第98回JFA天皇杯全日本サッカー選手権大会準々決勝vs.川崎フロンターレ 選手コメント
No.25 汰木康也選手
(Q.どの様な気持ちで試合を向かえましたか?)
もう自分たちはチャレンジャー以外の何者でもないと思って、持っているもの全て出しきるしか無いと思って、自分もそう思って試合に入りましたし、チームもそういう話をして、みんなで同じ気持ちで試合に入れました。
(Q.この結果についての感想は?)
もちろん自分にもチームにも嬉しい勝利になりましたし、大きな一勝になったと思います。しかし個人的には課題も多く見つかって、(良い点も課題も含め)たくさんのものを得た試合になったと思います。
(Q.どの試合も真剣勝負ではありますが違う喜びはありましたか?)
相手がJ1で今首位ということで、その分自信になると思いますし、みんながこれから成長できる大きな試合になったと思います。
(Q.J1首位のチームの選手と一対一の局面でやれた手応えはどうでしょうか?)
ボールを持って仕掛ける部分では、相手が首位だろうと、(日本)代表選手だろうと、自分の一番の持ち味なのでそこは絶対に負けちゃいけないと思い試合に入りましたし、そこで違いは見せれたと思いますが、J2では体感出来ないようなパス回しだったり、守備の部分でやっぱりまだまだだなというのは感じました。
それは覚悟して入りましたが、自分の持ち味をどんどん出していく意識で入ったので、フィニッシュのところ以外では、理想どおりにプレー出来たかなと思います。
(Q.3点目の場面は色んな選択肢があったと思いますがどういう状況でどう判断を?)
前にスペースが有ったので、自分でぶっちぎってゴールまで行ってしまおうと思ったのですが、まあトヨ君(阪野選手)が本当に良い動き出ししてたので、キーパーとディフェンスの間にボール入れるだけだと思ったので、思い通りにパス通って良かったです。
(Q.クロスバーに当たってしまったシュートはどうですか?)
完璧だったんですけどね、崩しまで。そこがずっと昔から自分の課題ですが、フィニッシュの最後の最後がちょっと精度が足りないなって痛感したシーンでした。
崩しまでは完璧だったと思うのですが、あそこを決めるのがやっぱり上にいく選手だし、J1でトップに居る選手たちだと思うので、そこはもう真摯に受け止めるしかないですし、自分の課題だと痛感しました。
(Q.天皇杯についてはテッペンが見えてきました)
何処と当たっても自分たちはチャレンジャーですし、失うもの何もないし、個人も含めて持ち味みんなが全部発揮出来れば、それに100%力を使えればいいだけなので、全力で、個人としては何処が相手でも誰がマッチアップでもガンガン仕掛けるだけなので、楽しみです。
No.11 阪野豊史選手
(Q.J1首位のチームに勝利した今の気持ちを)
素直に嬉しいです。
(Q.チーム3点目となるゴールを決めた時の気持ちは)
前半からみんなで団結して守備を頑張っていたので、点差を広げることによって、みんなでもう一回団結していけるというか、勝っている(リードしている)ことが自分たちの自信になって、90分しっかり戦えたと思います。
(Q.ゴールシーン、汰木選手は阪野選手の動き出しが良かったといってましたが?)
一人で相手ディフェンスを一枚剥がしてくれたので、僕のマークが(汰木)康也にカバーに行くか僕について来るか迷ってたので、ファーに逃げたのですが、そこにしっかり良いボールが来たので、ちょっと緊張しましたがしっかり枠に飛ばせて良かったです。
(Q,リーグ戦ではちょっと不調なところもありましたがこの勝利はチームにとってはどうでしょうか?)
今年自分たちの目標をリーグで叶えるには大変難しい状況ですが、この天皇杯勝つことによって、応援してくれるサポーターの記憶に残るシーズンにしたいと思うので、しっかり優勝して、2018年、天皇杯優勝したという歴史を、歴史に名前刻めるようにしっかり戦っていきたいと思います。
(Q.試合後、サポーターのブルイズ見てどうでしたか?)
久しぶりだったので、嬉しかったです。今日はじめて見に来てくれた人もきっと居ると思いますし、勝ち進むことによって興味を持ってくる人も居ると思います。山形でもっとサッカーが人気なスポーツになるように頑張っていきたいと思います。
(Q.汰木選手のボールに点数を付けるとすれば?)
いやもう100点だと思います、はい。