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公開日 2019.11.24

2019明治安田生命J2リーグ第42節 FC町田ゼルビア戦 試合後選手コメント

No.山田拓巳選手

(Q.今日勝てばプレーオフ一回戦をホームでという事でしたが、敗れて6位となりました。率直な気持ちを)

ホームですし、リーグ最終戦で勝てば無条件でプレーオフに行ける条件だったので、何としても勝って、勢いに乗ってプレーオフに行きたかったというのが正直な気持ちでした。

 

町田さんも本当に大事な一戦だったのに変わりないですし、お互い懸けたものがある中で簡単な試合にはならないことは分かっていました。

 

自分達らしく、難しい試合の中でも粘り強く戦っていくなかで、後半開始早々に先制出来たところまでは良かったと思います。

しかし、その後に、僕自身もマークを外してしまって失点してしまいましたが、今日のような形で2失点してしまったらプレーオフという一発勝負のところでも勝てないと思います。

そこはしっかり反省するべき部分ですが、本当に一年間シーズン通してチーム全員で戦ってきて、積み上げて来た勝点や得点という部分で、最後の最後でなんとか6位以内に入れたのは、自分達の今シーズン積み上げてきた結果だと思いますし、なんとかプレーオフに行けたのがホッとしたというのが正直な気持ちでもあります。

 

これで6位以内にも入れなかったら本当に全く何も残らないシーズンだったと思うので、まずはプレーオフ進出が決まって今はホッとしています。

(Q.シーズン終盤 11月に入ってから1勝3敗という結果、失点も多かったのですが、どのような事が原因だと感じていますか?)

いろいろな原因があると思います。

自動昇格というものが見えて来る時期でもありましたし、その中での見えないプレッシャーも、それぞれ個人個人にあったと思います。

チームしてもそういったプレッシャーがあって、思うような自分達らしいプレーというのが減って来ていたのは正直ありました。

ただその中でも何とか踏みとどまってというか、前回の山口戦も負けていたらプレーオフ圏内も入れなかったと思います。そういうところでも何とか踏ん張ってきたのも事実です。

 

自分達は失点が少ないのが一つの特徴で全員で守って一点、二点取って厳しい試合を勝ち取っていくというのが一つのスタイルでした。ここ最近失点が多いというところは反省しなくてはならない部分です。

見えないプレッシャーが選手に凄くあったと思いますし、それが1勝3敗という終盤戦の結果につながってしまったと思います。

 

しかし、悪い部分だけじゃなくて、自分達らしいサッカーできてた時間帯やゲームもありました。

相手もこの時期は懸かったものがある中での試合でしたので、そう簡単に上手くは行かないというのは覚悟していました。

 

そういう意味では、前半戦やもちろん勝ち星を落として痛かったなというゲームも何個かあります。それも含めて、今シーズンチーム全員で積み上げて来た勝ち点というのがあって、何とか6位以内に入りました。

力が拮抗した中で6位以内に入ったということは、ポジティブに捉えて行きたいです。

(Q.プレーオフは3位の大宮との対戦です。勝つしかない試合となりますが意気込みを)

これは6位で終わったから、ポジティブに考えようと思って言っている訳ではないですが、前回(2014年)のプレーオフの経験も踏まえて、6位でプレーオフに臨むというのは悪いことではないと思っています。

上位陣は引き分けでも次に進めるというアドバンテージがありますが、それは一発勝負の中で難しい部分だと思います。

前回自分達も6位で後がない状態で臨んで、失うものが何もないので気持ち的にはすごく楽ですし、とにかく自分達らしさを100パーセント、大宮相手にまずはぶつけて行きます。

その次も自分達は勝たなければいけないのは変わりがなく、精神的には自分達の方が楽で、試合に臨みやすいと思います。

後悔のないように、全力で良い準備をして、大宮相手にぶつかっていきたいと思っています。

(Q.セレモニーで山形らしさでJ1にという話もありましたが、山田選手の考える山形らしさとは?)

泥臭くでも、相手よりとにかく走って、ハードワークして、球際の部分など簡単に負けないこと、誰か一人が抜かれても味方が助けるところ、全員で、11人で攻撃も守備もタフにやっていくというところが一番の、自分達の強みだと思います。

その中で今年は得点もそれなりに取れて来ましたし、大宮相手だろうがどこが相手だろうが簡単に失点しないで粘り強く戦って行ければ、自分達が点を取る力もあると思うので、自信をもって戦って行きたいなと思います。

 

 

 

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