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モンテディオ山形
モンテディオ山形
0
[ 試合終了 ]
0 前半 1
0 後半 1
2
  • 12分 ヨルディ バイス
  • 90+2分 ハン イグォン
AWAY
ファジアーノ岡山
ファジアーノ岡山

メンバー

モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 1 後藤 雅明
DF 2 山﨑 浩介
DF 3 半田 陸
DF 5 野田 裕喜
DF 26 川井 歩
MF 15 藤田 息吹
MF 17 加藤 大樹
MF 18 南 秀仁
MF 25 國分 伸太郎
FW 10 山田 康太
FW 11 藤本 佳希

控えメンバー

GK 23 藤嶋 栄介
GK 32 大友 竜輔
GK 45 上林 大誠
DF 6 山田 拓巳
DF 30 坂本 稀吏也
DF 43 吉田 泰授
MF 8 小西 雄大
MF 22 河合 秀人
MF 27 松本 幹太
FW 9 デラトーレ
FW 13 鈴木 国友
FW 20 チアゴ アウベス
FW 29 ディサロ 燦シルヴァーノ
FW 33 木戸 皓貴
FW 39 藤原 悠汰
FW 41 樺山 諒乃介

監督

佐藤 尽
ファジアーノ岡山

スターティングメンバー

GK 13 金山 隼樹
DF 5 柳 育崇
DF 16 河野 諒祐
DF 23 ヨルディ バイス
DF 41 徳元 悠平
MF 14 田中 雄大
MF 26 本山 遥
MF 27 河井 陽介
FW 7 チアゴ アウベス
FW 20 川本 梨誉
FW 39 白井 陽斗

控えメンバー

GK 31 谷口 璃成
GK 35 堀田 大暉
DF 3 阿部 海大
DF 4 濱田 水輝
DF 11 宮崎 智彦
DF 24 成瀬 竣平
MF 6 喜山 康平
MF 8 ステファン ムーク
MF 17 関戸 健二
MF 19 木村 太哉
MF 22 佐野 航大
MF 34 輪笠 祐士
FW 9 ハン イグォン
FW 15 ミッチェル デューク
FW 18 齊藤 和樹

監督

木山 隆之

スタッツ

90 45 total   total 45 90
0 0 14 FK 10 0 0
0 0 10 CK 3 0 0
0 0 0 PK 0 0 0
0 0 12 シュート 7 0 0
0 0 0 オフサイド 0 0 0

試合環境

  • 天候
    曇一時雨
  • 気温
    26.2℃
  • 湿度
    74%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    4,805人
  • 主審
    佐藤 隆治
  • 副審
    山内 宏志、日比野 真
  • 第四の審判
    中村 太

監督コメント

<ハーフタイム・佐藤尽コーチコメント>
・守備の切り替え上手くできている。このまま続けよう!
・押し戻されても、全員で押し返そう!
・慌てずに!絶対にできる!


<試合後監督会見・佐藤尽コーチ>
■総括:
今まで経験したことのない間接フリーキックからのスタートで、数多くはないですけど準備をしてきた中で、やれるだけのことはやった中でああいう失点になったので、そこは割り切って、選手もその後よく戦ってくれたと思います。
相手の布陣から見ても、しっかり守るところは想像できていましたが、前半何回か抜け出してシュートを打つところは見せられたと思うので、ああいうところをしっかり枠に入れるか入れないかというところが、最終的に試合を難しくしたと思っています。
攻撃のところは、後半押し込んでいる状況が多くありましたが、シュートの数ではもしかしたら少ないのかなという印象もありました。クロスが合わなかったシーンと、もしかしたら思い切ってエリア外からでもシュートを打つ工夫も必要だったのかなと今振り返ると思います。
 

Q1:コロナの感染者が出たと思いますが、言える範囲でどれだけの調整をできたのでしょうか。

できるメンバーに関してはずっとトレーニングを続けてきたので、試合が流れはしましたけど、今日のメンバーに関しては、コンディションはそんなに問題なかったと思います。
 

Q2:関節フリーキックは想像していたパターンもいろいろあったと思いますけれども、実際あの形は防ぎようがあったのか、もしくは想定していたのか、いかがでしょうか。
 
ボールを一つ動かして上を狙ってくるだろうというところでは、ある程度想像していましたが、それでもシュートに対して相手にプレッシャーをかけるというところで、トレーニングしてきた中で、最大限のものは全員出してくれたと思っています。

 
Q3:今日は前半11分からの試合でしたが、試合の流れや戦術に影響はありましたか?

そこまで大きく時間が短かったとは感じなかったです。短い分、本来だったらもっとできたのにという選手もきっと交代した選手の中ではいたと思いますけど、次から出てくる選手のパワーもすごく良いものがあるので、タイミングでの交代になりました。
 

Q4:再試合で、一度やった試合をまたやりなおすことになりましたが、監督から試合前にどのような声をかけたのでしょうか。

再試合だからという言葉掛けっていうのは特にありませんでした。今こういうチームの難しい状況の中で、チームがこれから成長する段階で苦しい状況を乗り越えられたときに、もっとチームとして終盤に向けて強いパワーを生み出せるんじゃないかという話はさせてもらって、そういう選手の気持ちは今日の試合からは、僕自身は伝わってきたと思います。
 

Q5:結果は0-2で終わりました。残り試合に向けてリバウンドしていくために必要なことはなんですか?

今立ち止まれるようなチーム状況ではないので、まずは次の中2日で来る岩手戦に向けて、選手も切り替えて準備をしてくれているので、私自身も同じような心境です。
 

選手コメント

DF:2:山﨑 浩介

山﨑 浩介

Q1:岡山戦の再試合ということで、試合に向けて難しかったことや、チーム内でどのような話をしていたのかを教えてください。

スタートもいつもと違いますし、メンバー的にもスタッフの人数も少ないし、選手の人数も少ない状態でしたけど、この現状いるメンバーでこの試合に勝つことができれば、残り2ヶ月、昇格に向けて絶対大きなパワーになると話をしていたので、それができず、いまは残念な気持ちです。

 
Q2:最初の間接FKのところで失点となりましたが、チーム内での対策や特に意識していたことがあれば教えてください。

対策はありましたけど、相手がどうやって来るかわからなかったですけど、最後はボールが動いた瞬間にボールに行くというところはチーム内で共有していました。

 
Q3:コロナの陽性者が出て、メンバーも変わった中で攻撃の形ができていたところもあったと思います。そのあたり、感じられた手応えはどんなものがありましたか?

今いるメンバーでやれることはできたと思いますし、いい形も作れてたので、そこはポジティブかなと思います。

 
Q4:今後の残り試合に向けて、チームキャプテンとして思っていることはありますか?

今日の試合でも、攻撃のバリエーションはいくつか出てきましたし、あとはゴール前のところで決めきる。そこがもう一段階上がってくれば1個ずつ近づいてくると思うので、僕たちがいまやるべきことは、目の前の1試合1試合、全員でいい準備して戦っていく、それだけだと思うので、上をみ過ぎず、1試合1試合、みんなで戦って乗り越えていきたいなと思います。

 
Q5:今回は再試合ということで、今回、この試合に臨むにあたってどういったモチベーションでしたか?

再試合になる、ならないというところで、いろいろ上の人たちが協議されたと思いますけど、僕たち選手はそういう決断が下ったことに対して向き合うだけなので、いつもと同じように、この試合には向かいました。
 

選手コメント

GK:32:大友 竜輔

大友 竜輔

Q1:山形でのリーグ戦デビューがこういう試合になりましたが、どういった思いで臨みましたか?

シチュエーションは関係なく、自分が出るとなった時点で、やるべきことは守ることだけだったので、最初の時点から絶対やらせたくはなかったですけど、ああいった形になってしまって悔しい気持ちでいっぱいです。最初はチーム一丸になって、いろんな状況があってこのメンバーでと決まった時点で、自分たちがやろうという決意はすごく固めていたので、絶対にやらせないという思いで臨みました。


Q2:最初の間接FKは我慢比べのようになりましたが、どのように止めたかったですか?

岡山さんのほうもいろんな考えを持ってやって来ると思っていましたし、自分たちも準備はしていたんですけど、それに対して、相手は何をしてくるかわからない状況で、みんながボールに行くという姿勢を見せることしかできないという状況の中で、相手のほうが上回ったかなと思いますし、やるべきことはできたかなと。悔しいですけど、ボールに行くところ、やれる限りのことはやれたんじゃないかなと思っています。

 
Q3:試合を通じて悔しい思いもあるかと思いますが、次戦以降、どういった思いをぶつけていきたいですか?

自分も(山形では)初めて出て、こういう負けた試合で、次こそは絶対勝たなきゃいけないというか、自分の中でも勝ちは欲しいですし、自分自身の成長のためにも、チームの成長のためにも、やっぱり勝つというところが一番大事になってくるので、そこの気持ちはブラさずに、また明日から切り替えてやっていきたいと思っています。
 

Q4:今日の自身のパフォーマンスはどうでしたか?

去年、J3に出て、たぶん試合の中での落ち着きとか、そういった部分は、J2では初めてになりましたけど、あまり慌てることなく、結構クレバーな自分のプレーができたと思うんですけど、やっぱりプレースピードだったり、自分の準備の質のところがまだまだ追いついてなかったり、かなり危ういところがあったので、そういったところの差はすごく感じました。
 

Q5:手応えは感じられましたか?

そうですね。自分の失点の仕方も含めて、イレギュラーな形であったぶん、自分自身、もっともっとやれたと思いますし、あまりシュートは打たれてないですけど、そういった部分も含めて、準備ができれば自分はやれるんだぞと思っていたので、そこのメンタル面の部分では負けている部分はないかなと思いました。
 

戦評

競技規則の適用ミスがあり、再試合となった第8節・岡山戦は、約5ヶ月ぶりに、前半11分からのスタートとなった。冒頭の間接FKを決められたモンテディオは後半アディショナルタイムにも失点。0-2で敗れた。
 
コロナウイルス感染症の陽性判定が相次ぎ、前節・大宮戦が中止となったモンテディオは、選手は揃ったもののコロナ陽性となったピーター・クラモフスキー監督に代わり、佐藤尽コーチが指揮を執ることとなった。また、直近の試合からスタートのメンバーが6人入れ替わり、GK大友竜輔選手はJ2でのデビュー戦、そして坂本稀吏也選手にとってはJリーグデビューとなった。また、3トップには最近では3枚替えで途中から出場していた樺山諒乃介、デラトーレ、チアゴ アウベスの各選手が頭からピッチに入った。

最初のプレーは、ゴールエリア内で岡山の間接FKからスタートという極めてレアなケース。ゴールマウスの淵に横一列に並んで迎え撃つモンテディオに対して、岡山は人数をかけたフェイントで相手を引き出し、そのたびに距離不足をアピールするというやり取りを2回繰り返したあと、3回目こそ真に狙っていた形だった。ボールのポイントからまっすぐ後ろに下げると、セットされたボールをヨルディ バイス選手がシュート。防ぎきれないゴールマウス上部に突き刺し、岡山が先制した。

モンテディオはその直後、右サイドの樺山選手からのクロスが差し込まれ、ファーサイドでデラトーレ選手がフリーで合わせたが、これは枠外。続いてデラトーレ選手のスルーパスに抜け出した河合秀人選手がゴールネットを揺らしたが、ここはその前にオフサイドの判定となりノーゴールとなった。30分にはショートコーナーの流れから、小西雄大選手がミドルシュートを枠内に飛ばしたが、ここはGK堀田大暉選手にセーブされた。

終盤にはチアゴ選手がボックス内に入りクロスを上げたり、ミドルレンジからシュートを狙ったりしたが、ゴールとはならず。岡山もハン イグォン選手のシュートがポストを叩いたり、ステファン ムーク選手のシュートがポストを直撃したり、ヒヤリとするシーンもあったが、なんとか乗りきり折り返しは0-1となった。

後半はビハインドのモンテディオが攻撃に勢いをつける。左サイドで人数をかけて押し込むと、49分、河合選手の右クロスにデラトーレ選手が足から飛び込んだがミートせず。58分にも河合選手のスルーパスからデラトーレ選手がシュートを狙ったが、ここもミートしなかった。62分にはロングカウンター。デラトーレ選手のボールを受けたチアゴ選手がキーパーと1対1に持ち込んだが、シュートは枠をそれた。

攻撃を活性化したいモンテディオは68分に3枚替え。樺山選手、デラトーレ選手、坂本選手に代えてディサロ燦シルヴァーノ選手、藤田息吹選手、そしてこの試合がJリーグデビューとなる特別指定選手の吉田泰授選手が投入された。しかし、ここからは決定機まで持ち込むシーンが少なく、80分に河合選手から木戸皓貴選手、チアゴ選手から藤原悠汰選手とカードが切られたが、大きな流れは変わらなかった。

後半アディショナルタイムには、DFラインからのバックパスがズレ、これをハン選手に追いつかれゴールに流し込まれた。リードを広げられたモンテディオは、左奥でボールを収めた木戸皓貴選手のマイナスクロスから藤田選手がシュートを放ったが、ここはキーパーにキャッチされ、試合はそのまま0-2で終了した。
5試合ぶりの敗戦を喫したモンテディオは、通算戦績が12勝10分9敗となり、勝点46は変わらず。順位は9位となった。次節は中2日で岩手と対戦する。