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モンテディオ山形
モンテディオ山形
0
[ 試合終了 ]
0 前半 0
0 後半 1
1
  • 81分 鳥海 晃司
AWAY
ジェフユナイテッド千葉
ジェフユナイテッド千葉

メンバー

モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 1 トーマス ヒュワード ベル
DF 5 安部 崇士
DF 13 野嶽 寛也
DF 15 川井 歩
DF 22 城和 隼颯
MF 8 小西 雄大

89'

MF 25 國分 伸太郎

67'

MF 71 中村 亮太朗
FW 10 氣田 亮真

81'

FW 14 坂本 亘基

67'

FW 90 ディサロ 燦シルヴァーノ

81'

控えメンバー

GK 16 長谷川 洸
DF 2 吉田 泰授
DF 19 岡本 一真
MF 21 田中 渉
MF 42 イサカ ゼイン

67'

MF 88 土居 聖真

81'

FW 9 高橋 潤哉

67'

FW 11 藤本 佳希

89'

FW 55 堀金 峻明

81'

監督

横内 昭展
ジェフユナイテッド千葉

スターティングメンバー

GK 19 ホセ スアレス
DF 2 髙橋 壱晟
DF 15 前 貴之
DF 24 鳥海 晃司
DF 28 河野 貴志
MF 6 エドゥアルド
MF 10 横山 暁之

65'

MF 14 椿 直起

80'

MF 18 杉山 直宏

65'

MF 44 品田 愛斗

90+4'

FW 39 森 海渡

90+4'

控えメンバー

GK 23 鈴木 椋大
DF 13 鈴木 大輔

90+4'

DF 26 植田 悠太
MF 4 田口 泰士

90+4'

MF 27 岩井 琢朗

65'

FW 9 呉屋 大翔
FW 11 米倉 恒貴

80'

FW 17 林 誠道
FW 29 カルリーニョス ジュニオ

65'

監督

小林 慶行

スタッツ

90 45 total   total 45 90
6 5 11 FK 12 6 6
5 3 8 CK 3 2 1
0 0 0 PK 0 0 0
10 5 15 シュート 14 8 6
1 0 1 オフサイド 0 0 0

試合環境

  • 天候
  • 気温
    24.7℃
  • 湿度
    57%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    12,963人
  • 主審
    川俣 秀
  • 副審
    竹田 明弘、小出 貴彦
  • 第四の審判
    宗像 瞭

監督コメント

まずは今日も本当に素晴らしい雰囲気を作ってもらいました。勝利を届けられず、ファンサポーターの皆さんには申し訳なく思っています。ホームで2ヶ月ぐらい勝てていないというところも、本当に申し訳なく思っています。ただ、選手は最後まで戦ってくれたとは思っています。
試合は前半の立ち上がりから、プレッシャーのかけ所がなかなかうまく見つからず、相手に持たれる時間も長かったのですが、時間とともにしっかり選手も修正してくれたと思っています。もちろん相手に決定機はありましたけども、粘り強くやれていたかなと思います。
後半に入って、相手のプレス回避をうまく選手たちが理解してくれて、我々のゲームの時間は長かったと思います。
ただ、そこで取り切れる力が我々にはないというところと、後半はそんなに相手に決定機を与えることはなかったと思いますが、セットプレーで失点して、追いつくことができなかったというところで非常に悔しいですし、引き続き失点というところに目を向けなくてはいけないと思っています。

 

 

--失点シーンはファーサイドに選手が3人ほどいましたが、相手に触れてしまいました。その点について振り返りをお願いします。

 

まだ映像も見ていないので何とも言えないですけど、選手がそこにボールが来た時に、ファーなので少し時間があったので、なんとか触りに行こうと反応したのだと思います。
実際、相手に先に触られて跳ね返ったボールを押し込まれたと思いますが、その最初のところでなんとか自分たちが触れるようにしなければいけないなと思っています。

 

 

--終盤、ロングスローやコーナーキックから相手ゴールに迫る場面も多くありました。効果的なところもありつつ、多くは跳ね返されてしまいました。その点についてもお願いします。

 

追いつくためにボックスの中にボールを入れていかなければいけないというのは絶対だと僕は思っています。そういう意味では終盤、何回あそこに入っていけるか。相手もやられないようにあそこに人数をかけてきますけど、それを外回しにしていてもゴールは生まれませんので。跳ね返されましたけど、何回あそこに入れられるかというところに選手はトライしてくれたと思います。

 

 

--髙江麗央選手が横浜FCに移籍しました。今季ここまで全試合に出場していた選手がチームを離れた影響がどれくらいあったのかというところと、今日の試合のボランチは中村亮太朗選手と小西雄大選手の組み合わせになりましたが、どんな役割を求めて、プレーぶりがどうだったのかを聞かせてください。

 

まず、麗央が移籍して、中村と小西の組み合わせになりましたけど、雄大に関しては長崎戦も出ていますし、全然プレスには問題なかったと思っています。
麗央と比べても、彼が麗央に劣っているわけでもないですし、雄大には麗央と違った良さがあるので、それを今日出してと欲しいと試合に送り込みました。
雄大もそれに応えようと最後まで努力してくれたと思っています。

選手コメント

No.15 川井 歩 選手

No.15 川井 歩 選手

--今日は椿 直起選手とサイドの攻防もポイントでしたが、どのように対処しようとしましたか?

一番のストロングはそこだというのは理解していましたし、そこをなんとか抑えられないといけないなと思いますけど、最初の1本目にカットインからポストに当てられたシーンがあって、それ以降は中だけは行かせたくないということで、中を切りすぎてしまった感じがあって、縦に行かれてクロスを上げられるシーンもあったので、うまく椿選手までボールを運ばれすぎていたと思うので、しっかり前の人を動かして、ボールを入れさせないというところからやっていかないといけないと思います。

 

 

--最初のシュート以外の守備はどうでしたか?

 

僕自身は全然てごたえはないですし、最終的に、最悪、縦からのクロス。(椿選手の)利き足ではないところからのクロスは、最悪でもそうさせようという思いでプレーはしましたけど、2人来ていたのであればしっかりブロックをしないといけなかったと思いますし、あまり危険なところに入れられなかったとは言え、そこはもっと自分自身、ボールに寄せないといけなかったかなと思います。

 

 

--攻撃に関しては、クロスを中心にチャンスメイクしていましたが、どう感じましたか?

 

自分自身も(氣田)亮真くんやゼインくんと連係で崩せたなという手ごたえはありますけど、やっぱり最後のところで今日は無得点で終わっているので、こういったところは最後のクオリティで仕留めて競り勝っていかないと上に行けないと思いますし、最後のクオリティのところは突き詰めないといけないと思います。

 

 

--失点はセットプレーでしたが。

 

ファーのところが前半から狙われていたポイントでもありましたし、失点シーンもファーの頃から折り返されてというか、落とされてという感じだったので、最初のところで相手にヒットされてしまったので、そこは3人くらいで競りに行っていたと思うので、一発ズドンはなかったですけど、もっと抵抗して自分たちで弾かないといけなかったと思いますし、そのあとのところも、相手が後ろ向きだったところをねじ込まれたので、そういうところの寄せだったり、ゴール前の厳しさというのは見直さないといけないと思います。

 

 

--ここからの意気込みをお願いします。

 

リーグは中断しますけど、天皇杯がありますし、リーグ戦以外にも落とせる試合は1試合もないと思います。なかなかホームで勝利を届けられていないので、まずは次の天皇杯に勝つことだけを考えて、いい準備をしていきたいと思います。

選手コメント

No.13 野嶽 寛也 選手

No.13 野嶽 寛也 選手

--13試合ぶりの試合になりました。試合の感想をお願いします。

 

ヨコさん(横内 昭展監督)になってからの練習だったり、練習試合というのを評価していただいて出た試合だったので、ヨコさんのためにも勝ちたかったので、悔しいです。

 

 

--今日のサイドの1対1の守備についてはどうですか?

 

久しぶりの試合だったので様子を見ながらやっていましたけど、今日1試合やって距離感だったりということはつかめたので、同じミスはしないように、できたところは継続してやっていきたいと思います。

 

 

--90分やり切ったという感覚ですか?

 

感覚的には悪くなかったので、コンディションを上げていってチームの勝利に貢献したいという気持ちが強いです。

 

 

--サイドアタックのところは、サイドに預けてから出ていく動きがかなり多くなったと思いますが、意識したことあれば。

 

サイドで数的優位を作るようにということは言われています。僕のプレースタイル的に中でもプレーして自由にやっていいということも言っていただいたので、そこはうまくバランスを見ながらできたかなと思います。

 

 

--今日はチームでシュート15本を打ちましたが、それでも1点を取り切れなかったところはどうとらえていますか?

 

あれだけチャンスを作ったら決めきらないとこういう試合になると思いますし、決めきれない中でも後ろはゼロで終わらなきゃいけないなという課題も見えた試合だったと思います。収穫と課題どっちもあった試合だったんじゃないかなと思います。

 

 

--失点したコーナーキックのところでは、競り合いのところでもう少しできそうだったところはありましたか?

 

あの位置で触られて一発ズドンというところは多分ないと思うので、その後の反応をどれだけチーム全員で早くできるかが大事になってくると思います。そこはもう1回練習からやっていくしかないかなと思います。

 

 

--次はリーグ戦を中断して天皇杯がありますが、いかがですか?

 

カテゴリーが上のチームとできますし、そこでアピールすることが非常に大事だし、もちろん負けたら終わりという大会なので、そこはしっかり勝ちにこだわって、準備期間は短いですけど、全員でやっていけたらいいかなと思います。

戦評

前節、横内昭展新体制で初勝利を挙げた15位・モンテディオ山形。今季2度目の2連勝を目指し、NDスタに4位・ジェフユナイテッド千葉を迎えた一戦は終盤、千葉にセットプレーから得点を奪われて0-1で敗れた。

 

先発メンバーは前節から3人が変更。今季リーグ戦ここまで全試合に先発出場していた髙江麗央が、この試合の前日にJ1・横浜FCへ移籍することが決定。それに伴って空いたボランチのポジションには、小西雄大が入った。また、出場停止の西村慧祐に代わって右CBには城和隼颯が、左SBには公式戦13試合ぶりの出場となる野嶽寛也が入った。そして、ゲームキャプテンは最前線のディサロ燦シルヴァーノが務めた。

 

立ち上がりは山形が前線から果敢にプレスをかけるも、千葉に回避されて前進を許す場面が度々あり、5分、ロングボールを収めた椿直起にカットインから許したシュートは右ポストを直撃した。

 

いきなりヒヤリとした山形は9分、城和からのロングボールを川井歩が頭で落とし、右に流れたディサロが収める。ディサロのグラウンダークロスは國分伸太郎に通らなかったが、このチャンス以降、安部崇士や小西のクサビからゴール前に迫ったり、細かいパスワークから相手のサイドを崩したりして押し返す。17分には、相手のパスを中村亮太朗がカットし、ボールを受けた坂本亘基が左足で狙ったが、枠を外れた。

 

リズムを掴みつつある山形だったが、ここからミス絡みのピンチを相次いで招く。23分、千葉の鋭い囲い込みから自陣でボールを奪われ、最後は品田愛斗にミドルレンジから狙われたが、山形GK・トーマス ヒュワード=ベルが好セーブ。直後の千葉のロングスローでは、クリアが中途半端となってこぼれたボールを椿に蹴り込まれたが、クロスバーを直撃。更に28分、髙橋壱晟が送ったロングボールを奪いきれず、横山暁之へと渡ってカウンターのピンチに。最後は杉山直宏のクロスを移籍後初出場の森海渡に飛び込まれたが、ミートせず枠を外れた。

 

立て続けのピンチを切り抜けた山形は30分、中村の高い位置でのボール奪取をきっかけに左サイドでパスを繋ぎ、小西のクロスをファーサイドの川井が右足で中央へ折り返すも、ブロックされる。32分には、國分の斜めのパスをJ2通算150試合出場達成の氣田亮真が受け、シュートを狙ったが千葉GK・ホセ スアレスに阻まれた。以降、サイド攻撃を再三仕掛けるも、クロスが味方に通らず、先制点を奪えない。

 

前半終了間際は互いにチャンスが訪れ、45分+1は千葉。杉山が山形の左サイドを突破して供給したクロスに横山が合わせたが、ヒュワード=ベルが好セーブ。その2分後は山形。相手のクリアを中村がカットして浮き球のパス。これをディサロが前方へ頭で落とすと、坂本に渡ったがシュートは枠を捉えられなかった。

 

両チーム交代無しで迎えた後半は、序盤から山形が攻勢をかける展開となり、57分、小西の鋭いクサビを坂本が中央で受けて右へ。川井のクロスが國分へ通り、反転からのシュートも枠の上。その3分後には、氣田が斜めに入れたパスを、ポケットに入った國分が受けて再びシュートチャンスを迎えるも、ホセ スアレスの正面。更にその直後、中村が高い位置でボールを奪ってショートカウンターとなり、最後は小西がシュート。これが相手に当たってCKとなったが、先制点に繋げることは出来なかった。

 

67分、山形は2枚替え。國分と坂本を下げて高橋潤哉、イサカゼインをピッチへ送る。イサカは右に入り、氣田は左へポジションを移した。

 

後半ここまで押し込んでいた山形だったが、70分を過ぎると、千葉に山形の右サイドからチャンスを複数作られる。72分、セカンドボールを拾った前貴之が、椿とのパス交換からクロス。これをエドゥアルドに頭で合わせられたが、ヒュワード=ベルがキャッチ。78分には、椿が深い位置まで運んで入れたクロスを、途中出場の岩井琢朗に合わせられたが、枠には飛ばなかった。

 

徐々に千葉に押し返される中で81分、山形の左サイドでCKを与えると、キッカー・品田の滞空時間の長いクロスを河野貴志が頭で折り返し、途中出場のカルリーニョス ジュニオの体に跳ね返り、最後は近くにいた鳥海晃司に左足でネットを揺らされて先制を許した。

 

直後に山形は氣田に代えて土居聖真、ディサロに代えて堀金峻明を投入、土居がキャプテンマークを巻いた。

 

失点から3分後の84分、山形の右サイドを突破したカルリーニョスからパスを受けた髙橋壱に低い弾道のシュートを狙われたが、ここはヒュワード=ベルが防いで2失点目は許さなかった。

 

89分、山形は小西に代えて藤本佳希を投入、前線の枚数を増やして得点を狙いに行く。対する千葉は90分+4にベテランの田口泰士、鈴木大輔を投入して逃げ切りを図る。

 

山形はセットプレーやその流れから何度もゴール前にボールを送り込むが、千葉の粘り強い守備に悉く跳ね返される。終了間際は右サイドでFKを獲得し、ヒュワード=ベルも攻撃参加したものの、フィニッシュまで運ぶことが出来なかった。

 

最後まで千葉の守備をこじ開けられず、敗れた山形は順位を1つ下げて16位となった。
リーグ戦はこれで3週間の中断期間に入り、次の試合は16日(水)、ホームでJ1・ガンバ大阪との天皇杯3回戦を戦う。