2016年8月31日(水)この日は、7月のホームゲームで実施した、七夕企画「モンテディオドリームプロジェクト～あなたの願い叶えます～」の実施日となりました。ファン・サポーターのみなさんに募った短冊の願い事を叶える初めての企画。
約300あった願いの中から、選ばれた小学3年生 三井一花(みついいちか)ちゃんの「松岡選手と一緒に授業を受けたい」という短冊に込められた願いを実現するために、サプライズで山形市立第六小学校3年1組を松岡亮輔選手が訪問いたしました。

当選者にはサプライズで登場するために極秘で進められたこの企画。授業中の3年1組。隣の部屋にこっそりと松岡選手は入ってスタンバイ！

松岡選手、教室に入る前に少し緊張した面持ち。

そして、先生に呼ばれて壮大なモンテディオ山形アンセムとともに授業をしている教室にいざサプライズで登場！
子供たちは、突然の松岡選手の登場に戸惑い、驚きながらも、松岡選手があいさつをすると大きな歓声とともに拍手が起こりました！

 

 

挨拶の後、早速松岡選手は自分でチョークを持ち黒板にプロのサッカー選手とは何かを子供たちに話していきます。

プロサッカー選手の一日をわかりやすく説明するために、松岡選手自ら表を準備してきました。
さすが、教員免許を持っている松岡先生！

子供たちは、プロサッカー選手の一日の過ごし方に興味津々に聞き入ります。
「プロサッカー選手の仕事とは、みんなの見てくれている前で試合に勝ち、いいプレーをし、感動を提供することが何よりも大切であること、そしてそのためには練習をがんばり、規則正しい生活を過ごすことが大事」と話してくれました。

続いて、松岡選手は職業としてのプロサッカー選手でいられる期間、選手の寿命について簡単なクイズ形式で説明してくれました。
松岡選手が「だいたい何歳までプロサッカー選手でいられると思う？」と子供たちに聞く「32歳！」、「40歳！」と答えていきますが、、松岡選手が「25歳！」と答えを言うと子供たちから「えーーー！」という驚きの声があがりました。
「だから、ケガをしないようにストレッチを入念にしたり、栄養が取れるように食事をすることが、プロサッカー選手で有り続けるために必要なことなんだよ。」と子供たちに説明していきました。

松岡先生の黒板を使った授業は30分ほどで一段落。松岡選手は一緒に授業を受けるという願いを実現させるために一花ちゃんと穴あき九九で対決をすることになりました。
みんなが一花ちゃんを応援する様子に、松岡選手「味方がだれもいない！」と完全なアウェイの中での試合になりました。ただ、真剣勝負。大人げなく本気で戦いに挑みます。

結果は・・・・・・・・

半分以上の差をつけて一花ちゃんの圧勝でした。遅れを取った松岡選手ですが、問題を解き終わるまでみんなで応援。

満面の笑みを浮かべる一花ちゃん、一方松岡選手は負けてしょんぼりした様子でした。

最後に松岡選手から３年１組のみんなへこのようなメッセージを残してくれました。
「みんなも大人になったら仕事をすると思います。自分はサッカーが好きでその延長でサッカーを大人になっても続けて仕事としてやっています。好きなことを仕事として続けられることは幸せな事だと思います。世の中、好きなことを続けて、努力を続けていけばいい。続けていけば絶対仕事になる。だから自分の好きなことが将来どんな仕事になるのか調べてほしいと思います。」
夢いっぱいの子供たちは自分の好きなことを考えながら真剣に聞き入っていました。

授業後、集まったテレビ・新聞の記者のみなさんに、願い事を書いた一花ちゃんは松岡選手が来てくれたことを「破裂しそうなくらいうれしい！」と話してくれました。

授業終了後、子供たちからの呼び掛けに松岡選手が応え、3学年ほぼ全員へ即席サイン会がおこなわれました。
松岡選手は子供たち一人一人に対して丁寧に対応し、サインをもらった子供たちはひとりひとり大喜び。「ありがとうございました！」と大きな声での御礼がとても印象的でした。

三年生のみんなが帰った後、松岡選手は3年1組の教室へ戻り、黒板に熱いメッセージを書き残してくれました。
「好きなことを仕事にしよう！」また会いましょう！ありがトゥース♡

クラブ初の七夕企画「モンテディオドリームプロジェクト」
モンテディオ山形の存在は知っているものの、サッカーをしている児童がおらず、突然のモンテディオ山形の選手登場に戸惑いもあった山形市立第六小学校3年1組の教室。しかし、一旦授業が始まると終始笑いの絶えない様子で、子供たちをはじめ子供たちも楽しく終えることができました。
モンテディオ山形を身近に感じてもらい、共に笑顔になれたことが何よりもわれわれの宝物です。

今後も弊クラブでは、地域のみなさんと一緒に様々な活動を行っていきたいと考えております。
ご協力いただきました、山形市立第六小学校のみなさま本当にありがとうございました。そして七夕の短冊に思いを寄せていただいた全てのファン・サポーターの皆様にも御礼申し上げます。

これからも、この企画に限らず、モンテディオ山形は皆さんと共に笑顔になれる活動を続けてまいります。これからもホームタウン活動へのご協力宜しくお願い申し上げます。