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レノファ山口FC
レノファ山口FC
1
[ 試合終了 ]
0 前半 0
1 後半 0
0
  • 61分 沼田 圭悟
AWAY
モンテディオ山形
モンテディオ山形

メンバー

レノファ山口FC

スターティングメンバー

GK 31 寺門 陸
DF 3 ヘナン
DF 5 松本 大輔
DF 14 沼田 圭悟
DF 15 前 貴之
MF 4 神垣 陸
MF 6 矢島 慎也 72'
MF 32 五十嵐 太陽 72'
FW 2 高橋 秀典
FW 11 田中 稔也 72'
FW 20 河野 孝汰 46*'

控えメンバー

GK 17 吉満 大介
DF 47 上本 銀太
MF 26 野寄 和哉 72'
MF 33 山瀬 功治 72'
FW 9 皆川 佑介
FW 13 大槻 周平 46*'
FW 16 吉岡 雅和 72'

監督

フアン エスナイデル
モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 1 後藤 雅明
DF 3 熊本 雄太
DF 5 野田 裕喜
DF 26 川井 歩
DF 41 小野 雅史
MF 15 藤田 息吹 62'
MF 18 南 秀仁
MF 21 田中 渉 62'
FW 11 藤本 佳希 80'
FW 25 國分 伸太郎 62'
FW 42 イサカ ゼイン 53'

控えメンバー

GK 16 長谷川 洸
DF 4 西村 慧祐
MF 7 岡﨑 建哉 62'
MF 13 河合 秀人 62'
MF 17 加藤 大樹 80'
MF 24 横山 塁 53'
FW 49 後藤 優介 62'

監督

渡邉 晋

スタッツ

90 45 total   total 45 90
8 2 10 FK 10 2 8
0 2 2 CK 5 1 4
0 0 0 PK 0 0 0
2 6 8 シュート 6 3 3
1 0 1 オフサイド 1 0 1

試合環境

  • 天候
  • 気温
    25℃
  • 湿度
    82%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    2,223人
  • 主審
    笠原 寛貴
  • 副審
    亀川 哲弘、緒方 孝浩
  • 第四の審判
    宮原 一也

監督コメント

■総括:
まずは山口まで平日のナイターに駆けつけていただいたモンテサポーターの皆さんありがとうございました。それから中継の先でも、我々にエネルギーを届けてくれたサポーターの皆さんありがとうございました。そしてもう一つ、数日前に山口県の中で豪雨の被害があったと聞きました。そのときに、こちらの関係者の方には連絡させていただきましたが、改めてそういった方々に対してもお見舞いを申し上げたいと思います。
また、今日昼前ぐらいから大雨だという情報がある中で、それでもこうして日常であるかのようにフットボールのゲームをやらせていただいたことに感謝をしたいと思います。
ゲームの方については、我々が準備してきたもの、一つ剥がせれば、多分我々にも利益が生まれたと思います。残念ながらそこが今日は山口さんの方にボールが転がるシーンが多くて、押し込まれる時間もあったし、なかなか上手く行かない90分だったなと思っています。

 

 

■質疑応答:
Q:今日、中3日の連戦ということで、メンバー変更なしで臨まれましたけど、選手のコンディションはどうだったのかと、少しちょっと足が止まりかける時間が早かったのかなっていうようにも見えたんですけど、どのようにご覧になっていましたか?

 

A:もちろんコンディションってすごく大事だと思うんですけど、我々にとっては前回のダービーから5連戦がある中で、それでも中3日あれば十分にリカバリー、リフレッシュできると僕は思っています。なので、勝った勢いというものを持続させたいという思いもありましたし、何か大きな変更をする必要はないかなというのが私の決断です。
結果的に足が止まったのであれば、その決断がもしかしたら間違ったかもしれないけれども、それに対しては私自身何の後悔もないです。我々の足が奪われてしまうような良さがもしかしたら山口さんにあったかもしれないです。でも、コンディションのところで中3日の5連戦の2試合目。連戦を同じメンバーで続けたからといって、足が止まったっていうのは、大きな理由にはならないのかなと僕は思っています。

 

 

Q:前半途中ぐらいからなかなかボールが繋げなくなったのかなと見ていましたが、そのあたりの要因というのは?

 

A:ある程度、山口さんがああいうようなかかり方をするのは予想していました。分析もしていました。そこを我々が剥がそうと思えば、冒頭申し上げたように、一つ剥がしてしまえば一気に我々の利益が生まれる。残念ながら今日はそこをしっかりと探したり、次に繋げられなかったりというミスが少し多かったかなと思っています。ただ構造的な問題も少しあったので、そのあたりはハーフタイムで少し修正をして、後半は違った立ち位置から前進を図ろうというものはありました。
ただ、実質中3日とはいえ、トレーニングをやれたのは1日ぐらいですかね。その中で新しいものを提示して、選手がそれを意気に感じてトライをしてくれた。それを僕はすごく選手に感謝したいし、うまくいかなかったのは僕の責任なので。
ただ、このトライは今日上手くいかなかったからといって、捨てるつもりはないです。また同じような対戦があれば、同じようなチームがあれば、少しまた手を加えながらトライしたいと思います。

 

 

Q:新しいトライというのは前半の立ち上がりからやっていたということですか?

 

A:そうです。

 

 

Q:後半最初の交代でイサカゼイン選手から横山塁選手を投入されましたが、その狙いを聞かせてください。

 

A:ゼインがちょっとボールが足に付いてないようなシーンが前半から見受けられたのが僕の印象です。それによってウイングのところで、シンプルに背後を取るのが一番なんだけど、それができないんだったらやっぱ1回キープをしてほしいし、あるいは少しローテーションをして中に入ったりしてほしいし、そういったものはゼインよりも塁の方がスムーズにやれるというようなところは僕の判断でした。ゼインはゼインの良さがある、塁には塁の良さがある。じゃあそれを今日の山口さん相手にいつどうやってどこで使うといったところの決断で、あのタイミングで交代しました。

選手コメント

No.21 田中 渉 選手

No.21 田中 渉 選手

Q:試合を振り返って。

 

A:すごくお世話になったクラブだったし、成長した姿を見せたかったので、こういう結果になってしまってすごく悔しいです。

 

 

Q:監督が「新しいことにチャレンジした」と言っていましたが、ボールの運び方などはどうでしたか?

 

A:全部が全部できなかったわけではないですし、できたところもあったので、その中で相手の策にハマってしまったところが多かったです。そこはもっと自分たちピッチの中で改善できるところもありますし、試合の中で改善できることはあったのかなと思います。

 

 

Q:後半は立ち位置を変えたりしたと思いますが、後半についてはどうですか?

 

A:僕がセンターバックにつかまる時間が多かったので、もう少し下りて、つまらない位置まで行って組み立てに参加しました。そこでマークを外したシーンもあったのですが、そこから前進してゴールに結びつけるというところまではいけなかったので、まだまだだなと思います。

 

 

Q:古巣のピッチでしたが、強い気持ちで臨みましたか?

 

A:もちろんそうですし、僕個人としては、このスタジアムでいいイメージしかないというか、いつもサポーターの皆さんに助けてもらっていましたし、本当にやりやすいスタジアムなので、本当に楽しみでした。気持ちもすごく入っていたので、そこで結果だったり、得点だったりということができなかったのが、自分の未熟なところだなと思います。

 

 

Q:厳しい連戦になりますが、次に向けて。

 

A:ここで引きずっていても試合は待ってくれないので、切り替えて次の試合に向けてやっていくしかないと思います。この3日間、いい練習して、いい準備して、次の試合に勝てるようにやっていきたいです。

選手コメント

No.26 川井 歩 選手

No.26 川井 歩 選手

Q:試合を振り返って、いまどういう思いがありますか。

 

A:僕たち自身もうまくゲームを運べなかったですし、すごく勝ちたい相手だっただけに、悔しい思いが一番強いです。

 

 

Q:山口はマンツーマンで来ましたが、やってみて強度などはどのように感じましたか?

 

A:特に前半は相手の圧にやられてしまった感がありましたし、1個前とかサイドで収められれば、自分たちもうまく前進できたかもというところはあったんですけど、後ろからそういう効果的なパスもあまり入れられなかったですし、前の人もそこまでいい形で収めて展開みたいなシーンも少なかったので、そういったシーンをもっと増やせれば剥がしてうまく前進できたのかなと思います。

 

 

Q:監督が「新しいことにチャレンジした」と言っていましたが、そこは振り返ってどうでしたか?

 

A:いつもは可変して3バックにすることもありますが、4バックのままいきました。自分たちでうまくいかなかったらポジションを3に変えていこうというのはあったので、ゲームの中で変えたりしたシーンはありましたけど、もっともっと有効的に変化していってそこに付いていけたらよかったです。

戦評

前節のみちのくダービー勝利を受け、モンテディオ山形は山口に乗り込んでのアウェイ戦に臨んだが、0-1で敗れた。

 

雨上がりで湿度が高く、ピッチの一部では水が跳ねるなかでキックオフ。前節と同じ先発メンバーで臨んだモンテディオは、立ち上がりからボールを動かし、古巣対戦となる田中渉のシュートや、國分伸太郎のカットインからのミドルシュートなど、先制点をめざす積極的なプレーを繰り出した。

 

しかし、その後はシュートにたどり着くまでパスがつながらず、一方の山口も攻撃で縦パスは入るが収まらず、互いに決定機を作れずにいた。しかし、流れは徐々に山口へ。

 

押し込まれ、自陣から持ち出せずにいた9分には河野孝汰のシュート、14分には、高橋秀典にカットインからのミドルシュート、16分には再び河野にシュートを打たれ、ヒヤリとするシーンを作られた。

 

その後はともにチャンスの少ない時間が続いたが、モンテディオは攻撃で自陣からなかなか押し上げられず、配置の変化や人の動きでそこからの前進を図ったが、相手のマンツーマンの守備に阻まれるケースが多かった。

 

30分過ぎには山口もアンカーを下げて後ろを3枚で回すと、モンテディオの守備はさらにハマりづらくなり、山口ペースが強まった。36分、モンテディオのパスミスからショートカウンターを受け、くさびの落としから五十嵐太陽のシュート、その後もアーリークロスのフリックに対して飛び込まれるなど、自陣で危ないシーンが増えていった。

 

前半を0-0で折り返したあと、後半もミスが多く思うような攻撃ができずにいた。53分にはイサカゼインに代わって横山塁を投入。56分、山口のショートウンターで高橋秀典にヘディングシュートを打たれ、ポストに当たったボールがGK後藤雅明に当たったものの、ゴールラインは割らず危機を逃れた。

 

現状打開へ向け、2度目の選手交代を準備していた61分、山口の攻撃を押し戻せずにいると、前貴之のスルーパスから高橋秀典に抜け出され、クロスに対して逆サイドからフリーで飛び込んできた沼田圭悟に決められた。

 

この直後、モンテディオは3枚替え。國分、藤田息吹、田中に代えて河合秀人、岡﨑建哉、後藤優介を投入。小野雅史のスルーパスに後藤優が動き出したり、岡﨑のクロスから藤本佳希がシュートを放ったり、高い位置まで侵入した川井歩がクロスを供給するなど、少しずつペースを握り返した。その展開の中で78分からコーナーキックが4回続くもゴールネットを揺らすことはできなかった。

 

80分には藤本に代えてこちらも古巣戦となる加藤大樹がピッチへ。85分には横山のパスから河合がシュートを狙い、ディフレクションでニアゾーンに飛び込んだボールに加藤が合わせたが、ここは枠内には飛ばなかった。試合は0-1のまま終了。前節のダービーに続く連勝とはならなかった。

 

モンテディオは通算戦績が10勝2分12敗となり、勝点は32。順位は前節までの9位から11位に下がった。