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東京ヴェルディ
東京ヴェルディ
0
[ 試合終了 ]
0 前半 1
0 後半 1
2
  • 13分 ヴィニシウス アラウージョ
  • 66分 ヴィニシウス アラウージョ
AWAY
モンテディオ山形
モンテディオ山形

メンバー

東京ヴェルディ

スターティングメンバー

GK 31 マテウス
DF 2 若狭 大志
DF 16 福村 貴幸
DF 22 馬場 晴也
DF 24 奈良輪 雄太 46*'
MF 4 梶川 諒太 84'
MF 6 山本 理仁
MF 9 佐藤 優平 84'
MF 17 加藤 弘堅
FW 19 小池 純輝
FW 20 阿野 真拓 61'

控えメンバー

GK 1 柴崎 貴広
DF 3 富澤 清太郎
DF 28 山口 竜弥 84'
MF 18 松橋 優安 84'
MF 33 橋本 陸斗
FW 11 山下 諒也 46*'
FW 27 佐藤 凌我 61'

監督

永井 秀樹
モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 44 藤嶋 栄介
DF 5 野田 裕喜
DF 6 山田 拓巳
DF 23 熊本 雄太
MF 14 山田 康太
MF 17 加藤 大樹 90+1'
MF 19 松本 怜大
MF 25 國分 伸太郎
FW 9 ヴィニシウス アラウージョ 79'
FW 18 南 秀仁 90+1'
FW 41 中原 輝 71'

控えメンバー

GK 1 ビクトル
DF 2 山﨑 浩介 90+1'
DF 31 半田 陸
MF 11 堀米 勇輝 71'
FW 13 木戸 皓貴 79'
FW 27 松本 幹太 90+1'
FW 39 林 誠道

監督

石丸 清隆

スタッツ

90 45 total   total 45 90
0 0 8 FK 9 0 0
0 0 4 CK 5 0 0
0 0 0 PK 0 0 0
0 0 4 シュート 22 0 0
0 0 0 オフサイド 0 0 0

試合環境

  • 天候
  • 気温
    9.4℃
  • 湿度
    41%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    2,709人
  • 主審
    田中 玲匡
  • 副審
    日比野 真、塚田 智宏
  • 第四の審判
    細尾 基

監督コメント

<ハーフタイム>
・前を向いてチャンスを逃さないでいこう。
・後半点を取って勝っていこう!


<試合後監督会見>
前節不甲斐ない内容のゲームをしたので、今日、少しでも自分達らしさというのを取り戻したいと思い、ゲームに臨みました。
そういった中で、完璧ではないですが勝てたことは大きいと思っています。

選手は本当にハードワークしてくれましたし、そこは選手に感謝したいと思います。

ゲームの方は、相手がもう少しボールを持つ、持たれるかなという部分も考慮しながら考えていましたが、思ったよりも自分達がボールを持て、ゲーム展開が少し楽になった印象があります。

しかし、その中で崩す形やゴールに向き合うことはもう少し出来たと思います。

守備のところも自分達からバランスを崩して取りに行く姿勢が強すぎて、相手にスペースを与えるという部分がありました。

そういった部分は、まずやってみないとわからない部分もあります。次に生かしたいと思います。

点を取るところで取らないと、自分達でゲームをしんどくするので、取れるチャンスがもう少しあったのは反省材料だと思います。

しかし、1勝するのは、チームにとってもだいぶ大きなことですので、最後ネガティブではないですが、3バックにしたのも今日は勝ち切りたいという部分がありました。

また色々次につなげていきたいと思います。


(Q.初先発となった國分選手について、パフォーマンスが良かったと思いますが、中盤での距離感を含めてどう評価していますか?)

今日は全体的に、(國分)伸太郎も初めてのスタメンでもありますが、前節の反省を踏まえて、チームの立ち位置も、全体的に距離感が良かったかなと思います。

守備の部分でも中盤のスライドというのはやらなければいけない相手と思いました。かなり意欲的というか、初めてのスタメンに関わらず良くやったなという印象ですね。攻守ともに。


(Q.東京ヴェルディの攻撃を限定しながら追い込んでボールを奪えていたと思うが、守備で上手くいったところは?)

本当はもう少しコントロールしたかったですが、相手のミスに助けられた部分もありますし、はじめ、相手のメンバーを見て、立ち位置がどうなのかなとか、試合の流れの中でも色々変えてきたりしました。

難しい部分はありましたが、一回チームとしての原則を整理して今回臨んだ部分で、良かった部分は多かったと思います。

ただし自分達から、相手の立ち位置を、ボランチを引っ張り出して中を付けたい部分は何回かスキを与えている印象がありました。

そこは反省材料ですが、おおよそ外回りのボールに対しては、そんなに怖さはなかったと思います。

自分達のミスでのピンチは、何回か喰らいましたが、チーム的には良かったと思います。


(Q.キャンプ中から重要視していたセットプレーで点を取れたことについて、キッカーの中原選手の役割を含めて評価を)

良いボールを蹴っていた印象はありますが、違う場所もにもいけたかなと思います。

そこは力みがあったかなと思います。

あの部分でのゴールはある程度チームとして共有していた部分もありました。

コーナーキックもありましたが、何回か、ミスキックなのかそこをほんとに狙ったのかという部分は、これから反省材料としてあるかもしれませんが、まずは取れた印象はあります。

精度は高いので、チームとしてもう少し共有しながら、セットプレーからのゴールを増やしていくのは、チームとしては今年みんなで共有している部分でもあります。また取り組んでいきたいと思います。

質は高いので、みんなが信用して入っていくということをもっとやっていきたと思います。


(Q.先制した後、前半でもう一点欲しかったところだと思いますが、こうすれば取れたと感じたところはありますか?)

思ったよりも相手が引いたなど色んな要素があります。プレッシャーの強度で、後ろのスペースが取りにくかった印象はあるかもしれないですが、相手に合わせたような攻撃をしてしまった部分はあったと思います。

サイドから南がフリーでも使わなかったり、ヴィニが空いているのに使わないというシーンは何回か見られた部分は反省材料です。しかし、自分達から崩しに行こうする姿勢は、前節に比べてだいぶ進歩したかなと思っています。

そこをポジティブに考えて、 取りに行く姿勢はもっと欲しいですが、後半も点を取りに行くという姿勢からスタートして、追加点も取れましたし、もう一点本当に欲を言えば取りたかったですが、それは次に活かしたいと思います。

選手コメント

FW:41:中原 輝

中原 輝

(Q.初先発となりましたが自身の出来はどう捉えていますか?)

僕自身の特徴は出せたのかなという感覚はあります。

しかし、ゴールだったりアシストという部分で(結果を)残せなかったので、これからそういう部分にもっとこだわってやっていきたいと思っています。


(Q.セットプレーのキッカーとして良いボールが供給できていたようですが?)

あの得点は狙い通りと言うか、あのポイントにヒロキ(野田選手)やクマ君(熊本選手)が入っていくという部分で狙っていたので、それが得点につながって良かったと思います。


(Q.今日は攻撃のところで、カットインで入っていくよりも早めにクロスを上げるシーンが多かったが、それはチームとしての共通の約束だったのか、状況を見ての判断だったのかについて)

中が良い準備出来てきたら、早めにクロスというのはチームで狙っていることなので、自分の状況、そして中の状況をしっかり判断して、そういうプレーに至ったのかなと思っています。


(Q.右サイドで山田拓巳選手とのコンビネーションで良い攻撃が多かったと思いますが手応えは?)

守備でも攻撃でも、攻撃は特に僕、自由にヤマさん(山田拓巳選手)もやらせてくれているんで、そこは非常にやりやすさもありますし、守備は後ろから声をかけてもらって、やられなかったというのはよかったです。

もっと、コンビネーションをこれから深めていけば、もっといい攻撃できると思っています。そこをもっと練習から突き詰めて、右サイドのクオリティを上げていけるように、やっていきたいと思っています。


(Q.リーグ戦初勝利について、チームとしても大きな1勝だと感じますが)

開幕勝てなかったので、この試合に懸けている部分は大きかったですし、僕自身スタートで使ってもらって、ここで何が何でも勝ちたかったです。

個人的に数字の部分は残せなかったですが、勝利に貢献できたのは大きかったと思っています。


(Q.チームでボールを回した後自分のところにボールが入った時に、急ぐところと時間を使うところの判断が良かったと思いますが、自身どんな意識で臨んでましたか?)

速攻できる時にその速攻を逃す、アタッカーとして判断ミスはしてはいけない部分だと自分思っています。

まだまだな部分は多いですが、特に速攻の部分でチャンスメイクだったりシュートでは、自分の特徴も出しながら今回やれたのかなと思っています。


(Q.ヴェルディは立ち位置や選手の場所を変えたり色々やってきましたが、どう見ていましたか?逆にどういうところを狙い所と定めていましたか?)

ボールをヴェルディが繋ぎたいのはわかっていたので、守備はしっかりコンパクトにチームのやるべきことをやって、僕自身としては、相手が人数を前に割いてくるので、後ろが薄くなるという部分はちょっと感じていました。

奪った瞬間前への推進力だったり、そこからの仕掛け、クロスというのは意識して試合に入りました。

選手コメント

FW:9:ヴィニシウス アラウージョ

ヴィニシウス アラウージョ

(Q.今季初勝利となりましたが、試合全体を振り返って)

本当に勝利しか考えずに臨んだ試合でした。
東京ヴェルディは開幕戦に勝って本当にタフな試合になると思っていましたが、僕たちはどうしても今日の試合に勝ちたかったので、その気持ちがグラウンドの中に表れたのだと思います。


(Q.2ゴールを決めましたが、それぞれ振り返って)

1点目に関してはセットプレーからでしたが、今週はずっとセットプレーの練習をしていて、僕が良い所にいてボールが溢れて押し込むだけでした。

本当に良かったと思いますし、2点目は南選手がすごいいいシュートを狙ったので、入るかキーパーから溢れるだろうと信じた結果、ボールが僕のところに溢れてきたので、決めることができてよかったです。
今日2点決め、チームが勝ったことはすごく嬉しいです。


(Q.昨シーズンと比べてシーズンの早い段階でゴールを取れたことについては?)

去年は初ゴールをなかなか決められず、15節までかかりましたが、今年は早い段階の2節目で決めたことはフォワードとして自信になります。

フォワードとして、ゴール決めなければいけない重圧が少し楽になりますし、今日決めることが出来てよかったです。

僕がゴールを決めましたが、チーム全体、仲間がいなければ僕のゴールは生まれなかったかもしれません。
全員がハードワークしてくれました。今日のゴールは自分が決めたのですが、チーム全体で戦った結果だと思いますし、とても幸せな気分です。


(Q.今日はシュート6本打っていて、ハットトリックのチャンスも有りましたが、自身のシュートの感覚はどうでしょうか?)

町田戦の反省と言うか、監督がずっと今週僕達に言っていたのはシュート数が少なかったということで、今週は全員がシュートの意識を高く持って練習をしました。

今日はその意識を持って試合に臨みましたし、あとは精度を高めて、山田選手からのクロスボールが、ディフェンスに当たってきちんとボールに当たらなかったのですが、これからも0-0の試合が出てくると思いますし、ワンチャンスを確実に決められる選手にならなければいけないと思います。

これからも精度を上げて、チャンスが来たらゴールを決められるように頑張っていきたいと思います。


(Q.前節はサイドに流れて受けるシーンが多かったですが、今日のようにチームが押し上げてボールが回る展開だとゴール近くにいられるところもあります。ゴール前で待つところとサイドで起点になるところのバランスについてはどう考えていますか?)

町田戦での反省もあったのですが、選手の間の距離が伸びて、ロングボールというか裏へのボールが結構多かったです。それは僕たちが目指しているサッカーではないし、ただ開幕戦で緊張感やいろんな思いがあったのでそれはしょうがないと思って、今週はその反省を持って僕たちらしいパスをつないで全員が動いて、出して動くという連動するサッカー、今日の試合は山形らしいサッカーは出来たんじゃないかと思います。

これからも毎試合いい感じでできるというわけではないですし、できるだけ監督が求めているサッカーを毎試合できるように、これからも努力していきたいと思います。


(Q.攻撃を組み立てる中で難しいことをせずシンプルにプレーしているようですが?)

監督がいつも言われているのですが、難しいことを考えずにシンプルに攻撃に参加する、自分もフォワードとしていつも顔出し、ボールが来たらシンプルに叩いてゴール前に行く。
チームは連動性のある中盤でボールがくるので、信じれば絶対にくるというサッカーをしています。

フォワードとしてはボールが来たらゴールを決めれるようなポジショニングをいつも取っています。
なるべくペナルティエリアから出るときにはシンプルにプレーして、ゴール前にそのボールが来たときにはゴールを決められるようにしていきたいと思います。

戦評

開幕戦はシュート3本、オウンゴールの1点のみで引き分けたモンテディオ山形。キャンプを終えて山形に戻り、仕切り直して迎えた第2節・東京ヴェルティ戦はシュート22本と攻撃が機能。ヴィニシウス アラウージョ選手の2得点に終わったが、相手のシュートを4本に抑え、2-0で今季初勝利を挙げた。
 
モンテディオの先発は前節から二人変更。ボランチの藤田息吹選手から國分伸太郎選手へと、右サイドハーフ・中村充孝選手から中原輝選手へ。堀米勇輝選手と松本幹太選手が初めてベンチ入りした。
 
ボールをつなぐ技術が高い東京Vに対し、モンテディオはヴィニシウス選手、南秀仁選手がアンカーの選手をケアしつつ、全体の守備陣形をコンパクトに保っていた。立ち上がりこそ東京Vに回され、押し込まれるシーンがあったが、徐々にビルドアップで前に運べるようになっていった。
 
11分、國分選手のスルーパスを受けたヴィニシウス選手が放ったファーストシュートは枠を逸れたが、その直後に獲得したCKでは、キッカー・中原選手のアウトスイングのボールを野田裕喜選手がヘディングシュート。こはれキーパー正面を突いたが、こぼれ球をヴィニシウス選手がしっかり決め、13分で先制した。
 
その後もモンテディオは相手陣内で積極的なボール回しを展開し、ロスト後も早い切り替えで奪い返すケースを多く作り、試合のペースを握った。飲水タイム後、東京Vはアンカー脇にもう一人選手を配置するなど変化をつけてきた。30分には左サイドの奈良輪雄太選手のクロスから右サイドの阿野真拓選手がシュートを狙うシーンを作るが、やや強引な体勢でミートはしなかった。
 
モンテディオはボールを握るなかで、36分、南選手のスルーパスにヴィニシウス選手が飛び出してシュート、38分にもゴール前に入ったヴィニシウス選手がフェイントで相手を揺さぶりながら結局シュートを打たなかったシーンもあり、前半は1-0のまま終了した。
 
東京Vはハーフタイムをはさみ、奈良輪選手に代えて山下諒也選手を投入。モンテディオのサイドバックの裏への狙いをより強めてきたが、モンテディオは後半も軽快にボールを回した。
 
48分のCKでは野田選手の折り返しから國分選手がヘディングシュートを狙ったが、ここは枠外。中原選手のドリブルでの仕掛けから加藤大樹選手がシュートを狙ったり、山田拓巳選手がセカンドボールを拾ったあと、南選手を使って中原選手がミドルシュートを狙うシーンも作った。
 
そうしたチャンスのなかでももっとも惜しかったシーンは60分。ラインの隙間から抜け出した山田拓巳選手のクロスにヴィニシウス選手がフリーで入り込んだが、ダイレクトのシュートはミートせず、キーパーがキャッチした。
 
モンテディオのサイドバックの背後を狙う東京Vは、小池純輝選手が強烈なシュートを放ち、GK藤嶋栄介選手が防いだり、65分にはカウンターから小池選手のクロスがゴール前を通過するシーンも作られるなど、攻撃を受けるシーンも出始めていた。
 
しかし66分、モンテディオはビルドアップで東京Vのプレッシャーをかわすと、國分選手からの縦パスを受けた南選手が前へ運びシュート。これはキーパーに弾かれたが、詰めていたヴィニシウス選手がこぼれ球を押し込み、2-0とリードを広げた。
 
モンテディオは中原選手から堀米勇輝選手、ヴィニシウス選手から木戸皓貴選手の交代カードを切りながら攻撃の手を緩めなかった。87分にはゴール前で南選手のパスを受けた木戸選手がキーパーに弾かれながら3本立て続けにシュートを放ったが、最後はサイドネットで追加点はならなかった。
 
アディショナルタイムには加藤選手から松本幹太選手、南選手から山﨑浩介選手への2枚替え。山崎選手がセンターバックの間に入り、守備では5バックに変更。シャドー左に入った松本幹太選手はアカデミー時代を過ごした東京Vを相手に、味の素スタジアムでJリーグデビューを果たした。
 
92分、東京VのCKで、加藤弘堅選手のヘディングシュートを藤嶋選手が好セーブ。その後も自陣で守備をする時間は増えたが、決定的なピンチにはならず、2-0で試合は終了。モンテディオが今季初勝利を挙げた。
 
モンテディオの通算戦績は1勝1分けとなり、勝点4。甲府とともに4位タイにつけている。