| [ 試合終了 ] | ||
| 1 | 前半 | 0 |
| 0 | 後半 | 2 |
- 24分 鵜木 郁哉
- 71分 高橋 潤哉
- 79分 川名 連介
メンバー
スターティングメンバー
| GK | 25 | 谷口 裕介 | |
|---|---|---|---|
| DF | 2 | 平松 航 | |
| DF | 3 | 澤田 雄大 | |
| DF | 15 | 佐々木 輝大 | |
| MF | 6 | 鵜木 郁哉 |
77' |
| MF | 7 | 佐藤 碧 |
77' |
| MF | 24 | 栗澤 陸 |
86' |
| MF | 33 | 猪狩 祐真 |
86' |
| MF | 34 | 高吉 正真 | |
| MF | 80 | 永田 一真 |
63' |
| FW | 35 | オウイエ ウイリアム |
控えメンバー
| GK | 13 | 大西 勝俉 | |
|---|---|---|---|
| DF | 4 | 鈴木 慎之介 |
77' |
| DF | 11 | 雪江 悠人 | |
| MF | 17 | 佐藤 祐太 |
77' |
| MF | 29 | 岡 健太 |
86' |
| MF | 30 | 井波 勇太 |
86' |
| FW | 10 | 澤上 竜二 | |
| FW | 88 | 新谷 聖基 |
63' |
| FW | 99 | 中野 誠也 |
監督
| 倉石 圭二 |
スターティングメンバー
| GK | 1 | 渋谷 飛翔 | |
|---|---|---|---|
| DF | 2 | イ ドンヒ | |
| DF | 5 | 杉井 颯 | |
| DF | 15 | 川井 歩 | |
| DF | 38 | 森岡 陸 | |
| MF | 7 | 中村 亮太朗 | |
| MF | 8 | 土居 聖真 |
46*' |
| MF | 17 | 寺山 翼 |
46*' |
| FW | 9 | 高橋 潤哉 |
90+2' |
| FW | 14 | 柳町 魁耀 |
72' |
| FW | 27 | 榎本 啓吾 |
63' |
控えメンバー
| GK | 34 | 佐藤 瑠星 | |
|---|---|---|---|
| DF | 6 | 山田 拓巳 | |
| DF | 13 | 野嶽 寛也 | |
| DF | 49 | 坂本 稀吏也 |
90+2' |
| MF | 18 | 横山 塁 | |
| MF | 20 | 吉尾 海夏 |
46*' |
| MF | 25 | 國分 伸太郎 |
72' |
| MF | 77 | 川名 連介 |
63' |
| FW | 39 | 森 海渡 |
46*' |
監督
| 横内 昭展 |
スタッツ
| 90 | 45 | total | total | 45 | 90 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3 | 6 | 9 | FK | 14 | 7 | 7 |
| 2 | 1 | 3 | CK | 5 | 2 | 3 |
| 0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
| 6 | 10 | 16 | シュート | 7 | 2 | 5 |
| 0 | 1 | 1 | オフサイド | 1 | 1 | 0 |
試合環境
-
- 天候
- 曇一時雨
-
- 気温
- 15.2℃
-
- 湿度
- 81%
-
- ピッチ
- 全面良芝
-
- 入場者数
- 3,275人
-
- 主審
- 清水 勇人
-
- 副審
- 小出 貴彦、柳岡 拓磨
-
- 第四の審判
- 千葉 直史
監督コメント
今日も約1,000人のサポーターがこのアウェーまで駆けつけてくれました。我々、今、苦しい状況と言いますか、なかなか勝てていない状況で、それでもこんなにたくさんの声援を受けて、まずは勝利して、その方たちと一緒に喜びを分かち合えたことが、本当に良かったと思います。本当にありがとうございました。
試合は前半、やはり苦しめられたというか、相手のストロングを出してしまう戦いぶりになってしまったなと思っています。
少し間延びしたところに入られて、プレッシャーがなかなかかからない。失点シーンもそうだったんですけども、最後、背後を走られて。なかなかセカンドボールも拾えず、相手ボールになる苦しい前半でした。
後半はそのセカンドボールであったり、コンパクトにするというところが前半より少し改善できたかなと。その分、セカンドボールの回収も、全てじゃないですけども、前半よりも我々のボールになる機会も多くなって、押し込む時間ができました。そこから縦パスや横からのボールで少しチャンスが作れたなと思っています。
厳しいゲームでしたけれども、最後まで選手が諦めずに戦い抜いてくれた。本当にそれに尽きるゲームだったなと思っています。
――前節から先発5人を変更しました。ゴールキーパーでは今季初先発となった渋谷飛翔選手の起用の狙いを教えてください。
開幕からずっと(佐藤)瑠星で来ていて、今週頭のところで少し足の不調があって。全然プレーできるレベルだったんですけども、今回は万全を期して渋谷を起用しました。
渋谷は瑠星にないストロングを持っていますし、しっかりコミュニケーションを取って周りを動かせる能力では、彼のストロングをずっとトレーニングで出し続けてくれていました。
ビルドアップは、今日何度か食われるシーンはありましたけども、そういうのは果敢にトライしてくれました。もっと精度は上げてほしいなと思いますけども。
ただ、彼自身、このゲームにすごく懸けていたと思いますし、何本か彼のセーブで助けられたシーンもあったと思うので、すごくいいプレーをしてくれたなと思っています。
――前半、相手のストロングを出させてしまった。最近見られた前に人数をかける動きができていなかった原因は何だったんでしょうか。
まず一つ、後ろからのビルドアップで少し苦労したかなと思っています。相手の強度のあるプレッシングに対して、少し想定はしていましたけれども、うまくそこでボールを運べなかったかなというところ。
だんだんロングボールが多くなって、そのセカンドボールが相手ボールになるということが多かった印象です。
――後半、中盤の選手や川名連介選手を入れてから推進力が増したと思いますけれども、そこは狙い通りでしたか?
榎本に関しても、前半、我々が唯一、あそこのところで相手を崩すスペースがあったかなと思っていましたし、そこで何度もボックス内まで、深い位置まで行ったシーンもありました。
ただ、彼も怪我があって、練習に参加したばかりで、ゲームをやって復帰してきたわけではなかったので。ある程度やれるところまでというところがあって、そこから連でさらに推進力を上げるというところ。想定内といえば想定内です。
――國分伸太郎選手や吉尾海夏選手はいかがでしょうか。
海夏に関しては縦につけられるところが彼のストロング、得点シーンも彼からだと思いますけど、そういう彼のストロングをあの局面で出してくれたなと。
伸太郎に関しては、あそこのポジションで少しインサイドでポジションを取ってほしいっていうところで伸太郎のチョイスになって、そこでしっかり味方と関わり合える、そういうストロングを彼は持っていますので、それは十分に出してくれたなと思っています。
――6試合ぶりの勝利が、複数得点での勝利になりました。どのような意味を持っていて、どのように活かしていきたいですか?
まずは本当に、どんな時もサポーターの方が声を枯らして熱い応援をしてくれている。その人たちに報いるというかね。1試合だけじゃ全然返せていませんけども、今日はそういう方たちに勝利を届けることができて良かったと思っています。
ここからまた連戦が続きますので、ここで足を止めることなく前進していきたいと思っています。
――次の試合はホームに戻って徳島と対戦しますけど、中2日とすごく短い期間ですけども、どういうところを修正していきますか?
まず、選手のコンディションが最優先になると思います。徳島の分析もやらなきゃいけない。それを踏まえて、どういうトレーニング、どういうミーティングをするかは、帰りの電車でちょっと考えたいと思います。
――改めてサポーターの皆さんに向けて、今日の勝利についてメッセージをお願いします。
先ほども言いましたが、どんな時もどんな状況に置かれても、我々の熱いサポーターは我々の背中を押してくれますし、そういう方たちと一緒に戦って勝利できたことは本当にうれしく思いますし、これを続けていかなきゃいけないなと改めて思いました。
1試合でも多く、こういう勝利をサポーターの皆さんと一緒に分かち合いたいなと思っています。
選手コメント

No.77 川名 連介 選手
--久々の勝利、いかがですか?
内容がよくても勝たないといけないです。今日の勝ったあとの雰囲気だったりというのもそうだし、勝ちの雰囲気というのは本当に大事になる。このいい雰囲気をまた味わえるように、しっかりみんなで、すぐ試合があるので準備していければいいなと思います。
--前半は榎本啓吾選手の左サイドがなかなかこじ開けられず、後半途中から、どのような指示でピッチに入りましたか?
自分の強みはスピードだったり、前へ前へという部分なので、やっぱり仕掛けの部分はやってきてほしいというのは言われて、そこで自分に2人食いついて、中を使って1点目も入りましたし、2点目はしっかり中に入ることができて、本当にいい形でシュートを決めることができたので、これを前半からやらないといけないと思います。それこそエノくんのところは結構、個人だったりというところで剥がせていたと思うから、それをどううまく使うか。それが無理になったときに右がもっとうまく機能しないといけないし、そういう部分はもっとチームとしてやっていかなきゃ勝てないと思うので、勝ちは勝ちでしっかりよろこんで、できてないところはもう1回見つめ直して、連勝できるように準備していきます。
--得点の振り返りをお願いしたいのですが、チームの1点目は?
2人食いついたので、突破という形もあったんですけど、しっかり内側の(吉尾)海夏くんを使って、そこから縦に入って、また内を使って。あれは本当にいい形だったと思うし、パス出したあと足が止まることなくしっかり動いていたという部分がよかったと思います。
--2点目は?
2点目は、アユくん(川井歩)のクロスの前はちょっと憶えてないですけど、1個前のところで、相手に当たってちょっと流れちゃったのがあったんですけど、そこはしっかり自分が入ることができていたので、そこに入る意識が、たぶん相手のなかであって、中を締めてるところでしっかり外に準備ができていました。これを継続してどう次につなげるかだと思うので、勝ててない状況が続いていたので、ここから自分たちの最初に掲げていた目標に到達できるように、しっかりいい試合ができるようにやっていきます。
--マークがあったなかで結果を残せたことは、手応えとしてはどうですか?
まずは自分の特徴だったら絶対ついてくると思うし、そのなかでも結果を残さないといけないと自分では思っているので、チームの勝利のためには、得点力という部分ではまだまだ足りないので、自分含めて攻撃陣がしっかり結果を残して、チームの勝ちに貢献できるようにやっていければいいかなと思います。
--攻撃のところでさらに修正する部分としては?
足を振るという意識はもっと必要かなと。後半は特にシュートを打って入っているし、前半はいいところまで行くけどシュートを打ててない場面のほうが多かったと思うので、しっかり足を振る、そしてそこにしっかり詰める、相手が寄ってきたら狭いところを通してという。ずっと同じことでは開かないと思うので、ちょっとでも違うことをやって、どこかが空いてきてという部分が出てくるので、その繰り返しだと思うので、そこはしっかりやっていければいいかなと思います。
--「ブルイズ」も久々でしたが、あらためて勝利の味はどうですか?
やっぱり気持ちいいものがあるし、勝ちは暗い雰囲気から一気に明るくなれる材料だと思うので、これを続けなきゃ本当に意味がないので、さっきも言ったんですけど、最初に掲げた昇格という目標も不可能ではないと思うし、連勝すれば全然上に行けると思うので、すぐ試合が来るので、みんなでまたしっかり準備してやっていきます。
選手コメント

No.9 高橋 潤哉 選手
--久々のゴールと久々の勝利はどうですか?
とにかく勝つことがすべてだと思っていたので、すごくよかったかなと思います。
--前半は前線でボールが収まらず、難しい展開になりましたが、前半をどんなふうに振り返りますか?
グラウンドの状況だったり、相手もかなり強度高く来ていましたし、理想は0-0で折り返せたらよかったです。ただ後半、相手(の運動量)が落ちるというのを自分たちも想定していましたし、そういう意味では、もうちょっと収められれば一番よかったですけど、そこはひとつ、次への課題として改善していかなければいけないことかなと思います。
--後半、2トップになって、中盤の選手も代えて、ボールが運べるようになったと思いますが、ハーフタイムでの修正点や、後半よくなったところは?
一つは、相手も疲労していましたし、そういうところで間のスペースというのは増えていきましたし、そのなかでチャンスは必ず来るなというのは信じていました。今シーズン、なかなか逆転するゲームがなかったので、そういう意味でも、勝ち切って、逆転し切れたというのはポジティブなところだと思います。
--得点シーンを振り返ってください。
かなり丁寧に(杉井)颯が落としてくれたので、シュート自体はそこまで難しいシュートじゃなく、ゴールにつなげられたかなと思います。
--逆転勝利がないというところでしたが、そこは高橋選手からも声をかけていましたか?
みんな口々に言っていましたし、自分たちも逆転のゲームがなかったというのは理解していたので、みんな共通認識は持っていたかなと思います。
--終盤には、高橋選手も守備でいいプレーがありましたが、気持ちが入りましたか?
とにかく、今日のゲームは気持ちでみんながつかみ取った勝利だと思うので、あそこはその部分が出たかなと思います。
--次節に向けて、攻守で修正点を挙げてください。
もちろん、修正点はありますけど、連戦で中2日、できることは限られていると思うので、まずはきちんとリカバリーして、次の試合はとにかく勝ち切ることというか、連勝するということにフォーカスして、今回の勝ちに対して、勝って兜の緒を締めるじゃないですけど、気を引き締めて、次勝つためにやっていきたいと思います。
--交代で下がった直後は、サポーターがいるスタンドの前を通って、最後まで煽っているように見えましたが、あのあたりはどんな心境だったのでしょうか?
たまたまあの前を通れたので。サポーターの皆さんも勝利に飢えていたと思いますし、自分も同じ気持ちだったので、一緒に最後まで戦い切るという気持ちを込めて、そういうジェスチャーをしました。
--あらためて、久しぶりの勝利ということで、サポーターにメッセージをお願いします。
今日もかなり多くのサポーターの方々が足を運んでくれたので、ものすごく力になりましたし、苦しい状況ですけど、ここで全員で力を合わせないと勝ち続けることができないと思うので、また一緒に戦ってほしいなと思います。
選手コメント

No.1 渋谷 飛翔 選手
--今シーズン初出場でしたが、どんな思いでピッチに立ちましたか?
流れも悪いので、何かいい流れに変えられるような感じで臨みました。
--いくつか渋谷選手のセーブでチームも救われたと思いますが、振り返っていかがでしたか?
そつなくこなせたかなと思います。でも、1失点目もどうにかしたら守れたかなと。そこの改善点があるので、そこをもっと追求していかないといけないと思います。
--改善点を挙げるとしたら、どんなことがありますか?
(杉井)颯もそうですし、そこに対して出てくるパスの自分の予測もそうですし。たぶん、あそこも自分だったら、いつもなら詰められてたのかなと思うし、そういう部分で、久しぶりのリーグ戦ということで、これが自分は最後だなと。ラストチャンスかもしれないという思いでやっていたので、そういう部分で少し緊張感があって、ちょっと判断が遅れたかなという感じです。
戦評
前節まで5試合勝ちなし、そして4試合連続無得点と苦境が続く17位・モンテディオ山形。今節は、5試合ぶりに本拠地へ帰還した16位・ヴァンラーレ八戸と対戦した。前半に先制を許すも後半、途中出場の選手が流れを呼び込み、2得点を挙げることに成功。今季初の逆転勝利を果たした。
山形は宮崎戦から先発5人を変更。GKに今季リーグ戦初先発の渋谷飛翔、左WGには約1ヶ月半ぶりの先発となった榎本啓吾が起用された。また、イ ドンヒと寺山翼が4試合ぶり、高橋潤哉が3試合ぶりに先発に名を連ねた。
試合開始直前、天候が突如雨に変わった東北対決。序盤から先制点が欲しい両チームが、果敢にゴールを狙った。八戸は3分、浮き球のパスを収めたオウイエ ウイリアムがミドルレンジから左足を振ったが、イ ドンヒが自由を与えず。最後は、ボールを渋谷がキャッチした。対する山形は10分、杉井颯のパスを受けた榎本が、ドリブルからクロス。逆サイドの川井歩がハーフボレーを放ったが、枠の左に外れた。
その後、山形はビルドアップミスでヒヤリとする場面が2度あったが、守備陣の素早いカバーリングで事なきを得た。
雨が止み、晴れ間も見えてきた中で20分、自陣のペナルティーエリア手前で、寺山が高吉正真を倒し、八戸にFKを与えてしまう。キッカーの鵜木郁哉に直接ゴールを狙われたが、渋谷がキャッチする。直後には、榎本の横パスを永田一真にカットされ、遠い位置から狙われたが枠の外。さらに23分、猪狩祐真のロングパスに追いついた栗澤陸に、カットインからニアを狙ったシュートを浴びたが、渋谷が好セーブを見せた。
八戸の立て続けの攻撃を凌いでいたが24分、中央のライン間でパスを受けた佐藤碧が、ドリブルで運んでスルーパス。杉井の背後を上手く取った鵜木にゴール左隅へ流しこまれ、先制点を許した。
山形は失点以降も、自陣でパスカットされてピンチとなる場面が目立ち、苦しい展開が続く。保持の局面では、シンプルにロングボールを送って深さを取りに行くも、攻撃の完結まで持ち込むことが出来ない。
セカンドボールの回収とボールホルダーへのプレスが素早く、山形に攻撃の形を作らせない八戸は35分、右CKを獲得。キッカー・猪狩が上げたクロスを、ニアへ走った平松航がフリック。このボールはクリアされたが、鵜木が回収してシュート。ここは枠の左へと逸れた。
ここまで八戸に主導権を握られ続けていた山形。その中で前半の終了間際、榎本がドリブル突破や鋭い裏抜けを見せて存在感を放つ。ただ、決定機には至らず、ビハインドのまま試合を折り返した。
後半開始前、山形は寺山と土居聖真を下げて吉尾海夏、森海渡を投入。2枚替えを行って反撃を試みる。
後半に入り47分、山形は左サイドでのスローインから高橋、杉井、森と細かく繋いで最後は吉尾が左足ミドル。早速、交代で入った選手が攻撃に関与した。
交代策が功を奏し、ゴール前に迫る回数が増えてきた山形。その中で54分、八戸に決定機。山形の左サイドを突破され、平松が差し込んだ斜めのパスが、永田の絡みで佐藤碧へと渡る。そこから切り返しからのシュートを許したが、渋谷がファインセーブ。さらにこぼれ球に反応した栗澤のシュートは枠内に飛ばず、ピンチを脱した。
得点が欲しい山形は63分、榎本に代えて川名連介を投入。同時に八戸は新谷聖基をピッチへ送り、オウイエとの2トップを形成した。その5分後、八戸に好機。猪狩の浮き球のパスを、ポケットを突いた鵜木が収め、中への切り込みを試みる。ここは吉尾が対応してクリアしたが、こぼれ球をオウイエが拾って強烈なシュート。渋谷が鋭い反応で防ぎ、チームを救った。
このファインセーブから3分後の71分だった。吉尾のクサビをペナルティーエリア内で収めた杉井が、丁寧な横パスを供給。これに反応した高橋が、右足ダイレクトで狙うとゴール右隅に決まり、山形に待望の得点が生まれた。同点直後、山形は柳町魁耀に代えて國分伸太郎を投入。國分は約1ヶ月ぶりの出場となった。
チームトップスコアラーによる得点で、勢いが生じた山形。74分、川井のクロスを森が頭で合わせたシュートは、相手のワンタッチがあってCKとなる。キッカー・國分が上げたクロスに、杉井がヘディングシュート。枠を捉えたが、八戸GK・谷口裕介のファインセーブに阻まれた。直後に得た逆サイドからのCKでは、セカンドボールを拾った川名のクロスに、イ ドンヒが左足でダイレクトシュート。ただ、枠を捉えられなかった。
攻勢をかける中で迎えた79分、川井が少し中へ運んで、大外を目掛けた低いクロスを供給。フリーとなっていた川名に渡って決定機となり、右足でゴールに押し込んだ。川名の開幕節以来となる得点で、山形が逆転に成功した。
八戸は2トップに変更して以降、選手間の距離が広がって前半のような縦に速い攻撃を展開させられず。山形が集中した守備でボールを跳ね返し、時計の針を進めていく。
アディショナルタイムに入り90分+2、山形は高橋に代えて坂本稀吏也を投入。CBを2枚から3枚に増やしてクロージングにかかる。それに対し、パワープレーでゴールを目指す八戸は90分+4、左サイドからのグラウンダークロスを佐藤祐太が落とし、高吉がシュートを放つも枠の上。直後には、自陣からのロングボールを新谷が頭で前方へ。抜け出したオウイエが反応したが、渋谷がキャッチした。そして、渋谷がボールを大きく前へ蹴り出してタイムアップ。J2初挑戦の八戸との東北対決で、山形は約1ヶ月ぶりの白星を手に入れた。
通算成績5勝1分8敗、勝点16となり、16位に浮上した山形。次節は11月3日(火・祝)、ホームで徳島ヴォルティスと対戦する。




















