ちぐせというのをチームにつけていくと、色んなものがまた違う形で見えてくるので、勝ちは大きいと思います。


(Q.京都戦は同じ4バックで外国人選手にやられましたが、今日はゼロで抑えられました)

プレッシャーを掛けられない部分もありましたが、サイドバックを絞りながら、連携を上手く、この間の京都戦よりは、自分たちの距離感というのを保てたと思います。

選手コメント

DF:23:熊本 雄太

熊本 雄太

熊本雄太選手

(Q.京都戦4失点のあと2試合無失点が続いていますが、どこが良かったのでしょうか?)

4バックは京都戦が初めてでした。
そこから守備の改善は、みんなでボール状況に合わせてポジションを取っていくことを、常にやっているので、そこが一番の要因だと思います。


(Q.強力な外国人選手がいましたが、そこの対応もサイドバックと上手く連携して出来た?)

京都戦はウタカ選手に一本のロングボールでやられてしまうシーンが多くあったので、それの繰り返しをしないように、センターバックの(野田)裕喜もそうですが、サイドバックの人も声を掛け合いながら抑えられたと思います。


(Q.久しぶりのホームでの勝利、しかも再開後一番多く観客が入りました)

ホームで勝てない状況の中でも足を運んで応援してくださる人たちがいらっしゃいます。
今日は首位相手ですが、勝とうというのは試合前から言ってました。
結果で示せてよかったと思います。


(Q.拍手も大きかったと思いますが?)

思った以上にお客さんが入っていただき、最初はいっぱい入っていると思いましたし、拍手などは、僕たちがきつい時は後押しになります。


(Q.次節に向けてサポーターへ意気込みを)

粘り強く守備から良い攻撃が出来てますし、自分たちがやりたいサッカーというのは徐々にではありますが、出来ていると思います。
そこを積み上げながら3連勝出来るようにがんばります。

選手コメント

FW:18:南 秀仁

南 秀仁

南秀仁選手

(Q.得点シーンを振り返って)

(加藤)大樹くんがクロス上げると信じて走って、ヘディングはそんな得意じゃないですが、うまく入ってよかったな、という感じです。


(Q.スタメンということで、一番意識していたことは?)

4-4-2の右サイドで、自分の好きなポジションでもあるので、試合をうまくスムーズに進められるようにと思って、試合に入りました。


(Q.チャンスも多く作っていました。手応えは?)

もう少し決定的なチャンス作れればもっと良かった思っています。
ゴール前のところは精度を上げたいです。


(Q.ボールを持てば回せるようになってきていますが、自身としてチームとして進んでいるなという手応えは?)

今日の試合もうまく自分たちで保持し、いい感じで出来ていたので、これを続けていきたいと思います。


(Q.勝ててない時期も各選手ともやっていることは間違っていないと言ってましたが、2連勝と結果がついてきてその思いは強くなっている?)

自分たちがボールを保持するサッカーをずっと目指してやってきて、ここ2試合勝っているのは、すごく良いことだと思っています。
これは継続していきたいと思います。


(Q.中二日とタイトな日程でですが、次に向けて)

スタメンで出れば、今日みたいなリズムを作ってチャンスメイクをするプレー、チームの助けになるようなプレーをしたいです。

戦評

前節9試合ぶりの勝利を挙げ、ホームに戻ってきたモンテディオ山形は、首位・長崎と対戦。後半開始早々に南秀仁選手のゴールで先制すると、その後も長崎の攻撃を水際でしのぎきり、2試合連続の1-0で今季初の連勝を達成した。

引き続き4-4-2のフォーメーションとなるモンテディオは前節から3人を交代して臨んだ。試合開始前には栗山直樹選手の長期離脱のリリースが発表され、ベンチには背番号3のユニフォームが飾られた。

序盤からサイドを起点に組み立てると、5分には松本怜大選手の左クロスを、中央でヴィニシウス アラウージョ選手がヘッドに当てるシーンがあり、8分には山岸祐也選手のフリックから南選手へ、さらに南選手から末吉塁選手へ、中村駿選手から末吉選手へと、次々に背後をとる動きを作った。

10分のプレーで右足を痛めた中村駿選手がプレー続行不可能となり、17分に本田拓也選手と交代するアクシデントが発生した。しかし、その後も攻撃ではチャンスを作り、25分から26分にかけての攻撃では、三鬼選手のクロスを山岸選手がヘデイングシュート。キーパーが弾いたボールをヴィニシウス選手が拾いシュートを放ったが、ここは枠を越えていった。

守備では立ち位置を変化させる長崎のボールを奪うことができず、押し込まれる時間も多かったが、4-4-2のブロックを保ちながら粘り強く対応し、シュートを打たせる場面はほとんどなかった。43分には岡﨑建哉選手のバックパスが長崎・氣田亮真選手に奪われ、そのままシュートに持ち込まれるシーンがあったが、ここもCKに逃れ、その後の攻撃もしのいで前半を終えた。

花火が上がったハーフタイムをはさみ、モンテディオは末吉選手に代えて加藤大樹選手を投入。その加藤選手のいる左サイドで、後半開始から攻撃はさらに活性化されていった。

開始直後には山岸選手のワンタッチで加藤選手が背後へ抜け出してクロス。このプレーで得たCKから、キーパーのパンチングしたボールを南選手が蹴り返した。その直後にもショートカウンターから山岸選手のシュートまで持ち込み、49分にも加藤選手のクロスからヴィニシウス選手がシュートチャンスを迎えたが、左足のシュートは枠をそれた。

しかしその直後、左サイドでヴィニシウス選手がタッチライン際でボールを残し、寄ってきた岡﨑選手へパス。タッチラインを割ったと判断した長崎の選手の動きが一瞬止まったのを見逃さず、モンテディオはその隙を突いて攻撃を続行。岡﨑選手が背後のスペースに送ったボールを加藤選手が受けてクロス。中央にフリーで詰めていた南選手が目一杯伸びて頭を突き出すと、シュートはファーポストに当たって枠内に収まった。

1-0とリードしたモンテディオはその後も攻撃を続けるが、20分頃から徐々に押し込まれる時間が増えた。飲水タイム後、スローインから逆サイドに展開され、最後はカイオ セザール選手のシュートを受けたが、GK櫛引政敏選手は枠外に外れるシュートを余裕を持って見送った。

徐々にギアを上げようかという長崎に対して、モンテディオは74分、ヴィニシウス選手に代えて中村充孝選手を投入、前線で起点を作る。80分には松本選手のスルーパスに時間差で中村充選手が飛び出したが、ここはあと一歩間に合わなかった。

2度の2枚替えで選手を入れ替え、ゴール前の人数と強さを増してきた長崎に対し、モンテディオは81分、山岸選手から大槻周平選手へ、南選手から山田拓巳選手への交代で3-4-2-1にシステムチェンジ。マイボール後の時間の使い方には課題を残したが、センターバックのフレイレ選手を前線に上げ、サイドからのクロスを多く供給しようとする長崎に対し、集中力高い守備で対抗した。

90分+3には、ペナルティーエリア内でカイオ セザール選手に収められ、クロスの折り返しから最後は畑潤基選手にシュートを打たれたが、ここもミートしない軌道は枠外へ。1点を最後まで守りきり、有観客ではホームで今季初勝利。そして今季初の連勝を達成した。

首位を破ったモンテディオは通算戦績を3勝5分け4敗とし、勝点を14に伸ばした。順位は15位まで上げた。