2018明治安田生命J2リーグ第33節 ヴァンフォーレ甲府戦 試合後選手コメント
No.3 栗山直樹選手
(Q.失点以外は守備については手応えのあった試合では?)
前半は良い守り方が出来ているなという感触はあったのですが、後半入ってから、前々節の熊本戦のように攻撃を受ける時間が長くなってしまったなという感じを受けていたので、そこをもう少し改善したかったのですが、1点上手く、やられた場面はそんなにやられる場面じゃなかったなと思いますけど、少し攻撃を受ける時間が長くなってしまったかなというのは反省しないといけないと思います。
(Q.受ける要因としては?)
色々あるとは思いますが、疲労などもあるし、今回に限っては多分、自分たちのボールを奪ってからのミス、攻撃に転じるところで、少しミスが多かったかなっていう感触だったので、そこのところ改善していけばもっと良いゲームは出来ると思います。
(Q.ラインはしっかり高めに設定できてたように見えましたが?)
もちろん、僕たちは基本的に前から行きたいので、前との距離が離れすぎてしまうと相手に自由を与えてしまうことがあるので、なるべく高く保つようにはしていますけども、今日に限っては相手にジュニオール・バホス選手が居て、圧倒的なスピードがあるというのは聞いていたので、その辺も考えながらラインコントロールはしていました。
(Q.そこで抑えることは出来ていましたよね)
結果として1点やられてしまっているので、そこははい、反省しないといけないと思います。
(Q.残り少ない時間帯での失点でした。前に行くのか守るのかという選択がありましたが、どの様に考えて?)
一番難しい時間帯でその判断が、85分くらいになれば守り切る選択もあるのですけど、80分から10分、アディショナルタイムを含めて15分近くあるので、そこの決断は少し早いのかなという気はしましたし、ただお互い攻めあってですね、オープンな展開になることも多くて、少し攻めた後に奪われてぽっかり空いてしまったところにロングボール、後ろの対応が悪かったのですけど、まあ問題ない場面でしたけども、そういうふうに間が開いてきたというのは攻めている結果なのかなと思います。でも絶対に2点目を取るぞとチームで話をして、ここ3試合1点しか取れていないので、先制出来ている中でももう1点を取りきる力というは課題だと思います。
(Q.今日の結果を受け残り10試合に向けて)
僕はもちろん後ろの人間なので、前の人間が1点さえ取ってくれれば必ず守り切る気持ちでやっていますし、かと言ってそれは僕ら個人の考え方ですけど、チームの考え方として早い時間帯に先制点が取れてから85分近く1点差だと相手も当然攻めてくる、攻めてくる中で、少しああいう事故が起きてしまう可能性があるので、チームとしては2点目を狙うというのは中で話をしていましたし、チャンスもあったので、決めきりたかったです。
(Q.残り試合に向けて改めてサポーターにメッセージを)
9月全勝を目指していましたが、ここで引き分けで止まってしまいましたが、まだ負けていないですし、この9月勝ち点15を取る、6試合で15点を取るということをチームの目標としてやっていますので、まだ可能な数字なので、アウェイ2連戦続きますけど、必ず勝ち点6を取って、松本戦、ホームで良い形でむかえられるようにしたいなと思います。
No.6 山田拓巳選手
(Q.90分間振り返って)
前回アウェイで甲府と戦った時に、相手の勢いに押されて早い時間に点を取られてしまって、逆転できましたけど苦しい試合になったので、今日はホームですが、そうならないように前半から自分たちが勢いをもって入ろうというのは、口酸っぱくみんなで言っていたので、そういう意味ではほんと良い形で立ち上がり入れたのですが、後半少し自分たちの運動量だったり、相手が挽回してきた時にどうしても耐えきれなかったというのは事実で、その中でやっぱり1点取られてしまったので、正直悔しい試合になりましたが、次もすぐあるので、気持ちをしっかり切り替えてやっていきたいなと思います。
(Q.監督も6月の対戦の時はかなり押される展開もあったとおっしゃってました。対策などは?)
大きく特に変えたことは無いです。あの時も自分たちは前から行って、今日と決して変わらないというか、自分たちがやりたいことを相手に先手取られてやられてしまっただけで、自分たちも今日みたいにやろうと思ってましたし、大きく何か変えたわけではないですけど、相手はカウンターが早かったり、そうやって自由にやらせたら勢いあるチームなので、そうはさせないように厳しい守備をしっかりやっていこうというのは話しました。
(Q.後半の手応えは?)
ここ数試合、先制した後の後半の戦い方だったり、そこは一つのチームの課題かなというふうに感じてますし、ただそこでもね、点取られないでなんとか全員で粘り強く戦って、前節もゼロで抑えられましたし、そういう苦しい時間というのも多分あると思うので、そういう時間しっかり耐えて、自分たちにまた流れが来た時にしっかり2点目、3点目って取れていけば、もう少し結果も変わってくるというか、今日の試合も結果が変わったかなと思うのですけど、ただ現状、なかなか2点目、3点目取れる、今状態ではないので、もちろんその2点目、3点目取れるようにチームとしても個人としても努力していくというのは、続けていかないといけないですが、それプラスやっぱり後半の戦い方というのはもう一つレベルアップしなきゃいけないかなと思います。
(Q.シーズンの終盤に差し掛かりましたがキャプテンからみてチームの雰囲気は?)
ここからの10試合が大事だと思うんですが、若い選手も多くて、良い意味でも悪い意味でもというか、まだそんなにすごい緊張して、みんな試合になってガチガチになっているということは今のところ感じていないので、それはすごい良いことかなと。伸び伸び選手もやれていますし、ここからの一試合一試合もっと、今までよりプレッシャーが掛かってくると思うので、そこでいかに自分たちのスタイルを出せるか、ここから自分たちの本当の強さというのが問われると思います。
(Q.J2は勝ってもなかなか順位が上がらない熾烈な戦いとなっています)
シーズン序盤からですが、混戦状態ですし、一試合勝てば上がるし落とせば一気に順位を下げてしまうという状況はシーズン通して続いていることなので、そんな中でも今自分たちは、まだまだ上を狙っていける可能性ありますし、絶対プレーオフ圏内には入っていかなければいけないと思うので、そういった意味で今日の勝ち点1というのは悔しいですが、次は前回できなかった一試合、讃岐戦もありますし、その後金沢、アウェイが続きますが、ここを取れればまた上とぐっと近づくと思うので、気持ちをしっかり切り替えていきたいなと思います。