【コメント・写真追加掲載】第43回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 グループステージ第1日 モンテディオ山形ユースvs.清水エスパルスユース 試合結果
本日行われました第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会グループステージ第1日、Fグループ モンテディオ山形ユースvs.清水エスパルスユースの結果を以下のようにお知らせします。
2019年7月21日(日) 天候/曇 8:45キックオフ 場所/前橋フットボールセンター(下増田運動場)B,群馬県 |
||||||
---|---|---|---|---|---|---|
モンテディオ山形ユース | 1 | 1 | 前半 | 1 | 1 | 清水エスパルスユース |
0 | 後半 | 0 | ||||
時間/得点者: ・07分 青島 太一(清水エスパルスユース) ・17分 田中 嵐(モンテディオ山形ユース) |
||||||
公式記録(PDFファイル・外部サイト) |
※大会の詳細については下記ページをご参照ください。
試合後コメント
今井雅隆監督
--引き分けに終わりましたが試合を振り返って。
2年生がちょっと緊張していた感じでしたが落ち着いてプレーしてくれました。立ち上がりにゴールキーパーがビッグセーブをしてくれました。失点しても諦めないで同点に追いつけたことが大きかったですね。
--同点ゴールは綺麗な形でした。
うちは1トップなので、あそこで保持できると色んなアイデアが生まれます。クロスから点を取るチームじゃないので、うちらしいといえばうちらしいです。
--失点してから気持ちを持ち直せたのが良かったと思います。
失点したんだけど、気持ちが諦めなかったですね。自分たちができると、仲間を信じて強い気持ちでやれたことで、一点で持ちこたえられた。一点だったら追いつけるという思いは選手の中にあったのだと思います。
--失点して吹っ切れたという点は?
それもあるかもしれないですね。やるしかないという気持ちになっていました。
--後半も狙い通りに戦えていたと思います。
後半は清水の方が清水らしくなくなってくれたので、うちがうちらしくなったという感じです。清水にとっては同点に追いつかれたことのダメージが大きかったと思います。
--清水もミスが増えました。
そういうところは清水らしくなかったです。
--山形の守備が清水のミスを誘ったという点は?
右サイドの田中が時間を作りながら、パスコースを消しながらという守備を上手くやってくれたのはありますが、相手も高校生なので、勝たなければいけないチームとチャレンジしていくチームの違いはあったと思います。勝たなければいけないチームが追いつかれた時にはだんだん浮き足立っていくという年代なのかなと感じました。
--山形はチャレンジスピリットを出せていたのでは?
そうですね。我々が持っている力を最大限出せたと思います。
--あとは最後に一本決めておけばという試合した。
あそこで決めるか決めないかが、プリンスにいるかプレミアにいるか、勝てるか引き分けるか負けるかだと思います。
どこもそうですよ、組織的に守れて攻撃はできるけど、最後に決めるべき人がボックスの中で決められるか、ボックスの中で守れるか。
でもよくその状況まで持っていけたと思います。最後のコーナーキックもそうですし。
--相手にボールを保持される中でもしっかり粘って粘ってという守りがよかったです。
それは山形らしさというところでした。粘ってまとまって全員で団結して。トップも含めて全員で戦えたと思います。
--35分ハーフの難しさはどうでしたか?
難しいですよね。今日のゲームでも一点を取られて一点追いついて、もうそれで20分くらい過ぎていると、残り15分しかないので。うちとしたらこのままで終わって欲しいし。後半になっても10分15分が経てば残りは何分というゲームになる。
チャレンジする方にはいいかもしれないけど、勝たなければいけないチームは、得点できないと今度は時計とも戦わなければいけなくなる。
--天候はどうでしたか?運動量を出したい山形にとっても消耗が少なく戦えたのでは?
そうだと思います。動かされる方ですから。
--清水と引き分けたことでグループステージを前向きに戦えると言う手応えもあるのでは?
でも次も強豪なので、一戦一戦ですね。どこも一緒だと思います。高校生なので。こればかりはやってみないと分かりませんよ。
負けるよりも引き分けた方が初戦のスタートはいいと思いますけど。
--次の試合で今日のようにアグレッシブな戦いができないと苦しくなります。
そうですね。メンタル的に前向きに行きたくても、足が動くか体が動くかは別問題なので。
--ゴールを決めた田中選手は攻撃も守備も頑張っていました。
コンスタントにあれくらいのパフォーマンスは出してくれます。もっと良ければゴール前にドリブルで切り込んでシュートまで行けるんですけど、こっちに来てあまりコンディションが良くなかったので。
--ボランチはどうでしたか?佐藤颯選手がゴールにつながるスルーパス出してました。
陸にしろ颯にしろもう少し。立て続けに陸が3本くらいミスしていたので。陸はトップに行くとディフェンダーのセンターをやっているので、最後は活動量がグンと落ちたんですが、もっと良くなると思います。
田中嵐選手
--惜しい試合でしたが振り返って。
ずっとボールを持たれていて、守備に回る時間が多かったから体力的にもきつかったですが、みんなで守ってみんなで攻撃していこうという形が作れました。勝てれば良かったですが、最低限の勝ち点1が取れたので、良かったと思います。
--1失点した後の時間帯がすごく大きかったと思います。気持ち的に落ちずに戦えたのでは?
早い時間帯に決められたので、まだ時間も残っているし、もう1回仕切り直しで自分たちのやれることをやればできると思っていました。
--ゴールシーンを振り返って。
夢ノ介からボールが来ると思ったので、あとは決めるだけでした。
--庄司選手にボールが入った時点で形をイメージできた?
いつもあまり来ないですけど、来るかなという感じした。
--決めた後の気持ちとしては?
もう一点決めてやろうという感じでした。気持ち的にも動きも多少軽くなりました。
--守備はどうでしたか?
振られて振られてきつかったです。でも我慢できてカウンターに行けたので、相手も上がっている分、斜めのスペースが空いていたのでそこを上手く使う形でした。
--高い位置で相手を捕まえることもできていたのでは?
清水の映像を見て相手がどういう風に来るかとかを把握できていたので、それも良かったと思います。こういう感じで来るというイメージは持って試合に入れてました。
--クラブユース選手権に爪痕を残そうと言うか、やってやろうという気持ちがあったのでは?
自分は去年怪我で来れなかったから、クラブユースは今年が初めてなので、その分、Jのプレミアでやっているチームを潰そうという気持ちでやってます。
--プレミアムのチームには負けたくない?
カテゴリが上なのでそのぶん気合が入ります。
--グループステージ残り2試合に向けて。
次も勝ってグループステージを突破して、トーナメントに良い形で入れればと思います。
--ベスト4超えをしたい?
先輩たちを超えたいですね。
半田陸選手
--試合を振り返って。
前半の立ち上がりは試合に慣れなくて、そこで失点せずに対応できていたら良かったですが、失点してしまって。でもその後はチームでディフェンスラインをもうちょっと低くして修正できたので良かったと思います。
--失点したと崩れなかったのは大事だったと思います。
開始早々に失点したので、これがエスパルスの力だなと思って。でも誰も下を向かずに声をかけてやれたので良かったと思います。
--後半すごく良かったと思います。
後半はボールに行く高さとかも決まっていて、奪った後の一つ目のパスも前半よりつながるようになったのが大きいと思います。
--去年の優勝チームの清水と引き分けたことは自信に繋がったのでは?
後半あれだけシュートチャンスがあった中での引き分けなので。みんな試合終わった後、引き分けで満足という顔をしていなかったので、やっぱり勝ちきれたかったです。
--プレミア相手だったのは燃えましたか?
燃えますね。その中でもエスパルスは毎年強いチームなので、全員で叩いてやろうという気持ちでいました。
--4強に入った時の再現じゃないですが、もう1度狙いたいのでは?
あの時の経験をこのメンバーでしたいし、他の順位よりももっと上に全員で行きたいので、また明日から頑張ります。
庄司夢ノ介選手
--今日は守備をかなり頑張っていました。
全体的に守備に回る時間が多くて、それは分かってきたことなのでまずは耐えて、取ったら僕が起点になれたらと思っていて、一点目はそういう狙いができて、いい形で抜け出せて得点に繋がりました。
--抜け出した時にはもう田中選手が見えていた?
はい。最初はシュートかなと思ったんですが、走っているのが見えたのでそっちの方が良いかなと思いました。
--前半いきなり失点して、それでもチームとしてまだやってやるぞという気持ちが感じられました。
最初の早い時間帯の失点だったので、チーム全体の士気は全然落ちてなくて、戦う気持ちは全体で意識できていたと思います。
--後半になってから3回か4回ぐらいチャンスがありましたが、決めたかったですね。
はい決めたかったです。何回かは絶対チャンスが来ると思っていて、それで決め切れるかどうかというところでしたが、決めきれませんでした。次決めるしかないので頑張ります。
--前回優勝チームとの引き分けという結果はどう捉えていますか?
もちろん勝ちは狙っていましたが、初戦ということもあって、勝ち点を取るという意味で大きな初戦になったと思います。
ただ、ここから先の一点で変わってくると思うので、次のレッズ戦で勝ち点3を取ってグループリーグ突破に前進したいと思います。