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モンテディオ山形
モンテディオ山形
1
[ 試合終了 ]
1 前半 1
0 後半 0
1
  • 40分 氣田 亮真
  • 32分 中島 元彦
AWAY
ベガルタ仙台
ベガルタ仙台

メンバー

モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 1 後藤 雅明
DF 2 吉田 泰授
DF 4 西村 慧祐
DF 5 安部 崇士
DF 19 岡本 一真
MF 8 小西 雄大
MF 18 南 秀仁
MF 25 國分 伸太郎

75'

FW 10 氣田 亮真

81'

FW 36 高橋 潤哉

81'

FW 42 イサカ ゼイン

控えメンバー

GK 23 藤嶋 栄介
DF 15 川井 歩
DF 83 菊地 脩太
MF 7 髙江 麗央
MF 14 坂本 亘基

81'

MF 28 狩野 海晟

75'

FW 9 有田 稜

81'

監督

渡邉 晋
ベガルタ仙台

スターティングメンバー

GK 33 林 彰洋
DF 2 髙田 椋汰
DF 5 菅田 真啓
DF 22 小出 悠太
DF 25 真瀬 拓海
MF 6 松井 蓮之
MF 11 郷家 友太
MF 14 相良 竜之介

81'

82'

MF 27 オナイウ 情滋

69'

MF 37 長澤 和輝

85'

FW 7 中島 元彦

85'

控えメンバー

GK 1 小畑 裕馬
DF 20 知念 哲矢
DF 41 内田 裕斗
MF 8 松下 佳貴

85'

MF 23 有田 恵人

85'

MF 24 名願 斗哉

81'

82'

FW 9 中山 仁斗

69'

監督

森山 佳郎

スタッツ

90 45 total   total 45 90
4 5 9 FK 20 7 13
1 3 4 CK 2 2 0
0 1 1 PK 1 1 0
4 6 10 シュート 10 3 7
1 0 1 オフサイド 3 1 2

試合環境

  • 天候
  • 気温
    30.3℃
  • 湿度
    42%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    16,607人
  • 主審
    今村 義朗
  • 副審
    林 可人、千葉 直史
  • 第四の審判
    瀬田 貴仁

監督コメント

■総括:
16,000人を超えるサポーターに集まっていただきました。素晴らしい空気感、シチュエーションを作っていただいたことに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。その中で、今日もなかなかホームで勝利と皆さんの喜びというものを届けることができず、非常に残念で悔しく思っています。
ゲームの方は大方支配をしていたと思います。PKでスコアが動いて追いついてというところはありましたけれども、それまでの展開で一つ、我々が先手を取れる可能性というのもありましたし、残り時間のところでもお互いチャンスはありましたけれども、我々にも十二分に逆転できるような展開を持っていけたと思います。
選手にも言ったんですけども、間違いなくいいチームだと思っています。ただ、やっぱりグッドからストロングになっていかないと上がっていけないし、ストロングになるために必要なこと、足りないものというものがやっぱりあるからまだまだこの順位だし、そういうところにはちゃんと向き合ってやっていかなければいけないと思っています。
ただ、選手は本当に毎日真摯にトレーニングに励んでくれていますから、彼らを何とかもっと磨き上げて、今日入らなかったシュートが入るように、あるいは今日パスミスがあって失ったものがあればそれをしっかり通せるように。あるいは今日シュート打たれたものがあれば打たせないように。そうやって彼らを成長させて勝利というものにつなげていきたいと思います。

 

■質疑応答:
Q:プレスやセカンドボールの奪い合いのところでいつも以上に気合が入っていて、勝率も高かったように見えましたが、監督から何か戦術や意識させたことはあったのか、いつも通りだったのか。いかがでしょうか。

 

A:気合でそれをやれるんだったら、毎回気合入れろという話ですよね。もちろんメンタルはすごく大事ですよ。そういう気持ちがないと足は前に動かないし、そういう空気感を作ってくれたサポーターがいたから、おそらく選手も足を前に運べただろうし、そういうメンタリティはものすごく大事、それを助長させてくれる皆さんの力もものすごく大事です。
けれども、おっしゃったプレスということに関して言えば、仙台さんがどのようなビルドアップをしてくるかというところ。それは我々には付け入る隙が沢山あって、そういうものを戦術的にも選手がしっかりと理解して繋がったからこそ、そういうシーンを多く作り出せたと思います。
でもこれは仙台さんが相手だから今日たまたま上手く行ったわけではなくて、これまでのカップ戦も含めた20数試合、そこの積み重ねで今日選手たちが共通理解を持って、選手たちがしっかりと判断して、決断をして、実行したからこそつながりを持てた守備だと思います。ここまで築き上げてきたものと、サポーターの皆さんがこういう空気感を作っていただいたことでのメンタルのプラスと、そういうものでおっしゃったようなプレスがうまくいった、あるいはセカンドボールを拾えたという現象につながったと思っています。

 

 

Q:シュートが決まらなかったということですが、中に持っていったところで、少しシンプルにプレーしすぎた印象もありますがいかがでしょうか。

 

A:おっしゃる通りだと思います。ただ、そこが難しいのは、例えばストライカーが常に味方を探すようになってしまうと思いっきり足を振れなくなるし、ただ、やっぱり可能性というものを考えた時には、明らかにフリーマンがいるのであれば、その選手を使いましょうというようなところは、トレーニングも含めてそういうシチュエーションを作り上げていくことも必要と思います。
でも実際、トレーニングでそれをやっても、守備の寄せ方とか実際のスピード感とかでまた違ってくるので、すごく難しい部分ではあるんですけれども、一つ言えるとしたら、それこそメンタリティの部分で、もう少し冷静になるような一人ひとりのメンタリティというものは必要かもしれません。
そういうものがあればおそらく顔も上がるでしょうし、一つ冷静になれるでしょうし、そういったところはこれから選手をまた成長させていく上で、我々が手助けしていかなければいけないかなと感じました。

 

 

Q:試合前にダービーは、チームにとって変わる大きなチャンスと捉えているとおっしゃいました。なにか変わる足がかりは見つかりましたか?

 

A:まずはやっぱり結果で、我々は今日ホームゲームですし、ダービーの2試合目ですし、しっかりと勝点3を取って、いわゆる波に乗っていくというシチュエーションを作り、出さなければいけなかったと思っています。なので、そういう観点から言うと、我々はまた波に乗ることはできなかったと言えると思います。
ただ、ここ数試合ずっと申し上げているんですけれども、やれていることをしっかりと精査して、これぐらい良くなっているぞというものも、選手とちゃんと共有していかないと、全て否定したら前に進めませんから、そういう作業はこれからも続けていきたいと思っています。
上位の守備が堅いと言われる仙台さん相手に、しっかりと意図的に崩せたものもたくさんありましたし、そういうものはこれぐらいやれているぞということで、もっとその数を増やすような努力と質を上げる努力というものは引き続きやっていきたいと思います。その両輪をしっかり回して、今度こそ結果につなげていくという形にしていきたいと思います。
これは僕が監督に就任してからこのモンテディオのスタイルというものを理解した上でこれまでトライをしてきたことなので、「これだけ勝ってないんだから、そのトライはダメでしょ?」と言われればもうそれまでです。
ただ、私が監督としてやり続ける以上は、これまでのことを何か大きく変えることなく進んでいくということは選手にも伝えていますし、先ほども毎日の練習ともう一回向き合ってやっていくぞと伝えたので、何とかこれを磨き上げて結果に結びつけていきたいと思います。

 

 

Q:先ほど森山監督が、渡邉晋監督のことをこのダービーについて日本で一番詳しい監督だと話されていました。改めて、素晴らしい雰囲気を両チームのサポーターが作ったこのダービーについて渡邉監督はどう捉えられているのか教えていただけますでしょうか?

 

A:実はこの1週間、このゲームを迎えるにあたって、多くを語らないつもりでした。囲み取材でもそのような話をさせてもらいました。知る者は言わず。一番よく知っているものがベラベラ喋るのはあまりかっこよくもないし、得策じゃないというような思いがあったので、もうとにかく結果でなんとか示してやろうというような思いでこの1週間を迎えました。
そういうものから、今何かをお伝えすることができるとすれば、最善の結果を出すことができなかったので、ここでまた何か言う資格もないのかなと正直思っています。
ただ、もうこの先、今年はリーグ戦ではダービーがないので、一つ私が何か言えるとしたら、僕は今までこのダービーを反対側のチームで数多く戦ってきました。それこそいろんな立場と役職で。ただ本当にこう、この一戦にかける想いをものすごく多くの人が持っていて、山形に来てまだ日が浅いんですけれども、山形の人の思いもものすごく背負って戦ったつもりではあります。
そういう話も実際サポーターの方ともできましたし、そういうことを考えると、意地と意地のぶつかり合いだとか、プライドをかけた戦いだとか、ありふれた言葉がたくさん出てくるんですけれども、本当にそんな言葉じゃ語り尽くせないようなものってあるんですよね。
もちろん、世界中を見渡せばいろんなところにダービーがあって、そういうものから比べるとこの東北の地のダービーなんて、もしかしたらちっぽけなものかもしれないです。でも、そのちっぽけかもしれないものに懸けている人が、数じゃなくて、ものすごい質と量があるというものは、ぜひ皆さんを通してお伝えすることができればと思っています。
だから、今週始まる時に選手に言ったのは、「俺はもう今週何かを語るつもりはないよ。ただ、全てをかけろ」と。自分の持っている全てを。それは意地かもしれないし、プライドかもしれないし。仲間と築き上げてきた絆かもしれないし、周囲の人への感謝のかもしれないし、わからないけれども、とにかく全てをかけろと。そういうようなことを伝えました。
であれば、その全てをかけて戦った人間が本当に22人いたかどうか、我々の選手で言えばピッチに飛び出した今日で言うと14人。本当に全てをかけたかというと、僕はしっかりとそこは精査したいなと思っています。
その熱量を僕が授けられなかったのであれば僕の責任だし。でも選手たちはもっともっと、それを自分でアンテナを張って気づいて感じて、もっともっと動かなきゃいけない人間も多分いたんだろうなと思います。
そういうものをこの2試合で悔しい負けと引き分けから山形に関わった選手たちが気づいたのであれば、彼らのこの先の長いサッカー人生でもしかしたら成長につながるものがあったかもしれないです。そういうものも何か伝えてあげられるのが一人の指導者としての仕事だと思うので、そういうものを感じさせられるような一人の人間、指導者でありたいと思いました。

 

 

Q:守備面で光るプレーが多かったと思いますが、特に岡本一真選手が相手エースの相良竜之介選手に対して自由を簡単に与えなかったのはひとつ大きなポイントだったと思いますが、監督の目にはどのように映ったでしょうか。

 

A:一真は怪我が思いの他長引いてしまって、ようやくピッチに立てるような状態になってきました。ただ、前節はものすごく危ないシーンを相手に作り出してしまった。それはなぜかというと、これまで彼が戦ってきたクラブの守り方と、我々の守り方は違うので、今日みたいに少しコンパクトな状態でああやって1対1で対峙すれば、彼はあれだけ止められるというものはしっかりと示せたと思います。それは素晴らしい成果でした。
ただ、我々は長い距離を奪いに行かなければいけない、そういう守備をしているので、その中で背中を取られないだとか、ひっくり返されないだとか、そういうものはまだまだ身につけなければいけないものもあります。
でも今日、彼の良さというものはおっしゃったように、守備の部分でもものすごく出してくれたので、それは彼の自信にして、でももう一つ二つ彼がスケールアップするのであれば、今我々が求めている守備の長さや強度というものはやっぱり身につけなければいけないです。
今試合に出続けて学んでいることがたくさんあると思います。もっともっと成長してくれればと感じています。

 

 

Q:今回いろんな思いを背負って氣田亮真選手がピッチに立ってPKを決めました。試合が終わったあと何か声をかけられましたか?

 

A:まだ個人的には話をしてないです。選手には全体で少し伝えただけなので、個別には誰ともまだ話をしてないです。
でも亮真も本当にいろんな思いを持って山形に来て、ここまで悔しい思いをずっとしてきて、一つPKでゴールを取ったことで、彼の重荷というか何かこう呪縛じゃないけれども、解き放たれるものがあるんだとしたら、今後の彼に期待したと思います。
流れの中でもゴールにすごく近づいてきていて、本当にあとは決めるだけだというようなシチュエーションになってきています。今まではそこまですら行けなかったこともあったので。これは亮真個人の問題じゃなくて、チームの構造の問題も含めて。
でもこうやって亮真がどんどんどんどんゴールへと近づいていて、PKでゴールネットを揺らしたというものは間違いなく彼にとって大きいことですし、チームにとってものすごく大きいことなので、残りの試合に期待したいと思います。

選手コメント

No.19 岡本 一真 選手

No.19 岡本 一真 選手

Q:ダービーを終えて、試合の感想からお願いします。

 

A:やはり、悔しいという気持ちがあります。

 

 

Q:相手の相良竜之介選手とのマッチアップでは、どのような意識で臨みましたか?

 

A:しっかり1対1で距離詰めて、相手に絶対にやらせないように心がけました。あまり1対1の場面は多くなかったので、数回あったんですけど、やられはしなかったと思います。

 

 

Q:攻撃で上がることで相手を下げさせる意識もありましたか?

 

A:そうですね、自分がゴール前に入っていくのに対して、相手がついてきてくれたので、それを継続して、よりカウンターに行きづらい形になっていたと思います。

 

 

Q:両サイドから相手の背後を突けていた印象でしたが、どんな狙いがありましたか?

 

A:隙を突いて、背後が空いていたら背後に出すというのは言われているので、そこはできてよかったです。

 

 

Q:前回のアウェイは出場できませんでしたが、この雰囲気でプレーしてどうでしたか?

 

A:初めてのダービーで、1万6000人くらい集まった中で、ひとつひとつのプレーで沸くところや歓声が広がるのがとてもおもしろかったですし、プレーしたあとの声援が大きかったので、やってやろうという気持ちになりました。

 

 

Q:リーグ戦が続きますが、意気込みをお願いします。

 

A:攻守においてクオリティを高めて、もっと一人ひとりがゴールの意識を持ってやっていきたいと思います。

選手コメント

No.10 氣田 亮真 選手

No.10 氣田 亮真 選手

Q:ダービーを戦った感想からお願いします。

 

A:一番盛り上がる試合でしたし、勝ち切りたかったなと思います。

 

 

Q:攻撃では両サイドから背後を突けていたと思いますが、どんな攻撃の狙いでしたか?

 

A:相手のラインも低かったので、もう少し一発で背後を狙いたかったです。でも、その分後ろでボールを回せました。もう少し自分のところでボールを触って仕掛けたかったですけど、全体としては悪くなかったと思います。

 

 

Q:PKで久しぶりのゴールがありました。その奥に仙台サポーターもいる状況でしたが、どんな気持ちで蹴りましたか?

 

A:(高橋)潤哉も蹴りたそうにしていたので、どっちかでしたけど、すごく怖かったですし、彼がもう少し押してきたら譲るぐらい、緊張の中でやり取りがありましたけど、譲ってくれたので。後ろにたくさんの仙台サポがいましたけど、あまり関係ない。キーパーとの1対1だと思っていたので、アキさん(林 彰洋)も去年(同じチームで)やっていますし、いろいろ駆け引きはありましたけど、自分の能力を信じて、ゴール出来てよかったです。

 

 

Q:ゴールを決めたときの気持ちは?

 

A:いろんな思いがあります。

 

 

Q:これから先、どのように戦っていきたいですか?

 

A:やっぱり、勝ちきって勢いを出したかったですし、でも何かを掴んだきっかけになるゲームになったので、ここから這い上がりたいなと思います。

 

 

Q:ホームでのダービーで、山形側のサポーターの雰囲気はいかがでしたか?

 

A:素晴らしい雰囲気を作ってくれましたし、すごい背中を押してくれたので、感謝しています。

 

 

Q:今季2ゴール目をこの重要な戦いで決められたことについてはどうですか?

 

A:今まで決められなかった責任は感じていたので、これから盛り返したいなと思います。

 

 

Q:PKのシーンは高橋選手から譲られたような感じでしたが、どういうやりとりをしたんですか?

 

A:お互い「蹴りたい」という言い合いをして、最後、彼が「亮真、蹴っていい」と譲ってくれました。

 

 

Q:そこで託された気持ちはどんなものでしたか?

 

A:とにかく怖かったです。人生で一番緊張しましたし、前回外していますし、古巣相手ですし、いろんな思いがあって、緊張しましたけど、ここでひとつ大きなハードルを越えたかなと思います。

 

 

Q:PKを譲らなかったというのはなぜですか?

 

A:サッカー選手としてもそうですし、男として逃げ出したくないというのもありました。

戦評

ホーム・NDソフトスタジアム山形にベガルタ仙台を迎えての今季2度目の『みちのくダービー』、1万6607人の観衆が詰めかけた大一番は互いに譲らず、1-1の痛み分けに終わった。

 

モンテディオ山形は最前線に高橋潤哉を起用、その他の10人は前節から変更せず。対する仙台は前節のV・ファーレン長崎戦と同じスタメンで臨んだ。

 

気温30℃超の暑いコンディション下で行われた注目の一戦は5分、山形がイサカゼインの仕掛けから1本目のCKを獲得、セカンドボールを南秀仁が拾ってミドルシュート。11分には、西村慧祐からの縦パスを小西雄大がライン間で受けて右へ展開、イサカがカットインからシュートと、立ち上がりは山形が効果的にボールを保持してチャンスを作る。

 

イサカのフィニッシュ直後、仙台がスローインの流れから相良竜之介のミドルシュートでチャンスを迎えたが、山形GK・後藤雅明がセーブした。
23分、氣田亮真からのクロスを岡本一真がボレーで狙い、相手に当たってCKを獲得すると、キッカー・國分伸太郎のクロスを安部崇士が頭で合わせたが、仙台GK・林の正面だった。

 

山形は中盤の選手がライン間でボールを受けて前進する場面を作れているものの、仙台のコンパクトな守備ブロックに阻まれた。

 

ここまでハイプレスとリトリートを使い分け、メリハリのある守備で仙台を封じていた山形だったが30分、ゴール近くでビルドアップミスした流れからオナイウ情磁がエリア内でクロス、対応した吉田泰授の手に当たってハンドをとられ、仙台にPKを献上。32分、このPKを中島元彦に決められて先制を許した。

 

失点直後、山形はパスミスから相手にカウンターを複数許し、嫌な流れとなっていたが38分、決定機を迎える。左サイドでFKを得ると、キッカー・國分のクロスの跳ね返りを南秀仁がダイレクトシュート、今度は小出悠太がエリア内でハンドをとられてPKの判定となった。40分、古巣サポーターの目の前で氣田が落ち着いてPKを沈め、試合を振り出しに戻した。

 

前半は互いにPKでネットを揺らし、タイスコアで終了となる。

 

後半は序盤から目まぐるしく攻守が入れ替わる展開となる。49分、山形は相手のショートカウンターを凌ぎ、ロングボールからのカウンターで逆襲。國分のパスをイサカが受け、鋭いクロスを入れるも味方には合わず。58分、同じような形で仙台がチャンス。長澤和輝から縦パスを受けた相良が、ハーフウェーライン付近から一気のドリブル突破、放ったミドルシュートはサイドネットをかすめて外れた。63分、再び仙台のチャンス。サイドに流れた松井蓮之が斜めのパスを供給、受けた中島がワンタッチでスルーパスを送ったが、抜け出した真瀬拓海はオフサイドだった。

 

67分、今度は山形がチャンスを迎え、西村慧祐のロングフィードに高橋が反応、収めれば決定機だったが、相手DFに阻まれシュートまで運べず。その直後、山形はハーフウェーライン付近でボールを奪った流れから國分がスルーパス。高橋へと通り決定機を迎えたが、ニアを狙ったシュートはポストを叩いた。

 

後半は前半より球際の攻防が激しくなり、ファウルが多くなる。その展開の中で、互いにロングスローやカウンターからゴール前に迫る場面を作るも、ラストパスの精度を欠いてシュートまで運ぶことが出来ず、試合は終盤に入る。

 

75分、山形は國分に代えて狩野海晟を投入、最初の交代カードを使う。その3分後、仙台に決定機。自陣でボールを奪われると中島のクロスにフリーの中山仁斗が飛び込んだが、シュートは枠を外れた。

 

勝ち越しを狙う山形は81分に2枚替え。高橋と同点ゴールを決めた氣田に代えて有田稜、坂本亘基をピッチに送る。

 

終盤に入っても両チームのプレー強度が落ちない中、86分、山形に決定機。GK・後藤雅のパントキックを裏に抜け出したイサカが収め、切り返しからシュートを打ったが、枠を捉えられなかった。
その後、ロングボールを多用する仙台に押され気味となり、90分、ロングフィードで背後を突かれ、中山にシュートを許したが安部がブロック、二次攻撃も凌いだ。試合終了間際には、ロングカウンターのピンチを迎えたが、西村のスライディングでフィニッシュを許さず、直後に試合終了の笛が鳴り響いた。

 

山形の通算成績は6勝5分10敗、勝点を1ポイント積み上げて23とした。次節は30日(日)、今節に続いてダービーマッチとなり、アウェイでブラウブリッツ秋田との『奥羽本戦』を迎える。