[ 試合終了 ] | ||
2 | 前半 | 0 |
0 | 後半 | 0 |
- 2分 ディサロ 燦シルヴァーノ
- 12分 髙江 麗央
メンバー
スターティングメンバー
GK | 1 | 後藤 雅明 | |
---|---|---|---|
DF | 5 | 安部 崇士 |
52' |
DF | 6 | 山田 拓巳 |
90+5' |
DF | 15 | 川井 歩 | |
DF | 22 | 城和 隼颯 | |
MF | 7 | 髙江 麗央 | |
MF | 8 | 小西 雄大 | |
MF | 88 | 土居 聖真 |
73' |
FW | 25 | 國分 伸太郎 |
87' |
FW | 42 | イサカ ゼイン |
87' |
FW | 90 | ディサロ 燦シルヴァーノ |
73' |
控えメンバー
GK | 23 | 藤嶋 栄介 | |
---|---|---|---|
DF | 19 | 岡本 一真 |
52' |
MF | 14 | 坂本 亘基 |
87' |
MF | 18 | 南 秀仁 |
90+5' |
MF | 24 | 横山 塁 |
87' |
FW | 36 | 高橋 潤哉 |
73' |
FW | 41 | 後藤 優介 |
73' |
監督
渡邉 晋 |
スターティングメンバー
GK | 26 | 田口 潤人 | |
---|---|---|---|
DF | 3 | ヘナン | |
DF | 15 | 前 貴之 | |
DF | 41 | 下堂 竜聖 |
79' |
DF | 48 | 新保 海鈴 | |
MF | 8 | 佐藤 謙介 |
76' |
MF | 16 | 吉岡 雅和 |
67' |
MF | 18 | 相田 勇樹 | |
MF | 19 | 山本 駿亮 |
46*' |
FW | 30 | 奥山 洋平 |
46*' |
FW | 38 | 末永 透瑛 |
90+5' |
控えメンバー
GK | 1 | チェ ヒョンチャン | |
---|---|---|---|
DF | 40 | 平瀬 大 |
67' |
MF | 11 | 田中 稔也 |
90+5' |
MF | 37 | 田邉 光平 |
79' |
FW | 9 | 若月 大和 |
46*' |
FW | 17 | 石川 啓人 |
76' |
FW | 28 | 小林 成豪 |
46*' |
監督
志垣 良 |
スタッツ
90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
---|---|---|---|---|---|---|
6 | 5 | 11 | FK | 9 | 4 | 5 |
3 | 1 | 4 | CK | 10 | 8 | 2 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
5 | 4 | 9 | シュート | 17 | 11 | 6 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 1 | 1 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 曇のち晴
-
- 気温
- 24.8℃
-
- 湿度
- 63%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 11,165人
-
- 主審
- 窪田 陽輔
-
- 副審
- 桜井 大介、内山 翔太
-
- 第四の審判
- 平間 亮
監督コメント
■総括:
久々のホームゲームで、デーゲームというところで、11,000人を超えるサポーターに集まっていただきました。本当にありがとうございます。クラブとしてもU-23マーケティング部の日本の未来を背負っていくような若者たちがプロデュースした1日で、彼らの力も借りながら今日勝利を上げられたことを非常に嬉しく思います。
また、中継の先からもたくさんのパワーを送ってくれたと思いますので、重ねてお礼と感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございました。
ゲームに関しては、序盤の2点で我々にとってはメンタリティとして、ものすごく優位に、優勢にゲームを進めることができました。ただ、ゲームの中身ではなかなかその優位性を生かすことができない残りの時間に終始してしまったという感じがしています。
後半、相手が出てきたところをひっくり返してカウンターでビッグチャンスを何個か作りましたけれども、理想を言えばもう少し自分たちが意図的に前進するものをより多く作り出したかったなという感じはしています。そこはしっかりと反省修正して、次のゲームにつなげていきたいと思います。
ただ、色々なアクシデントがありながら、普段やり慣れてないポジションをやった選手たちや、途中から出た選手がパワーを持って色々なタスクをこなしてくれました。そういうものは本当にたくましく頼もしく見えました。こういうものも間違いなくチームの成長につながっていることだと思います。毎回毎回綺麗に、華やかなフットボールをやれるわけでもないですし、このようなゲームでもしっかりと全員の力で掴み取った1勝というものは我々をとって大きいと感じています。ただ全く浮かれる必要はないですし、そんなつもりは1ミリもないです。
また、しっかりといい準備をして、目の前のゲームに臨んでいきたいと思います。
■質疑応答:
Q:城和隼颯選手について。公式戦久しぶりの出場で先発となりました。難しいところもあった中での今日のプレーの評価をお願いします。
A:ビルドアップの部分では、もしかしたらこのクラブの中でも一番ぐらいのいいものを出せる選手だと思っています。だからこそこの夏に加入してもらいましたし、シロの良さというものは存分に出してほしいゲームでした。
序盤少し引っかかったものもありましたけれども、見えているものがたくさんあるからこそのミスだと思っていますので、その辺りはもっともっと数をこなしながら味方との距離感というものは、おそらくフィットしてくるのではないかなと感じています。
守備の部分では山口さんの攻撃で何か困らされることはそんなになかったんですけれども、前半我々の右サイドの背後に相手のフォワードが流れてクロスを上げられるようなシーンがあったんですけども、そこのスライドという部分では、もしかしたら今までプレーしていたチームでは、あまり横ずれをせずに守っていた部分があったかもしれないので、そのあたりはハーフタイムでも彼に少し助言をしました。きっと理解していると思うので、そういうものもどんどんどんどん良くなってくるんじゃないですかね。
最後5枚にして守りきったところでは本当に砦というか、大きな壁として立ちはだかってくれたので、そういったものもまた彼の良さでしょう。
これに満足することなく、次のゲームに良いパフォーマンスをして勝利につなげてくれればと思います。
Q:西村選手がこの試合欠場して、安部崇士選手も途中で交代しました。少し最終ラインが難しい状況になっています。今後の戦い方についてお話できることあれば聞かせてください。
A:西村に関してはこの後リリースが出るのですが長期離脱となります。崇士はちょっと筋肉系のトラブルがあったので交代をしました。どれぐらいかかるかはこれから検査してみないと分からないです。
もちろんここまでずっと出続けてきた選手たちなので、チームにとっては痛いかもしれないです。ただ、今日のシロのように、あるいは次また出てくる選手誰かわかりませんけれども、こうやって補い合うことがチームスポーツだと思います。人生もそうだと思います。そういうような形で次でてくる選手たちが意気揚々と自信を持ってピッチに飛び出せるように、しっかりとまたチームとしても準備をしながら次のゲームに備えたいと思います。
Q:山田拓巳選手の状態はいかがでしょうか?
A:最初の頭部へのヒットで脳震盪の疑いがありました。それでもプレーを続けられる状態だったので、そのままプレーをしていましたが、あの2回目の時にまた同じように頭部をぶつけたというような報告を今聞いているので、脳震盪での交代という形になりました。
もし脳震盪というような診断が下れば、そのプロトコルにのっとってヤマの回復をしっかりと見なければいけないので、まずは1日も早い、彼の復帰というものを待ち望んでいます。
ただ、幸い、次のゲームまで少し時間があるので、その間にヤマがまたしっかりと元気に戻ってきてくれることを期待したいと思います。
Q:ディサロ選手が開始早々にゴールを決めて、早い時間でゲームの流れを掴めたと思いますが、その評価をお願いします。
A:まずはリスタートのところですよね。しっかりとしたデザインがありました。それは今貝崎佳祐コーチを中心に組み立てているもので、トレーニングの中でもちろんうまくいくこともあればうまくいかないこともある。
ただ、選手たちがそれをしっかりと信じてやっているからこそ、ああいうような大胆なプレーと今日に関して言えば素晴らしい精度を伴ったゴールにつながったと思っています。もちろんクロスを上げたのが(髙江)麗央だったかな?麗央のボールも素晴らしかったし、あれをしっかりと仕留めるレレのクオリティの高さも見せつけてくれたと思います。
ただ、それは全てチームとしてのいい準備があってこそのゴールだと思いますので、チームにとって大きな価値のある1点だったと思います。
Q:センターバックに入った川井歩選手について。彼をセンターバックに入れた理由とセンターバックとしてのパフォーマンスがどうだったのかを聞かせてください。
A:彼からしたら「え?」って思ったかもしれないですけど、ここ数試合、私の決断でセンターバックが本職の選手をサブには入れていません。でも、もし今日のようなことが起きれば、歩をセンターバックにするというような準備は僕の中ではしていました。本人には伝えてないですけど。
それがやれる選手だと思っています。3バックにした時に今、右左どちらかに入るというタスクもやっていますし、それを私の中で、明確にこれで大丈夫だと思えたのはアウェイの秋田戦ですよね。
最後、秋田さんがどんどんボールを放り込んでくるような時間帯で、我々は3バックにした。で、その時に歩が3バックの右に入って、何本も相手のロングボールを弾き返した。これぐらいタフにやれるなっていうものがあったので、僕の中ではあれを見た時から彼のその可能性というものは常に持っていました。
びっくりしたかもしれないですけども、ものすごく素晴らしいパフォーマンスだったと思います。攻撃の部分でもドライブしたり、パスで預けたりというところも見られました。次やれって言ったらどう思うかわからないですけど、本当に緊急事態とは思えないような素晴らしいパフォーマンスだったと思います。
選手コメント
No.90 ディサロ 燦シルヴァーノ 選手
Q:試合の感想からお願いします。
A:勝ててよかったです。
Q:先制ゴールのふり返りをお願いします。
A:デザインしていたFKがうまくいかなかったのですが、そのあとの修正というか、麗央(髙江)もいち早く入れてくれたので、相手と相手の間にうまく入り込んで相手より先に触れて、うまくファーに流し込むことができました。自分的には完璧だったと思います。
Q:4試合連続ゴールになりますが、コンディションのよさなどを感じていますか?
A:そうですね。シュートのときに冷静に状況判断できていると思います。
Q:チームは5連勝ですが、チーム好調の要因をどう見ていますか?
A:毎度言っていますけど、練習からみんながひとつの方向を向いてやれていますし、目の前の1試合というところに集中できているので、それがいい方向に行っていると思います。
Q:この試合では最終ラインにアクシデントがある中で、どういう意識で戦っていましたか?
A:不慣れなポジションでやらないといけない選手もいたので、周りの選手が助けてあげたり、なかなか普段どおりの守備ができないと思ったんですけど、そこはみんなで声を掛け合いながら、うまく進められて無失点で終われてよかったです。
Q:次は古巣・清水との対戦です。意気込みをお願いします。
A:勝ちます。
Q:1万人を超えるサポーターが訪れましたが、メッセージをお願いします。
A:たくさんの方々が来てくれているので、次は1万1,000人と言わず、1万2,000人、3,000人とたくさんの方々に足を運んでいただいて、より多くの方と勝利を分かち合いたいなと思うので、ぜひ足を運んでいただきたいです。
Q:山形所属時にゴールを決めると無敗が続いていますが、今後どのような活躍でチームを勝利に導いていきますか?
A:ゴールを決めたら無敗ということなので、全試合決めたいと思います。
選手コメント
No.15 川井 歩 選手
Q:試合の感想からお願いします。
A:アクシデントもあった中で難しい試合になりましたけど、こうしてまた今日も1万人以上のファン・サポーターの方が集まってくれていたので、なんとしても勝利を届けたいという一心でプレーしていたので、まずはそれが達成できてほっとしています。
Q:これまででセンターバック経験は?
A:練習ではありましたけど、公式戦ではプロになってからは初めてだと思います。
Q:監督からはどのような指示がありましたか?
A:「ポジションは歩が左のセンターバックで、4枚でいくよ」と言われただけで、特に「こうしろ」とかは言われてないです。3バックは今シーズンもやったりしていたので、3バックにするのかなと思っていました。そのまま4バックのセンターバックの左に入ると聞いて、正直びっくりしましたけど、やることは変わらないと思っていますし、自分の中では整理できているので、うまく入れてよかったかなと思います。
Q:苦しい時間もありながら、失点ゼロで終わりました。どのような意識で守れたことがよかったですか?
A:苦しい時間が多かったですし、自分たちが難しい状況に置かれている時間も長かったんですけど、一人ひとり、みんな声を掛け合いながら、ゴール前で体を張るところであったり、スライドのところで声を掛けて全員が流動的に動くことであったり、全員が意思疎通できていました。それと、自分の中でなんとしてもゼロでこの試合は終わらせないといけないと思って入ったので、しっかりゼロで終わらせることができてよかったです。
Q:チームは今季初の5連勝となりましたが、チーム好調の要因はどう感じていますか?
A:試合に出ているメンバー18人だけじゃなくて、メンバーに入れなかった選手たちも練習から100%でやってくれています。全員の意識の高さや練習からバチバチやり合えていることが好調につながっていると思います。
Q:今日は学生たちのプロデュースもありましたが、それについて一言お願いします。
A:こうやって自分たちの試合をいろんな形で盛り上げてくださって、感謝の気持ちでいっぱいですし、それに対して自分たちも勝利で応えられたというのは、本当によかったです。
Q:少し期間が空きますが、次は清水と対戦します。意気込みをお願いします。
A:連勝できていますけど、自分たちが目標を達成するためには勝ち続けないといけないというのは変わりないです。試合は空きますけど、アウェイで清水に勝てるように、いい準備をしていきたいと思います。
Q:センターバックでプレーしましたが、試合中にコンビを組む城和隼颯選手や、キーパーの後藤雅明選手とやり取りしたことはありますか?
A:特にこれというのはないですけど、ライン設定のところであったり、マークの受け渡しのところであったりは細かく試合中にしゃべり合っていました。危ないシーンもあったかもしれないですけど、自分たちの中ではそこまでやられた感じはしなかったですし、いいコミュニケーションを、その3人だけじゃなくてチーム全体で取りながら、特に後半は進められたと思います。
Q:最後、アディショナルタイムは5バックということになりましたか?
A:そうです。それは練習でも想定してやっていましたし、後ろの人数が増えるのは自分たちにとっても心強さというか、より後ろを堅くできるので、しっかりそこでやられることなくゼロで締められたと思います。
Q:川井歩選手のガチャガチャがすぐ売り切れましたが?
A:僕も今日聞かされてびっくりしました(笑)。みんながよろこんで買ってくれたり、クラブがあのようなガチャガチャを作ってくれたりすることに対して、すごく幸せを感じています。まだまだもっともっと、サッカーだけじゃなく、そういったところでも、モンテディオ山形を盛り上げていけたらと思います。
戦評
リーグ戦は残り5試合。10月の初戦となる今節、モンテディオ山形はレノファ山口FCをホームに迎えた。J1昇格プレーオフ進出を狙うチーム同士の対決は、山形が序盤に2点を先制、後半に2度のアクシデントに見舞われる苦しい展開となりながら無失点に抑え、連勝を『5』に伸ばした。
スタメンは前節からセンターバック1枚を変更、城和隼颯が5試合ぶりに先発起用された。
11,165人の観衆が詰めかけた一戦は、開始早々に動く。2分、右サイドでFKを獲得すると、キッカーの髙江麗央は近くのイサカゼインへショートパス。リターンを受けた髙江はダイレクトでクロス、これをニアサイドのディサロ燦シルヴァーノが頭で合わせると、ゴール左隅に吸い込まれた。ディサロの4試合連続ゴールで山形が先制する。
出鼻をくじかれた山口は前線からのプレスを強め、短く繋いで前進しようとする山形を牽制。山形はハイプレスをかわすが、山口にFKやロングスローを与えて耐える時間帯もあった。
すると12分、山形がカウンターから追加点を挙げる。髙江のロングボールを相手がクリア、これを國分伸太郎が拾い、左サイドを駆け上がる。國分のマイナスの折り返しを髙江が受けて左足を振り抜くと、ゴール右隅に突き刺さった。
ここから山形が主導権を握るかと思われたが、山口は変わらずハイプレスを狙う。15分、山形の右サイドで吉岡雅和に前向きにボールを奪われ、吉岡からパスを受けた奥山洋平にシュートを打たれたが、山形GK・後藤雅明の正面。23分には、相手のロングスローを跳ね返しきれず、ゴール前で混戦となったが、最後は川井歩が大きくクリア。更に28分、今度は山形の左サイドでボールを奪われ、吉岡、相田勇樹に連続してシュートを許したが、守備陣が身体を張ってブロックした。
その後も山形は、山口の連動したハイプレスを受け、自陣でのボールロストが目立ってなかなか前線へボールを届けることが出来なかった。
前半の終了間際には、再び山口にセットプレーを立て続けに与えたが、落ち着いた守備対応で跳ね返し、無失点で試合を折り返した。
後半開始前、山口は山本駿亮と奥山を下げ、小林成豪と若月大和を投入し2トップに配置した。後半、最初にチャンスを迎えたのは山口。47分、右サイドでCKを得ると、キッカー・新保海鈴のクロスを山形がクリアしきれず、ボールがファーサイドでフリーの若月へ流れたが、ヘディングシュートは枠を外れた。
その3分後の52分、山形にアクシデント。負傷した安部に代わって岡本一真が投入され、岡本は本職の右サイドバック、左のセンターバックには川井が入った。
57分、再び山口のチャンス。サイドに流れた佐藤謙介が斜めのパス。これを吉岡がワンタッチで落とし、受けた若月がミドルを狙ったが、後藤雅がパンチングで防いだ。
パスミスが相次いで流れを掴めず、加えて負傷交代も発生という難しい立ち上がりになった山形だったが、その中で59分、相手陣内で山田拓巳がパスカットし、最後は土居聖真の横パスを受けたディサロが右足でシュート。直後にも相手陣内でボール奪取し、右サイドから再三クロスを供給して押し込み、CKを獲得。62分、キッカー・髙江のクロスをファーサイドの岡本が頭で合わせたが、山口GK・田口潤人に阻まれた。更に68分、ディサロのプレスが相手GKのキックミスを誘い、ボールを小西雄大が回収、内側を走る山田へのスルーパスが通る。山田のクロスをイサカがボレーで合わせたが、上手くミートしなかった。
73分、山形は2枚替え。先制点をマークしたディサロに代えて高橋潤哉、そして土居に代えて後藤優介を投入する。
終盤に入り、山口はパスの精度を欠くようになり、山形がボールを持つ展開が増える。83分、髙江が中盤でボールを奪い、右サイドへスルーパス。受けたイサカはシュートを選択したが、枠の上へと逸れてダメ押し点とはならなかった。
87分、山形は國分とイサカの両ウイングを下げ、坂本亘基と横山塁を投入する。
後半は互いに決定機が少なく、アディショナルタイムに突入すると90分+3、再び山形がアクシデントに見舞われる。相手のクロスボールを処理しようとした後藤雅と山田が激しく接触、山田はしばらく起き上がれず、90分+5に脳震盪でピッチを退いた。代わって6人目の交代で南秀仁がピッチに入る。
ヘナンを最前線に置いてパワープレーに出る山口に対して、山形は最後まで集中を切らさずに守り、4試合ぶりのクリーンシートを達成した。
山形の順位は前節終了時点の7位から変わらなかったが、勝点を54に伸ばし、4・5・6位と勝点1差とした。次節は2週間後の20日(日)、アウェイで清水エスパルスと対戦する。