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モンテディオ山形
モンテディオ山形
2
[ PK戦終了 ]
1 前半 1
1 後半 1
5 PK 4
2
  • 38分 高橋 潤哉
  • 55分 氣田 亮真
  • 30分 堤 陽輝
  • 58分 大曽根 広汰
AWAY
栃木SC
栃木SC

メンバー

モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 45 渋谷 飛翔
DF 15 川井 歩
DF 19 岡本 一真

46*'

DF 22 城和 隼颯
DF 49 坂本 稀吏也
MF 7 中村 亮太朗
MF 14 柳町 魁耀

70'

MF 20 吉尾 海夏

58'

FW 9 高橋 潤哉
FW 10 氣田 亮真

70'

FW 24 平賀 大空

46*'

控えメンバー

GK 1 トーマス ヒュワード ベル
DF 13 野嶽 寛也

46*'

DF 29 相馬 丞
MF 17 寺山 翼

58'

MF 18 横山 塁

70'

MF 21 田中 渉
MF 27 榎本 啓吾

70'

MF 88 タリソン アウベス
FW 11 ディサロ 燦シルヴァーノ

46*'

監督

横内 昭展
栃木SC

スターティングメンバー

GK 71 猪越 優惟
DF 5 柳 育崇
DF 6 阿部 海斗
DF 25 岩﨑 博

80'

DF 26 田畑 知起

80'

MF 13 大曽根 広汰
MF 15 堤 陽輝

80'

MF 17 杉森 考起

73'

MF 27 永井 大士
MF 81 中野 克哉
FW 9 近藤 慶一

80'

控えメンバー

GK 1 川田 修平
DF 88 内田 航平

80'

MF 4 佐藤 祥

80'

MF 47 吉野 陽翔

80'

FW 7 川名 連介

73'

FW 19 庄司 朗
FW 29 矢野 貴章

80'

監督

米山 篤志

試合環境

  • 天候
  • 気温
    24.3℃
  • 湿度
    44%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    10,433人
  • 主審
    窪田 陽輔
  • 副審
    竹長 泰彦、佐藤 裕一
  • 第四の審判
    清水 拓

監督コメント

1万人を超えるサポーターの皆さん、本当にありがとうございました。最後、PKですけども、最後まで選手の背中を押してくれた結果、勝つことができたと思っています。

試合は、少し自分たちがまだ動けているというか、そういうところまでは相手が出てくるところの裏を狙ったりとか、そういうシーンも作れていたんですけども、だんだん前半は足が止まってきて、押し込まれるシーンもありました。

失点シーンのところも深いところからのクロスでクリアしたんですけども、そのこぼれ球を拾えず、素晴らしいシュートだったと思いますけども、その辺のこぼれ球の反応というところに少し遅れてしまったかなという感じがしています。

ただ、その後しっかり同点に追いつくまで行って、後半は選手も入れ替えながら、もう少しチームにパワーを与えるというところでは粘り強くゲームを進められたかなと。ただ、失点の部分で言うと、安い失点をしてしまいました。最後のシュートは本当に素晴らしかったと思いますけども、その前のところでなんとかできたかなという感じで見ています。

PKになっても本当に選手が気持ちを込めて戦ってくれて、しっかりこのホーム3連戦の初戦を勝てて、すごく良かったと思っています。

 

 

--今日は相手にサイドバックの背後をかなり意識的に狙われていました。前回対戦もそうだったと思いますが、後半にかけて修正していった部分はありますか?

 

我々がプレスをかける時に、相手に脅威を与えるようなプレッシャーを与えられないと、多分あそこは使われる。今日はそのやり合いだったと思います。なので、我々はどれだけコンパクトにして、あそこにプレッシャーをかけられるかというところは、今日のゲームのポイントにはなったと思います。

後半も、そこにしっかり行ける時は相手に脅威を与えられるようなプレッシャーをかけに行こうという話はしました。

 

 

--アウェイ連戦の仙台戦と秋田戦を落とした中で、連戦中の選手のモチベーションの持って行き方も難しかったと思いますが、今日の試合に向けてどのようなアプローチで選手に話されましたか?

 

仙台とのアウェイの試合、選手が死力を尽くして戦ってくれたと思います。その後のアウェイ秋田戦、勝ちたい思いを持って自分たちで乗り込みましたけども、その勝ちたい思いで相手が上回った。我々も勝ちたい思いがないわけではない。ただ、思っていても相手を上回らなければいけない。そういう話は選手にしました。

それを今日しっかり見せよう。今日からホーム3連戦が続く、ここからまた我々のスタートにしていこうというところで、なかなか体が動かない選手もいましたけども、本当にパワーを出して戦ってくれたと思っています。

 

 

--今日は連戦の中で先発を3人入れ替えました。それぞれ入った選手のパフォーマンスがどうだったのか聞かせてもらってよろしいでしょうか?

 

まずは左サイドバックの川井歩ですが、仙台戦はもちろんスタートで出ていましたけども、1つ飛ばして今日。決して悪いというわけではなくて、もちろん他の選手も悪くなかったところで試して、今日またフレッシュなところで歩にはやってもらいました。

前後半でポジションが変わったんですけども、もっと彼はできると僕は思っています。そこは彼自身も今課題と向き合って頑張っているところで、本当に戦ってくれてはいます。ただ、もっと僕はやれると思うんで、彼にはもっと要求していこうかなって思っています。

ボランチ2枚はスタートから変えたんですけども、吉尾海夏に関しては、なかなかここまでチャンスがなくて、それでもトレーニングで落とすことなく、腐ることなく、日々トレーニングしていました。

今日のゲームはボランチのところで、パワーを出したくて2枚代えたわけですけども、そのパワーになってくれる。そして、彼の良さも出してくれると信じて、今日は起用しました。

彼の良さが全て出たわけではないんですけども、随所に怖がらずにボールを受けて前線に配給したりとか、サイドを変えたりとか、そういうのはトライしてくれたと思っています。少しアクシデントがありましたけども、チームの力になってくれたなと思っています。

中村亮太朗に関しては、彼も疲労がかなり蓄積しているところも考慮しながら、前節はスタートではなかったですけども、今日はフルパワー全開でやってくれたなと思っています。

 

 

--後半の方がミドルの意識などが増えた気がしますが、そのあたりのハーフタイムの修正点などをお願いします。

 

まず1つはさっきも言ったように、ボールに対してもっともっと行こうと。どうしてもそこが遅れて、相手に好きなところに入れられる。走られたところに入れられるシーンが多かったので、もっとボールに対して、例えば下げたボールに対してはしっかりスイッチを入れていく、という話をしました。

攻撃に関しては、相手のディフェンスラインと中盤の間に少しスペースがあったので、そこにうまく我々のトップ下の選手だったり、サイドの選手が中に入ってくる、そういうところをうまく使っていこうという話はハーフタイムにしました。

 

 

--PK戦になりましたけども、PKの順番はある程度決められていましたか?

 

PKはできる限り、試合の前日か前々日にやるようにしています。今回連戦でしたけど昨日もちゃんとやりましたし、その前は移動があったのでできなかったですけど、そういう中でみんな蹴っていますし、順番もコーチがしっかり選手とコンタクトを取りながら決めました。負傷とかでなかなか蹴りづらい選手ももちろんいるんですけども、そういう選手は順番的に後ろの方にしたり、そういうのはコーチが考えて決めてくれています。

選手コメント

No.9 高橋 潤哉 選手

No.9 高橋 潤哉 選手

--試合の感想からお願いします。

 

PK戦という形で勝てたことは、連敗を止めるということではよかったんですけど、ただ、リードしたタイミングから追いつかれたというのは、やっぱりまだまだだと、自分たちの力不足、課題を感じましたし、そこで勝ち切れるチームになっていかないといけないなというところは、正直なところです。

 

 

--先制を許したあとの同点ゴールでしたが、どんなゴールでしたか?

 

ちょっとふり向きざまだったので、ゴールは見えてなくて、自分の中のゴールのイメージと、あとはミートして枠に打とうというところでうまくニアのいいコースに行って、それがゴールにつながったかなと思います。

 

 

--ここ数試合、先発で出ていますが、体の強さも含めて起点になっていますが、コンディション的にはどうですか?

 

コンディションは試合にで続けている中で、すごく上がってきているところもありますし、チームとしてもそうですし、味方も自分の特徴を理解して、スペースに落とすボールだったりというのを、試合を追うごとに回数が増えている部分はあるので、そこはひとつ自分の特長を出しつつも、ゴールを取るところが一番の仕事だと思うので、そこは結果を出し続けていきたいなと思います。

 

 

--ホームで連戦が続きます。意気込みをお願いします。

 

一番は内容を伴いながら勝ちたいんですけど、いまはとにかく、勝ちながら内容をもっともっとよくしていくというようなサイクルをチームとして作っていかないといけないので、次は中2日でより総力戦になると思うんですけど、どんな形でもまずは勝つことにこだわって、ホームで連勝できるように頑張りたいと思います。

 

 

--1失点目のあと、ブーイングもありました。選手で円陣を組んでどんな話をされましたか?

 

チームとしては、そもそも僕、ブーイングになったことを全然気づいてなくて、試合中何回か、それがあったらしくて、ほかの選手から聞いたんでけど、僕は全然気づいてなくて、とにかくピッチの中では自分たちが、ここからどう切り替えて進めていくかもそうですし、多少戦術的なところも話しましたけど、あとは今年、先制されて逆転勝ちが1回もなかったので、そこは気持ちの部分で、チームで勝ち越すというところはまずは持たないといけないと思ったので、そこの部分もみんなで話していました。

 

 

--気持ちの部分も話をされていたと。

 

気持ちの部分というか、「ここをひっくり返すぞ」というところは、ほかの選手にどれだけ響いていたかわからないですけど、自分は1個前の秋田戦もそうですし、そこをひっくり返せるチームにならないと上にはいけないなと思ったので、そこをしゃべりながら、あとは攻守のところの確認はしていました。

 

 

--高橋選手が「ひっくり返すぞ」と。

 

ほかの選手も何人か、口に出していた人もいたかもしれないですけど、そういう声がけはしました。

選手コメント

No.10 氣田 亮真 選手

No.10 氣田 亮真 選手

--試合の感想からお願いします。

 

まだまだ課題は多いゲームだったかなと思います。

 

 

--2点目のゴールはどういう狙いでしたか?

 

ちょっとこぼれてくるかなという予測もあって、とにかく(足を)振ろうとは思っていたので、あとは力み過ぎずにというのを意識して、ラッキーでしたけど入ってよかったです。

 

 

--山形はシュートが少ないチームなので、あの場面で打つということは意識したことですか?

 

シュートのところは監督から常に言われているので、「チャンスがあったら振りにいけ」という指導もあるので、それが今日は結果につながったかなと思います。

 

 

--今日は栃木SCにサイドバックの背後をかなり狙われましたが、そこの対応ではどんな意識でしたか?

 

相手の3バックの左のセンターバックのところに僕が出て、チーム全体としてスライドすると言う狙いはありましたけど、そこがちょっと噛み合ってないところがあったと思いますし、そこのインテンシティをもっと出さないといけないのもあります。ただ、引き過ぎはよくないですけど、引いて守れることだったり、両方チームとして持てればいいかなとは思います。

 

 

--ホームの連戦が続きます。意気込みをお願いします。

 

中2日なので、かなりチームとしてしんどいと思いますけど、とにかく、結果にこだわって頑張りたいと思います。

 

 

--1点目も氣田選手のプレスバックからしたが、一連のプレーをふり返ってください。

 

切り替えのところは、僕も含めてちょっと物足りないなと思っていたところだったので、あそこはプレスバックでいい形でボールを奪えて、自分でドリブルからシュートとも考えましたけど、(高橋)潤哉がいい動きをしてくれたので、彼のシュートも素晴らしかったですし、前半のうちに追いつけたというのは、すごく大きかったかなと思います。

戦評

5月に入り、地域リーグラウンドは残すところあと5試合。ここからホーム3連戦となるモンテディオ山形は今節、栃木SCと対戦した。シーソーゲームとなって前後半では決着がつかず、PK戦までもつれた末に山形が勝利。連敗を2で止めた。

 

山形は前節から先発3人を変更。吉尾海夏が百年構想リーグ初先発となり、ボランチで起用された。また、川井歩と中村亮太朗が2戦ぶりに先発に名を連ねた。

 

GW真っ只中ということもあり、1万人を超える観客がNDスタに詰めかけた一戦。山形は縦に速い攻撃を仕掛ける栃木SCに対して後手を踏み、前節同様、立ち上がりからセットプレーのピンチを相次いで迎えた。しかし、決定機を作らせずに凌ぐと、14分にGK・渋谷飛翔から平賀大空、直後には川井から高橋潤哉と、相手の一瞬の隙を突いた攻撃を見せる。ただ、最後は相手の守備に阻まれて先制とはならなかった。

 

26分、山形は自陣で相手のハイプレスに捕まってショートカウンターを許した場面から、再び守勢に。28分には、大曽根広汰のフライパスが裏を突いた岩﨑博へと渡り、山形の右サイドを崩される。岩﨑からのクロスを中野克哉に収められ、シュートを許したが、ここは枠に飛ばなかった。

 

しかし30分、大曽根からのスルーパスが今度は杉森考起へ渡り、2分前の場面と同じような形で崩される。杉森のクロスは跳ね返したが、セカンドを拾った堤陽輝にダイレクトボレーをゴールに叩き込まれた。

 

ここまで栃木SCのハイプレスとリトリートを上手く使い分けた守備をなかなか崩せず、フィニッシュまで運べない山形。その中で35分、中盤の位置でボールを奪い、中村が前線へフライパス。これを高橋が収めてチーム1本目のシュートを放ったが、栃木SCのGK・猪越優惟に阻まれた。また、山形はここで1本目のCKを得たが、決定機には繋げられなかった。

 

それでも38分、氣田亮真がプレスバックで相手からボールを奪い、ショートカウンターに。氣田が少し運んでスルーパスを送ると、抜け出した高橋が左足ダイレクト。ニアを狙ったシュートが見事に決まり、前半のうちにタイスコアとした。

 

1-1で迎えた45分+2、栃木SCはヘディングでパスを繋ぎ、最後は大曽根がボレーシュート。枠を捉えたが、渋谷が好セーブを見せた。山形はこの試合も耐える時間が長く、1点を失ったが少ない好機を得点に結びつけ、同点でゲームを折り返した。

 

後半開始前、山形は脳震盪の疑いで平賀がピッチを退き、代わってディサロ燦シルヴァーノがピッチイン。さらに、前半終了間際に左の足首を痛めた岡本一真に代わり、野嶽寛也が入った。この交代に伴い、川井は右SB、柳町魁耀は左WG、高橋はトップ下にそれぞれポジションを移した。

 

後半に入って間もなく、山形は栃木SCのカウンターを受ける場面が相次いだ。しかし失点せずに切り抜けると54分、渋谷の鋭いクサビを機に前進し、右サイドでCKを獲得。キッカー・ 吉尾が上げたボールは跳ね返されるが、セカンドを拾った柳町がダイレクトシュート。ここは相手に当たって枠の左へと逸れたが、今度は左サイドからのCKに。キッカー・吉尾が入れたクロスボールは競り合いにより、ペナルティーエリア内でこぼれたボールをディサロが拾い、近くの氣田へ。受けた氣田がダイレクトで強烈なミドルを放つと、猪越が弾ききれずにゴールイン。55分、山形が逆転に成功した。

 

しかしそのわずか3分後、栃木SCにゲームを振り出しに戻される。縦パス2本で山形の右サイドを崩し、ボールを受けた大曽根が中に進路を取って運ぶと、狙い澄ましたシュート。これがゴール右隅へと吸い込まれた。山形は失点を喫した直後、後半立ち上がりから相手の激しいコンタクトを受けてダメージを負っていた吉尾が退き、寺山翼がピッチに入った。

 

一進一退の攻防となり、そして前半以上に球際へのアタックが一層激しさを増す中で70分、山形は両WGを交代。氣田に代えて横山塁、柳町に代えて榎本啓吾を投入した。その2分後、栃木SCがCKを獲得。変化をつけ、阿部海斗が送ったクロスを柳育崇が頭で合わせているとクロスバーをヒット。跳ね返りから波状攻撃が続いたが凌ぎ切った。

 

互いに陣形が間延びしつつある中、ゲームは終盤へ。すると81分、山形に決定機。右サイドでのスローインの流れから、中村がアーリークロス。ファーのディサロが頭で中央へ折り返したボールに高橋が反応するも、押し込み切れなかった。89分、今度は栃木SCに決定機。鋭い斜めのパスを受けた永井大士が、ヒールで川名連介へ。川名が中に切り込んで送った横パスを中野が受け、1人かわしてシュート。ここは再びクロスバーを叩いた。その後しばらく、山形は栃木SCのクロスを受け続けたが、集中した守備で凌いだ。

 

互いに勝点3を目指す姿勢は見せたものの、3点目を奪うことは出来ず、2-2のまま後半が終了。山形は第3節以来のPK戦での決着に臨んだ。

 

先攻が栃木SC、後攻が山形でPK戦がスタート。1人目はともに成功し、迎えた栃木SCの2人目。佐藤祥が真ん中を狙ったシュートを、渋谷は残した足で見事に止めた。その後、互いに失敗せず進み、山形の5人目。寺山が真ん中へ落ち着いて決めてゲームは決着となった。

 

これで山形は通算成績を7勝7敗(そのうちPK戦2勝)、勝点を19とし、順位を5位に上げた。次節は今日のゲームから中2日、6日(水・祝)にザスパ群馬と対戦する。