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公開日 2018.06.02

昨日の自分を超えるために 秋葉勝コーチが村山市立楯岡中学校に行ってきました

2018年5月31日、世界禁煙デーのこの日は村山市立楯岡中学校の薬物乱用防止教育の講師として、秋葉勝アカデミーコーチが招かれました。

 

2年生208名を対象に行われたこの授業は「夢をかなえる生活と選択を考える健康教室」と題して行われ、モンテディオ山形からは秋葉アカデミーコーチ、天童市のおいのもり調剤薬局から薬剤師の加藤先生が講師として参加しました。

最初に加藤先生の画像を使った講義が行われました。これにはタバコを吸う事の恐ろしさを、生徒だけでなく秋葉コーチも感じたようです。

続いて秋葉コーチの講義がスタートしました。
「中学2年の時に周りでタバコを吸う友達がいました。その時は自分はサッカー選手になるという夢を持っていたので吸うことはありませんでした。しかし、仲間外れにされるかな…という不安が頭をよぎりましたが、サッカーがしたい気持ちが強かったので迷いはありませんでした。結果仲間外れなどにはされませんでした。
タバコを吸うサッカー選手は昔いましたが、ケガも多くあまり活躍していないイメージがあります。今ではタバコを吸っている選手はまったくいませんし、金沢でも吸っている選手はいませんでした。
現役時代は本当に健康には気を使いました。特にトレーニングと栄養と休養は大切にしていました。昨日の自分を超えるために今日、一生懸命頑張りましたし、今日よりも明日の自分がもっといい状態になるように栄養と休養をしっかりとることを心掛けました。そこにタバコは不要だと思っています。」
こんなリアルな元選手の言葉に、中学生は真剣に聞き入っていました。

続いて行われた質問の時間では、「集中力を維持するには?」との質問に「ストレッチを行うことで体のスイッチを入れていました。選手によっては音楽を聴いたり瞑想したりする選手もいました」と返答。

また、「選手時代は自分に”途中交代で出る場合、最初にミスすることはつきもの”と言い聞かせピッチに出ていました」と現役時代の自分のメンタルの維持の仕方を披露しました。これには中学総体を控えた彼らにはとても参考になる話だったと思います。

タバコを吸わないことで健康な体を維持し続けてきたプロ選手の言葉は、思春期の中学生の心にきっと届いたことでしょう。モンテディオ山形はこうした活動を通じて青少年の健全育成に寄与して参ります。

 

楯岡中学校のみなさん、本日はお招きいただきありがとうございました。

 

 

 

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