HOME
大分トリニータ
大分トリニータ
0
[ 試合終了 ]
0 前半 0
0 後半 1
1
  • 85分 後藤 優介
AWAY
モンテディオ山形
モンテディオ山形

メンバー

大分トリニータ

スターティングメンバー

GK 24 西川 幸之介
DF 3 デルラン
DF 19 上夷 克典
DF 25 安藤 智哉
DF 27 松尾 勇佑

65'

MF 5 中川 寛斗

77'

MF 10 野村 直輝
MF 17 高畑 奎汰

77'

MF 26 保田 堅心
FW 9 サムエル

65'

FW 18 藤本 一輝

85'

控えメンバー

GK 22 新井 栄聡
DF 2 香川 勇気

77'

DF 49 羽田 健人
FW 11 渡邉 新太

65'

FW 13 伊佐 耕平

65'

FW 21 鮎川 峻

77'

FW 29 宇津元 伸弥

85'

監督

下平 隆宏
モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 1 後藤 雅明
DF 4 西村 慧祐
DF 5 野田 裕喜
DF 26 川井 歩
DF 41 小野 雅史
MF 18 南 秀仁
MF 25 國分 伸太郎

67'

MF 29 髙江 麗央

90+1'

FW 11 藤本 佳希

82'

FW 19 宮城 天

67'

FW 24 横山 塁

67'

控えメンバー

GK 16 長谷川 洸
DF 27 喜岡 佳太
MF 15 藤田 息吹

90+1'

MF 21 田中 渉

67'

MF 42 イサカ ゼイン

67'

FW 9 デラトーレ

82'

FW 49 後藤 優介

67'

監督

渡邉 晋

スタッツ

90 45 total   total 45 90
4 6 10 FK 13 5 8
3 5 8 CK 3 2 1
0 0 0 PK 0 0 0
5 10 15 シュート 5 1 4
1 0 1 オフサイド 0 0 0

試合環境

  • 天候
    晴のち雨
  • 気温
    27.8℃
  • 湿度
    72%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    6,461人
  • 主審
    上村 篤史
  • 副審
    村田 裕介、田島 宏則
  • 第四の審判
    石丸 秀平

監督コメント

■総括:
まずは遠い大分の地まで来ていただいたサポーターの皆様、本当にありがとうございました。それから中継先、あとは今日パブリックビューイングも山形市内の方でやっているという話を聞きました。おそらくそこにも大勢の方が集まって我々の勝利を信じて、思いや念を届けてくれたと思います。ありがとうございました。
ゲームの方は、前半、少し相手にシュートを打たれるようなシーンが多かったのですが、どちらかというと我々のイージーなミスというか、ボールが足についてないところから入れ替わったり、長いボールを入れられてセカンドをあっさり拾われたりしてしまいました。何か構造上問題があったというよりは、そういったところで相手の方にボールが渡るシーンが多く、シュートを打たれるシーンが多かったと思っています。
ただ、何かものすごく脅かされるようなシーンは僕の記憶ではあまりなかったので、もちろんセットプレーも増えたのでそこはしっかりと凌がなければいけなかったのですが、しっかりと後半、修正していけば我々に勝機があるだろうと思っていました。
前半の飲水タイムから少し攻撃の立ち位置を変えました。加えてハーフタイムに伝えたのは、とにかくテンポをもっと上げましょうということです。そこを後半の頭から実行して、後半の頭は逆に我々が押し込んで、その後は少し一進一退もありましたけど、大方自分たちは後半盛り返すことができたと思っています。
途中から出たゼインの素晴らしいクロスと、(後藤)優介が古巣相手に、本当に気持ちのこもったゴールを上げてくれたと思います。すごくここまで苦しんだ選手ですけれども、やり続けることで、やっぱりサッカーの神様はそういった選手にしっかりとご褒美をくれるというところを見せてくれました。素晴らしい事だと思います。

 

 

■質疑応答:
Q:前半の飲水タイムのところで立ち位置を変えたとおっしゃいました。前節の長崎戦は前の意識が見えた試合でしたが、今日の前半は少しパスの出しどころを探っているのか、前線になかなかいいボールが入らなかった時間がありました。どういったことでしょうか。

 

A:テンポです。1人がボールを持つ時間が長かった。大分さんがもっとプレスをかけてくるというところを想定していて、来てくれれば自然と我々のテンポになるので、我々の立ち位置を利用して前進しやすくはなるのですが、思いの他あまり前から来なかったので、センターバックのところは特に時間がありました。
多分暑さもあって、消耗するのを少し嫌がったというような心理も働いたと思います。そこで自分たちからテンポを落としてしまった。それが最大の原因だと思っています。
ただ、それを上げましょうといったところで、なかなか上げきらないと思ったので、少し立ち位置を変えて、少し景色も変えて、プラスやっぱりテンポって上げなきゃ駄目だよね、といったところにアプローチをした、飲水タイムとハーフタイムの流れだったと思います。

 

 

Q:後半はそれで形勢が変わってから、なかなか得点には至らなかったですが、その時間帯はどのようにご覧になっていましたか?

 

A:こういうふうになるよねといったところは、別に指示したからどうこうじゃなくて、選手が感じることが全てだと思うんですよね。
自分たちは今までテンポを大事にしてきたチームですから、自分たちが当たり前のことを当たり前にやれば相手は嫌がるし、自分たちの矢印も前に行くし、それを彼らが実践して実感したからこそ、それをもう1回やろうもう1回やろうと繰り返し、それが攻撃の立ち上がりから、攻勢に繋がったのかなと思います。

 

 

Q:加藤大樹選手が移籍して抜けたところに今日は宮城天選手を頭から使いました。彼の評価をお願いします。

 

A:天にとっては、ちょっと難しいゲームだったと思います。後半のそれこそ、我々が良い時間帯のところでは、天にボールが入れば何か変化をつけてくれる可能性はものすごく僕の中では感じていたので、前半も1回だけかな、前半の立ち上がりで、パパっとボックスの中に入ろうとしたシーンがありましたけれども、ああいうシチュエーションを彼に作ってあげないと彼の良さも出ないし、そういう面で考えると、ゲームの中で天が今日は活かしづらかった。そこは少し彼にとっては難しいゲームになったと思います。

それでも僕は彼の可能性はこのゲームの中でも感じたし、これからもどんどんトライして欲しい。間違いなく我々の戦力になってくれると思っています。

 

 

Q:前半テンポが上がらなかったというところで、プランとしてはどのように考えていましたか?前半は0-0でという考えもあったと思いますが。

 

A:全くないです。

 

 

Q:最初からテンポは上げたかった。

 

A:前節の我々のゲームを見ていただければわかると思いますけど、守備にしても攻撃にしても、最初は矢印を前に持って相手が襲い掛かる。それによって実際スコアを動かせれば、上位の長崎さん相手にもああいうゲームができるというものはホームの我々のゲームで証明したはずなので、「それを今日もやるよ」と言って送り出したつもりです。
ただ、そこでなかなかギアが上がらなかったのは、アウェイでの暑さというものが考えられる要素の一つかなと思います。
それは言い訳にしちゃいけないので、次またアウェイゲームの時には、しっかりと頭から襲い掛かるようにしたいと思います。我々がブレーキを踏んで動きを自重しましょうといったことは1ミリも考えてないです。

選手コメント

No.25 國分 伸太郎 選手

No.25 國分 伸太郎 選手

Q:前節・長崎戦はチームとして前への意識が見えましたが、今日はどうでしたか。

 

A:ボール回しのスタートの位置が大分さんも前からそんなに来てない。コンパクトでちょっとラインを落として、僕らの背後を消しに来ている感がありました。本来であれば、自陣のペナルティーエリアスタートぐらいからビルドアップして、そこからハーフウェランのところまで、わりかしスペースがあって、顔も出しやすいのですが、背後がなくなるとなったら、相手のサイドバックは(こちらの)ウイングに強く行きやすいし、そこで、間で僕が受けてターンというのもあったけど、そこからなかなか前に行けないというのがありました。結局、背後がないというのが結論ですね。そこから前に行きにくくなった、という感じです。

 

 

Q:後半は流れがガラッと変わりました。

 

A:とにかく「持たされている」という感覚があったから、アイデアがないならテンポよくどこでもいいからどんどん回そうと。それでセンターバックがシンプルにプレーするようになって、何回かサイドチェンジをくり返すと逆サイドが空いてくるというのがありました。そこでテンポやスピードが上がったなかで、いい状態といいタイミングで受けられるようになったので、そこが改善されたポイントかなと思います。

 

 

Q:前節はあんなにいい勝ち方をして、今節は難しい試合だったけども勝点3取れて、このまま上がっていきたいところですね。

 

A:結局、今日みたいなスカウティングをされると、ちょっとラインを落としてスタートしたり、サイドの選手には言いましたけど、本気で仕掛けられたりするポジションを先手で取るということもひとつだと思います。確かに張ってピン留めすることもいいのですが、それは背後が嫌がっているからそういうのが理に適っているのであって、背後がない状況でピン留めしても意味ないので、その時は距離感を少し縮めて、前向きでプレーできるところに立つ。それに食いつけば背後が狙えるという投げかけをしたので、次節以降あそこで前を向いたり、前向きでプレーできたりすると僕らも絡みやすくなります。今日は自分たちのストロングな部分を相手が消しにきたということで苦戦しましたけど、それでもなんとかゼロに抑えて、ああやってゴールを取れて、守備陣も久しぶりに無失点でしたし、勝ててよかったです。

選手コメント

No.49 後藤 優介 選手

No.49 後藤 優介 選手

Q:途中出場で、ヘディングでのゴールでした。

 

A:エスパ(清水エスパルス)に行ってもヘディングでしか取ってなかったので。クロスに入れるようにはなってきたのかなと。

 

 

Q:今日は立ち上がりから難しい戦況でしたが、後半押せ押せになってきて、どういう気持ちで入りましたか。

 

A:うまく前半、いい形で相手に守備されていました。自分たちの回すテンポや、どこでスイッチ入れるのかというのが決まってなかった感じがあったので、そこで自分が出たらポジションを崩して、流れが変わればいいなと。別に俺が入ったからとかいうことじゃなくて、ポジションが変えれば相手も形が変わってくるし、入れられるボールも増えてくるので、そういうのはあるかなと思っていました。

 

 

Q:ドーム(レゾナックドーム)のゴールに入れた感触はいかがでしたか。

 

A:喜んでいいのかわからないぐらい複雑でした。でも、いい雰囲気でした。

 

 

Q:試合後、大分サポーターに挨拶に行ってどんな反応でしたか?

 

A:喜んでくれているとは思います。

 

 

Q:こんなに雨が降るドームは初めてでは?

 

A:初めてです。

戦評

前節、V・ファーレン長崎戦での5-1の勝利後、モンテディオ山形はアウェイ2連戦の初戦、大分トリニータとの試合に臨んだ。前半を0-0で折り返すと、85分、途中出場の後藤優介がイサカゼインのクロスにヘディングで合わせてゴールを沈め、それが決勝点となり1-0で勝利した。

 

モンテディオは熊本雄太が出場停止で、センターバックには野田裕喜が2試合ぶりに復帰。また、前節2得点の加藤大樹の金沢への移籍を受け、新加入の宮城天が入った。

 

立ち上がり早々から、相手にセカンドボールを拾われ、クリアミスも重なり、中川寛斗にミドルシュートを打たれたが、GK後藤雅明がファインセーブ。直後のCKも凌いだ。

 

しかし、その後も大分のミドルゾーンで構える守備ブロックに対して攻撃のテンポが上がらず、相手の背後を取るシーンもほとんど作れなかった。宮城は9分、1対1から仕掛けてクロスを上げたが中とは合わず、直後のCKでは横山塁が競り合ったがゴールラインを割った。その後も宮城はサイドでボールを受けるシーンはあったが、仕掛けは対応されることが多かった。

 

35分には野田裕喜のパスを受けた小野雅史がアーリークロス、藤本佳希が頭で合わせるシーンもあったが、このシュートはわずかに外れた。前半だけで5本のCKを与えるなど、押し込まれたなかでセットプレーも数多く与えたが、後藤雅の好セーブもあり、前半は0-0で凌いだ。

 

後半、ファーストプレーから相手にゴール前の直接FKを与え、キッカー・野村直輝のシュートがクロスバーを直撃するヒヤリとするシーンもあった。しかし、攻撃のテンポを上げたモンテディオはボール保持を増やして押し込む時間を作れるようになり、56分のFKでは、國分伸太郎のボールのはね返りを横山がダイレクトでシュート。クロスバーを強く叩いたがゴールはならなかった。

 

その後も小野がオーバーラップしてマイナスのクロスを入れた場面では南秀仁がシュート、ボールを縦に打ち込みながら、相手が出てきたところで裏を狙うなど、試合のペースを確実に握っていた。65分の大分の2枚交代に続き、モンテディオも67分に3枚代え。國分、横山、宮城に代えて田中渉、イサカゼイン、後藤優を投入。このあたりの時間から雨が降り出したことで、ピッチが一気に水を含み、足を滑らせる選手も相次いだ。75分、右サイドで組み立てに加わった田中が逆サイドにクロスを振ると、後藤優が走って追ったが、GK西川幸之介に先にキャッチされた。

 

拮抗した状態で、大分は77分に2枚代え。モンテディオも82分に藤本佳希から怪我から復帰したデラトーレがピッチに送られた。その2分後には大分にチャンスを作られる。中央の保田堅心にパスがとおり、さらに左で受けた藤本一輝がカットインからシュート。これは右に逸れた。

 

すると、その直後の85分、右サイドに下りてボールを受けた田中が、タッチライン際のイサカに預けると内側を追い越した。この動きでゴール方向にスペースができたイサカはカットインからファーポスト際へクロス。そこへ飛び込んできた後藤優が頭で合わせて決めきった。

 

6分間目安のアデショナルタイムに突入すると、モンテディオは髙江麗央から藤田息吹へ交代。相手にCKやスローインを与える回数も多くなったが、90分+4にはゴールキックからシュートを打たれる場面もあった。しかし、モンテディオはしっかりと時間を使いながら最後までゴールを許すことなく、1-0の無失点勝利を挙げた。

 

2連勝となったモンテディオは通算戦績を12勝2分14敗とし、暫定順位を9位まで上げた。