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ベガルタ仙台
ベガルタ仙台
2
[ 試合終了 ]
1 前半 0
1 後半 1
1
  • 32分 氣田 亮真
  • 90+6分 中島 元彦
  • 85分 藤本 佳希
AWAY
モンテディオ山形
モンテディオ山形

メンバー

ベガルタ仙台

スターティングメンバー

GK 33 林 彰洋
DF 15 菅田 真啓
DF 22 小出 悠太
DF 25 真瀬 拓海
DF 41 内田 裕斗

73'

MF 6 エヴェルトン
MF 11 郷家 友太

78'

MF 14 相良 竜之介

78'

MF 32 鎌田 大夢
FW 13 山田 寛人

73'

FW 18 氣田 亮真

88'

控えメンバー

GK 1 小畑 裕馬
DF 5 若狭 大志
MF 2 秋山 陽介

73'

MF 10 梁 勇基

88'

MF 35 フォギーニョ

78'

FW 7 中島 元彦

78'

FW 9 中山 仁斗

73'

監督

伊藤 彰
モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 1 後藤 雅明
DF 3 熊本 雄太

82'

DF 4 西村 慧祐
DF 6 山田 拓巳

46*'

DF 41 小野 雅史
MF 15 藤田 息吹
MF 18 南 秀仁
MF 21 田中 渉

71'

FW 10 チアゴ アウベス
FW 17 加藤 大樹

62'

FW 42 イサカ ゼイン

62'

控えメンバー

GK 16 長谷川 洸
DF 5 野田 裕喜

82'

MF 8 小西 雄大

46*'

MF 24 横山 塁

62'

MF 25 國分 伸太郎

71'

FW 11 藤本 佳希

62'

FW 49 後藤 優介

監督

渡邉 晋

スタッツ

90 45 total   total 45 90
6 5 11 FK 18 7 11
2 1 3 CK 3 3 0
0 0 0 PK 0 0 0
7 2 9 シュート 12 7 5
0 0 0 オフサイド 5 3 2

試合環境

  • 天候
  • 気温
    18.7℃
  • 湿度
    59%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    15,163人
  • 主審
    榎本 一慶
  • 副審
    平間 亮、竹長 泰彦
  • 第四の審判
    山岡 良介

監督コメント

■総括:
まずはユアスタに来てくれた大勢の山形サポーター、そしてパブリックビューイング、あるいは中継先で声援を送っていただいたサポーターに感謝申し上げます。ありがとうございました。
同時に、彼らに今日歓喜の勝利を届けることができず、非常に申し訳なく思っています。内容がどうとか関係なく、この1戦は本当にもう勝たなければいけない試合だったので、そういう意味では、最後の彼らのブーイングも当然ですし、そこに対して我々は真摯に受け止めて、この悔しさをエネルギーに変えて、次節以降に進んでいきたいと思います。
前半は我々が準備していた攻撃の形がなかなか取れなくて、そこは少し残念な時間を過ごしてしまいました。何個か意図的にやれたものはあったのですが、そこに対しての準備が遅かったり、もしかしたらちょっと勇気が足りなかったりしたのかもしれないです。そこは狙いを持ってやればあれぐらい前に進めるし、チャンスを作れることができました。そこをしっかりと内容的にも精査して、次のゲームに繋げていきたいと思います。
ただ、先ほど申し上げたように、このゲームに関して言えば結果が全てなので、そこもまた真摯に受け止めたいと思います。

 

 

■質疑応答:

Q:前半攻撃の形がなかなか取れなかったという話でしたが、どういったところが大きかったのでしょうか。

 

A:要因は先ほど申し上げた通りです。少し勇気が足りなかったものもあるかもしれないし、準備の部分で遅くなったものもあったと思います。ただ、こうやってやればこういう形になるというものは、本来選手が共有して描けていたはずなので、そこをもっともっとチャレンジしなければいけなかったし、もっとチャレンジをさせなければいけなかったなと思っています。

 

 

Q:チャンスはあったと思いますが、最後決めきるという部分に関してはいかがでしたか?

 

A:今日のゲームに関して言えば、もっとチャンスは作らなければいけないと思います。もちろん、1個のチャンスで1点取れる、あるいは2個のチャンスで2点取れるというような、もっともっと質を上げていければ良いのですが、我々としてはもっともっと、より多くのチャンスを作り出して、より多くの点を取るというようなことを増やしていかなければいけないと現時点では思います。

 

 

Q:今日の山形の守備はなかなか前からプレスにはめ込んでボールを奪うということが難しかった印象でした。実際どういうふうにプランを立てていたのか、足りなかったところがあれば聞かせてください。

 

A:仙台さんが攻撃時にどういった立ち位置を取ってくるかは分析をして、その準備を1週間していました。おっしゃるように、ちょっと前半はそこがはまらなかったものがあったと思います。
その一番の原因は具体的にはあまり言えないのですが、どこかのシチュエーションで形を変えていかなければいけないものがありました。なかなかそこがアジャストできなかったのが一番の原因かなと思います。
それを実際やれていたのはこういう時だよねというのは、ハーフタイムに映像を見せたのですが、そこのスムーズさが一つ欠けていたことと、もしかしたらその部分でもパワーが足りなかった瞬間もあったと思います。そこの二つ両方あると思うので、具体的にはお伝えできないのですが、そういった原因があったのは間違いないと思います。

 

 

Q:試合の前から勝つことがマストだと話をしてチームにも勝利を求めていて、仙台側の声援のプレッシャーについても話されていました。そのあたりの影響、試合の入りや大事に行きすぎたのかどうか、もっと行っても良かったのか。どう感じられたのかを聞かせてください。

 

A:こちらからブレーキをかけたつもりは全くないので、それがメンタルの部分で前に足を踏み出せないのだとしたら、もしかしたら独特のスタジアムの雰囲気の影響はあったかもしれないです。
でもそれは、これから選手たちがより多くの試合を積んでいけば、もっともっとアウェイを感じるゲームはたくさんあるはずだし、もっともっと過酷なシチュエーションでゲームをやらなければいけないこともやっぱりあると思います。それこそアジアに出ていったりだとか。そういうものを考えれば、素晴らしいスタジアムのこの空気の中で、やっぱり怯んでいてはいけないと思う。
それはそういうメンタルで選手があったのだとしたら、僕ももっともっとちゃんとマネジメントしなければいけなかったと思うし、選手にはもう一つここでたくましくなってほしいなと思います。

 

 

Q:監督にとっては古巣との初対決となりましたけど、雰囲気も含めて今日の印象を伺いたいです。

 

A:今日は負けた。それだけです。

選手コメント

No.11 藤本 佳希 選手

No.11 藤本 佳希 選手

Q:オーバーヘッドでの同点のゴールシーンについて。

 

A:映像は観てないですけど、なるべく叩きつけられるような感じで枠に入れようと思いました。

 

 

Q:オーバーヘッドを決めたことは?

 

A:プロではないですね。

 

 

Q:ピッチに入る前に監督からどんな声をかけられましたか。

 

A:「頼むぞ」というふうに。特に特別なことはなかったですけど、信頼してもらえているというのはナベさん(渡邉 晋監督)になって感じているので、ゴールを取るということに集中していました。

 

 

Q:最後は左サイドを何回かやられてということになりましたが、あれはどういうふうに見ていましたか。

 

A:あれはチアゴ(アウベス)の足の状態があったので、自分が左サイドに入るしかないという状態で、自分から入ったんですけど、僕が入らなくても指示はされていたと思うので、僕もそうするべきだと思ったし、ベンチもそういうふうに思ったと思うので、あれはもう急遽という感じでしたね。

 

 

Q:同点にしてから逆転のチャンスもあったと思いますが、そこの攻撃はどうでしたか。

 

A:取った瞬間に自分のところに入ったときに、相手のセンターバックの選手の前にスペースがあるというのはゲームを観ていても感じましたし、入ってからもものすごく感じました。なので、わざと攻められている時にセンターバックに見られないところまで下がって、取った瞬間、預けてもらって前向いて、チアゴや横山塁選手とカウンターできればとは思ってやっていました。

 

 

Q:あとは決めるだけ、と。

 

A:そうですね、追加点を取れるチャンスはチームとしていくつかあったので、そこですかね。

 

 

Q:ユアスタでのダービーですが、今日体感した感じはどうですか?

 

A:雰囲気はものすごくよかったですし、僕は去年、怪我で(離脱中で)来てないので、アウェイですけどどっちのホームかわからないぐらいの雰囲気を山形のサポーターも作ってくれましたし、選手としてはこういうゲームというのはキャリアの中では多く経験できることではないので、だからこそ勝ちたかったです。

 

 

Q:連敗中もチームに対するブーイングはなかったですが、試合後、ああいう(ブーイングはが出る)雰囲気になってどう感じましたか。

 

A:当然だと思います。ダービーの試合というのは、戦っている選手以上に、サポーターのみなさんやクラブに関わる人たちの歴史が詰まった試合なので、ここで勝てなくてああいった反応になるのは当然だと思うし、僕らもそういうことを背負って戦ってはいますけど、結果がすべてなので、当然だと思います。

 

 

Q:渡邉監督は試合後、「この悔しさをエネルギーに変えたい」と話していましたが、どう感じていますか?

 

A:もちろん、すごくショッキングな敗戦であることは間違いないです。連戦が始まるというのもありますし、ナベさんの言うとおりで、悔しさをエネルギーに変えられるか、変えられないか。もう、そこかなと思っています。

 

 

Q:オーバーヘッドは体が勝手に動いた感じでしたか。

 

A:そうですね。予測していたボールと全然違って、真上に上がったので、あの選択をさせられたというか、あれ以外の選択肢はもうなかったと思います。トラップもできないし、頭でそらすにも真上にボールが上がっているので、たぶんキーパーにキャッチされる。で、僕の後ろにも人がいなかったので、脚を高く上げても大丈夫、時間はあると思ったので、あれを選ばされたというか、反応したと言えばそうかもしれないです。

 

 

Q:フォワードとしてはすごくいいゴールだったのでは。

 

A:ゴールの形というより、このダービーで、さっきも言った通り、こういう試合って何度もなくて、こういうところで点を取れるか、取れないかみたいなのは、僕は自分自身求めているというか、こういう試合が多くないからこそ、こういうゲームを取りたいというのは試合前から自分に言い聞かせたというか、そういうところだったので、取れたことはよかったです。

 

 

Q:前節欠場しましたが、その影響は。

 

A:もう全然ないです。まったく問題ないです。

 

 

Q:中3日で大分戦になります。

 

A:ここでいつも以上に切り替えることにエネルギーを使わないといけないと思います。大分戦はホームでやれるので、そこで勝ってもう1回自分たちが立ち上がっていく姿をサポーターの皆さんにも見せたいですし、勝つ姿を見せる、それだけかなと思います。

 

 

Q:チャンスもあった中で、決めきるというのは今後、課題になりますか?

 

A:こういう試合になると、おそらくチャンスの部分がピックアップされて、決めるかどうかみたいになると思いますが、もうちょっとチャンス作れたなという感覚は前半を見ていてありました。もちろん、1本チャンス作って1本入ればそれが理想ですけど、もう少しチャンスを数多く作るということも、今日の試合に関していうとできたかなと。そっちの感覚のほうが強いです。

選手コメント

No.21 田中 渉 選手

No.21 田中 渉 選手

Q:古巣との初対決になりましたが、振り返ってどうでしょうか。

 

A:すごく悔しいですし、自分たちもチャンスがある中で、最後アディショナルタイムのところでやられてしまったので、本当に悔しい試合です。

 

 

Q:前半、なかなか前に進めなかったと思いますが、要因をどうとらえていますか。

 

A:プレスのところでなかなかハメることができなくて、ボールを奪ったとしてもその位置が低かったので、そこから前につなげていくというシーンが少なかったのかなと思います。

 

 

Q:サイドバックもなかなか前に上がれませんでしたが、相手のサイド攻撃を警戒した部分もありましたか。

 

A:前半に関しては、一番は前のところでプレスがかからずにズルズル下がってしまって、そこから上がっていくパワーももっともっとつけないといけないと思いますし、まずはそこで相手にプレスで自由を与えないというところができなかったのかなと思います。

 

 

Q:攻撃になったときに、田中選手はもっとライン間で起点になりたかったと思いますが、その数は多くなかったように感じました。要因は?

 

A:自分がもっともっとそこのスペースを探さないといけないと思いますし、いつも食いついてきていたので、そこで受けられなくても、味方の選手がその1個奥で受けたときに前向きなサポートというところも個人的に少なかったと思います。自分がまだまだの選手だなというのは痛感した試合でした。

 

 

Q:相手も警戒して、田中選手をはさんでくるシーンもありました。

 

A:そうなることは自分でも分かっていました。そこを剥がしていかないと攻撃の起点にはなれないので、もっともっとそういうところでも剥がしたりして、チームを勝たせる選手にならないといけないと思います。

 

 

Q:試合後は仙台サポーターのスタンドにあいさつに行きましたが、どんな思いですか。

 

A:うれしい気持ちもありますけど、でも今日負けているので、悔しい気持ちのほうが大きいです。

 

 

Q:ダービーの雰囲気自体はどうでしたか。

 

A:山形のサポーターも大勢駆けつけてくれて、仙台サポーターに負けないぐらいの声援で応援してくれて、本当に心強かったですし、そのサポーターたちを勝利でよろこばすことができなくて、非常に悔しいです。

 

 

Q:中3日で次の大分戦を迎えますが、今はどんな気持ちですか。

 

A:今日負けたことを引きずっても次の試合でマイナスでしかないと思うので、切り替えて、次はホームでやれるので、必ず勝って、連戦を勝ち抜く勢いをつけていきたいです。

戦評

ベガルタ仙台とのみちのくダービー。Jリーグ30周年記念試合として開催され、監督、コーチ、選手として長く在籍した渡邉晋監督がモンテディオの監督となってユアテックスタジアム仙台に乗り込んだ。

 

コイントスでエンドを変え、サポーターが待つスタンドに向かって攻めることになった。

 

互いに相手を押し込むロングボールと、それを拾うセカンドボール争いが激しく展開されたが、モンテディオは前線からのプレスがかかりにくく、仙台がボールを保持しながら押し込み、モンテディオが奪ってからカウンターを狙うシーンが増えていく。

 

11分、仙台のCKでは、競り合ったボールのこぼれを氣田亮真に押し込まれたが、判定はオフサイドでゴールならず。するとその2分後、古巣対戦となった田中渉が相手のブロックをかわしながらカットインしてシュート。これはポストに当たる惜しいシーンとなった。18分も山田拓巳のアーリークロスのクリアからイサカ ゼインがダイレクトでシュートを放つも枠外だった。

 

仙台は4-4-2のブロックをミドルゾーンで構え、モンテディオのセンターバックにはプレッシャーがかからず、モンテディオはしっかりとビルドアップから攻撃を作る。そのなかで、19分にはCKの流れから小野雅史がクロスを上げるが、ここはGK林彰洋にセーブされた。

 

25分頃からモンテディオの前からの圧力が徐々に効果を増し、ボール保持が増えていたが、32分にビルドアップを狙われる。左サイドでボールを失うと、持ち出した鎌田大夢がペナルティーエリアまで運ぶ。マイナスのクロスを出されると氣田がダイレクトでシュート。これが決まり、先制を許した。

 

追う展開になったモンテディオは、ブロックの中央を閉じる仙台に対し、幅を使いながら崩しを狙う。37分には内側を追い越した山田のクロスにチアゴが飛び込み、ニアで合わせるが、シュートはサイドネット。アディショナルタイムにはCKの流れから、跳ね返りを拾い、小野がクロス。これを熊本雄太が頭で合わせたが、枠内には飛ばなかった。

 

0-1で迎えた後半、モンテディオは山田から小西雄大へ交代カードを切り、藤田を右サイドバックに移してスタート。スルーパスに飛び出したチアゴが切り返しを繰り返し、追い越したイサカがシュートを放ったが、キーパーに防がれた。

 

シンプルな縦のボールから田中が収め、背後を狙う動きも増えてきたところで、62分に2枚替え。イサカに代えて横山塁、加藤大樹に代えて藤本佳希を投入。チアゴは左サイドに移った。

 

その後はサイドからクロスを上げられるシーンがあり、70分には仙台の真瀬拓海のクロスをGK後藤雅明がパンチング、さらにその流れからエヴェルトンにミドルシュートを打たれた。

 

その直後の71分には、田中から國分伸太郎にトップ下を交代。仙台も73分、77分に2枚替えをするなどフレッシュな選手を投入するが、モンテディオは80分、右サイドでつなぐと小西の縦パスに藤田が飛び出すなどチャンスを作った。しかし、ここで熊本が足を負傷。82分、最後のカードは熊本に代えて野田裕喜、センターバックの交代となった。

 

仙台はプレー間で時間を使うなど次第に逃げ切る形にシフトするが、85分にチャンスが訪れる。右サイドの横山で起点を作ると、戻した小西から縦へ。國分のヘディングは上へ浮いたが、これを藤本がオーバーヘッドで枠内にねじ込んだ。

 

これでスタジアムの流れがガラリと転換。右サイドでまたも横山を起点にインナーラップの藤本がクロスを上げたり、押し込んだ状態から小西がスルーパスを狙ったり、野田のロングフィードでチアゴを走らせるなど、チャンスを次々と作っていた。90分にはカウンターから横山がシュートを狙ったが、これは枠をとらえることができなかった。

 

アディショナルタイムは7分。ここからはモンテディオの左サイドを突かれ、ピンチが連続する。フォギーニョのクロスから中島元彦のシュートがクロスバーに当たり、さらに立て続けに中島がシュート。その後、CKの流れからフォギーニョのシュートとピンチが続いた。

 

モンテディオは左サイドに移ったチアゴの足が動かなくなり、左サイドのスペースを國分や藤本が戻って対応。なんとか凌いでいたが、90分+6、モンテディオの右サイドを突かれ、真瀬の切り返しからのクロスを中島。左足に持ち替えて放ったシュートが枠をとらえた。

 

土壇場で勝ち越されたモンテディオは、最後までゴールをめざしたが、45分+8、横山のクロスから藤田が放ったシュートはサイドネット。1-2のまま試合が終了した。

 

モンテディオの通算戦績4勝1分10敗となり、勝点13は変わらず。次節は中3日のホームゲームで2位・大分と対戦する。