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大分トリニータ
大分トリニータ
1
[ 試合終了 ]
0 前半 0
1 後半 0
0
  • 54分 キム ヒョンウ
AWAY
モンテディオ山形
モンテディオ山形

メンバー

大分トリニータ

スターティングメンバー

GK 22 ムン キョンゴン
DF 6 三竿 雄斗
DF 30 戸根 一誓
DF 31 ペレイラ
MF 5 中川 寛斗

71'

MF 7 吉田 真那斗
MF 8 榊原 彗悟

81'

MF 14 宇津元 伸弥
MF 18 野嶽 惇也
FW 9 有馬 幸太郎

71'

FW 17 キム ヒョンウ

76'

控えメンバー

GK 1 田中 悠也
DF 2 岡本 拓也
MF 16 茂 平
MF 19 小酒井 新大

71'

MF 36 松岡 颯人
FW 13 伊佐 耕平

71'

FW 15 屋敷 優成
FW 20 木許 太賀

76'

FW 37 木本 真翔

81'

監督

四方田 修平
モンテディオ山形

スターティングメンバー

GK 45 渋谷 飛翔
DF 15 川井 歩
DF 19 岡本 一真
DF 22 城和 隼颯
DF 49 坂本 稀吏也

85'

MF 13 野嶽 寛也

80'

MF 14 柳町 魁耀

69'

MF 17 寺山 翼
FW 9 高橋 潤哉

80'

FW 18 横山 塁

69'

FW 25 國分 伸太郎

60'

控えメンバー

GK 1 トーマス ヒュワード ベル
DF 2 イ ドンヒ
DF 6 山田 拓巳
DF 29 相馬 丞
MF 7 中村 亮太朗

80'

MF 21 田中 渉

80'

MF 23 田中 祉同

69'

MF 27 榎本 啓吾

60'

FW 11 ディサロ 燦シルヴァーノ

69'

監督

横内 昭展

スタッツ

90 45 total   total 45 90
6 4 10 FK 11 7 4
5 1 6 CK 5 4 1
0 0 0 PK 0 0 0
5 4 9 シュート 12 6 6
2 0 2 オフサイド 0 0 0

試合環境

  • 天候
  • 気温
    24℃
  • 湿度
    76%
  • ピッチ
    全面良芝
  • 入場者数
    3,629人
  • 主審
    菊池 俊吾
  • 副審
    柳岡 拓磨、桜井 大介
  • 第四の審判
    佐々木 慎哉

監督コメント

今日もアウェイまでサポーターが駆けつけてくれて、最後まで我々の勝利を信じて声援を送ってくれました。来たくても来られなかったサポーターの皆さんも、我々の勝利を信じて、ここではないですけども、どこかで声援を送ってくれていたと思います。まずはその声援に応えられず、本当に申し訳なく思っております。

試合は、あまりにも自分たちのミスやロストが多すぎて、相手のミスもありましたけど、我々も同じようにロストしてしまって、自分たちの時間を相手に手放すことが多かったと思っています。

前半はお互いそういうゲームの流れだったかなと。

後半も我々のビルドアップのミスから失点をして、その後、退場者も出して苦しい状況ではありましたけども、先ほども言った人たちのためにも同点に追いつき、逆転してという思いで選手は戦ってくれたと思います。

そこに至らず、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

 

--山形も大分も、恐らくシーズンが始まる前に期待されたような形にならなかった半年間だったのかなという感じの試合になったと思いますが、山形に関してはどうしてこうなったのか、監督として誤算だったところがあれば、教えていただけますか?

 

目の前の試合をずっと戦ってきたので総括というところまでは来ていませんけれども、今おっしゃったように我々が思い描いていた結果ではなかったのは間違いありません。

その中で、言い訳にはできませんけども負傷者がかなり出た。それも難しくしたというのはもちろんあります。

それに代わって新しい選手が出てきたところの成長もなかなか促すことができなかった。それは全て僕の責任だと思っています。

リードしても最終的にひっくり返される試合もありましたし、なかなか我慢強く戦えなかったシーズンだったなと思います。

 

 

--お互いシステムも違って、本来であればミスマッチも生じるような展開がされると思いましたが、どうしても球際でガチガチいくような試合になってしまいました。

この半年間で横内監督が山形のスタイルとしてこういうものを作りたかったというのは、選手たちにどういうふうに落とし込まれていましたか?

 

僕はボールを持ったらとにかく前進していこうと。前進というのもしっかり相手を見て我々のゾーン1からしっかりボールを動かしていく。ボールを動かすのが目的じゃなくて、ゴールを目指すというところは優先順位をはっきりさせて取り組んでいきました。

ただ、最初はファーストラインを超えることがなかなか難しくて、超えることが少しできるようになると、今度は相手のアタッキングサードに入った時のクオリティやアイデアの課題がまた浮き彫りになり、そこも改善していくと、今度は選手が入れ替わって、またファーストラインのところから。少しそういう繰り返しになったシーズンでもあったかなと。

守備に関しても、やはりなるべく相手コートでというところはありましたけども、ラインがずるずる下がって、そのゲインラインも低いところでしかボールを奪えなかったのは現実として残ったかなと思っています。

 

 

--この半年間は不本意な部分もあったと思いますが、次の昇降格があるシーズンに向けた収穫を聞かせていただけますか?

 

守備の部分で言うと、後半も失点を重ねましたけども少しずつ積み上がってきたものはあるかなと。共通認識として、選手が今トライしてくれているところはあります。

攻撃に関しても、前進するところで言うと、やれる時もあるし、やれない時もあって、なかなかそれが成果と結果に結びつかないですけども、やり続けていくしかないかなと思っています。

選手コメント

No.13 野嶽 寛也 選手

No.13 野嶽 寛也 選手

--第1戦ではホームで延長も戦って、移動もあって大変ですか?

 

でも1週間あったので、移動は言い訳にはならないかなと思います。

 

 

--今日の試合をふり返っていただいていかがですか?

 

このハーフシーズン、こういうどっちに転ぶかわからないような試合をことごとく落としてきていたので、最後までそれが改善できないまま終わってしまったかなという印象です。

 

 

--大分もそうですが、チームでやりたいことがはっきり打ち出せない状態になっているなという試合になりましたが、戦っていてどんな感じでしたか?

 

少しイージーなミスが多くて、それだとやっぱり、なかなか自分たちの時間は作れなくなってくるなかで、前半は苦しいながらもゼロで耐えてはいたので、後半は修正して、なんとか勝ち越せるところまでは持っていきたかったですけど、全体的にいろんな精度が低くて、ビルドアップのミスで失点してしまって、よくない流れで最後まで行ってしまったかなと思います。

 

 

--もともとボランチはやっていたんですか?

 

プロに入って2、3年ぐらいまではずっとボランチでした。

 

 

--第1戦と選手の配置が変わったりしていて、そういう部分はこの半年間で積み上げてきたものはどうですか? いろんな選手の組み合わせをやったり、いろんな相手と戦ったりしたと思いますが。

 

昨シーズンの後期からおおよそ同じメンバーで、このハーフシーズンの開幕当初はやってきましたけど、なかなか結果が出なくて、だいぶメンバーの入れ替わりもあって、それでもなかなかうまくハマらないハーフシーズンだったかなと思います。

 

 

--奇しくも、お兄さん(野嶽惇也選手)とのラストゲームで、これまではサイド同士だったのに、ボランチ同士のマッチアップになりました。そこは何か話しましたか?

 

「すごい巡り合わせだね」というのは話して、3回目ですけど、そういう巡り合わせと済ませればそうなんですけど、兄弟でやれることってそんなに多くはないことなので、サイドでも対峙できて、真ん中でもできて、個人的にはいい時間だったなと思います。

 

 

--今日はお兄さんに“プレーヤー・オブ・ザ・マッチ”を譲った感じですが、何か思いはありますか?

 

勝てなくて悔しいという感想が率直な気持ちですし、兄もしっかりチームとしてやるべきことの中心にいたのかなと思うので、そこは違いを出せなかったかなと思います。

 

 

--次のシーズンに向けて、ここからこういうところを、という何か意気込みはありますか?

 

ベースの走るところとか球際だったり、もう1回そういうところを徹底して、まずはやっていければいいのかなと思います。

 

 

--今日は3バックと4バックでもっとミスマッチが生じそうだったのに、ミラーゲームのようなガチガチのゲームになりました。

 

今シーズンやってても、うちに対して、マンツーマンで当ててくるというゲームはあったので、そういう分析のもとで、人に強く来るというところで、このハーフシーズン、なかなかそこが打破できなかったかなと思います。

選手コメント

No.25 國分 伸太郎 選手

No.25 國分 伸太郎 選手

--大分もそうでしたが、なかなかしんどい半年間でした。

 

いろんなことを考えすぎてなのかわからないけど、チームとしていいパフォーマンスを出せなかったなと思います。

 

 

--山形はいつもシーズン終盤に向けて仕上がっていって、成績も伴ってくる感じですが、今年はどうしたんですか?

 

率直に、自分たちがどんなことをしたいのか、していかないといけないのか、「これだったら勝てる」みたいなものが、選手のなかでは納得感を持ったままプレーできてなかったのかなという印象です。試合が終わったあととか、チーム内で選手と話してても、「ここ難しかった」という話のほうが多くて、「ここ、うまくいったよね」とか、「ここ、もうちょっといけたなあ」というのは、あまり…そういうシーンももちろんありましたけど、なかなか自分たちで相手を探りながらというような試合展開というのが、なかなか作り出せなかったのかなという印象です。

 

 

--選手にとっては難しいシーズンでしたね。いろいろチャレンジできるだけに。

 

そうですね。これがチームとして、チャレンジするシーズンとしてとらえているのか、関係なく、勝つためだけというところなのかというのも、僕個人でもそうだし、監督は「チームが勝つため」というところは言ってましたけど、そこをうまくチームに乗っけて、選手たちに乗っけてパワーを出すというところは、今日、優勝がかかったゲームだったら、またパフォーマンスが変わってたというのだったらダメだと思うので、そこのモチベーションのところの持って行き方だったり、そういう意味でも難しい展開だったかなと思います。

 

 

--サッカーのトレンドそのものが、マンツー(マンツーマン)のプレスも多いし、今日も大分がガチガチに合わせてきたのもあったし、そういうときに山形として、相手が合わせてきたときに、どうすればよかったでしょうか? 後半からは少し修正しようとしましたか?

 

1回、ボールがポンって持てたりとか、その先に2、3本パスがつながれば、大分もそんなに「行け行け!」みたいなプレッシャーのかけ方ではなかったので。分析でもそうでしたし。そこは、もうちょっとパワーの使い方みたいなところは、前半特にもっとやらないといけない。それは個人戦術もそうだし、チーム戦術も含めて、ここで行くべきなのか、チームの流れ的に2次攻撃、3次攻撃のフットボールにいまは時間的にやっていくのか。それとも、もう速攻を決めるのか。みたいなところは、もうちょっと個人的にもそうだし、チーム的にももっとやらないといけない。そこは本当に難しいところで、行ききってゴールまでいければ最高ですけど、そうもいかない状況だったり、そのなかで、難しいパスを選ぶのか、それとも2次攻撃、3次攻撃、ここから何回も攻撃するためのパスを選ぶのか。ただ後半、僕のミスで失点しましたけど、ああいう時間というのを多く作れば、相手も疲弊するのは当たり前にあるし、もうちょっと、相手を困らせたりとか、相手のパワーを削ぐような時間も、前半特に必要だったなと思います。

 

 

--次のシーズンはうまくいくように。

 

自分たちがどういうものをしたいのかというのを、より明確にすることが大事だと、僕は思います。

 

 

--横内監督は四方田監督と同じような感じだと思いますが、わりと選手に委ねる部分が大きいんじゃないでしょうか?

 

難しいですね。

 

 

--あまり縛りすぎても、選手はそれしかできなくなってしまうし。

 

そうですね。そこのベースと、アイディアを出し合って中で変えるものと、そこのバランス感というのは一生付き合うべき課題というものだと思うから。でもチームとして、「ここに来たら、こうやって崩しにいくよ」とか、それは攻撃だけじゃなく守備も、「こうなったらこう守ろう」とかいうのが、より明確になれば、また変わったシーズンになるのかなと思うし、また夏からゼロから始められるので、いい準備してやりたいなと思います。

戦評

一度限りの特別大会である百年構想リーグも、今回がラストゲーム。先週の試合に敗れて27-28位決定戦へ回ったモンテディオ山形は、大分トリニータとアウェイで対戦した。白星でこのリーグを締めくくりたかったが、後半にミスから喫した失点が決勝点となって、0-1で敗れた。

 

山形は前節で負傷交代の西村慧祐、吉尾海夏が不在。それに伴いCB右に城和隼颯、ダブルボランチの一角には野嶽寛也が起用された。また、渋谷飛翔と國分伸太郎がともに3戦ぶりの先発となり、國分は左WGに入った。

 

開始してまもなくは、山形が立て続けのセットプレーから押し込む。2分、相手陣内の左サイドでスローインを得ると、川井歩がロングスロー。相手のクリアを川井が拾ってクロスを送ると、空中戦によってボールがこぼれ、これを柳町魁耀が収めてシュート。ここは野嶽惇也のブロックに阻まれた。以降、山形はCKの好機を複数迎え、高橋潤哉にシュートチャンスが2度巡ってきたが、早々の先制とはならなかった。

 

立ち上がりから球際の攻防が激しい様相となる中、互いに好機が訪れる。17分は大分。榊原彗悟のスルーパスが追い越した宇津元伸弥に渡り、クロス。一旦はボールを奪われたが、素早い攻守の切り替えで奪い返し、最後は榊原がミドルシュート。ここは枠の左に外れた。22分、今度は山形。右サイドでボールを動かし、岡本一真がクロス。そこから波状攻撃が続き、こぼれ球を拾った川井のシュートが右ポストを強く叩く場面があった。

 

前半の半ばを過ぎると山形は、相手の連動したハイプレスとマンツーマンディフェンスに苦戦。ビルドアップが成立せず、攻撃の機会をなかなか作れない。そうした中で31分に久々の好機を迎え、岡本一真の左足でのアーリークロスを、高橋がボレーで合わせに行ったがミートしなかった。

 

前半は激しい接触プレーが目立ち、両チームの選手が倒れこむ場面が相次いで何度もプレーが止まった。そして4分設定のアディショナルタイムに入り、45分+3に山形は右サイドでCKを獲得。しかしフィニッシュまで運べず、スコアレスで試合を折り返した。

 

後半は開始早々から互いに好機が訪れる。47分は大分。吉田真那斗の鋭いクサビを、CBの戸根一誓がフリーで受けてフィニッシュも、坂本稀吏也がブロックする。直後のCKでは、ショートコーナーから榊原が鋭いクロス。これに吉田が反応したが、枠内に飛ばなかった。その直後、山形は高橋が横山塁との連携からゴール前に迫りシュート。相手に当たってCKとなり、キッカー・國分のニア狙いで上げたクロスに高橋が頭で合わせたが、ここは枠を捉えられなかった。

 

一進一退の攻防となる展開で迎えた54分、山形はミスから大分に先制を許す。自陣での横パスを、プレスバックした有馬幸太郎にカットされて大分のショートカウンターに。最後は吉田からパスを受けたキムヒョンウに、左足ダイレクトでネットを揺らされた。

 

先制された山形は60分、國分に代えて榎本啓吾を投入する。その5分後、即時奪回の流れから榎本がミドルシュート。ここは大分GK・ムンキョンゴンに弾かれたが、セカンドを川井が回収し、中に切り込んでクロス。柳町が頭で合わせたシュートは、僅かに枠の右へと外れた。

 

その後、山形は前半以上にパスミスやボールコントロールのミスが多くなり、攻撃の形を作れずに時間が経過していく。

 

悪い流れを変えたい山形は69分、横山と柳町から田中祉同、ディサロ燦シルヴァーノにスイッチ。ディサロは4戦ぶりの出場となった。また、この交代で田中祉は左WGに入り、榎本は右WGにポジションを移した。

 

ディサロは投入されてすぐ、相手GKへ猛然とプレスをかけに行き、味方のボール回収に繋げる。しかし、ここから好機に結びつけることは出来なかった。

 

途中出場の選手が上手く試合に入りながら、相手の徹底された対人守備に阻まれる山形。すると79分、相手の2人がかりの守備からボールを奪われ、カウンターを許す。最後は小酒井新大にニアを狙われたが、ここは渋谷がファインセーブで凌いだ。直後に山形は野嶽寛也に代えて中村亮太朗、高橋に代えて田中渉を投入し、交代枠を使い切った。

 

反転攻勢に出たい山形だったが85分、相手のクリアボールを回収しようとした坂本が、伊佐耕平のプレスに捕まってボールロスト。坂本がたまらず後ろから倒すと、得点機会阻止と見なされて一発退場となった。10人となった山形は、寺山翼をCBに下げて4-1-3-1の陣形を取った。

 

ビハインドかつ数的不利と苦しい状況になった山形は90分、再び大分のカウンターを受けて木本真翔のシュートを浴びる。しかしここも渋谷がファインセーブを見せ、追加失点を許さなかった。

 

6分設定のアディショナルタイムに入り、山形はロングボールやクロスを送ってゴールを狙うも、相手の気迫溢れる守備に跳ね返され、フィニッシュまで運べない。その中で90分+4、右サイドでボールを奪い取り、岡本一真から城和隼颯と繋ぎ、川井のシュートで攻撃を完結。しかし、枠を捉えられなかった。その後は好機を作れずタイムアップ。山形は大分戦14試合ぶりの黒星を喫し、最終順位28位で百年構想リーグを終えた。