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公開日 2017.11.20

2017明治安田生命J2リーグ第42節 FC岐阜戦 試合後選手コメント

No.13 石川竜也選手

(Q.試合を振り返って)

今シーズン最後で、自分たちがやってきたことを出すとうところで、今年は引き分けが多くて、勝ち切るというところで、課題がありましたけども、今日はそういうところをしっかり、先制されましたが逆転も出来たし、4点取れたというところで、すごくみんなの気持ちも入っていたと思うし、いいゲームだったなと思います。

(Q.後半試合に入る時はどの様な心境、気持ちでしたか?)

監督から言われたことをしっかりピッチで出すというところと、もちろん、勝っている状況だったので、しっかりコーチングして、ゲームの流れなどをしっかり考えながら、プレーできれば良いかなと思って入りました。

(Q.木山監督からはどのように声が掛かりましたか?)

雪が降っていたので、シンプルにやるところであったり、途中でツートップに変えたので、前線の守備の仕方であったりスペースの使い方であったり、そういうところはアドバイスを受けて入りました。

(Q.後半アディショナルタイム、最後のコーナーキックではどの様な気持ちでしたかか?)

もちろん得点のチャンスなので、いいボールを蹴って点が入ればよかったな、まあそういう、いいボール蹴ろうと、そういう気持ちですね。

(Q.モンテディオ山形での11年間を振り返ってみて)

しっかり長い間山形でプレーして、昇格もしましたし、降格という経験もしましたけども、11年間振り返ってみれば、すごくいい経験が出来たと思うし、サポーターの皆さんと一緒に戦うことも出来たと思うので、そういう部分で感謝の気持ちと、ありがとうという気持ちがあります。

(Q.今日は特別な日だと思いますがどういう気持ですか?)

僕、前、リリースしたように、いつもと同じようにしっかり最後の試合も戦うという、そういう気持ちでいたので、あまりまだそういう感覚が無いというか、そんな感じですね。

(Q.山形でのプレーを振り返って一番印象に残る試合は?)

これ一つとはなかなか言えないですが、もちろん昇格した二回はもちろん、思い出にあるし、今日、最後のゲームですけど、雪が降って、僕らがJ1昇格したホームの試合(2009年J1第2節名古屋戦)も雪が降って、そういう経験もなかなか無いので、思い出したりもしました。

(Q.一回目の昇格の愛媛戦、二回目の昇格の磐田戦と石川選手のキックから得点して印象深いのですが石川選手自身はどうですか?)

印象にすごく残っていますし、そういうプレッシャーの掛るゲームで活躍出来たことはすごく嬉しく思います。

(Q.答えられる範囲で今後について)

今後ですか?現役で出来る気持ちがもちろん有るので、まずそこを考えています。色々とそれ以外のことももちろん考えて、今後は決めたいと思いますが、まずは現役を考えています。

No.6 山田拓巳選手

(Q.90分間振り返って)

今シーズン最後の試合ということと、長くモンテディオを支えてくれたタツさん(石川選手)のラストマッチということで、天候は悪かったですが、僕たち選手も気持ち入ってましたし、サポーターの皆さんも楽しみにしていた試合だと思っていたので、「絶対勝たなきゃいけない」と思って臨んだのですが、試合の入りが悪くて、開始早々に失点してしまったので、ちょっとどうなるかなていう不安もちょっとあったのですが、今日は前半のうちに取り返せたのが大きかったなと思いますし、みんなの気持ちが一つになって、なったからこその逆転勝利だったと思うので、天気が悪い中でなかなか良いサッカーは出来なかったかもしれないですが、この条件の中での最高のプレーは出来たかなと思います。

(Q.これまでは失点した後に盛り返すというのがなかなか難しかったが今日は?)

自分たちの大きな課題の一つの、先に失点してしまうとなかなか引っくり返せないというのは現状なのですが、今日は開始1分くらい(の失点)だったので、試合終盤や途中で取られるよりかは逆にダメージが少なかったなというか、割り切ってもう一回いこうというふうに気持ち的にも多分切り替える事が出来たと思いますし、さっきも言いましたが、自然とねやっぱり一人一人、いつも以上に気持ちが入っていたと思うので、このぐらいシーズン中も毎試合毎試合、まだまだ気持ちの波があると思うので、このチームはそういうことが無いように来年は本当に最初から、一試合一試合頑張っているとは思うのですが、もっともっと、今日ぐらい気持ち入れて一試合一試合臨んでいけたら結果もついてくるかなと思います。

(Q.後半石川選手がピッチに入った時に何かこみ上げるものはありましたか?)

もちろん他の選手より、誰よりも一番長くやっているのは僕ですし、試合前の円陣、あのロッカールームで円陣する時も、いつもはキャプテンがしゃべるのですが、今日はタツさんが締めてくれて、タツさんの声でロッカーを出たのですが、タツさんの11年間のいろんな思い、すごくつまった、多分僕以外の選手も、試合前からねだいぶこみ上げてくるものがあったと思うし、いい形でタツさんが試合に送り出してくれたので、そういうのも、多分みんなそれぞれ気持ちが伝わっていたと思うので、それが逆転勝利につながったかなと思います。
 
(Q.今年のTシャツにはどんなエピソードが?山田選手が音頭をとられたそうですが)

(石川竜也選手の契約満了が)発表されたのがね、試合2日前ぐらい(2日半前の木曜日夜)だったので、去年同様(石﨑信弘前監督退任時)、選手としてはああいうTシャツにメッセージを書いてというか、ぐらいしか出来なかったし、ユニフォームに、みんなから寄せ書きもらったりとか、やっぱりタツさんは、他の選手とは違って特別だと思うので、モンテディオにとって、時間が無いからといって簡単に送り出すわけにはいかないと思ったので、僕たちはピッチで勝つことが一番だと思ってやってたんですけど、その他にもそういう何かできないかなっていうので色々クラブの人にも協力してもらって、だいぶ無理なお願いをして、横断幕も二日間で仕上げてくれたり、クラブ、スタッフのみなさんのお陰で、サポーターもこの寒い中最後まで残ってれくて、本当にいい雰囲気作ってくれましたし、本当にみんなの協力があって、出来る限りの送り出し方が出来たかなというふうに思っています。

(Q.一番学んだことは?)

タツさんからですか?一番学んだこと、そうですね、たくさんあるのですが、あのフィールドプレーヤーで38才、この年までやるっていうのはほんとに簡単なことじゃないと思うし、試合に出る出ない関係なしに、一週間の練習を毎日怪我なくやっていくことだけでも大変なことだと思うので、タツさんは小さな怪我があったとしても簡単には休まないですし、大きな怪我もなくここまでやってこれて、試合にもね、なかなか絡めない時期があって、逆にコンディション作りも大変だったと思うのですが、それでも常にいつチャンスが来ても、出番が来ても、違和感もなく試合に入れるところというは、本当にタツさんはすごい、一番すごいところだなというのは、ここ数年、年をとるにつれて僕が感じていたことなので、そこのコンディション面の整え方だったり、試合への持っていき方っていうのが、ほんとに素晴らしいなと思ったので、そこは僕もこれから一年でも長く現役続けたいので、一番そこは学んだことかと思います。

No.10 鈴木雄斗選手

(Q.試合を振り返って)

(今季)最後だったし、タツさん(石川竜也選手)も最後だったので、チームのために勝とうと、チームが勝てることをまず第一にってみんなそういう思いで臨めてたので、先に1点失点してしまって、展開としてはあんまりよろしくなかったですが、そういう気持ちがあったから勝てたかなと思います。

(Q.逆転しようとチームが一つになった?)

全然、そうですね。失点早すぎたんで、前向くしかない状況だったので、全然その辺は大丈夫でした。

(Q.1点目は冷静に流し込みました。ゴールシーンを振り返って)

全然冷静じゃないですね。もう、前節も同じようなシーンがあって、僕は外していたんで、そのシーンもよぎりましたし、何でもいいから入ってくれという気持ちで打った感じです。

(Q.いつも通り打てた?)

あのシーンですか?いや、たぶん練習通りに打てたら入ってたシーンはいっぱいあるのですが、やっぱり試合の緊張感、僕は練習と試合は一緒だと思ってやっているつもりなのですが、やっぱり試合の緊張感というのはあって、そういう時にちょっと力入っちゃったりしてた時もあったんで、あまりいい当たりではなかったのですが、入ってよかったです。

(Q.2点目も緊張感はあった?)

あまり憶えてないですね。本当に入ってくれって気持ちで、コースは見えてはいるのですが、そこに蹴れたから良かったです。

(Q.今シーズンを振り返ってみて)

個人的にも納得できる終わり方じゃなかったし、チームとしても納得できる終わり方じゃなかったんですけど、いやまあほんとにうまくいってない時にこのチームはいい声だしてくれる選手がいっぱい居て、ほんとに熱いサポーターがいて、ほんとに自分はそういう人たちを見て、ああこのままじゃ駄目だなって思った時が、ほんとに多々あったんで、そういうチームで上にもっと行きたかったなっていう気持ちがやっぱありますし、いやまあほんとに来季につながるようにやっていきたいなと思います。

(Q.2点目を決めた後、ゴール裏まで行きました)

正直に言うと、この間のホームの試合の時に、ロスタイムで追いつかれて、サポーターの人に僕がちょっと熱くなってしまったシーンが有って、ほんとにその後は悔しくてなんでだよって気持ちがすごい強かったんですけど、ほんとに同じ方向を向いているのは、勝ちたいという熱は一緒だなって思って、だからその為にサポーターの皆様のためにほんとに勝ちたいという気持ちが強くて、だからほんとに嬉しかったし、何も考えずにサポーターの方に行けたので、すごい嬉しかったなと思います。

(Q.副キャプテンとしてのシーズンでした)

副キャプテンとしてのシーズン、最低なたぶん副キャプテンだと思うんですよ。感情を抑えられないようなシーンも練習でも多々ありましたし、そういう熱い部分をみて、少しでもチームが活気づいてくれればいいなっていうのもありましたが、そこまで計算してそういうことも出来なかったし、まあでも若手の出られていない選手に声を掛けるのを意識してやったし、そういうもの任命してもらえて意識することは有ったので、少なからず何かは得られたと思うし、それをやっぱりもっと、シーズン終わったんでしっかり整理して自分のものにしていければいいなと思います。

 

(※インタビュー終了時、報道陣に向かって鈴木雄斗選手が自ら)
タツさんのことについて一言いいたいのですが、実は去年の夏すぎくらいに、チームが上手くいってない時があったのですが、「いやぁ、J1行きたいっすねタツさん」と僕がボソッと言った時に、「このチームに居たら、絶対いつかはJ1行けるよ」とタツさんが言ったんですよ。だからタツさんはこのモンテディオ山形に対してそういう思いがあって、誇りに思っているところがあった人で、残念ながら今年でタツさんは山形離れることになってしまったのですが、そういう想いをタツさん持ってたということはサポーターの皆さんに分かって欲しいな思うのと、今日試合前もタツさんの円陣で試合に行ったのですが、僕は涙もろいところがあって、今までいっちばん震えるような円陣で、今もちょっと喋るながらちょっとうるっと来そうな感じなのですが、そんな偉大な選手が山形に居たということを、居なくなってしまった選手って結構忘れられがちだと思うのですが、まあタツさんは忘れられないか。まあそういう思いで僕は2年間しか一緒にやれなかったですが、知ってもらえたらなと思います。そういう一面もあったって、はい、以上です。

 

 

 

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