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公開日 2014.06.30

【レポート】モンテディオ山形ユース 天皇杯初出場決定ドキュメント

みなさんこんにちは。6月29日はNDソフトスタジアム山形でモンテディオユースが初めての快挙に挑みました。

第18回山形県サッカー総合選手権大会、山形県の社会人・大学チームなどの第1種チーム、高校生世代の第2種チーム合計21チームが県ナンバーワンを争うトーナメント。優勝チームは山形県代表として、皆さんご存知の日本一のサッカーチームを決めるトーナメント天皇杯全日本サッカー選手権大会への出場権を手にします。
モンテディオトップチームを始め。Jリーグチームが毎年挑む日本一を決める大会のピッチの上にモンテディオ山形ユースが立つことが出来るのです。この大会の決勝にモンテディオ山形ユースが初めて進出し、モンテディオ山形出身、旧JFL時代、そしてJ2参入時不動のセンターバックとして活躍した本街直樹監督率いる羽黒高等学校と対戦しました。

モンテディオ山形ユースの面々は凛とした面持ちで試合へと向かいます。

サポーターもモンテディオ山形ユース保護者の方々、ジュニアユースの選手たちに加え、前日トップチームを応援されたサポーターのみなさまも大挙集まっていただきトップチーム同様の応援を繰り広げていただきました。

前日から降ったりやんだりが続いている雨で重めのピッチの中、試合は一進一退の攻防が続きます。

均衡が破れたのは27分DF 5番鑓水隼選手からのロングボールをFW 9番高橋潤哉選手が見事にトラップし、そのままシュートにもちこんでいきゴール。先制はモンテディオ山形ユース。高橋選手が歓喜の輪に入っていきます。

 

 

そして、前半も終わりが近づいた43分に高橋潤哉選手からのボールが羽黒高校の選手たちとの間で交錯したなかから、この日高橋選手とツートップを組んだキャプテンMF10番佐藤匠選手が飛び出し2点目を決めました。

 

 

後半、モンテディオ山形ユースはトップチームの練習にも現在参加中でトップチームリーグ戦の第2種登録選手となっているGK1番摂津颯登選手をはじめ、守備陣もゴールを割らせず無失点で守り続けます。

 

 

そして、終盤85分にはMF8番小笠原寛太選手から左サイドでの縦パスをオーバーラップしたDF3番佐藤魁人選手がドリブルでそのままペナルティエリアに持ち込み自ら得点を決めました。

 

 

試合は3-0でモンテディオユースの勝利。ユース初めての天皇杯本大会出場権を手に入れました。バックスタンドではブルイズで大盛り上がり、歓喜の輪が広がります。

 

 
表彰式のあと、ゴール前で記念撮影。みんな笑顔で写真に収まりました。

ユースチームの天皇杯本大会への出場はモンテディオ山形の歴史に刻まれる初めての快挙。サッカーチーム日本一を決める全国の舞台へと進んでいきます。

キャプテン佐藤匠選手のキャプテンマークには歴代のキャプテンの名前が記されています。現在トップチームで戦う鈴木翼選手の名前も刻まれています。モンテディオユースの歴史もモンテディオの歴史。これまでモンテディオ山形アカデミーに携わった多くの選手たち、関係者の皆様の想いを胸にモンテディオ山形ユースは天皇杯本大会に臨みます。

 

天皇杯1回戦、7月6日(日)13:00から青森県の十和田市高森山総合運動公園球技場で青森県代表ヴァンラーレ八戸(JFL)と対戦します。この試合で勝利の場合、2回戦では7月12日(土)18:00からJ1大宮アルディージャのトップチームが待ち受けます。

さて、モンテディオ山形ユースは天皇杯だけではなく様々な大会を戦っています。天皇杯前日となる、7月5日(土)13:00から高円宮杯U-18サッカーリーグ2014プリンスリーグ東北で富岡高校と福島県の十六沼運動公園 サッカー場での試合もあり、2日連続の2連戦となります。
トップチームに加え、モンテディオ山形ユースの戦いにもご注目いただき、熱いサポートをよろしくお願いします。

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