月が改まって4月最初の試合はホーム・NDスタで今期ともにJ1に昇格した湘南ベルマーレを迎えての2015明治安田生命J1リーグの公式戦となります。

まずスタジアムに来場した多くのサポーターを迎えたのが、モンテブルー一色の空。3月のホームゲームはともに19:00キックオフのナイトゲームと、快適さという点では厳しさのある環境でしたが、14:00と言うキックオフ時間と相まって存分にサッカーを楽しめる季節がやって来ました。

そして選手たちもサポーターの皆さんをお出迎え。比嘉厚平選手、中村隼選手、瀬川和樹選手、汰木康也選手、摂津颯登選手が、乃し梅本舗佐藤屋さんにご提供頂いた乃し梅を配りながら、スタジアムにお越し頂いた方への挨拶を行いました。

中央広場でのふれあいステージではクラブスタッフによる「サッカー青空講習会及びモンテディオ山形クイズ大会」が行われました。

ウォーミングアップ前のピッチサイドでは、山形市中央倫理法人会様より、1月20日に実施した山形市中央倫理法人会特別イブニングセミナー「J1復帰！もっと愛されるモンテディオ山形を目指して」時に皆様より頂戴した聴講料の一部からご寄附を頂きました。

そしてこちらは3月の「山新月間MVP」の表彰のもようです。選ばれたのは、今季J1リーグ戦初勝利となった川崎フロンターレ戦で決勝ゴールを決めるなど、山形のストロングポイントと評されるまでの活躍を見せたキムボムヨン選手です。

さてこの試合のスタメンです。GK山岸範宏選手
DF舩津徹也選手、當間建文選手、西河翔吾選手、石川竜也選手
MF松岡亮輔選手、アルセウ選手、キムボムヨン選手
FW山﨑雅人選手、ディエゴ選手、ロメロフランク選手
SUB兼田亜季重選手、高木利弥選手、高木純平選手、伊東俊選手、宮阪政樹選手、中島裕希選手、林陵平選手
前 の試合となった2015Jリーグヤマザキナビスコカップ　ヴィッセル神戸戦ではスタメンから外れていた當間建文選手が戻り、川西翔太選手の代わりにロメロフランク選手がJ1リーグ戦初スタメンとなっています。また先日移籍加入した高木純平選手がサブメンバーに入っています。

シーズンの進行とともにコンディションも更に上がり、ディフェンスラインの前で存在感を見せるアルセウ選手。

活躍をするということは、それだけ相手チームからのマークも厳しくなると言うことですが、キムボムヨン選手はそんな状況でも、ゴール前に何本も鋭いクロスを入れチャンスを作っていきます。

J1リーグ戦初出場となったロメロフランク選手。得意の鋭い切り返しでシュートチャンスを作ります。そして前半終了間際の45+2分、コーナーキックの流れから、J1初ゴールを決めます。

先週末に行われた、ナビスコカップ神戸戦でメンバーを外れるまで、全試合に出場し守備を支えていた當間建文選手。それだけにその不在が心配されたましたが、この試合ではスタメンに復帰し持ち味のハードな守備を見せます。

さて試合のほうですが、開始早々の9分に守備の連携ミスから失点すると、25分にもエリア外からのミドルシュートを許し、いきなり2点を追う展開となります。しかし前半終了間際の45+2分、右コーナーキックを得るとこぼれたボールを拾ったロメロフランク選手が強引にシュート、これが決まって1-2で試合を折り返します。

守備では中盤の危険なスペースを埋めつつ、攻撃では思い切りのよいゴール前への飛び出しからシュートを狙う松岡亮輔選手。

この試合でも常にハードワークし続けた山﨑雅人選手。

大柄な体躯からは真逆と思えるほど繊細なパスでチャンスを作るディエゴ選手。しかしミドルシュートのチャンスには強烈なパンチを放ちます。

試合終了間際に得た直接フリーキックのチャンス。キャプテンの山岸範宏選手も駆け寄り、やるべきことを確認します。

しかし後半は両チームともスコアを動かせず1-2のまま試合終了、ホームの熱い声援を受けながらも、残念ながら勝利をおさめる事ができませんでした。

ホームゲームとしては今季初の敗戦、そして守備の連携ミスからの失点で自ら試合のリズムを逃すなど、悔しさばかり残る結果となりましたが、しかしその悔しさを晴らすには、これを糧に次の勝利に結びつけるしか有りません。J1残留という目標に向け、次も山形総力戦で戦いましょう！

さて次の試合は来週水曜日4月8日(水)キックオフ 2015Jリーグヤマザキナビスコカップ 第3節 名古屋グランパス戦となります。舞台は引き続いてホーム・NDソフトスタジアム山形となります。平日のナイトゲームとなりますが、後半から半額で入場頂ける「ハーフタイムチケット」も販売致しますので、ぜひスタジアムにお越しください。