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公開日 2015.12.12

12/11トレーニング最終日 石﨑信弘監督・山岸範宏選手 練習後コメント

12月11日トレーニング最終日、練習終了後の石﨑信弘監督、山岸範宏選手の記者会見コメントを紹介いたします。

 

■石﨑信弘監督コメント

(Q.今日は急遽自主練習となったが本来はどの様な練習をと?)

いや、今日は全員、スタッフも入れてですね、ミニゲームをして上がろうと思ったんですけど、グラウンド状況があまり良くないのと、選手が体育館じゃ嫌だと言うことで、急遽自主トレにしました。

(Q.今季は今日で練習が終わりとなったが一年間を振り返ってみて)

J1残留と言う目標を掲げて達成できなかったと、大変申し訳なく思っているのと、ただやっぱりJ1でね、経験出来たことを来年にどう繋げていくかと言う前向きな考え方で、締めくくっていきたいなと思っています。

(Q.J1で得たもの、どういう所を次に繋げて行きたいか?)

やはりJ1だと相手の攻撃力の所、かなりJ2とは違って、やっぱり決定力もあると言うところで、自分たちに足りなかった部分と言うのは、その攻撃の最後の精度のとこじゃないかなと。やはりそこをどう上げていくか、と言うところが来年のポイントじゃないかなと思います。

(Q.それはもうオフが開けてからどんどんやっていく?)

いや、どうしてもチームですから選手の入替えがありますし、やはり点が取れる選手をまずは補強していかなきゃいけないのと、やはり今いる選手が、今年J1で経験したことをどう自分の中で解釈して次に繋げていくかがポイントじゃないかなと思います。

(Q.選手にはどういう準備をオフにして欲しいなと?)

もう一年間のね、まずは休んで貰ってですね、やっぱりただべたーと休んでしまうと立ち上げるのに、体が大変ですので、さっきも選手に話をしたんですけど、来年スタートから良い状況でトレーニング出来るように準備してきて欲しいと、言うふうに伝えました。

(Q.監督自身はどう過ごされますか?)

いやあの、いま丁度クラブワールドカップ有りますし、やっぱりそういうところで世界のサッカーと言うところを日本で体験できる良い機会だと思いますので、そういう所で勉強していきたいのと、来年どういうサッカーをしていくかと言う所を考えながら一ヶ月間過ごして行きたいなと思います。

(Q.改めて来季への意気込みを)

やはり何としてでもね、J1、1年でね、復帰出来るようにですね、やっていかなければいけないのと、やはりその次に上がった後に何が出来るかと言う所だと思うんですよね。やっぱりそういう所で、もう少し先のことを考えながらチーム作りを来年して、1年でJ1復帰して行きたいなと思っています。

(Q.もう少し先、とは具体的にどういうことでしょうか?)

いまクラブワールドカップやっていますし、サッカーの方向がどういう方向に行くかと言う所と、どの様にしたら選手が成長できるかと言う所を考えながらやっていきたいなと思っています。

(Q.選手のオフの過ごし方で、しっかりと目標を見据えて今年得たものを活かそうと思ってオフに入る選手と入らない選手は、監督の経験から違いますか?)

まあだいたいシーズンオフで、昔の選手はね結構べたーと休む選手多かったけど、最近の選手は意識が高くてね、結構良い準備をして来るんじゃないかと、信じています。

(Q.以上で終了です)

一年間ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。

■山岸範宏選手コメント

(Q.今季最後のミーティングを終えて今の率直な気持ちを)

非常に悔しい試合が多かったシーズン、開幕前にチームとして掲げたJ1残留という目標が達成できなかったと言うのは、自分たちの力の無さというものを、責任を感じますし、トータルして言えばなかなか難しく、ファン・サポーターの皆様の期待になかなか答える事が出来なかったシーズンだったなと思います。

(Q.キャプテンとしてチームをまとめて来ましたが、チームとして、個人として一年を振り返って)

先程も申し上げた通りなかなか結果が出せなくてジレンマを抱えながらのシーズンでしたけども、ただ今シーズン、J1の舞台で自分たちが戦った足跡と言うか、道のりは決して無駄なのでは無かったと思いますし、来シーズンはJ2なりますけど、その中で今シーズン自分たちが感じたもの、と言うものを薄れさせてはいけないし、J2で勝つためにではなくて、J1に上がって戦うために何をやっていくかと。もちろんJ2で勝つためにやっていくことも大切ですけども、自分たちの中でのスタンダードと言うものを常にJ1のスタンダードに置かなければいけないなと思います。

(Q.具体的にはどういった所を次に繋げてと思われますか?)

色々な要素ありますけども、まず一つとしては細かい部分でのプレー精度、ディフェンスにおいてもオフェンスにおいても、様々なシチュエーションの中でプレーの精度、組織としての成熟度と言うものを、来シーズンも石﨑監督が続投されると言うことで、よりチームの色と言うものをね、濃くなるように高めていきたいと思いますね。

(Q.この一年一緒に戦ってきたサポーターに対しては)

やっぱりなかなか、選手もそうですけども、サポーターの皆さんもどうしてもこうストレスが多かったシーズンだったと思うんですが、ただその中でもね、シーズンを通して熱いサポートをして頂いたサポーターの皆様には、感謝の気持ちが強いですね。

(Q.オフはどの様に過ごされますか?)

やっぱり、シーズンオフ約一ヶ月有りますけども、前半は気持ちと体のリセットをして、なかなか気持ちとか頭のなかでサッカーを切り離すというのは難しいですけれども、一回体、気持ち、頭の中、リセットして、必ずまたサッカーをしたくなる欲求が湧いてくるので、必要最低限のコンディション維持と言う部分にはプロとして務めなければいけないと思いますが、一回こう、自分の今シーズンをリセットして、また来シーズン、集合してすぐキャンプインなると思いますけども、良い状態でキャンプに入れるような時間を過ごして行きたいと思います。

(Q.オフに入る前で申し訳ないがその次に向けての意気込みを)

来シーズンね、J1の舞台に戻るためには、長く険しいJ2の舞台を乗り越えなければいけないと思うので、まだチームの編成の部分で有ったり、色んな問題、問題というか消化しなければ行けない要素ありますけど、現時点で思うのは、やっぱり良い開幕を迎えてより多くの喜びをサポーターの皆様と一緒に味わいたいなと、勝利という結果で、味わいたいなと思います。

(Q.今日も多くのサポーターが来ていますが、改めてサポーターへの思いを)

非常に雨が強い、寒い中で、やっぱり最終日、トレーニングをね、見に来て下さったサポーターの方々、そう言う熱い思いというのを、また来シーズン自分たちの力に変えていかなければいけないなと思いますし、やっぱり自分たちがサポーターの皆様に感謝を示せるのは、勝利という結果だと思うので、先程申し上げた通り一つでも多くの、より多くの勝利を、幸せなスタジアムを作りたいなと思います。

(Q.去年と今年ではオフへの入り方がだいぶ違うがそう言った面でオフの過ごし方は違いますか?)

変わりません。はい。

(Q.オフとしては同じように過ごしてく?)

前半はシーズン中なかなか出来ないことを、あとお世話になった方への感謝の挨拶を含めて、体を動かさない中でも、自分にとって有効な時間にしたいなと思いますし、シーズンオフの後半はほぼトレーニングしていることが多いと思いますけど、個人的なことを言えば来年年明けにすぐ指導者ライセンスの講習もあるので、そこに向けて勉強しなければいけないことがたくさんあります。

(Q.今シーズンも山岸選手のリーダーシップは光ったが、他の選手ももう少し個々に引っ張るような部分を出しても良かったのでは?)

まず自分の責任ある立場としての振る舞い・言動に関しては、まだまだ自分が勉強不足だなと、未熟だなと思う部分は有りますし、僕の個性なのかは分かりませんが、まだまだ未熟な部分として、全て思ったことを要求してしまう、それが時に良い時も有るし、それがパワーを持ちすぎてしまう状況も自分としては振り返えると有るので、責任ある立場としての引き出しの多さというのが、もっと自分の中で身につけなければいけない要素かなと思いますし、やっぱり僕らが目指すものと言うのか責任というかそこはやっぱり目の前の試合の勝利というのが一番なので、じゃあ勝つためにその試合のためにどういった準備をしてくのか、僕が考える中では仲良しでは勝てないと思っているので、別に喧嘩をしろとか言い合いをしろとかではなくて、やっぱりより質の高いものを求めていかないと簡単に勝利というものは得られないと思っているので、その中で僕一人が要求するんではなくて、やっぱりチーム全体でお互いに要求し合える環境というものを自分自身からも作っていかなければいけないなと思います。

(Q.今季の中で心に残っている試合は?)

チームの、リーグ戦に関しては4勝しか出来なかったですけど、会心の勝利となるとやっぱり5月10日のホーム柏戦かなと。コンスタントにゴールが決められて、チームとして無失点で終えられたと。あとはまあ(アウェイ)湘南戦かなとは思います。長いなかなか勝てない時期の中で、一つ残留に向けての抜け道になるかと思ったんですけども…。

(Q.来季こういう試合はしてはいけない、と言うのは?)

5月16日かな、アウェイの甲府戦、あとアウェイの広島戦、あとホームの新潟戦、7月の終わり。やっぱり試合の入りと言うのを監督が大事にされる中で、自分たちからアクションを起こすゲームではなくて、いずれの試合も受け身になってしまって、自分たちは常にチャレンジャーで居なければいけないのを、受け身になってしまったゲームで、結果も伴わなかったと。上げればキリがないですけれども、自分が今思いつく中ではその3つかなと。

(Q.監督は山岸選手は来シーズン全試合無失点をと話してましたが)

そしたら優勝だな(笑)

(Q.それがあれば負けないからと)

まあ自分の中で理想はね、当然世界的に見ても全試合無失点で優勝したチームは無いし、ただ理想はやっぱり、スタート前から全試合全試合と言うのでは無くて、いつも言っている通り目の前の試合を、ワンプレーワンプレーをしっかりこなしていくことが、よりそう言うのに近づいて行ければ、やっぱり自分としてはね、チームを勝利に導ける働きをゴールキーパーとしてしたいので、キャプテンとしても含めてまだまだ自分成長していかなければいけないと思います。

 

 

 

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