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モンテディオ山形
モンテディオ山形
4
[ 試合終了 ]
2 前半 0
2 後半 1
1
  • 9分 山田 康太
  • 55分 南 秀仁
  • 71分 加藤 大樹
  • 65分 嶋田 慎太郎
  • 22分 オウンゴール
AWAY
ツエーゲン金沢
ツエーゲン金沢

メンバー

モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 1 ビクトル
DF 2 山﨑 浩介
DF 5 野田 裕喜
DF 6 山田 拓巳 83'
DF 31 半田 陸 73'
MF 15 藤田 息吹 73'
MF 18 南 秀仁
MF 25 國分 伸太郎
MF 41 中原 輝
FW 14 山田 康太 53'
FW 39 林 誠道 53'

控えメンバー

GK 21 櫛引 政敏
DF 23 熊本 雄太
DF 28 吉田 朋恭 73'
MF 7 岡﨑 建哉 73'
MF 17 加藤 大樹 53'
FW 13 木戸 皓貴 53'
FW 20 ルリーニャ 83'

監督

ピーター クラモフスキー
ツエーゲン金沢

スターティングメンバー

GK 1 後藤 雅明
DF 4 石尾 崚雅 46*'
DF 5 松田 陸 74'
DF 15 渡邊 泰基
DF 39 庄司 朋乃也
MF 6 大橋 尚志
MF 7 嶋田 慎太郎 74'
MF 8 藤村 慶太
MF 29 ホドルフォ 46*'
FW 9 丹羽 詩温
FW 10 瀬沼 優司 54'

控えメンバー

GK 23 白井 裕人
DF 25 高安 孝幸 74'
DF 27 廣井 友信 46*'
MF 13 大石 竜平 74'
MF 22 力安 祥伍
FW 11 杉浦 恭平 54'
FW 30 大谷 駿斗 46*'

監督

ピーター クラモフスキー

スタッツ

90 45 total   total 45 90
0 0 6 FK 5 0 0
0 0 4 CK 9 0 0
0 0 0 PK 0 0 0
0 0 16 シュート 15 0 0
0 0 0 オフサイド 0 0 0

試合環境

  • 天候
  • 気温
    26.5℃
  • 湿度
    57%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    5,130人
  • 主審
    鶴岡 将樹
  • 副審
    林 可人、岩田 浩義
  • 第四の審判
    佐藤 誠和

監督コメント

<ハーフタイム・ピーター クラモフスキー監督コメント>
・前半すごくいいフットボールが出来ている。冷静に試合のコントロールをしっかり。
・いつもやっていることを続けていこう。タッチ、パスを繰り返していこう。
・自分たちがチャンピオンであることを見せつけろ。次のゴールを決めろ!取りに行け!


<試合後監督会見・ピーター クラモフスキー監督>
すごく良いフットボールだったと思いますし、良いパフォーマンスが出せていたと思います。

勝ちに値するものは出せていたと思いますし、本当に選手たちが必死に戦い、その中で自分たちのフットボールをやったこと、それを誇りに思います。

良い結果だったと思いますし、4得点することが出来ましたが、もう少し取れてもおかしくなかったかもしれません。

すごく良いフットボールが出来ていたと思いますし、ファン・サポーターの方々にも楽しんで頂けたと思います。

もっとハードワークして、こういったものが続けられるようにしていきたいと思っています。


(Q.これまでのゲームでは2点目取ってから、チャンスがあっても3点目4点目がなかなか取れない試合が続いていましたが、この試合では4点取れたということについて、どう評価していますか?)

選手が良いフットボールをしてくれたと思っていますが、自分たちが毎日練習でやっていることをしっかりと出してくれたのだと思います。

多くのチャンスを作ることが出来ましたし、またもう一度になりますが、4点以上取れてもおかしくなかったかもしれません。ただ、本当に選手たちはしっかりと良くやってくれたと思います。

選手たちは本当に、わくわくさせるためにプレーしています。ゴールそして今日複数得点出来たのと、勝ち点3をファンにもたらすことが出来たので、すごく誇りに思います。


(Q.後半の失点のところ、金沢の時間帯が続いていましたが、展開をどう感じていたかと、ちょっともったいない失い方からの失点でしたがそのあたりについて)

残念に思っています。本当に我々は相手に何も与えたくないと感じ、プレーしていました。

そのメンタリティを続けて伸ばしていきたいと思いますし、失点のところは残念に思っていますが、やはりフットボールの中では流れが行き来するもだと思っています。

本当に今日は多くのチャンスを作ることが出来たとい思いますし、自分たちが目指した攻撃で良い形で、良いフットボールが出来ていたと思います。


(Q.國分選手が色んなポジションをしていましたが、これは準備していたことなのかと、國分選手のユーティリティ性についてどう見ていますか?)

まず素晴らしいプレーをしていたと思います。ポジションを複数変えましたが、上手くプレーをして良いプレーをしていたと思います。

我々のフットボールの良い点というのは、誰がどこのポジションに入っても、やるべき原理原則がわかっているということです。

全選手が良くやってくれたと思いますし、全選手が上手くそれに挑戦しながらプレーしていたと思います。

シン(國分伸太郎選手)も良くやったと思います。そして、本当にすごく良い、素晴らしいチームのパフォーマンスが出せたと思っています。


(Q.監督就任後の負け無しが続いていますが、そのことについての所感を)

全選手、全スタッフが本当にハードワークを毎日していることを誇りに思います。

今日強いチームパフォーマンス出せたと思いますし、得点をファンの為に決めることができました。

毎日、それを自分たちがやっていますし、全選手そして全スタッフが毎日ハードワークしています。

今日、選手は自分たちが毎日やっていることをしっかりと出してくれたと思います。
今話したテーマは、出場した選手の話ですが、本当に今日出れなかった選手たちも毎日よくやってくれていると思います。

ただ我々の持っているメンタリティを、もっともっとやりたいと感じていると思いますし、もっと作っていきたいと思います。今後もやり続けたいと思っています。


(Q.シーズンがほぼ半分終わりましたが、残りのシーズンをこれからどう戦っていきたいですか?)

私は次の試合に焦点をおいて、しっかりと準備していきたいと思います。

それを優先し、しっかりと今自分たちはリカバリーし、また次の週末のタフな試合にむけて準備していきたいと思います。

しっかりと自分たちのゲームを良くし、そして自分たちのパフォーマンスをどんどん上げていきたいと思います。
それが出来た時にどこまで行けるかを見たいと思います。

選手コメント

MF:25:國分 伸太郎

國分 伸太郎

(Q.スコア的には4-1と、かなり手応えのあったゲームだと思いますが如何でしょうか?)

前節も前々節も、チャンスは今日と同じくらい作れていたのですが、今日はそこのクオリティが高く、ゴールに結びついたと思います。それがすごくプラス材料だったと思います。


(Q.金沢はかなり人に厳しく来るチームでしたが、それを外していくことについてチームとしてはどういうことを意識していましたか?)

特に今までのやり方と変えずに、自分たちのフットボールをすれば、自ずと結果はついてくるというのを、監督も含めチームもそういう方向性でやっているので、相手を見る前に、自分たちからアクションして、アクションを起こすことで今日のようにたくさんゴールが生まれたと思います。


(Q.右サイドでは3人目の動き出しで背後をつくところも多かったですが、手応えについては?)

特に今日はマンツーマンの相手、マンツーマンっぽい形でやってくる守備だったので、特に相手のディフェンスライン含め段差が出来るというのは元々情報に入っていました。

いつも狙っているのですが、今日は特にそういう形が多く見られて、それがゴールにつながればもっと良かったです。

チャンスは多く作れているので、次はそれをゴールにしたいと思います。


(Q.右サイドハーフの時に、良い位置で受けて攻撃の起点になっていましたが、どの様なことを考えてプレーしていましたか?)

第一優先は相手のサイドバックの背中を取って、クロスやシュートが第一選択肢のプレーとしてあって、それを相手が消すような形で、最近特に深めに相手がディフェンスラインを取ってくるので、その時に出来る相手のボランチやサイドハーフとのギャップに立って受けることを特に意識していました。

今特に、右サイドは(半田)陸が中に入ってプレーするという形が結構上手くハマってて、そこがチームとしてのやり方が上手くプレーとして表れていて、良いかなと思います。


(Q.今日は色んなポジションでプレーしていましたかこれはトレーニングから準備していたことでしょうか?)

いや特にトレーニングでやった形ではないのですが、チームとして与えられたポジションだったので、しっかりやろうと思いました。


(Q.サイドハーフ以外のプレーはどうでしたか?)

もちろんもっとゴールに関われれば良かったと思いますし、自分自身も点を取れるチャンスがあったので、次は点を取れるようにしたいと思います。


(Q.監督が順位とか関係なく上に矢印を向けてやっていく中で、実際には世間的には順位が上がっていく中で注目を集めるようになっていますが、その中で自分たちがフォーカスすることにどう向き合ってやっていますか?)

もちろん監督が求めるものはすごく素晴らしいものであって、それをやらなければならないのは間違いないのですが、どうしてもそれが出来ない時というのは、どうしても相手のプレッシャーがすごい強いとか、今日みたいにマンツーマンをしてきます。

ちょっと変わったディフェンスをやってくる相手に対しても、もちろんピーターのイメージを持ちつつ、中でもっと流動的にポジションを変化させながらやれると、もっとリズムの良いサッカー、そして見ていて面白い、やって楽ししいサッカーになるのかなと思います。

今日も特に60分70分くらいは、自分たちの時間帯では無かったので、そういった時にはっきりプレーするであったり、他の形でのビルドアップを、中で特に話し合ったり、気づいて選手が上手くバランスを取れると、もっと自分たちの理想に近いサッカーが出来ると思います。

そういった意味でも、色んなポジションが出来たり考えられる選手は多いので、もっと自分たちからピーターへの発信も含めてやれると良いかと思います。


(Q.チームの中で向上心をもつということについて、監督話すことや練習での取り組みについて)

向上心の高いピーターの意識に引っ張られるように選手も特に意識高くやれていますし、今日の勝利には、全然満足していないというのが本当のところです。

それを練習から、特にピーターだったり、通訳の遠藤さんから発信していただけるので、僕らもそのレールに上手く載って、そして選手も引き上げてもらい、すごいいい流れになっていると思います。

選手コメント

MF:18:南 秀仁

南 秀仁

(Q.ゴールの場面を振り返って)

狙って決めたわけじゃないので、あんまり素直に喜べないですが、チームとして点数が増えるということは良いことだと思うので、そういう点では良かったと思います。


(Q.前半特に金沢のプレッシャーを上手く外せた要因は?)

相手のプレッシャーの掛け方を見て、全員が相手を外せるポジションに立つことが出来ていたし、そこに上手くボールも入っていました。

ただし、後半になってだんだんはめられていったり、プレッシャーが強い時に慌てて、前に蹴ったりしてしまう場面もあったので、まだまだ改善の余地はあると思います。


(Q.はめ込まれた時の対策としては?)

早くポジショニングを取って、早くボールを回せば、いくらプレッシャーが早くても必ず空いているところはあります。それを途中から見つけられなくなったので、そこをもっともっとみんなが良い準備をしていけば解決すると思います。


(Q.前半12分のシュートの場面など、今日の試合は3人目の動きがポイントになっていたと思いますが、その点については?)

僕もあそこに行って、あれは決めなければいけなかったですが、僕だけじゃなくてイブくん(藤田息吹選手)もゴールに絡めるようなシーンが出ているので、ボランチの二人が後ろだけじゃなくて前にも絡めているというのはすごく良いことだと思います。


(Q.この辺りの手応えは前から有ったものですか?それともこの試合で?)

今日の試合は特に色々みんながお互いの動きをよく見て、良い場所に走って、そこに良いボールが来てというのが上手くいっていたと思います。


(Q.今は視野が開けるポジションですが、元々アタッカーだから見えるところとかありますか?)

自分もトップ下とかサイドハーフをやっていて、ここでボール欲しいなというタイミングが、前線をやっていた時は多かったのですが、今ボランチというポジションで、前の選手が欲しがっているタイミングでなるべく付けてあげることができるのかなと思います。

自分が前をやっていた分、前の気持ちがわかるので、なるべく早く預けてあげるということは意識してます。


(Q.連勝や昇格などに注目されがちですが、自分たちの中で矢印を前にむける、向上心ということにチームの雰囲気などはどう感じてますか?)

監督も言ってますが、一試合一試合自分たちのサッカーやるだけということに尽きると思います。

まあ昇格がどうこうとか、連勝がどうこうとか、言われますが、本当に一試合一試合自分たちのサッカーをやって毎回勝てば、自動的にJ2で優勝出来ると思うので、一試合一試合、落とさず、自分たちのサッカーをやるということだけに今みんな集中していると思います。

戦評

前節の勝利で再び連勝街道に乗ったモンテディオ山形は、ホームに戻り、12位・ツエーゲン金沢と対戦。全般にゲームを支配し、前半と後半に2得点ずつ、相手の攻撃を1点に抑え、4-1で3連勝とした。

モンテディオは前節と同じメンバーでスタート。金沢は4-4-2のブロックを組んだところからプレッシャーをかけてきたが、モンテディオのパスワークが上回り、チャンスを重ねていく。3分のCKでは跳ね返されたボールを山田康太選手がミドルシュート。8分には中原輝選手のマイナスクロスに藤田息吹選手が入り込んでシュートを放ったが、ここは相手キーパーに阻まれた。

しかし、その直後の9分、山田康太選手がいったんはボールを失うものの、すぐに奪い返すとミドルレンジから鮮やかなシュートを決めきり、モンテディオが先制した。

その後も3人目の動きで飛び込んだ南秀仁選手がゴールマウスをかすめるシュートを放ったり、右サイドの國分伸太郎選手が抜け出してから波状攻撃を続けたり、フリーでゴール前に入った山田康太選手がシュートを狙うなどしたが、いずれも決まらなかった。

しかし、22分、右サイドを突破したモンテディオは、林誠道選手がゴールライン手前からクロスを上げると、相手ディフェンダーが胸トラップしたボールがそのままゴールマウスに入り、モンテディオの追加点となった。

その後は金沢にセカンドボールを拾われ、シュートを打たれるシーンがいくつかあったが、GKビクトル選手や山﨑浩介選手がしっかりとボールに寄せて対応。前半終了直前にも嶋田慎太郎選手やCKから庄司朋乃也選手にシュートを許したが、無失点のまま折り返した。

金沢はハーフタイムで2人を変更したが、モンテディオも後半開始からわずか8分で2枚替え。林選手、山田康太選手に代えて木戸皓貴選手、加藤大樹選手が投入され、國分選手がトップ下に移った。

その直後、國分選手に訪れたシュートチャンスはキーパーに阻まれたが、これで獲得したCKでは、野田裕喜選手がヘディングで合わせたボールが南選手の顔に当たり、そのままゴールイン。モンテディオが3-0とリードを広げた。

65分、金沢はセカンドボールをフリーで拾った嶋田慎太郎選手がミドルシュートを決めて1点返したが、71分、右サイドに移った中原選手がカットインからクスを上げ、ファーサイドに滑り込んだ加藤選手が決めきった。

スコアを4-1としたモンテディオは、73分に2度目の2枚替え。藤田選手に代えて岡﨑建哉選手、半田陸選手に代えて吉田朋恭選手がピッチに送られた。77分には加藤選手のクロスに飛び込んだ中原選手がシュートを放ったが、わずかに枠をとらえきれず。

82分、渡邊泰基選手のクロスが入り、中央で競られたボールを丹羽選手がダイレクトでシュートしたが、ここはビクトル選手が好反応で止めた。83分には山田拓巳選手からルリーニャ選手に交代。その4分後、モンテディオがカウンターを仕掛ける。ルリーニャ選手が中央を持ち込み、木戸選手のスルーパスに加藤選手が飛び出してクロス。中で潰れたあと、ファーサイドで拾った岡﨑選手が折り返し、木戸選手がシュートを狙ったが、ここは相手に対応された。

アディショナルタイムにも木戸選手がシュートを放ったが枠を外れ、最後まで5点目はならず。それでも今季最多となる4得点で勝利した。

モンテディオの通算戦績は9勝6分け5敗とし、勝点を33に伸ばした。J2通算300勝にも王手をかけた。