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モンテディオ山形
モンテディオ山形
3
[ 試合終了 ]
0 前半 2
3 後半 0
2
  • 69分 横山 塁
  • 80分 南 秀仁
  • 83分 チアゴ アウベス
  • 2分 岩渕 良太
  • 43分 渡邉 りょう
AWAY
藤枝MYFC
藤枝MYFC

メンバー

モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 16 長谷川 洸
DF 3 熊本 雄太
DF 4 西村 慧祐
DF 6 山田 拓巳 59'
DF 41 小野 雅史
MF 15 藤田 息吹
MF 18 南 秀仁
MF 25 國分 伸太郎 59'
FW 17 加藤 大樹 76'
FW 36 高橋 潤哉 59'
FW 42 イサカ ゼイン 64'

控えメンバー

GK 1 後藤 雅明
DF 22 吉田 泰授
MF 8 小西 雄大 59'
MF 10 チアゴ アウベス 59'
MF 21 田中 渉 59'
MF 24 横山 塁 64'
FW 49 後藤 優介 76'

監督

渡邉 晋
藤枝MYFC

スターティングメンバー

GK 41 北村 海 チディ
DF 2 川島 將
DF 3 鈴木 翔太
DF 16 山原 康太郎 83'
MF 7 水野 泰輔 64'
MF 8 岩渕 良太 65'
MF 10 横山 暁之
MF 15 杉田 真彦 32'
MF 24 久保 藤次郎
MF 27 榎本 啓吾
FW 9 渡邉 りょう

控えメンバー

GK 31 上田 智輝
DF 5 小笠原 佳祐 83'
DF 19 工藤 孝太
DF 22 久富 良輔
MF 6 新井 泰貴 32'
MF 23 徳永 裕大 64'
FW 28 矢村 健 65'

監督

須藤 大輔

スタッツ

90 45 total   total 45 90
7 9 16 FK 16 6 10
5 2 7 CK 5 4 1
0 0 0 PK 2 1 1
7 4 11 シュート 8 7 1
0 2 2 オフサイド 1 0 1

試合環境

  • 天候
  • 気温
    15.1℃
  • 湿度
    70%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    5,390人
  • 主審
    高山 啓義
  • 副審
    木川田 博信、坊薗 真琴
  • 第四の審判
    塚田 健太

監督コメント

■総括:

雨の中集まってくれた大勢のサポーター、それから中継の先で声援を送っていただいたサポーターの皆様、本当にありがとうございます。
ホームゲームで今シーズンようやく初めての勝利で、1個1個内容を振り返れば、まだまだ反省や修正をしなければいけないものはたくさんあったと思います。ただ、自分たちがどういった振る舞いをすれば、相手に脅威を与えることができて、実際にゴールを奪うことができるか、ボールを奪うことができるか。そういうものを前半いくつかいいシーンはあったのですが、後半にしっかりとまたそこへ彼らがパワーを持ってやり抜いたことが、大きな勝因だったと思っています。
もちろん、これまで失った勝ち点を振り返れば、まだまだ足りないのですが、それを振り返ったところで返ってはこないので、これから残り、我々に託された試合の中で、それをしっかりと掴み取っていって、もっともっとサポーターと歓喜に包まれたいと思います。

 

 

■質疑応答:

Q:後半非常に良い展開だったと思いますが、後半の立ち上がりというよりは、10分15分ぐらい経ってから山形ペースになっていきました。プレーが止まったときなど、どういった指示を行って流れを変えたのでしょうか。

 

A:先ほど申し上げたように、相手のプレッシャーをどうやって外すかというところを考えたときに、前半もいいシーンはいくつかあったと思います。あとは守備のところでも我々がプレスをかけに行って、実際にボールを奪うシーンも前半もあったと思います。
その数をもっと増やしましょうというところをハーフタイムで整理をして、通常、映像のクリップは三つ四つぐらい見せますが、今日に関しては、クリップは一つだけにしました。
なので、戦術的にどうこうというよりは、やっぱりメンタル的な部分で少しショッキングな失点の仕方でもあったので、そこに対してこれからの45分でどういうことができるかっていうところを働きかけました。優しく、伝えたつもりです。

 

 

Q:交代選手が活躍しましたが、交代の意図を教えてください。

 

A:点を取るためですよね。残念ながら怪我人が少し相次いでいて、今日のメンバーに入れなかった選手の中にもそういう選手が複数名います。連戦の中でそういったものを考えたときに、普段とは違うようなポジションというものも試していかなければいけない状況であったというところです。
それでもいつも僕自身は、選手のそれぞれのストロングが、このチームの中でどうやって機能するかを考えていて、個別に話をして、今日のゲームに臨んだ選手も何人かいました。
そういった中で途中から出た選手が、それぞれの特徴とか、ストロングを発揮した上で、チームの構造の中に入っていったと思います。
そこが今日のゲームに関してはアジャストしたのかなというようことが、感想としてあります。なので、何か特別な采配をしたわけではなくて、選手のストロングがどうやって発揮できるかを考えた上で、采配だった認識していただければと思います。

 

 

Q:この勢いに乗って次節はみちのくダービーに臨みます。クラブとしても監督としても特別な相手になると思います。意気込みを教えてください。

 

A:まだ正直、すいません。戦い方とかは正直全く整理もしてないですし、これからゆっくり考えたいと思います。さっきサポーターにも言いましたし、選手にも言いましたが、やっぱりダービーって勝たなきゃいけないので、絶対勝つぞというようなことは伝えました。
そういうような我々の意気込みが、今日のゲームの勢いにプラスアルファされることを僕も願っていますし、そういう準備を残りの1週間でしていきたいと思います。

 

 

Q:今時点で言えるベガルタの印象などあれば教えてください。

 

A:まだそこまで試合は見てないので今季の印象はわからないですけど、ベガルタ仙台はベガルタ仙台です。モンテディオ山形にとってのベガルタ仙台です。だから倒さなければいけない。それがもしかしたら唯一無二の言葉なのかもしれないです。

 

 

Q:前半少し後ろにボールを戻すようなシーンがあって、それで相手のプレッシャーを受けることもあったと思います。意図的にやった部分もあると思いますが、そういったプレーについて教えてください。

 

A:相手のシステム上、どこを食いつかせて、我々がその背中をいつどうやって取っていくかっていうところを、昨日のトレーニングで、あと映像で準備をしていたつもりです。
そう考えると、必要以上に我々が前に人数を送り込むのではなくて、相手の食いつかせたい選手を、しかるべき場所としかるべきタイミングで食いつかせたいという狙いがありました。その準備の中で、バックパスをして欲しくてとか、したくてやったわけではないですけれども、明確に彼らが判断していたのは、この選手を食いつかせたいよねという流れで、そういうシーンが増えていったのかもしれないです。
ただ、藤枝さんのプレッシャーのかけ方が、想定していたものと違ったものが前半あったので、そこは前半の途中から少し修正を加えました。
それによって我々が効果的に前進できたシーンは、本当に少ないながらもあって、こうやってやれば前に行けるよねというところは、ハーフタイムで唯一見せた映像のクリップです。
おっしゃるようにバックパスが多いことは別にいいことではないので、そこはもう1回映像も見ながら、いいバックパスだったのか、駄目なバックパスだったのかというのは検証したいと思います。
ただ、そういった明確なチームとしての狙いがあったというところは、ご理解していただければと思います。

 

 

Q:決勝点を決めたチアゴ選手ですが、途中出場からセンターフォワードに入りました。いつもとは違うポジションだったと思いますが、ポジションが変わった中で、ゴールを決めて結果を残したこと、ポジションの可能性、評価を聞かせてください。

 

A:今シーズン始まった段階でのクラブとしての編成があって、そこには明確なプレーモデルがあって、もちろん今まで在籍していた選手も含めて、どのポジションでどういうプレーがやれるかといったところは、それぞれがイメージをして、シーズンがスタートしたのは間違いないと思います。
ただ、状況が変わって、僕自身が持っているようなアイデアをこのチームに落とし込もうとしたときに、今までのポジションとは違う役割を与えている選手もいるし、そこにうまくアジャストしないのではないかと思うような選手もいます。そういった中でここまで推移してきた数試合だったと思います。
その中でチアゴに関しても、少しの期間、怪我で抜けることもあったのですが、今までの左サイドの役割と、今我々が求めている左サイドの役割が、彼の能力を発揮する適正な場所なのかというのを考えたときに、もしかしたら違うのではないかなというようなところが僕の中ではありました。
ですので、前節岡山戦でも右のワイドでプレーしてもらいました。終わった後に彼とはちょっと長い時間話をしました。
彼が本当に輝く場所ってどこなんだろうというのをお互いでしっかりと話し合いながら、こういうところだったらやれるんじゃないのというところで、今回のゲームに関して出した答えが9番(センターフォワード)での起用でした。
本人も意欲的でしたし、(高橋)潤哉の初スタメンということも考えれば、90分もしかしたらもたないだろうというのもあったので、そこのスイッチをゲームプランとして考えて、彼の良さをあそこで出せるよねというものを、対藤枝に合わせて準備をしたというような結果です。
実際にああいう素晴らしいゴールを決めてくれたので、おそらく彼も気分がいいでしょうし、そこでまた前向きに次節以降もプレーしてくれればと思います。
ただ、相手が変われば、我々の狙いも少しずつ変化はさせたいので、また次彼が9番でプレーするかどうかは、現時点ではまた答えとしては出ていません。

選手コメント

No.24 横山 塁 選手

No.24 横山 塁 選手

Q:ホーム初勝利の感想をお願いします。

 

A:ファン・サポーターの皆さんにずっと応援してきてもらっていました。勝利しか僕たちは見えてなかったので、前半に失点しましたけど、3点奪えて、ホーム初勝利できて嬉しく思います。

 

 

Q:自身のシュートを振り返っていただいてもよろしいですか。

 

A:自分のシュートはファーストタッチがうまくいったので、思い切ってシュートを打っただけです。

 

 

Q:ご自身のシュートで試合の空気とか流れが変わったと思いますが、どのように感じましたか。

 

A:自分が投入された意味というのを考えて、流れを変えるしかもう頭になかったです。アシストでも得点でもなんでもいいから結果だけ残していこうと思って、思い切ったシュートが結果につながってよかったです。

 

 

Q:勝ったものの、クリーンシートではないという状況についてはどうとらえていますか。

 

A:失点がずっと続いているので、クリーンシートが好ましいですけど、今日は2失点しても攻撃陣が3点、4点取ることでチームは勝てるので、岡山戦でも(藤本)佳希くんから1個(ラストパスが)あったのですが、それを決めていれば岡山戦も少しは勝ちに傾いたのかなと思います。それを踏まえて今日の試合にしっかり臨めて勝てたのでよかったです。

 

 

Q:ホーム初勝利というだけでなく、逆転という価値ある勝利だと思いますが、どうでしたか。

 

A:前半終わって2失点して、ハーフタイムにナベさん(渡邉晋監督)がみんなに「まだまだ俺らはこれからだぞ!」と檄を飛ばしました。そこで自分も試合に入って絶対に3点、4点取ってやろうと。みんなが思っていましたし、誰一人あきらめていた人はいないと思います。そこで勝つことが出来たので、ファン・サポーターの皆さん含めて大きな勝利だと思います。

 

 

Q:初ブルイズはどうでしたか?

 

A:最高でした。鳥肌が立ってます。

 

 

Q:この勢いに乗って、次はダービーが待っていますが、意気込みをお願いします。

 

A:まだ状況としては自分たちが下なので、しっかりチャレンジャー精神を持って、ひたむきに毎日の練習にしっかり取り組んで、しっかり準備してダービーを迎えたいと思います。

 

 

Q:天皇杯でもミドルシュートを決めたと思いますが、ミドルシュートには自信を持っていますか。

 

A:そうですね、パンチ力があるので、ゴールに飛べばいいシュートが行くと思っています。今日、2点目を決め切るチャンスがあったので、それを決めていれば完璧だったのですが、決められなかったので(決勝ゴールを)チアゴに取られてしまいました。

 

Q:これまであまり出場機会がない中で、得たチャンスで結果を残しました。今後のリーグ戦に向けて意気込みを聞かせてください。

 

A:第1節から岡山戦(第13節)の前までメンバー外だったんですけど、メンバー外トレーニングもしっかり腐らずやってきました。メンバーに入った選手だけじゃなくて、メンバー外の選手も大事で、そのときの気持ちもあのゴールにはあったのかなと思います。そういう選手がやっていけば結果につながると思うので、このゴールをきっかけに、順位はまだまだ下ですけど、ひたむきにやっていきたいです。

選手コメント

No.18 南 秀仁 選手

No.18 南 秀仁 選手

Q:ホーム初勝利の感想をお願いします。

 

A:勝てたことはうれしいですけど、シーズン始まって14試合なので、少し遅かったなというのが率直な気持ちです。

 

 

Q:試合の内容についてはどうでしたか。

 

A:劇的と言えば劇的ですが、こういう勝ち方ではなく、自分たちが支配してしっかり勝てるようなゲームがしたかったなと思います。

 

 

Q:それは最初の2失点が要因ですか。

 

A:自分たちが目指しているサッカーの中で、後ろからの組み立てで、ミスには見えると思います。自分たちが目指しているもののなかでミスは起きるものなので、そこはチーム全体の責任としてとらえて、あの2失点をなくせるように、周りのサポートを早くするであるとか、やれることはたくさんあると思うので、そこは自分たちで修正しつつ、失点をなるべく減らしていきたいです。でも、3得点できたことは非常によかったと思います。

 

 

Q:ご自身の同点ゴールを振り返ってください。

 

A:自分の前にこぼれてくればいいなあと思って待っていたので、その通りにこぼれてきて、押し込むだけだったので、そんなに難しくはなかったです。

 

 

Q:前半と後半で変わった部分はどこだと思いますか。

 

A:自分たち自身、やること自体はそんなに変わってないですけど、ちょっとした立ち位置だったり、ボールをつなぐときの距離感だったりというところの微調整、それに加えて、途中から出てきた選手たちで流れが変わった部分もあると思いますし、勢いを与えてくれた部分もあると思いますし、いろんな要素があったのかなと思います。

 

 

Q:次節以降の意気込みをお願いします。

 

A:どんどん勝ちを増やさなければいけないですし、自分たちが目指しているものというのも明確にありますし、その両方を取ったうえで、結果を出せればいいなと思います。

 

 

Q:次節はベガルタ仙台とのダービー、特別な相手ですが、ダービーに対する思いをお願いします。

 

A:勝つことだけだと思います。内容ももちろん大切ですけど、ダービーは特に結果がすべてなので、本当に勝つだけかなと思います。

 

 

Q:今季ホームでの初ブルイズはいかがでしたか。

 

A:こうやってサポーターの皆さんと喜べることはすごく嬉しいことですし、ただ、初勝利は本当に遅かったなと思います。自分たちが勝てない時期、苦しい時期にサポーターの皆さんは寄り添ってくれて、自分たちと一緒に悔しい思いをしてくれて、そういう人たちのためにもっともっと勝たないといけないなとつくづく思います。

 

 

Q:2点のビハインドで、そこからどうして逆転できたと思いますか。

 

A:正直、0-3になったらしんどかったと思います。ただ、0-2というのは、もちろん自分たちが2-0でリードしているときも、一番危ない点差だと言われていて、0-2だったらまだ勝てる可能性はあると思いますし、ハーフタイムに全員戻ってきた時もそこまで動揺していませんでした。自分たちがやろうとしていることのなかでのミスだったので、そこは誰も動揺してなかったですし、もうひとつギアを上げて「まず1点」とみんなで声をかけて、本当にそのとおり得点を重ねることができたので、やることをブラさないことと、あきらめないこと。これが逆転できた要因かなと思います。

戦評

ゴールデンウィーク3連戦の3試合目、藤枝MYFCと対戦したモンテディオ山形は、前半の立ち上がりと終了間際に失点し、2点のビハインドとなったが、後半に3得点で逆転し、今季ホームでの初勝利をあげた。

 

キックオフ直前の気温は15.1度、雨で濡れたピッチの中でキックオフを迎えた試合は、2分にスコアが動く。モンテディオのビルドアップでGK長谷川洸のパスが藤枝の渡邉りょうに渡り、ワンタッチでペナルティーエリア内の岩渕良太が受けた。GK長谷川が前に出たところで冷静にループシュートを決めきった。

 

藤枝がハイプレスでモンテディオのビルドアップを抑えにきたが、その中でモンテディオは攻撃の機会をうかがい、5分には加藤大樹がシュート、9分にはスローインの流れから國分伸太郎がミドルシュートを放った。

 

26分には開幕戦の負傷以来の復帰戦となった熊本雄太のフィードをイサカ ゼインがキャッチし、そのまま仕掛けたが、ペナルティーエリアに入ったところで相手に対応された。

 

藤枝はチームキャプテン・杉田真彦が負傷し、32分に新井泰貴と交代するアクシデントがあったが、変わらずハイプレスで押し込む時間を作ると、42分、ビルドアップでまたもや渡邉りょうに奪われ、後ろから追いかけた西村慧祐が倒してPKの判定。これを渡邉りょうが決め、リードを2点に広げられた。

 

両チームとも交代なしで迎えた後半は、球際が激しくなるとともに、やや荒れた展開になりかけた。モンテディオはイサカにボールを集めて仕掛けるシーンを作るが、藤枝の守備に対応されることが多かった。

 

59分には3枚替え。國分、山田拓巳、高橋に代えて田中渉、小西雄大、チアゴ アウベスを投入。ここから小野雅史のスルーパスやイサカのクロスなど、相手陣内でプレーする時間を増やすと、64分にはイサカに代えて横山塁がピッチに送られた。これと同じタイミングで、藤枝も水野泰輔が負傷のため交代、同時に岩渕もピッチを後にした。

 

するとその直後の69分、横山塁のサイドチェンジを加藤が受け、折り返しは相手にクリアされたが、これを拾った横山塁が中央から左足でシュート。これが決まり、まず1点を返した。

 

しかし73分、小西が足元のボールを渡邉りょうに奪われかけ、ペナルティーエリア内でもつれ合った結果がファウルの判定、この試合2度目のPKを与えることになった。キッカーは先ほどと同じ渡邉りょう。しかし、ここはGK長谷川がコースを読んでストップ。突き放されれば苦しい展開になっていたが、なんとか1点差をキープした。

 

76分には加藤から後藤優介へ、最後の交代カードを切った。すると間もない80分、ペナルティーエリア内奥からチアゴが送ったクロス性のボールがポストに当たると、跳ね返りに反応した南がしっかり枠内に蹴り込み、同点とした。

 

勢いに乗るモンテディオはその2分後、またもや横山塁が決定機を迎えたが、シュートは決まらなかった。しかし83分、中盤から田中が送ったスルーパスでチアゴが抜け出し、出てきたキーパーをワンタッチシュートでゴールマウスに流し込んだ。

 

ついに逆転に成功したモンテディオはアディショナルタイムを含む終盤もセットプレーなどしっかり時間を作りながら時計の針を進め、ホーム初勝利を告げる笛を聞いた。

 

モンテディオは通算戦績を4勝1分9敗、勝点を13に伸ばし、順位を19位に上げた。そして次節はいよいよ、ベガルタ仙台とのみちのくダービーを迎える。