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公開日 2014.08.21

【インターンレポート】あっという間の8日間 貴重な体験の数々とそれを通して感じたこと

8月11日から今日まで「株式会社モンテディオ山形」でインターンシップをさせていただいた、山形大学3年のよっしーです。

17日に行われたホームゲーム札幌戦も終わり、あっという間にインターンシップの最終日となってしまいました。今回のインターンシップでは実に様々な、そして大変貴重な体験をさせていただきました。

「実際に社会に出て働く」という具体的なイメージもわかなかった初日は、緊張と不安でいっぱいでした。

インターンシップ期間の前半は主に広報業務に携わらせていただきました。毎日、新聞をチェックし、モンテディオ山形に関係する記事が載っていないか隅々までチェックすることから1日が始まります。営業などに使用する重要な資料となり得るとのことだったので、スポーツ面から経済面まで見落としが無いよう真剣に確認するよう心がけました。

また、練習の取材に帯同させていただいたり、実際のラジオ番組収録などの様子を見学させていただいたり、広報のリアルな業務内容を体験させていただきました。チームとサポーターの皆様・メディア関係者の方々のやりとりが上手くいくよう、いわば橋渡しのような役割を果たす広報。

広報は「チームの顔」であるということを教えていただきました。笑顔でいること、あいさつを欠かさないことなど、基本的なことではありますが、インターンシップ中は常に心がけるようにしていました。

インターンシップ後半は、17日のホームゲーム札幌戦に照準を合わせ、運営として活動させていただきました。会場設営など、試合そのものの準備だけでなく、応援にきていただいたお客様(サポーター)が楽しめるよう、各種イベントの準備も重要となります。

前日はグッズ販売に向けて品出しなどを行いました。当日も、運営に帯同させていただきました。この日は業務にあたるというよりは、運営の業務の様子を見学させていただくことになりました。18時のキックオフに合わせ着々と準備が進む会場の中で、何もすることができずに歯がゆいところもありましたが、プロスポーツの試合の運営を間近で体感することができ、大変勉強になりました。

また、キックオフ前に両チームの監督・マッチコミッショナー(試合の最高責任者)・審判団で行う「マッチコーディネーションミーティング」という、ミーティングの様子を見学させていただいたことなども貴重な体験となりました。私自身、部活の大会などがあると、両チーム代表者・試合の責任者・審判団と行うミーティングに参加するのですが、「プロ」の世界を見学させていただき、大変光栄に感じました。

加えて、札幌戦では逆転勝利による大きな感動を味わうことができました。試合終了後、選手の場内1周に付き添わせていただいたのですが、ピッチから見る応援席の迫力には言葉にできないほど感動しました。もちろん勝敗がすべてではありませんが、やはり、勝利の喜びをサポーターの皆様、選手やスタッフと共有できることは本当に素晴らしいことだと感じました。

8日間のインターンシップを通じて、社会に出た際に重要だと感じたことが大きく分けて3つあります。

1つ目は、トラブルなどに臨機応変に対応する能力です。ミスや失敗をしないように努めることはもちろん大切だと思います。しかしそれ以上に、「起こってしまったトラブルをどう対処するか」、ということが重要であると感じました。例えば、ホームゲームが開催された17日。広い会場内では、試合のための準備と同時に様々なイベントも開催されています。あらかじめ立てている予定などはあるものの、当日の天候や場面に合わせて行動しなければならないことが多々あるそうです。会場内にいるスタッフの皆さんはインカム(無線)をつけているのですが、常に情報が飛び交い、意見などを共有し、最適な対処法を検討しながら運営を進めていました。トラブルが起きても冷静に考え、対応策を考えられるよう努めていきたいと感じました。

2つ目は、常に、求められていることは何か考えながら行動することです。ただ目の前の業務をこなすだけでなく、「この業務はなんのためにするのか。」「どういったことが求められているのか。」などを意識して業務に取り組むようにしました。そうすることで、業務に対する責任感も生まれるのではないかと思います。

3つ目は、仕事に対する積極的な姿勢です。特に最初のうちは、下手なことはしない方がいいのではなかという思いや、任せていただいた業務をこなすだけで精一杯だったこともあり、積極的に自分から行動することができませんでした。しかし今振り返ると、自分にもできることがもっとあったのではないか、と感じるところがあります。「自分から動かないとなにも始まらない」ということを意識し、積極的に行動に移していきたいと考えています。

8日間を通して、このように様々なことを体験させていただきました。これから、本格的に社会に出る準備がはじまります。今回のインターンシップで学んだこと、感じたことを心に留め、日々精進していきたいと思っています。

拙い文章にも関わらず、レポートを読んでいただいたモンテディオ山形サポーターの皆様、ありがとうございました。インターンシップ中、特に、札幌戦でのサポーターの皆様の応援には本当に心打たれるものがありました。また、この体験を通して、モンテディオ山形というチームを更に身近に感じることができました。インターンシップは終了してしまいましたが、今後もモンテディオ山形のサポーターとして、応援し続けていこうと感じています!

みなさん、「J1昇格」という目標に向けて、チームと共に走り続けましょう!!

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